前代未聞のコンサートとの遭遇

2023年08月21日

まだ京都に居ます。連泊しているわけです。

昨日唯一決めていたプランはこれへの参戦でした。
いや何がなんでもということではなくて、たまさか当日関西方面のコンサートを検索していたら唯一ヒットしたのがこれだったということではあります。


予備知識も何もなく土地としては初訪問の地で。JR城陽駅からコミュニティバスでアプローチとなりますが、バスは京都サンガのラッピングが。

そうか練習場のある街なのね。

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ついでにこんなことを宣言しているのは珍しいか。

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コンサート開始前には同施設内に入居している歴史民俗資料館を覗く。入館料200円で気楽なのもあるが、企画展で鉄道関係の展示があったのはラッキーではあった。

城陽市には近鉄とJRの両方が走っているわけだが、各々の歴史が比較して展示されていて。

通常の本編の方はよくある内容だけれども、古墳があるのはやはりらしいと。


さて肝心のコンサートではあるが、入口前にはこんなものが。

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勿論一緒に撮影どうぞでもあるのだろうが、まずクラシックのコンサートではありえない。

これが前代未聞のその1。


指揮者のプレトークは告知されていたけれども、休憩明けにもあって、アンコール前にもあって。3度もしゃべるなんてことも、まあありませんな。

これがその2。


1曲目がプロコフィエフのピアノ協奏曲第2番という超レアであったのだが、ソリスト人気に加え演奏の最後の方は勢いで座らずにという部分もあったりして大盛り上がり。

スタンディングオベーションの様は札響6月定期の反田恭平を凌駕してもう大変。ブラボーおじさん大活躍。

無理やり指揮者に促されてのアンコールは10分近いし、いやはやもうなんというか。

これがその3。


そして終演後にはサイン会。ソリスト側には見た目9割以上が女性の列ができていたのだが、指揮者も別な場所でやっていて。

しかし人気は圧倒的に差があるから、指揮者側は暇な感じで。通常は購入したCDにサインを貰うものだろうが、プログラムに貰っているおばさんがいたので、私も乗じて。
北海道から来たといえば、そりゃ当然に驚くよな。

これがその4。

なお帰りは近鉄寺田駅からではあったのだが、各停しか止まらずダイヤ間隔がまばらで、長く待っている間に指揮者も来てしまいましたというオチが付くと。


プログラムを見れば、関西フィルは先日亡くなられた飯森泰次郎氏が桂冠名誉指揮者だったのか。

当然に演奏開始前に追悼演奏があったわけだな。

そんなんで盛り沢山の遭遇で疲れ果てましたとさ。



post by akira37

05:11

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