2007年06月21日
札幌(北海道)からアウェイ戦に参戦してくれた人の声によくあるのは、 「アウェイでの応援はアットホームな雰囲気でいいね」 というものです。 こういう感想を持つのはいろいろな事が重なってのことなんでしょう。 例えば、場を盛り上げてくれるカリスマ的な名物リーダーの存在 例えば、相手より少ない人数でも何とかしようという意気込み 例えば、遠路はるばる大金はたいて駆けつけたサポーターたちの並々ならぬ団結力 例えば、勝利した時に歌う「好きですサッポロ」の爽快感 などなど… 実は今年に入ってずっと思っていることがあります。 それは「同じチームを応援するのに垣根が必要なのか?」ということです。 私はホーム戦には5年近く行ってませんので、その雰囲気などはよくわかりません。 ただ、アウェイ戦に来られる方が「アットホーム」という印象を持たれるということは、 ホーム戦で感じることができない何かがあるということなんでしょう。 これは私見なんですが、アウェイ戦で感じられる「アットホーム」な雰囲気、これは妥協 の産物なのかなと思っています。 コンサの応援といっても、そのスタンスは一人ひとり違います。 フルタイム声を出し続ける人、自分の体力などに合わせて声を出す人、声も出すけどサッ カー観戦もしたい人、声は出さない(出せない)けど念を送り続ける人など… ホーム戦であれば、それぞれの事情で席を決めることができます。 SS席からB席まで自分にふさわしいカテゴリーを選べばよい。 そのことで住み分けが可能なわけです。 しかし、アウェイ戦ではそれができない。 限られたエリアの中にすべてのカテゴリーの人が同居しているのです。 5月23日の湘南戦を観戦しましたが、あの日のコール集団の様子を見てジレンマに陥っ ているではないかと感じました。 彼らが描いている理想と現実がかけ離れていると思っているのではないか。 トラメガを持ったある人が「もっと真ん中に寄りましょう!」と呼びかけても反応がほと んどなくて、明らかに不満そうな顔をしていました。 でも、それは受け入れなければならないことなのではないでしょうか。 ここは厚別でもドームでもないんですよ。 もっと懐深く、来てくれた人に「気持ちだけでも、ひと声だけでも」というメッセージを 送ってもらえないでしょうか。 否定されたら、他に行く場所がないんですから。 それに、選手サイドから見た時に、アウェイ戦にもかかわらず、たくさんのサポーターを 見ただけで、気持ちは受け取ってもらえると思います。 声出しも大事でしょうが、数の力というのは想像以上にすごいパワーなんです。 一人でも多くの人に来てもらうように持っていくことは、回り回って結局は自分たちのた めになるんです。 声出しだって、はじめの一人から始まるではないですか。 いいとこ取りしかしないから、応援の声出しをしない人は歌う資格がないから「好きです サッポロ」はやらない。 そんなのは「垣根」を作りたがる人、「心」の狭い人の発想です。 そもそも半年の長い冬を過ごさなければならない北海道人が、わざわざ「垣根」を作る発 想自体、愚かなことだと思います。
「好きですサッポロ」については、こういう方がいらっしゃるんですね。
MasaMaru
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-21 08:30
ゴール裏の人数には関係なく大抵バックスタンドから観ているのでピンとこない部分もありましたが…。 ひとつの指針(想いと言い換えても差し支えはないですが)で強固にまとまろうとすると、どうしても排他的にならざるを得ない部分は出てくるかもしれません。ただそれをやっている場所は、仰るとおり、色々な人が集まって然る場所ですから、自負や持論を貫くのも迷惑になり得るわけで。“妥協の産物”との見解、面白いと思います。 ゴール裏の集団、初めて見た時は感動しましたし、今でも凄いなと思います。でも中に入って観たのは過去2度だけです。あそこに行くとやはり必死に跳んだり歌ったりしている人達に敬意を表したくなるので一緒にやりますが、そうすると試合に集中できない。まず観ずらい。良いプレーをした選手がいてもタイムリーに名前をコールできない。逆も同様。そういうわけでやはり横から観ることにしています。 人をまとめるのは大変ですから、より多くの人を動かそうとすると変なところにまで力が入るかもしれません。人数自体が少なかった過去と比べて変わったとしても仕方のないことかも。ただ、あくまでも大事なのは自分だと思いますよ。どういう応援がしたいのか、自分が解っていて(自分の権利と周囲の迷惑のバランスを考えつつ)実践できれば、自分の席が熱烈サポーター席となり得ると思うのですが。長文失礼。
rocket2号
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-21 09:43
ホーム、アウエー関わらず、応援する側に温度差があるのは当然のことで、 ことばで「ひとつになろう」というのは簡単ですが、 実現するのは難しいことでしょうね。 今年はアウエーに一度しか行っていないので雰囲気がわかりませんが。
アウェイサポ
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-21 14:55
はじめまして。いつもブログ読ませていただいています。私はアウェイサポです。ホームにはいったことがありません。私も湘南戦のとき何故好きです札幌歌わないのかなと不思議におもっていましたがそれが理由だったのですか?なんか残念な気がします。確かにその日好きです札幌歌わないんでところどころで歌おうよというう声がしてどこからともなく歌ったところトラメガさんが警備員さんに怒られるからとっとと帰れ見たいな事言っていたんでなんでいつもやっているのにそんな言い方(私からはこの人ウチのサポかいって思いました。)しなくてもいいのに。もし何か事情があるならはなしてくれればいいのにって思いました。コンサが好調だからいいのですが確かに最近のゴル裏(アウェイ)はちと居心地悪いです。失礼しました。
consa.kazu
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-21 22:28
湘南戦で、そんなことがあったんですね。 応援は、自然に出てくるものだと思うのです。 コールリーダーがいくら言っても、反応してくれなかった。 でも、コールリーダーは多分一生懸命やっていたのだとは思うのですが、そのことが他のサポーターに伝わらなかったのだと思います。 たとえ伝わらなかったとしても、そのことで「好きです札幌」を歌わないのは、ちょっと違うのでないかと思います。 最近では、ホームゲームでのブーイングも以前ほどではなくなった。 これは、今年のサポータズ集会で、議題に上ったことによる影響が、良い方向に出たのだと思う。 コールリーダーも自分の考えを押し付けるのでなく、色々なサポーターの気持ちを受け入れていけば、何も言わなくても皆がついてくるのではないだろうか。 また、選手が一生懸命なプレイをすれば、自然とサポーターは一体になることができる。 一体になれば、皆が自然に大声を出すようになる。 とにかく、アウェイまで駆けつけたサポーターのそれぞれの気持ちを、大切にした応援をして欲しい。
KI
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-22 22:41
北海道から、当日、又は前泊しても本州の対戦は体力 的に大変なサポも居るとおもいます。年齢も加味して リーダーは配慮してほしいね。私なんか16日の厚別、 翌日は朝いちの飛行機でフクアリへ行き、くたくたで まだ疲れが取れず。しみじみと歳を感じてます。
equip
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-23 22:27
>MasaMaruさん それぞれのスタンスで応援するのは当然のことです。 私もフルタイム声を張り上げるスタンスではなく、サッカー観戦したい派です。 ですからそれ相応の席にいます。 フルタイム声出しする人には敬意を表しつつも… やっぱりね! >rocket2号さん >>「ひとつになろう」 応援を買って出る船頭の解釈ひとつですね。 どこまで風呂敷を広げるかだと思いますけど… これはホーム戦も同じなんでしょうね。 >アウェイサポさん お越しいただきありがとうございます。 湘南戦の日は確かに私が座っていた場所の左のほうから、レプリカを着た男女2人が「好きですサッポロ」を1小節歌って問いかけてましたよね。 その後、地味ながら歌ったわけですが、私も釈然としないものがありました。 少ない手がかりがあったので、今回のエントリーにしましたが、本当は当事者の説明が欲しいのです。 このままズルズルいくのは勘弁です。 >consa.kazuさん 私は関東地区後援会に出ていないので、ひょっとするとその席で話が出ているのかもしれません。 コールリーダーの意気込みは買います。 でも、おっしゃる通り、ひとまとめするにはそれ相応の度量が必要なのも確かです。 前回の川崎F戦の話をエントリーしたのは、スタートのころの気持ちを思い起こしたいという願いを込めたつもりです。 >KIさん そこがアウェイ戦のすごい所で、長距離移動をものとせず平気でやってしまうサポーターが他チームと比較にならないぐらい多いわけです。 旅行カバンを持ったままスタジアムに来る年輩のサポーターもずいぶん見かけますよ。 彼らへの満足も与えてほしいですね。
なが
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-24 21:32
遅くなりましたが、コメントつけていただきありがとうございました。 応援歌が毎年追加され、新しい歌についていけない方が大勢いるために、会場全体が一体となり身震いするような応援になっていないのではと思っています。 しかし、現在のコールリーダーの邪魔をする気もありませんので、コールが始まっていない時間に相手のサポに敬意を表しつつも、やんわりと、しかしインパクトのある歌を歌ってはと思い、昔を偲んで「好きですサッポロ」を持ち出しました。 「好きですサッポロ」で、相手チームが震撼するぐらい盛り上がって欲しいと願っています。
equip
Re:アウェイ戦の応援②
2007-06-25 07:35
>ながさん こちらでははじめまして。 確かに歌は増えましたね。 歌が増える事自体はいいことだと思いますが、肝心なのはそれが定着するかどうかです。 ホーム戦で新しい歌はどのように覚えるのか、ゴール裏からの見よう見まねなのか、ペーパーが配られるのかはよくわかりませんが、いずれにせよ、知ってもらわなければ意味がありません。 ドームでの緑戦の終了間際の手拍子がひとつのカギになると思いますので、この次は「あの歌」を!
しゅみっと
Re:アウェイ戦の応援②
2007-07-03 23:38
「Consadole Data Bank」制作者のしゅみっとです。 コメント、トラックバックありがとうございました。 こちらもトラックバックさせていただきました。
equip
Re:アウェイ戦の応援②
2007-07-04 07:52
>しゅみっとさん 実は貴殿のほうにトラバしたタイトルが文字化けしたかもしれないのです。 もしそうであれば、やり直しをしたいので、連絡をいただければと思います。
か
コールリーダーは要らない
2007-11-01 05:03
コールリーダーは要らない 試合を見ないで騒いでるだけ、騒いでる人を増やそうとしてるだけ その時間帯にコンサが押しているのかor押されているのかに関係なく同じコールするところに顕著に表れている 岡本がマルセイユルーレットを繰り出したら、会場はどよめくのか? 「好きです札幌」を歌うかどうかを、どうして誰かが決めるのか、理解できない コールリーダーは指導者なのか? みんなが歌いたければ歌えばいいじゃないか チャントが1種類でなにがいけないのか? 毎年新しいチャントを増やすことが、年1-2回しか来られないけれども彼or彼女が住んでる町にコンサが来るのを楽しみに待っているサポに疎外感を与えているとは思わないのか?
equip
Re:コールリーダーは要らない
2007-11-01 22:51
>「か」さん 古いエントリーへのコメント、ありがとうございます。 貴殿のブログも読ませていただきました。 確かにおっしゃる通りの所はありますね。 90分の試合では同じテンポでやることはまずないですから、応援の声出しも流れをよく読んでということはあるべきだと思います。 ピッチ上の選手が試合の流れに入っていけるかどうかというのと同じなんでしょうね。 >>みんなが歌いたければ歌えばいいじゃないか その通りだと思いますよ。 でも、今年の流れは展開によっては内輪もめで傷害事件になる可能性もありました。 私は静観しますが、歌のことも含めてコールリーダーの存在は欠かせないのが現状です。貴殿の理想に達するにはまだまだ時間がかかると思います。チームができてまだ12シーズン目です。 レパートリーのことも同じで、まだまだ試行錯誤だと思います。 違和感を感じる場面が多いでしょうが、長い目で見てやって下さい。 そこはまだまだ新しいチームです。
プロフィール
関東の田舎暮らしも長くなりました。 でも「住めば都」でアナログ人間の私にとってはちょうどいいのかもしれません。 正午と夕暮れの音楽が町中に流れる田舎から札幌を追いかけます。
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