そのお金の使い方に

2023年08月08日

昨日のニュースで目を引いたのは、個人的にはこれである。

サポ的には今更説明無用のクラウドファンディングではあるが、国の機関が言い出すことのインパクトは大きかったわけだな。
開始半日も経たないうちに目標達成、現在は倍以上の達成率になっているわけだ。

でまあ、気持ちは複雑である。
確かに関心が高いことは望ましいのかもしれないが、一方でこんなことをしなければならないくらいに貧困なのかということにため息が出てしまう。
加えて、これで国の方がこれで集金できるのであれば、予算を増やさなくてもいいんだろうという方向に行きかねないことに危惧するのだな。

1億という金額は大きいけれども、この国のトップが外交もどきの行為をして外国にばら撒いている金額のことを思えば微々たるものでしかない。

何だかなあ。

本当にこの国の政治家は、文化的なことへの関心が薄すぎる。
国の機関の貧困さいえば、かつてこんなことも話題になったな。なんか情けない。


思い出した。

「子ども食堂」というのがあるけれども、本来はなくていいものである。
本来であれば国がやらないといけないことなのに、やらないから民間が始めていることで、その数は増えるばかりである。

亡くなった元首相が、これに対して困ったらこれに頼れみたいな文章を出したことがあって、何と愚かなと嘆息した記憶があるのだな。

そう詰まるところ、この国の為政者たちは国民が豊かに生活できることよりは、せいぜい自身の身近な範囲までの人々のことしか考えていない。

だからパリであんな行為をやらかしても感度が鈍いんだな。


ああ書いていて気持ち悪いわなあ。


post by akira37

05:10

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