豊浦歩き vol.4

2009年01月17日

途中、どうなるかとやきもきした海老ピラフだったけど、お勘定が済んでホッとしたのか
あのお店でよかったと正直に思えた。
下着姿のマスターといろいろ話ができたことが大きかった。
人通りのない初売りの商店街、ここが閉まっていたら「豊浦温泉しおさい」に行くしかな
かったのである。

その初売りの日、この町では一大行事がある。
商工会と農協がそれぞれ行なう抽選会のことだ。



年末にお店が出した抽選券を持って、初売りの日に一斉に抽選会をやる。
どちらも三角くじで空くじなし。
正月に遊びに行った時、親戚の人に頼まれてくじを引いたことがある。
一度、憧れだったコシヒカリを当てたことも。

「ニューロビンス」に行く途中の商店街に人の姿をほとんど見なかったわけですが、ここ
の一角でやってるはずの商工会の抽選会を見かけなかった。
それで、「ニューロビンス」から坂を少し上った所にある農協では抽選会をやっていた。
「???」

さらに坂を上がり、お菓子を買いに「幸栄堂」へ。
シャッターは開いているのに自動ドアが反応しない。
呼び鈴を押して店主に開けてもらったが、原因は何かの拍子で電源を切ってしまったこと。
のどかでいいな。

お菓子を注文したと同時に商工会の抽選会のことを聞いてみた。
「何年か前から別々になったのさ」
「たぶん7日だと思ったよ」

それでやってなかったのか。
時代の移り変わりを感じた。

あと、このお菓子屋さんの前に町営バスのバス停があるが、停留所の名前が「栗山幸栄堂」
で、経営者の名前が使われている。
そのほかにも「◯◯さん前」とか、住民の名前が使われている停留所があった。

「苺ちゃん」というお菓子を宅配してもらうように頼んだ。
このお菓子は私の大好きなお菓子の一つで、豊浦に行った時でないと手に入らない。
数日後に届いたが、送料の一部を負担してくれていたようだ。

賞味期限がまだ先なので、一箱だけ未だに封をしたままである。


この記事に対するコメント一覧

rocket2号

Re:豊浦歩き vol.4

2009-01-19 10:56

畑が延々と続く道路を走っていると、 ときどき個人名のバス停を見かけますね。 最近は地方にいてもネットなどで何でも手に入りますが、 そこでしか買えない一品も大切にしたいです。 「苺ちゃん」、どんなお菓子か想像してみます。

equip

Re:豊浦歩き vol.4

2009-01-20 20:28

>rocket2号さん 他に目印がなければ個人名のバス停は普通にありなんでしょうね。 20年近く前にオホーツクに面した東藻琴村で見たのが最初でした。 「苺ちゃん」は苺のエキスが混ざった白あんをくるんだ饅頭系のお菓子です。 確か一村一品運動だかなんだかで出たと思います。 何個食べても飽きないですよ!

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