2009年10月01日
何回か前のエントリーで、ブスッとした態度をするテニスマンの話をしたではないですか。 その時にいた人の中に、PILOTに勤めている人がいたんですよ。 「そういえば、今のPILOTの主力商品って何ですか?」 「今は完全に安いボールペンですね」 毎日仕事でボールペンを使っているからか、メーカーのことは全然気にしなかったけど、安いボールペンと聞いた時、なんか淋しさを覚えた。 古い人間だからだと思うけど、PILOTと来れば、プラチナ、セーラーと並んで私のイメージは万年筆。 中学校入学時に親戚の人からもらったのがPILOTの万年筆で、これで少しは大人の仲間入りができたと思ったものです。 さらに高校入学時にも知人からセーラーの万年筆をもらいました。 入学願書や就職試験の書類の清書なんかに使ってました。 話はPILOTに戻しますが、私の中では万年筆の印象が強く、ちょっとしたブランドのイメージを持っていましたから、安いボールペンの話には少しショックでしたね。 確かに職場で万年筆を使っている人は一人もいませんから、作る会社としては現実を見なければならないんですよね。 それで、私がもらった2本の万年筆はというと、昔いた職場で床に落としてしまい、ダメにしてしまいました。 それっきり握っていません。 セーラーの方は幸福を呼ぶ万年筆だったのに…
プロフィール
関東の田舎暮らしも長くなりました。 でも「住めば都」でアナログ人間の私にとってはちょうどいいのかもしれません。 正午と夕暮れの音楽が町中に流れる田舎から札幌を追いかけます。
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