札幌の立ち位置

2009年11月10日

緑チームの来期のスポンサー料の目処が立ったというニュースを昨日確認したが、あれは東京をホームタウンとしているからこそできたことだと思う。

このチームがJに参入した時からの流れはいろいろな所で知ることができるので、今さら繰り返すことはしない。

それよりも札幌の来シーズンの構想が宙ぶらりんのままなそうだけど、早く青写真は見たいもの。

ニトリが撤退する、JALも心配の種が多いし、それでなくても札幌をはじめ北海道の経済力は弱い。

そんなことを考えていたら、この記事と出会った。

是非一読してほしいと思う。

確かに札幌は日本の5大都市である。

だけど、周辺まで含めた経済圏で見ていくと、所詮は地方都市に過ぎない。

このことは北海道の中にいるとなかなか気がつかないと思いますよ。


先日買った「プレジデント」に地方公務員の給与実態が出ていましたが、推定年収は

 北海道 643.8万円(都道府県別では45位 1位は愛知県の787.7万円)

 札幌市 705.0万円(政令指定都市別では15位 1位は広島市の797.5万円)

 夕張市 389.1万円(市区町村別では最下位 他ワースト10に上砂川町と赤平市)

北海道と札幌市はそれぞれの分野でいずれもワースト3である。

それでも北海道では公務員の待遇はいいと周囲は思うじゃないですか。

ということは、民間企業に勤めている人の大半は、もらえてないということでしょ。


記事の中に出てくるラ・コルーニャの話、今の札幌を考えるにはいい教材だと思いますけど。

なおさら費用対効果が求められますね。


今回降格が決まった千葉ですが、経済的には札幌よりはるかに有利です。

そこは首都圏なんですよ。

体力はあります。

しっかりした経営をすれば、そんなに時間がかからずJ1に上がるんじゃないですか。


私の恩師が言ってましたが、

「北海道は苫東開発をはじめ新産業都市がうまく行かなかった。結局農業で勝負するしかない」

これには私も同意した上で、

「プラス観光だよね」



第48節終了時点でのグループ別勝敗です。

Aグループ(東京V・仙台・C大阪・湘南・鳥栖) 目標勝ち点24(8勝7敗)
 現在4勝3分7敗 勝ち点15(残り1試合に勝っても6足りない)
 残りの対戦は東京Vとのアウェイ戦

Bグループ(甲府・福岡・草津・横浜C・水戸・熊本) 目標勝ち点30(10勝8敗)
 現在5勝6分6敗 勝ち点21(残り1試合を勝っても6足りない)
 残りの対戦は横浜Cとのホーム戦

Cグループ(岐阜・愛媛・徳島・栃木・富山・岡山)  勝ち点36(12勝6敗)
 現在10勝6分1敗 勝ち点36(残り1試合で目標達成)
 残りの対戦は岐阜とのアウェイ戦

現在の勝ち点72(残り3試合では全勝しても目標まで9届きません)
私は目標勝ち点を90に設定しましたが、4位の湘南が現段階で90に到達しているので、仮に最終的に90だったとしても昇格はできなかったことになりますが…

第1クールは7勝6分4敗で勝ち点27
第2クールは6勝5分6敗で勝ち点23
第3クールは6勝4分4敗で勝ち点22

ホーム戦  10勝8分7敗で勝ち点38(残り1試合)
アウェイ戦  9勝7分7敗で勝ち点34(残り2試合)

首位C大阪との勝ち点差は29 3位湘南との勝ち点差は19
今シーズンのJ1昇格はなくなりましたが、勝ち点差はしっかり確認しておきます。

次節の試合はアウェイ岐阜戦、対Cグループです。


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