柏降格と山形残留

2009年11月28日

柏が2度目のJ2落ちになりました。

いろいろな所で石川選手はどうなるんだという話題が出ていますが、ここではパスします。

これで千葉の2チームが降格して、J2での千葉ダービーになるわけですが、元気がないなというかまだ釈然としません。

日立だって業界では有力企業なわけで、札幌の取り巻く環境を見るとうらやましいのです。

そんな柏もJ1に再昇格して3シーズンで逆戻りなんですよね。

今シーズンは上位を狙うために誰かさんを切って、新監督を迎えたわけですからね。

しばらく混乱するのではないか。


皮肉なことに、引導を渡したのは元札幌の監督だった張外龍率いる大宮。

同時に残留を決めたのですから、日本で久しぶりにいい仕事をしたのではないでしょうか。

札幌ではシーズン途中に監督を任せられたのが2度と、普通ならありえない展開だし、気の毒だったという気持ちが強い。

改めてシーズンのスタートから監督として仕事をしてもらいたかったなと思います。


さて、柏の降格で山形の残留が決まりました。

何といってもシーズン前は断トツの降格最有力候補だったわけですから、それを覆せたのは良かったと思います。

やはり低予算であることが最大の根拠になっていたのですが、クラブもサポーターも未知の世界の体験ということが大きな力になっていたと思います。

ある意味、「探検J1」を掲げて残留を決めた2006年の甲府と似たものを感じます。

ただ、来シーズンを考えると爆発的な環境の変化が期待できない以上、降格候補になるのは間違いないでしょう。

幸いというか、同じ東北に仙台がJ1参戦するので、ライバル意識を強く持つことで乗り切ってほしいという期待はあります。

低予算のクラブが2年続けて残留できれば、札幌のようなクラブにとっては大きな刺激になるでしょう。

いよいよ「お金がお金が」と言えなくなりますからね。



契約満了選手の発表がありましたね。

石井選手は2007年のパフォーマンスを思うとガッカリな所が多かったです。
特に京都戦や緑戦でのパフォーマンスがJ1では最低ラインだろうね。
しまふく寮を出てから何かパッとしなかった。

中山選手は生で見た試合では2006年天皇杯での甲府戦かな。
同じ年のそれこそ柏戦はあの場にいた人にはたまらなかったでしょう。

柴田選手は昨年の大宮戦での決勝アシスト、というかシュートが外れたと思ったらダヴィへのセンタリングになったというやつ。
大型化を目指した三浦監督の象徴とも言える新人選手でしたよね。

荒谷選手は正直な所、札幌に来るとは思いませんでした。結局、札幌の選手としては生で見ていません。敵チーム(大宮)のGKとしてだけでしたね。


まだ退団する選手が出てくると思いますが、4選手の新天地での活躍を期待します。


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