2007年01月06日
このシリーズも今日で最後にします。 行きは飛行機でしたが、帰りは札幌から北斗星です。 元日営業のステラプレイス6階の「花まる」の回転寿司が最後の食事。 あぶらぼうや銀がれい、つぶやホタテなどをたくさん食べました。 北斗星は6号車のB個室ソロ。 2階の部屋だったので眺めのいいこと。 ただ、天気が今一つだったので、何年か前に見た満天の星空には出会えませんでした。 苫小牧を過ぎた所で、国道沿いにパチンコ屋を見かけるんだけど、どこも車で一杯。 パチンコをやらない私には「他にやることないのかよ」と思えてしまう。 そんな風景を見ながらひと眠り。 気が付いたら東室蘭の手前、そしてもう一度軽く寝たら伊達紋別の手前だった。 ここからは室内灯を消して、景色を存分に味わうことにしている。 私にとってこのあたりは親戚が多かったせいか、昔はよく学校の休みごとに出かけた所。 車内からの景色はすっかり頭に入っている。 今はコンビニがあって、正月でも人や車が行き来するが、昔はそんなのはなかったから、 町中の動きが止まる。路線バスは三が日運休だったし。初売りは3日だったな。 都会では味わえない雰囲気が好きで、人気のない道をよく散歩したものです。 約30分ぐらい、景色を見ながら思いに耽ります。 次の楽しみは食堂車のパブタイム。 この日はボージョレヌーヴォーと軽食と紅茶をいただきました。 向かいの席にいた親子3人連れの主人が、ウェイトレスにいろいろ聞いていた。 「この仕事、どのぐらいやってるの?」 「乗り物が好きだからやってるの?」 「どういう採用のされかたなの?」 「長い人で何年ぐらいやってるの?」 彼女もそれなりに対応していたようです。 とかやってるうちに函館に到着。 ここから甲府サポらしき若者が乗ってきたのは前に触れた通り。 部屋に戻って、青函トンネルを抜けたことを確認して就寝。 ところが、途中で目が開いて函館から方向が変わったっきりそのままであることに気が付 いた。 数分後に「小湊」の看板を見て、青森には寄らないことがわかった。 今までは青森からの客を見てから寝たのに、そうでなくなったんですね。 その後、仙台や福島の停車を知らず、郡山手前で一度目が覚め、もう一度寝たら宇都宮の 停車を知らず、再び目が覚めたら車掌さんが部屋のカギを回収。 それからなんだかんだやっているうちに上野到着。 新宿にあるスープカレー店「心」に行き、2007年最初の客となって、帰宅したのでし た。 小樽のスープカレーが残ったままでは、欲求不満だったのです。
yasu
Re:帰省道中記 北斗星編
2007-01-07 01:43
自分は寝台車に乗ったことが一度もないんですが エントリー読んで 無情に乗りたくなってきました 今年はなんとかアウェーに挑戦しようかなって思っているので 時間とお金があれば 寝台車で行ってみようかな・・・
equip
Re:帰省道中記 北斗星編
2007-01-07 18:33
>yasuさん 北斗星の個室はおすすめです。 飛行機の弾丸ツアーもいいですが、プライベートを確保しながらのゆっくりした旅もいいですよ。 ひと頃よりは予約しやすくなっているので、チャンスを作ってみてはいかがでしょうか。 子供さんも喜ぶと思います。
yasu
Re:帰省道中記 北斗星編
2007-01-07 19:09
いやいや 子供と一緒じゃ 情緒を味わえませんってば(笑)
equip
Re:帰省道中記 北斗星編
2007-01-07 19:35
>yasuさん ならば家族を置いて、究極のひとり旅で!(笑)
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関東の田舎暮らしも長くなりました。 でも「住めば都」でアナログ人間の私にとってはちょうどいいのかもしれません。 正午と夕暮れの音楽が町中に流れる田舎から札幌を追いかけます。
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