2021年09月11日
とくれば、当然あのことを書くのだろうになるし、付随してあのことをまた書くのだろうとなれば、その通りではある。
いわゆる「多発同時テロ」から20年目の日が今日で、その日札響は定期演奏会があった。 定期の方は、翌月の創立40周年記念を兼ねての英国内演奏会に向けての壮行を兼ねたもので、演奏側は終演後その映像を見て挙行できるのかと不安になり、私としては、帰宅後のニュース映像で騒然となり、特に2機目の突入はリアルタイムで見た格好になったから、現実として受け入れるのすら難しく、まるで映画を見ているような、非現実感が強かったわけである。
そこから20年経って、今日は札響の定期演奏会がある。 偶然にも20年前と同じ日になってしまっているのだが、札響的には重要な位置づけでもある。 20年前が40周年ということは、今年は60周年になる。 札響の第1回定期演奏会が1961年の9月だったから、今月の定期は記念演奏会という形、となれば指揮者は首席指揮者であるバーメルト氏となるのであるが、実に今回の登場は昨年1月以来。 主席という立場からすれば、年数回は定期演奏会や名曲シリーズ等を担当するのだが、このコロナ禍昨年度ははついに一度も登場できず、今回は勿論入国後2週間の待機期間を経ての登場、先日のうちのミラン同様に時間がかかるのは変わらない。 ということで、私自身も久しぶりに彼の指揮で聴くことになるのだが、果たしてどんな感慨を抱くことになるのだろうか。
コロナ禍でなければ、周年記念で海外公演ということも考えたのだろうが、昨年来のコロナ禍が続いているとなれば難しい、というか元より金をかけるにはあまりに余裕がない。 まあ最低限のことを無理して何とか、というのが今回の演奏会でもある。
事務局からのレターによれば、今年は元客演指揮者であったエリシュカ氏の生誕90年にあたるので、記念演奏会の計画があったらしいのだが、こちらは入国制限で中止になったとか。 そうか、となれば10年後は札響としては70周年、エリシュカ氏生誕100年になるから、できれば故郷であるチェコでの公演を実現できないものかと、今から妄想があるが、勿論現在の状況が改善されていることが前提だけれどもね、うーん難しい。
プロフィール
室蘭市生まれ。 初観戦は1996年の大分戦@入江、ただし後半から(前半はTV観戦-過去の日記から判明)。当時は入江から徒歩10分くらいの所に住んでいた。 初フル観戦は1996年の大塚戦@入江。 現在はカテゴリー3でまったりと観戦。 原則的には平日は札幌、週末は室蘭で生息中。 ちなみに厚別公園陸上競技場は札幌宅から徒歩約15分、入江公園陸上競技場は旧実家から徒歩約10分のところにあります。 2009年6月札幌宅の引越しをしましたが、5回目の場所も厚別公園までの所要時間はほとんど変わっていません。 でしたが、2023年6月末に定年退職、22年ぶりに二重生活を終了して札幌宅の住所はなくなりました。 もっとも相変わらず月に何度も札幌に行きますので、ブログタイトルは変更していません。 現在コンサに関わる部分としては、サポーターズ持株会会員、ファンクラブ会員、ついでに札幌ドームカード会員。 シーズンパスは2002年以後毎年所持しています。 最近はtwitterもやっております。ネームはakirabouz。最低毎朝つぶやいていて、あとはその時々でゆるゆると。
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