突然の訃報に驚く

2023年09月12日

普段からクラシック音楽を聴いているものにとっては、昨日報じられた西村朗氏の訃報には大きな驚きがあって。
日曜朝の番組は毎週聴いているから、まさかとなるわけである。慌てて公式HPを開けば、10月から司会交代のコメントが出ていて(その後訃報が追加されたが)、ああ恐らく先月の段階で治療専念が言われていたのかもしれないと思ってみて。
それにしても前日10日の放送では特にそんな感じもしていなかったものだから、驚き方は半端なかったのだな。
勿論60代での逝去は若すぎるよ。


NHK-FMでレギュラー番組を持っていて、突然の訃報に接する、収録後に亡くなられて事情説明が入ることの経験は過去2度あって。

最初は彼女のケースである。平日の午前中ゆえにちゃんと聴けるケースは少なかったのだが、番組を持っていたのは知っていたから、どうするのだろうと没後の放送については録音して聴いた記憶がある。
特段のファンとかではなかったけれども、この時も事前にそんな気配がなかったなと記憶している。
なおNHKには全く同姓同名のアナウンサーがいるのだが、その時の彼女の心境や如何に(入局前か)。

2度目はこのケースになる。こちらは月1回の放送でもあり、結構まめに聴いてはいたのだが、まさかの収録翌日に亡くなるという自体にも驚いたのだな。
番組は長寿かつ次年度の番組編成が決まっていた後のこともあって、没後も1年延長ということになって、これはこれで貴重音源を毎月欠かさずに聴いていたものであった。


今年クラシック音楽界隈では、すでに外山雄三氏、飯守泰次郎氏と指揮者では巨頭になるわけだが、ちょっと大きい訃報が続いていて。
まあ年齢的にはあってもおかしくはないのだが、元々指揮者は超高齢でも指揮するケースは少なくない。前者は今年5月の演奏会途中で降板したのが最後、後者はこの先の演奏会指揮予定があったからね。

なお飯守氏については、仙台フィルの常任就任時の定期演奏会に聴いたのが最後。先月20日に聴いた関西フィルでは桂冠指揮者でもあって没後直後の演奏会でもあったから、冒頭に追悼演奏があって、という個人的には貴重な機会があったことでもある。


指揮者といえば、来年末で引退を宣言している井上道義氏がいるのだが、最近の体調不良状況は気がかりである。

札響ではkitaraで今年12月23日にあるコンサートが最後になるのだが、当日は本人の誕生日でもあり、期待する部分は何時も以上にあるわけだが、体調面の不安があるのでチケットを確保済も今から気になっていることではある。


post by akira37

05:34

その他 コメント(0)