2009年03月07日
石崎監督はJ1昇格への勝ち点目標については明言していないと思いますが、見る側とし て51試合の今シーズン、どのぐらいの勝ち点が取れれば昇格できるのかを考えてみます。 2007年シーズンの札幌はJ2優勝で勝ち点は91、獲得率は63%でした。 同じ年の3位が京都で勝ち点86(実は2006年シーズン3位の神戸も86です)、獲 得率が60%ですので、ここが目安になるでしょう。 2008年シーズン3位の仙台の勝ち点は70、42試合での獲得率は56%なので、可 能性がないわけでもありませんが、昨年は広島が飛び抜けたため(勝ち点100で獲得率 79%)、3位争いが混戦状態になりました。 今シーズンの試合数から計算すると、勝ち点85~92あたりでしょうか。 そうなると三浦前監督が以前掲げた「勝ち点90」を思い出すのもいいかもしれません。 ただ、2007年より3試合多い分、勝ち点90では3位に届かない可能性もあります。 また、勝ち点の取り方はどうでしょうか。 もちろんすべての試合で取れるに越したことはありませんが、ここは前回のエントリーと 同じやり方 (降格3チーム+2006年J2リーグの順位)で3つのグループに分けて、 2007年シーズンに得た勝ち点を見てみます。 対Aグループ(福岡・C大阪・京都・鳥栖) 10勝3分3敗 勝ち点33(69%) 対Bグループ(仙台・東京V・山形・愛媛) 9勝4分3敗 勝ち点31(65%) 対Cグループ(水戸・湘南・草津・徳島) 8勝3分5敗 勝ち点27(56%) 上のグループほど勝ち点を取っていることがわかります。 本当は下のグループほど多くの勝ち点を取ることを考える所ですが、見ての通り札幌は下 位グループほど苦戦しています。 下位チームにはしっかり勝つけれど、上位チームに勝てず、昇格できない仙台との違いは ここなのですが… 迷いましたが、とりあえず合計勝ち点を90として、 対Aグループ(東京V・仙台・C大阪・湘南・鳥栖) 勝ち点24(8勝7敗) 対Bグループ(甲府・福岡・草津・横浜C・水戸・熊本) 勝ち点30(10勝8敗) 対Cグループ(岐阜・愛媛・徳島・栃木・富山・岡山) 勝ち点36(12勝6敗) と、それぞれの目標を設定して、明日からのリーグ戦を追いかけたいと思います。 ここでは引き分けは考えません。 この数字は私の独断ですので…
プロフィール
関東の田舎暮らしも長くなりました。 でも「住めば都」でアナログ人間の私にとってはちょうどいいのかもしれません。 正午と夕暮れの音楽が町中に流れる田舎から札幌を追いかけます。
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