悪趣味

2013年07月17日

殺人事件とか虐めによると思われる自殺とか、起きるたびに感じることがある。

この執拗さはなんなのか。それを向ける先は本来違うのではないのか、と。


表現は悪いが、自分とは直接関係のないことをいいことに、不謹慎な表現だろうが、楽しんでるとしか思えない扱いはどうなのだろう。

加害者を責めるあまりに、被害者の個人的なところまで暴露されてしまったのでは、尊厳も何もあったものではない。

てなことを言えば、いや一般視聴者が要求しているから、と嘯くのだろうが、いい加減にして欲しい。

では問う。その被害者にせよ加害者にせよ、自分の身内・関係者であったとしても、そこまで面白おかしく扱えるのだろうかと。


「他人の不幸は蜜の味」という表現があるが、私は嫌だ。

幸せなことなら、おすそ分けにも預かりたいと考えるけれども、他人の不幸を見て自分はにはそういうのがなくて幸いだ、みたいな貧しいところにはなりたくない。

往々にしてこういうのを好む人は、自分のプライベートな部分に突込みが入ったときには相当嫌がるはずなのだが、どう考えいているのかね?


昨日、元首相が現首相を訴えるということが発生したのであるが、少なくとも現時点でTVのニュース上では黙殺されている。

その内容のレベル以前に、これはどうしたことかとなるわけだな。

執拗に追う先は、本来こちらではないのかね?

一個人の極めて限定的な世界を、さも重大事にして扱う以前に、やるべきことはまだまだたくさんあるはずで。

だからあまり行儀がよろしくない「マスゴミ」という表現に至るのは、自業自得なんだろうと、いい加減に気づけよ、といっても変わらないのだろうなあ・・・。


post by akira37

04:41

その他 コメント(0)