試合の「流れ」

2008年04月07日

「試合に入っていけない」という言葉がある。
「試合に参加していない」と言い換えてもいいだろうか。

私はテニスをやっている身ですが、先日こんなことがありました。

私のパートナーのサービスゲーム。
ポイントを取ったと思ったら、次はダブルフォルト。
またポイントを取った次のポイントもダブルフォルト。
そんなことがあって、40-40のラストポイント。※ノンアドバンテージである
6つのポイントの間、私はボールに触ることが一度もなかった、というかノーチャンスだ
った。
そして、ラストポイントでの相手のリターンは私への絶好球。
ところが私のこのゲーム唯一のプレーチャンスはボールをネットに掛けてしまい、相手チー
ムのブレイク。

パートナーは明らかにイヤな顔をしていた。
ミスしたのだから「すいません」とは言った。

でも、私の本音は…



「だったらダブルフォルトをくり返すな!」である。

ポイントを取られるにしても取られ方がある。
相手がいいボールを打っただとか、ストロークやボレーのラリーに負けたのならまだ納得
がいく。次のプレーで修正すればいいから。
だけど、ダブルフォルトだけはパートナーは一切関われない。
しかも、一つのゲームで2回もやられたらリズムに乗れない。気分よくできない。
そのことを棚に上げて、最後のワンプレーだけが責められるのはどうかと思う。

昨日、私と組んだパートナーは明らかにスキルが劣るし、相手の集中攻撃を受けやすく、
勝てる確率は低い。
でも、あまり期待できないそのパートナーが格上相手の狙い打った強いストロークを連続
ブロック、そのボールがカウンターとなって、ポイントを重ねることができた。
そんな予期せぬプレーが出ると私のサーブも冴えた。
結果は私のチームの勝ち。


テニスをやってていつも考えるのは試合の「流れ」
「やばい」と思ったボールを返してポイントが取れると次のプレーにゆとりが持てるし、
さらに相手がムキになってくれる。
結果、勝てるチャンスが増えてくる。
逆に凡ミスほど連続してポイントを失いやすい。
だから、私がはじめにミスをして、次のポイントでパートナーがミスしても、きっかけを
作った私に責任があると考えるようにしている。
「ここまでは俺のせいだから」みたいに。

サッカーを見る時も「流れ」を気にしていますが、実際どんな感じで「流れ」を呼び込む
んでしょうか。


この記事に対するコメント一覧

MasaMaru

Re:試合の「流れ」

2008-04-08 07:24

>「だったらダブルフォルトをくり返すな!」 この一言を飲み込んだ時点で偉いと思います(笑)と言うか、普通は言いませんし、言えませんよね。チーム競技を苦手と感ずる瞬間です。

rocket2号

Re:試合の「流れ」

2008-04-08 10:03

すみません、テニスのことはよくわからないのですが、 いつも同じ人とパートナーを組むわけではないのですね~。 大変そうです、わたしだったらすぐキーッとなってしまいそうです。

はすえいん

Re:試合の「流れ」

2008-04-08 16:21

equip さん>  手に取るように伝わってきますね。 大人の態度ですね。。。。。  確かに同じミスを連発すると「流れ」がきませんね・・・。 

equip

Re:試合の「流れ」

2008-04-08 20:23

>MasaMaruさん でもね、テニスでエメルソンができたら(意味はわがままなんだけどポイントを取ってしまうこと)どんなにいいかと思うこともありますよ。 これが本当にできて美学になったらすごいかもしれません。 >rocket2号さん 本当は同じパートナーとやるほうがいいんですよ。 相手のプレーがよくわかるし、気心が知れますから。 でも、いろいろな人と組むと勉強できることもたくさんあります。 例えば、いつものパートナーだとできないプレーができたりすることなど… >はすえいんさん でも、私は結構熱くなるほうなんです。 大人の態度になっているのは、自分の気持ちを落ち着けないといいプレーができないことがわかったからです。 本当はエントリーのような試合展開でも「流れ」をつかめればもっといいのですが…

はすえいん

Re:試合の「流れ」

2008-04-09 15:02

なるほど・。・・・・。熱くなるのは私も同様ですが、心理というもんを読むようになり「冷静さ」を考えるようになりました・・・・・。 その「わかった」と言えることが進歩なんだと思いますよ。 確かに・・そのような展開でも流れをつかめるのが真の実力者なんでしょうね。・・・・。

equip

Re:試合の「流れ」

2008-04-11 19:55

>はすえいんさん 熱くなるのを抑えている分、地面に向かっては結構ぼやいています。 野村監督のように。 気が散ってしまう展開でも「流れ」をつかみ、「流れ」を呼び込みたいですね。 さらに努力です。

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