余韻…

2008年01月13日

サントリーホールに行ってきました。
前に取り上げたことがあるスメタナの「わが祖国」
今日はプラハ交響楽団の演奏でした。

このオーケストラ、女性団員が20人以上います。
私はこれほど女性が多いオーケストラは初めてです。

11月にチェコフィルの演奏を聴いたばかりなんですが、チェコの名門が2ヶ月置かず、
相次いで来日したことが驚きでした。
こんな機会は二度とないかもしれません。

チェコフィルの時の指揮者は先日放映された「のだめカンタービレ」にちょこっと出てい
たズデニク・マーチャル氏。
そして、今日はイルジー・コウト氏の指揮でした。

この2人の指揮者は亡命生活を送っていたという共通点があるのですが、今年は1968
年の「チェコ事件=プラハの春」から40年の節目の年です。

いやあ、シェフが変わると演奏がこんなに変わるのかと驚きの連続。
コウト氏は「ヴルタヴァ(モルダウ)」の途中、指揮棒や手を振らず、足だけで踊ってたし。

こんなのあり~!

また、今まで聴いた「わが祖国」の中で一番テンポが速かったと思うんだけど、時間が経
つのが早く感じた。

6曲目の「ブラニーク」のフィナーレ、チェコの輝かしい未来をうたった旋律は「ゆっく
り待ってられない、今すぐ来い!」と訴えてるようだった。

終わった瞬間、胸がスカッとしましたよ。

  「ブラボー!」

ステージ横の席は指揮者の表情が見れて面白いですね。



明日、映画を観に行こうと思ったけど、余韻が消えちゃうから中止だな。

コンサの輝かしい未来も

「ゆっくり待ってられない、今すぐ来い!」

これってせっかち?


この記事に対するコメント一覧

久美

Re:余韻…

2008-01-13 22:35

equipさん、2008年もよろしくお願いいたします。 今年は初アウェー(関東圏)にも参戦する予定なので、その際は事前にお伝えしますね。 アウェー参戦費はバイト代。 シーチケ、ユニホームは貯金。 お年玉は初売りのセールで服を大量に買うのに使いましたよ! ブログ記事の内容に触れたかったのですが、まだまだ人生経験が浅いもので・・。 ドラマの「のだめカンタービレ」しか浮かんできません。笑

equip

Re:余韻…

2008-01-15 07:44

>久美さん コメントありがとうございます。 「わが祖国」がどんな曲かは検索するといろいろ出ています。 チェコの国民にとってこの曲は国歌と同じぐらい大事なものなんです。 全体的には「私のチェコという国は繁栄や没落などいろいろありました」という重たい曲だし、また、日本では同じチェコの作曲家のものでもドヴォジャークの「新世界より」などのほうの人気が高いので、お客さんの入りは8割程度です。 私がこの曲を聴き始めたのは30代になってからです。 でも、中学校の合唱コンクールなどで「モルダウの流れ」が時々取り上げられるので、聴いたり歌ったりしたことがあるならば、その原曲はこれです。そうそう、もう一つのテーマは「チェコの自然の美しさはどこにも負けませんよ」というものです。 関東アウェイ戦に参戦ですか。 日程の発表はまだですが、なるべく多く行きたいと思っています。 開幕鹿島戦は検討中です。

ちなみ

Re:余韻…

2008-01-23 10:37

「モルダウ」に反応しました。 チェコフィル、プラハ響と、聴き比べができたと いうのは、ほんとうらやましい限りですね。 札幌にも来るようですが、何せ高い。しかも D席は発売直後に売切れだし。迷っているうちに 行けない状態になっちゃいました。指揮者が違うと こうも違うのかっていうのは、いつも思います。 ちなみは、数日前映画「コーリャ愛のプラハ」という ビデオを観ました。プラハの春の時代が舞台です。

equip

Re:余韻…

2008-01-23 19:02

>ちなみさん この曲がお好きなようですね。 私は楽器はできませんが、夢中で聴くようになったのはチェコに行ったことが大きかったと思います。 プラハ響の時も12000円からの料金設定で、今回私が座ったステージ右側の席はC席扱いで6000円でした。 冒頭のハープの所、チェコフィルの時は2台がフルに活躍してましたが、プラハ響は時々1台の演奏者が休んでました。難しいところなんかで… 「コーリャ愛のプラハ」は数年前に渋谷の映画館で観ました。 確かロシア人の母子が出てきて、チェコ人の演奏家に子供を預けるんでしたね。女性はソ連政府の役人でしたっけ。 途中の展開は忘れてしまいましたが、最後はその母子がロシアに帰っていくといった感じでしょうか。

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