2008年05月31日
私(キリンカップ優勝、全く喜べない)以上に、 キリンカップの岡田JAPANのサッカーに怒り心頭の方を発見しました(笑)。 WEBサッカーマガジンで、コラムを書いている 元サッカーマガジン編集長の千野圭一さんの記事(↓)です。 (※このコラム、熱くて好きです。) UPDATE 08/05/29第407回 期待気迫で予選の正念場へ 最後の期待は熱烈応援だけ? (※期待気迫とは、希薄のことでしょうかね・・・(・・;) これだけ見ても、氏の怒りの度合いが窺い知れるというものです(笑)。) かなり辛口だと思いますけど(笑)、この論調に概ね私も賛成です。 でも、ここまで熱くなられると、こっちが逆に冷静になってきますね(笑) >システムは4-2-3-1。中国で開催されたあの東アジア選手権で失敗した、 >訳の分からないあのシステムだ。 まあ、私は5バックに陥りやすいお得意の3-5-2(3-2-3-2or3-4-1-2)の システムを俺流宣言した岡田監督が、キリンカップで使わなかった点は新鮮でした。 ただ、どういうサッカーをしたいのか見えてこないのに、 システムだけ弄っても意味がないとは思うのです。 だから、1トップではありますが、当世流行の攻撃的システムに変えたということは、 一応、「接近・展開・連続」の攻撃サッカーを自分なりにしようと しているのかなぁと好意的に解釈する今日この頃・・・。 一応、サイド攻撃は、3-5-2の時よりは増えてましたしね。 しかし、パラグアイから点数をとれないということは、FIFAランキング上位のチームから 点数をとれないということで、点がとれなければ当然W杯で勝てないわけで。 日本の限界といえばそうかもしれませんが、岡田監督はW杯で上位進出を 目指すとぶち上げたわけで・・・、このままだとそこまでいけるとは 到底思えないだけにとても心配です。
2008年05月30日
不祥事続きだったJリーグ。 鬼武チェアマンは、クラブと選手の綱紀粛正を促すような発言をしていた。 そこで下ったCASのドーピング問題での我那覇側勝訴の報。 「ドーピング違反を犯したものであったとの結論に達したとしても、同人には 何ら落ち度はないので制裁を受けるべきではない」とするCASの裁定に、 「正当な医療行為と認定された表現は取られてない。違反かそうでないかも判断してないし、 Jリーグの判断が間違いだったとは(CASは)言ってない」と、 ドーピングがあったかどうかの事実認定がなされておらず残念だの様な コメントをするJリーグ側に疑問を抱かざるを得ない。 起こってしまった事をどっちが正しいか議論することに、語弊を恐れずに いうならば、当事者たち以外、実はあまり意味がない。 (我那覇選手の心労は察するに余りあるが・・・。) 審判の問題、サポーターの衝突の問題、クラブと選手の不祥事の問題も 我々外部の人間にとっては、2度とそのような事態が起こることを未然に防止し、 今後似たような被害者をつくらないよう、万全の対策を立てることにこそ意味がある。 (※そのためにどのような事実があったかを確認することは必要なことであるが、 どちらが正しいかを双方が納得の行く形で、 はっきりと白黒つけることは非常に難しい問題である。) CASの裁定では、今後、医療的専門知識がない選手がドーピングをしていても、 制裁を加えられない恐れがあるという声をJリーグ側から聞くが、 要は、曖昧な基準でドーピング検査を実施したJリーグ側に制度的不備があった ということを認定されただけのような気がする。 単に、今後Jリーグでドーピング検査を実施するならば、もっとちゃんと制度を 練って関係者にきちんと説明してからからやってくださいねということなのではないのか。 (※ドーピング禁止規定のチームドクター、選手への説明不足についてはチェアマンも認めている。) アメリカを中心とする薬まみれのスポーツ界を見ると、 ドーピング検査を厳しく実施するという姿勢は、選手の身体のためにも Jリーグに堅持して欲しいと思う。 このようなことは他の問題でもいえる。 審判問題にしてもそうだ。結局、選手はもっと素直に審判のいうことを聞きなさい ということで、決着してしまったような気がする。 私が知らないだけかもしれないが、審判へのマイクやビデオ判定の導入などの 具体策に何かJリーグは動いているのだろうか。 何か不祥事があるごとに、ご老体の薄い頭頂部を見せられても 最近は見慣れてしまったせいか、何の感慨も持たない。 自らの非を認めず、事実をうやむやに処理したままだと不祥事は繰り返される。 (それによって、大幅な売り上げの減少、廃業に追い込まれた企業もある。) 綱紀粛正といって、皆がちゃんとするなら決め事など必要ない。 自らの非を認め、今後の具体的な対応策を講じることこそ、 2度と同じような犠牲者を作らないためにも、最も真摯な対応なのではないかと思う。
2008年05月29日
現在の札幌は、両SHが、たまに左右をポジションチェンジしたり、 カバーリングでDFラインにできたスペースを埋めるために ボランチがDFラインに入ったりはするが、基本的に、初期の形とポジションを 崩すことなく維持するため、ポジション間で動くことがあまりない。 従って、現状、試合に変化をつけようとすると選手交代で変化をつけるしかない。 名古屋のように選手層が厚く、杉本や藤田俊哉がベンチにいれば、 試合の流れを変えることも期待できる。残念ながら札幌は、選手層が厚くない。 ピッチ上の選手で試合の流れを変えるために考えられる方法は、 ポジションを調整するか、試合中にシステムを変更するか、 もしくは、選手間でポジションをずらしてポジションチェンジするといった方法が考えられる。 基本的に、特に両サイドは自分の対面にいる選手とマッチアップすることが多い。 だから、両サイドの選手がポジションチェンジをすると、相手はなんで逆サイドの 選手が俺の目の前に!?と混乱する。今までと感覚が変わるし、マークもずれる可能性もある。 三浦サッカーは、ピッチをバランスよくきれいに区切ったゾーンディフェンスをするので、 個人の守備範囲がはっきりしており、選手は一様にわかりやすいと言っている。 ならば、選手がポジションを変えてもあまり混乱しないのではないかと個人的に思っている。 (もしかしたら、三浦サッカーの進化形として もっと選手間のポジションの流動性を視野に入れているかもしれない。) ただ、ポジションチェンジを盛んに行うためには、複数ポジションをこなすことが出来る能力、 いわゆるユーティリティ、もしくはオシムがいったところのポリバレントが必要になってくる。 従って、選手にはある程度の適正が必要ではある。 しかし、今行われている横方向のポジションチェンジに加えて、縦方向のポジションチェンジ。 SBとSHや、FWとSHなどのポジションチェンジが、混乱なく出来るようになると、 かなり面白いサッカーになると個人的には思う。それに、選手の積極的な ポジションチェンジが多くなれば、当然だが、選手の積極性も引き出しやすい。 また、相手がどちらか一方のサイドを中心に攻めてくることも多く、 選手の疲労という点で均一ではないことも多い。ポジションチェンジをすることで、 選手の疲労を分散化することも期待できる。 流動性の少ない布陣は、相手にとっても組みしやすい。 これが、相手が慣れてくる後半になると、相手におされ気味になる一因に なっているのかもしれないとも思う。
2008年05月28日
ドログバのいないコートジボワールに1-0勝ち、 パラグアイと引き分けキリンカップを優勝した日本代表岡田JAPAN。 日本代表のW杯予選に向けた壮行試合みたいなものなので、 キリンカップに優勝したからどうという気持ちは私には全くない。 【キリンカップサッカー2008 日本代表 vs パラグアイ代表】岡田武史監督(日本代表)記者会見コメント [ J's GOAL ] >後半松井が入って少し(DFの)裏を取れるようになったが、結局崩せずに点が取れなかった。 >どうしても点が取りたかったので決められなかったのは残念だが、 >いろんなテストをかねてやっている中で、どういう選手が出ても最低限のところが >できるという手ごたえはつかめた。その上優勝できたので、選手にはご苦労さんといいたい 岡田監督は、色々テストしていて感触があったというが、相手は明らかに コンディション不良で、尚且つベストメンバーではない。 正直、日本はホームなのだから勝たなければいけないし、 もっと得点をとって勝たなければいけない。 W杯予選を来月に控えた今、試している時なのかと正直思う。 相手に研究されにくいように、わざと色々な布陣を試したという考え方も出来るが、 結局、得点力不足という課題は克服されていない。 2試合とも無失点に終わったことを評価する向きもあるが、 日本の積年の課題は、守備ではなくいかに点数を取るかではなかったのか? それで、オシムが「人もボールも動くサッカー」を標榜したのではないか? 中村憲剛が、試合後のコメントで、 >相手は最初から引いていたし、もっと人数をかけていければおもしろい攻撃ができたと思います。 と語っているが、日本に絶対的なストライカーがいない以上、 攻撃する人数を増やし、チャンスを多く作るしか得点力不足を解決する手段などない。 それは明らかだ。 岡田監督は、この試合で個人の力に頼る以外の攻撃の形を見せたのだろうか? まして、岡田さんは攻撃に関してあまりアイデア豊富ではない印象がある。 このままだと、W杯に出場できたとして、岡田さんが指揮を執ったフランス大会、 ジーコが指揮を執ったドイツ大会の惨敗の歴史を繰り返すだけではないか・・・。 W杯に出場することで満足なら岡田監督でいいかもしれないが、 W杯で本当に勝ちたいのなら、監督を交代すべきではないかと思う。
2008年05月27日
現状の三浦サッカー、ネガティブキャンペーン中のwhiteowlです(笑)。批判を始めると止まらないので、しばらくすると思います(笑)。(※ただし、監督の更迭を望んでいるわけではありません。) 前回の記事で書いた、↓の4-3-3の布陣。 ●(西谷)●(ダビィ)●(クライトン) ●(西) ●(芳賀) ●(藤田) ●(坪内)●(吉弘)●(柴田)●(平岡) ●(佐藤) フラッ太さんに指摘されましたが、 確かに、4-3-3の中盤の真ん中、芳賀は確かに過労死しますね(笑)。 これは、マーカス、ヨンデ辺りと交代して、のりきって欲しいと思います(笑)。 後は、選手がポジションチェンジをして、疲労を分散するとともに 相手を撹乱できると面白いと思うのですが・・・(・・;) (※それは、別の記事にて・・・(・・;)) でも、これ、私の思いつきで根拠がなく書いているわけでもないのです(笑)。 4-3-3は、3ー4-3とともに、トータルフットボールで 有名なオランダが多用する攻撃的な布陣です。 でも、2004年、前回のユーロで優勝したギリシャの布陣もこれなんです。 (※ギリシャは、札幌と違ってフラットに並んでませんが。) ギリシャも相手との実力差がありますから、ポゼッション出来ずに守る時間が長くなり、 当然、基本は守ってカウンターをしていたわけですが、 ギリシャの布陣は、攻撃的といわれる3トップの4-3-3だったわけです。 この年のギリシャは、初戦と決勝でポルトガルに2勝し、スペインと引き分け。 ネドベドとロシツキーの居たチェコに勝ち、フランスにも勝っている。 1度や2度だと、確かに偶然といえるかも知れませんが、何度も続き、 挙句の果てに優勝したのですから、これは偶然なのでしょうか? J1で戦力の劣る我々が、過去の教訓から学ぶべきは、 CLに優勝したマンUのサッカーなどではなく、 こういったまさに下克上、番狂わせのような 「ジャイアントキリング」の試合から学ぶべきなのではないかと思うわけです。 4-3-3の布陣にして、3トップにして、サイドのウイングの位置にクライトンを 入れることで、中央よりプレッシャーの少ないサイドで起点ができます。 (※現代サッカーの攻撃的選手は、C・ロナウド、中村俊輔などほとんどサイドプレイヤーです。) そして、2トップから3トップにすることでカウンター時の人数不足と 前線のパスコースを2から3にすることで、後方からのパスが繋がる可能性を高めます。 さらに、3トップにする効能は他にもあります。得点できないからって3トップにしたら、 守備がざるになるというご心配もあるかもしれませんが、前回の記事でも書きましたが、 相手は、こちらのFWに対してDFの数を1枚多くしてきます。 つまり、こちらの3トップに対して相手は常に4バックで守ることを強いられます。 簡単な引き算の問題です。GKを除くフィールドプレイヤーの数は10人。 そのうちDFラインに4人張り付くと、残りは6人です。 こちらは、FWに3人割いたとしても、残りは7人です。 計算上は、6<7ですから、3人FWにしても、こちらは常に数的優位の状況で守れます。 (※当然、計算どおり上手くいくわけではないですよ(笑)。) もし、この状況を打開しようとして相手のSBが上がってきたらしめたものです。 そこにぽっかりスペースが空きます。そこに適当にロングボールを入れることができれば、 相手は下がらざるを得ませんし、スペースがありますから、 かなりの高確率で横に開いた前線のFWに繋がります。 うーん、やっぱりどうやって守るか考えるより、 どうやって攻めるか考える方が楽しいですね(笑) こういう戦術的なメンタリティは、おそらく選手にも影響すると思うので、 選手の積極性も引き出しやすくなるのではないでしょうか。 毎度ながら最後に、布陣でサッカーをするものではないですし、 机上の空論になるかもしれませんし、プロの監督は素人のあなたに そんなこといわれなくても、わかっているという方もおられるでしょうが、 まあ、どうせ参考になんかしないんだし、色々と考えるのも楽しいじゃないですか(笑)。
私事ではありますが・・・、 5月27日号 週間アクセスランキング アクセスランキングに、2回目のランクインをしてしまったようです・・・(・・;) しかも、前回より順位も1上がりました(笑)。常連のフラッ太さんの上にいけたのが嬉しいです(笑)。今まで、ご覧になってくれた方や、コメントを書き込んで下さった方、本当に感謝しております。 ありがとうございます。 正直、カウンターとコメントだけで、モチベを維持しているようなものなので・・・(・・;) これからもできるだけ更新を頑張ろうと思いますので、よろしくお願い致します。
2008年05月27日
三浦サッカーの特徴は、自陣にFWと中盤とDFラインで3ラインを敷いて ほとんど形を崩さないでゾーンディフェンスを行うことにある。 そして、三浦サッカーは、常にDFラインに律儀に選手を4枚並べる。 常に最終ラインに居る人数が多いほど守備的なサッカーということはいえると思うが、 確かに、これは自陣に相手に利用されるような危険なスペースを作らないため、 守備時において有効な戦術であると思う。 しかし、当たり前なのだが、相手が退いて守ってきて1トップにしたとしても、 サッカーは11人しか居ないのだから、律儀に後ろにDFを4枚並べて、 後ろで人を余らせることは、当然前で攻める人数が少なくなるということを意味する。 DFラインで相手FWより数的優位をつくるのはいいが、相手が1トップ、2トップの時に DFラインに4枚並べるというのは、 1トップなら二人、2トップなら一人のDFが常にあまることになる。 札幌が勝っていて、守りを固めて逃げ切り体制に入るのならこれでもいいと思う。 しかし、前線で常に人数不足を招くため、基本は少人数でのカウンター攻撃しか出来ないし、 前線は常に相手より少ない人数で攻めるので、チャンスになりにくい。 従って、今の札幌は、もっと両SBが攻撃参加しないとチャンスにならない。 こっちが負けていて点数を取りに行かなければならないとき、 相手が退いてきて1トップにしたら、2-4-4にしてもいいくらいではないか? しかし、実際は、両SBがそこまでポジションをあげることはない。 緑戦の後半、右SBに入った藤田の位置は普段のSBより高かったが、 それでもボランチの後ろだった。 また、前線は常に相手より少ない人数で攻めるので、選手の三角形がつくれず パスの選択肢が少なくなって相手にパスカットされる可能性が高い。 そして、運良くキープできたとしても相手DFに囲まれてボールを取られる可能性も高い。 FWクライトンですら前線でキープできないのだから、 そこに戦術的弱点があると考えるのが妥当だ。 ならば、クライトンを中央よりプレッシャーの少ないサイドに置いて、 そこから起点を作ればいいのではないか? そして、クライトンは、現状中途半端なゾーンディフェンスしかしていないのだから、 思い切って前線にあげてしまい、4-3-3の布陣にして、ウイングの位置にクライトンを入れる。 そして、2トップから3トップにすることでカウンター時の人数不足と 前線のパスコースを2から3にすることで、後方からのパスが繋がる可能性を高める。 ↓の感じはどうか・・・(・・;)(※一部個人的趣味あり(笑)。) ●(西谷)●(ダビィ)●(クライトン) ●(西) ●(芳賀) ●(藤田) ●(坪内)●(吉弘)●(柴田)●(平岡) ●(佐藤) そもそも、いかに守るかを考えるよりも、いかにJ1で最低のシュート本数を 増やし攻撃するかを考えないと勝てないし、DFラインをあげるためのタメも作れない。 布陣でサッカーをするものではないですし、プロの監督は素人のあなたにそんなこと いわれなくても、わかっているという方もおられるでしょうが、 まあ、どうせ参考になんかしないんだし、色々と考えるのも面白いじゃないですか(笑)。それに、選手のクオリティが低いことは、わかっていたことだし、そんなことを監督が言ったら、あなたの存在理由がなくなると思うのですが・・・(・・;)
2008年05月26日
前の記事リアクションサッカーがもたらす精神的影響 -三浦サッカー考。その3-で、 J1残留のキーワードは、積極性なのではないかと書いたわけですが、 現状の札幌で選手の積極性を引き出すためには、どうしたらよいのか。 素人ですが、考えてみました(笑)。 現状、試合間隔が開くごとに戦術的な確認をするためか、中断明けの試合は 大体、選手が自分のゾーンを守ってラインを維持することに固執するあまり、 ボールへのプレッシャーが弱くなり、相手をフリーにする場面が多く見られます。 挙句の果てには、ゾーンとゾーンの隙間をつかれて3人も新居に抜かれたわけですから、 これは、選手の消極性の現れ以外に考えられません。 (※スライディングするのは、余裕がない証拠。) 積極的にもっと早い段階で寄せていれば、3人も抜かれるなんてことは普通ありません。 ゾーンディフェンスは、基本的に自分のゾーン(守備範囲)に来た人に付いて その後は、マンマークをするわけですから、自分のゾーンで止めるという強い気持ちもなく、 すぐにマークの受け渡しをしていたのでは、止められるものも止められません。 守備の積極性、延いては、攻守が一体のサッカーですからチームの積極精を出すためにも、 自らのゾーンを守ることよりも、多少陣形が崩れても積極的に人に当たりに 行って止めることを優先すべきなのではないでしょうか? 確かに、これによって三浦サッカーの利点も同時に失いかねませんが、 そのことよりチームの積極性を引き出す采配の配慮を今はなすべきではないでしょうか? こちらの陣形はガタガタになり、相手は勝っているので退いていたということはありましたが、 緑戦の後半は、見違えるような積極的なサッカーを札幌がしたことも事実です。 今の札幌の選手は、陣形維持に拘るあまり相手チームに積極的にいけなくなっています。 J1昇格組の挑戦者が、全て格上相手なのに、積極性を失っては勝てません。 しかも、J2であれば、多少フリーにしたところで、精度の高いパスやシュートを 打たれることはほとんどありませんが、J1は違うのです。 5月26日付北海道新聞によれば、 スピードにもろさ露呈 >指揮官は「うちのディフェンスの足が速くなってくれれば。(選手の)クオリティーの差」 >と半ば投げやりに返答。処方せんは見当たらない、と言いたげだった。 三浦監督が、もし本心からそういったのなら、次期監督候補も探さねばなりませんね・・・(・・;) 三浦監督には期待していたのですが、自分のサッカーにこだわるのなら、 この事態を抜けるのは厳しいのではないかと私は最近思うようになりました。 それと、三浦サッカーは、選手のユーティリティ、オシムが言ったところの ポリバレントに欠けていると思っています。 それも、札幌停滞の原因だと思っているのですが、それはまた別の機会に書こうと思います。
2008年05月26日
雨の函館で行われたナビスコ杯。新居のきつい恩返しで1-2で負け。 坪内の言を借りれば、「全体的には千葉のほうがハードワークしていたのが大きな差だと思う。」 シュート本数では、千葉を上回っているものの選手は消極的だったというブログも散見した。 三浦監督1年目の開幕の京都戦。あの時も、三浦サッカーは、機能しなかった。 しかし、そこから上手く修正してJ2を優勝し、J1昇格。 J1とJ2というリーグそのもののレベル差は、当然あるだろう。 しかし、今年はなかなか上手く修正できない。 その原因として、改めて、昨日書いた積極性が重要なのではないかと思って分離してみました。 三浦監督のサッカーを考える第3弾。 三浦サッカー考。 戦術FWクライトンについて考える。 -三浦サッカー考。その2-て、手抜きじゃないんだからっ・・・(・・;)
*『リアクションサッカーのもたらす精神的影響』 J2では特に感じなかったことが、札幌がJ1に昇格して感じたことがある。それは、精神面。 スポーツは、気合でやるものではないが、選手のメンタリティは重要である。 高校野球などを見ていると、大量得点で勝っていたチームが、ちょっとした自らのミスによって ドミノ倒しのように自滅していく光景をよく見る。 最近、私は三浦監督の戦術の一番の問題点は、 選手の積極性を引き出せていない点ではないかと思い始めている。 J2からJ1に昇格したチームは、基本的に挑戦者の立場である。 メンタリティとして、積極的に討って出ていかなければならない。 ところが、そのような挑戦者にある立場のチームが、 逆に受けに回ってしまうことで、チームの脆さを露呈しやすくさせているのではないか? 「J2で守備的な戦術をとってきたチームはJ1で通用せず、 攻撃的な戦術をとってきたチームは通用する」 という考え方は常に言われ続けてきた。 そして、この手の話は、戦術面で何を持って攻撃的、守備的かという点や 例外が必ず指摘され皆が納得することはない。 ただ、私は戦術がもたらす選手への影響、つまり、J1昇格後に、 選手が積極的に試合に臨めるか否かという精神面が重要なのではないかと思うようになった。 当然、攻撃的なサッカーを志向していれば、選手の積極性は引き出しやすく、 守備的なサッカーであれば、どうしても選手の積極性が引き出しにくくなる。 それが問題の本質であり、J2から昇格したチームがJ1に残留する上で、 一番大きな点であったのではなかろうか。 将棋も麻雀も、相当の実力がないと受けに回って常に勝つことは難しい。 しかし、一方でビギナーズラックというが初心者が、 よく分からないがために積極的に攻めて、それがかえって勢いを生み出して勝つことも多い。 札幌は、今年J1に再昇格して1年目、格下は存在しない挑戦者なのだ。 その立場を忘れ積極性を失ってしまっては、勝てる試合も勝てなくなる。 J1残留のキーワードは、積極性なのではないか。 改めて、“Progress”の重要性を噛みしめた。
2008年05月25日
昨日は、日本代表の試合があり、今日はナビスコ杯があり話題には事欠かないのですが(笑)、 今までちょっとずつ考えていたことを今日はまとめ的に書こうと思います。 三浦監督のサッカーを考える第2弾。 三浦サッカー考。
*『戦術FWクライトンについて考える。』 なぜ、三浦監督は本来MFであるクライトンをFWに置くことに拘ったのだろうか。 それが苦肉の策であることは想像に難くないが、理由を考えることで、 札幌の課題が見えてくるかもしれない。(と思ったわけです。) 三浦サッカーの特徴は、自陣にFWと中盤とDFラインで 3ラインを敷いてほとんど形を崩さないでゾーンディフェンスを行うことにある。 これは自陣に相手に利用されるような危険なスペースを作らないため、 守備時において有効であるし、ボール奪取時も陣形が崩れていないので、 そこからカウンターを仕掛けることも容易である。そこの理屈に矛盾は感じない。 しかし、実際の試合で、カウンターを仕掛けることに現状の札幌はあまり成功していない。 確かに、サッカーは机上の空論やシステムで行うものではないし、 実際にボールを動かすサッカー選手の能力が最も重要なのだが、 カウンターが成功しない戦術的な理由もあるはずだ。 まして、選手の能力が低いから成功しないのだといったところで仕方がない。 4-4-2で中盤をフラットに並べる布陣の問題は、3ラインを コンパクトに保てずに間延びしてしまうと、 守備時には、3ラインの間に危険なスペースを作り出し、 攻撃時には、前線と最終ラインの距離が遠くなりカウンターを難しくする。 こうなってしまうと、前線の高い位置で攻撃を組み立てる選手が少ないので、 ボール奪取に成功してそこから攻撃するには、ロングボールで FW二人に預けてそこからFW二人だけで攻撃して点数をとるか、 FWがキープして他の選手の上がり(フォロー)を待つしかない。 (※この時に、間延びしていれば両サイドからの上がりにも時間がかかる。) しかし、前線にFWが二人しかいなければ、選択肢が少なくパスカットされる可能性が高く、 キープできたとしても相手DFに囲まれてボールを取られる可能性も高い。 従って、前線にクライトンを置いた最大の理由は、当たり前かもしれないが、 そこでキープすることにあった。そして、前線でタメを作り、DFラインを上げる時間と 守備に追われるボランチと両SHが攻撃のために上がる時間を稼ぐことが目的だったのだと思う。 しかし、結局、前線のクライトンまでボールが回らないので、FWクライトンは機能しなかった。 そして、前線でキープできないために再び相手にボールを奪われ 守備に追われ防戦一方になってしまった。 つまり、DFラインを高く維持して全体的に3ラインをコンパクトに保たないと 三浦監督の戦術は機能しない。 それを防ぐためには、前線でできるだけキープすることが必要だということになる。 (※以前ここのブログで話題になったが、ボランチでキープすることも状況によっては必要だと思うが、 ボールを奪われる位置が高い方が、奪われたとしてもリスクが低い。) ここから考えられる今の札幌に必要な選手は、最終ラインからのロングボールを 前線で受けるポストプレイが出来て、さらにキープできる選手ということになる。更に、そこからシュートまで行ければいいのでしょうが(笑)。こう考えると、中山の不在が、三浦サッカーにとってかなりの痛手であったこともよく分かる。 さて、新外国人候補エジソン、アンデルソン・ルイスに、ここまでのプレイが期待できるのだろうか? それとも、既存の選手でこの課題を乗り切ることが出来るのだろうか? 監督の手腕に、期待したい。(と思います(笑)。)
2008年05月23日
最近、フィジカルの話題をしていた当ブログですが、道新でこんな記事を発見しました。 (個人的にこういう企画面白いと思うので、もう少しやってくれると嬉しいなぁ。) 5月22日付北海道新聞 コンサドーレ倶楽部 フィジカル王は君だ >フィジカル担当の松井コーチ フィジカルコーチ不在といわれてきた札幌。確かに肩書き的にはいないのですが、 選手のフィジカル面を担当するコーチは必要なわけで、誰がやってるのかと 思っていたのですが、松井コーチだったのかというのが、まず第一(笑)。 ■スピード >藤田は、中距離での加速に優れている。スペースがあればあるほどそのスピードが生きるタイプのため、 >三浦監督は右サイドバックでの起用も考えている。 これも、誰が速いとかいうよりも、三浦監督はやっぱり 藤田を右サイドで使う気あるんだということ(笑)。 今シーズン中のコンバートは、シーズン中に育成する余裕がないチーム事情から考えて 厳しいと思いますが、本人の長所を活かすという面でも 今後そういうチャレンジは面白いと思いました。 ■垂直跳び >曽田が76センチで1位。大学生の時は85センチ跳び、 >幼稚園の時に跳び箱を13段跳んだだけある。 >曽田の不在は、セットプレーでの失点の多さに影響している。 垂直跳び85センチ(゜ロ゜;)エェッ!? 幼稚園で跳び箱13段Σ(- -ノ)ノ エェ!? そりゃ、空中戦にめっぽう強いわけだ。今季の動きの悪さは、怪我の影響もあったんでしょうね。 彼の早期復帰を望むばかりです。 (※垂直跳び参考記録:マイケル・ジョーダン (NBA) 122 cm 宮崎大輔 (ハンドボール) 95 cm ドナルド・トーマス (走高跳) 93 cm中村北斗 (サッカー・アビスパ福岡) 90 cm 原田雅彦 (スキージャンプ) 82 cm なかやまきんに君 (芸人) 60 cm 中田大輔 (トランポリン) 60 cm ステファン・ホルム (走高跳) 60 cm 参考:Wikipedia) ■キック力 >そのキックからのカウンターは三浦監督も「一つの武器になる」と認める。 あの上里の左をもってして2位。(昔、TBSのスーパーサッカーで、 シュート速度を競ってましたけど、KINGは俺だ!!~俺キン・スピードランキング~ 136kは、現緑の福西を抜いて2位みたいですね(笑)。上里の130kもベスト10に入ります。) それに、佐藤、瞬発力も1位、肺活量6500オーバーとか化け物ですか(笑)。 (※私の2倍くらいありますね(笑)。あの大きな声に活かされているのでしょう。) 身体能力は、やはり抜群みたいですね。この間、ドームでちょろっと練習を 見ましたが、キックの精度あがったかなという印象は持ちましたよ! ゴールキックからのカウンターを是非見せて欲しいと思います。 ■持久力 >一番速いグループに属しているのは石井、鄭、西、岡本、中山 芳賀と坪内の名前がないのが、意外といえば意外(笑)。 石井、西、岡本は、持久力あるんですね。 ということは、昨季ほどのパフォーマンスを見せれていないのは、 フィジカル面というよりも、J1に慣れていないメンタルの部分が、大きいということか。 札幌は、嬉しいことに(?)中断期間のナビスコも、怪我人を除くフルメンバーで望めますし、 フィジカル面では他のJ1チームにも負けていない様ですから、J1での実戦経験を より多く積んで、中断明けの巻き返しに期待したいと思います。
2008年05月22日
外国人の獲得の話は出ていたものの、早くも練習参加とは寝耳に水状態。 30歳という年齢的にいって、育成目的のC契約ではないでしょうから、 A契約を目指すノナトの後釜候補か。
アンデルソン ルイス選手(ブラジル)練習参加のお知らせ アンデルソン Anderson Roberto da Silva Luiz (アンデルソン ホベルト ダ シウバ ルイス) ■国 籍: ブラジル ■生年月日: 1978年 2月1日 ■身長/体重: 187cm/80kg ■ポジション: FW ■練習期間: 5月22日(木)~6月9日(月) ■経 歴: <1998> Corinthians/ブラジル <1999~2002> Alverca/ポルトガル <2002~2003> Benfica/ポルトガル Moreirense/ポルトガル <2003~2004> Benfica/ポルトガル <2005> Al Shamal/カタール <2006> Naval/ポルトガル Portuguesa/ブラジル <2007> Ponte Preta/ブラジル Ituano/ブラジル
187㎝、80kですから大きいですね。普通に考えれば、ポストプレイヤー候補。 アンデルソン、ポルトガルのベンフィカでプレイしたこともあるようですね。 ベンフィカは、ポルトガルではポルト、スポルティング・リスボンとともに 3強と呼ばれ、ポルトガルリーグ優勝8回の名門チームです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/ベンフィカ youtubeに彼の動画(これらしい)があったので見たのですが・・・、 見ると分かりますが、う~んと思うかもしれません(笑)。 ベンフィカ時代は、背番号16or17(2季在籍)だったみたいです。 見た限りは、この身体ですから当たりに強く、足も速そうでした。 ただ、気になったのが、まさに誰かさんと同じで、 1対1で、GKにシュートをあてるシーンが多かったですね・・・(・・;) ただ、彼、アジアは2005年のカタールで1年間プレイしただけなので、 日本のサッカーに適応できれば、大化けするかも?といった印象はもちました。 マンUとチェルシーのCL決勝は、まだ見ていないので・・・夜見たら、感想を書こうと思います。
2008年05月21日
三浦監督が昨年の堅守が崩壊し、失点数が増加した要因にあげた DFラインは、怪我で昨年のレギュラー不在。 両SHは、ただでさえ選手層が薄いところに、西谷と藤田が怪我で出遅れ。追い討ちをかけるように、一向に調子の上がらないノナト・・・(・・;)怪我人続出の札幌。総ファール数は、今のところ磐田、京都に次ぐ3位。 ポゼッションできず、守る機会が多ければ必然的にファールは増えるだろう。 そして、激しいボディコンタクトの機会も増える。 開幕前に、フィジカル重視のサッカー? をするということで、怪我人の増加を心配したが、現実になってしまった。 (※ここでいうフィジカルは、肉体的能力、特に筋力・心肺機能のことを指す。) 当たりの強さは、J1とJ2で見るからに違う。 札幌の180センチオーバーのCBを4枚並べたDFラインを平気で越えてくる。 フィジカルの強化は、重要だ。選手には日々鍛えて欲しいと思う。 しかし、しまふく寮で村野さんのおいしいご飯を食べたとしても(笑)、 一朝一夕で筋骨たくましい身体になれるわけではない。 しかも、柔軟性を伴わずに筋力を増加すれば、逆に怪我を招く。 (※柔軟性を伴わない筋力の持ち主の代表例は、現オリックスの清原選手。 よく筋肉の鎧というが、格闘家特に、総合格闘技の選手はあんな筋肉のつけ方はしない。) 以前、私の記事でも書いたが、怪我や当たり負けに対しては、 フィジカルに対する発想の転換が有効だと思う。 あたり負けないコツ -糠に釘、のれんに腕押し- そして、その発想の転換に参考になる記事があった。 5月20日付朝日新聞で、川崎の中村憲剛がフィジカルについて考えを述べているのだが、 彼は高校に入るまで154センチで身体も細かったため、普通にプレイしていたのでは、 大きな相手に簡単につぶされてしまっていたという。 そこで、 >相手にぶつからなければいい。いかに相手の視野から隠れて球を受けるか。 >相手から逃げる動きをしながら、いかにゴールに近い位置にポジションを取るか。 >相手が左に動きそうなら右へ、下がりそうなら上がる。 >そして、ボールコントロールは正確に行う。特にトラップ。ドリブル、パス >シュートという次のプレーを判断する時間や気持ちに余裕を生み出してくれる。 そして、最後に >フィジカルの差は何とかなる。 >大切なのは、日頃から意識して頭を使いながらプレーすること。 >「考える頭」は毎日使わないと身につかないと思う。 特に、札幌の若手は参考にすべき点が多々あるのではないか。 今季5位に沈み、CL出場を逃してしまったイタリアセリエAミランだが、 レジスタ(攻撃的ボランチ)のピルロは、まさにこの点でお手本になる選手だ。 早くからそのテクニック面は評価されてきたが、ピルロも長くフィジカルの弱さ、 運動量やボール奪取力などの守備面を指摘されてきた。 しかし、今やミラン、イタリア代表でも不動のレギュラーである。 (※相方のガットゥーゾが、インコントリスタとしてすごすぎるというのもあるけれど(笑)。) 朝日の前回の中村憲剛の記事でも、クラブW杯の時、来日したピルロをずっと 見ていたらしいのだが、彼のポジショニングの上手さが大変勉強になったと言っていた。 「フィジカルで劣るなら頭を使う。」 札幌の選手も、クレバーにプレイしてもらいたい。
2008年05月20日
おちまさと氏、レラカムイCBO就任会見 レラカムイを運営するファンタジア水沢佳寿子社長が、おちまさとさんを 企画宣伝部長のようなポジションにつけるらしい。 おちまさと氏といえば、 >「学校へ行こう」など、数多くの人気テレビ番組の企画、構成のほか、音楽プロデュース アイデアを出すことについては、かなりの人物という印象はある。 番組名を忘れてしまった(「仕立屋工房」だったかも・・・)が、 その昔、服飾デザイナーにあるテーマを決めて 安い材料費で有名人の服を作らせて、それを競わせるという番組を彼が 企画していて、深夜番組だったが面白くて見ていた記憶がある。 しかし、水沢さんは、よく引っ張ってきますね。札幌が、とある不祥事により 札幌セミナーが撤退した時に、ハウスメイトのスポンサーを見つけてきたのも彼女でしたよね。 HFCも観客を呼ぶために若い感性が必要だと思います。 (※児玉社長は、お辞めになるそうですが、次の方はどんな人なんでしょうか・・・(・・;)) 観客の平均年齢が高いからといって、若年層向けのサービスをしなくていいという わけではないでしょうし。 >レラカムイは昨季、最下位ながらリーグ最高の観客動員を記録したが、約7000万円の赤字を計上。 統一リーグを未だに作れていない日本バスケット界。野球、サッカーと比べて 漫画『スラムダンク』の影響から、バスケ人気も以前よりはあがったものの今はそれ程でもなく、 アメリカ三大プロスポーツではあるが、バスケは日本で人気のあるスポーツではない。 でも、やっぱり、最下位でも最高の観客動員ということは、 経営のやりようによってはという感じはしますよね。 HFCだと、おちまさと氏を呼ぶなんて、とんでもないって感じなのかな?(笑) 人脈ないから無理、お金ないから無理、アイドル!?そんなのできるの? って感じなのかな?(笑) でも、HFCにも、中断期間中に会社組織を立て直してもらいたいくらいで(笑)。 まあ、HFCには、硬直した会社組織で、何でもお金がないといわずに、 色々とアイデアを出してそれを実現していける会社の環境作り をして欲しいと思っていますが・・・。 アイドルとまではいかないまでも、札幌の財産であるドールズを もう少しうまくプロデュースできないかとは思いますね。某選手の妹は、一部でかなり人気ありますし(笑)どういう雇用形態なのかよくわかりませんが・・・、 プロ契約をして、人材の流出を防ぐというのも一つの手段だと思います。 それと、試合開始前とハーフタイムのダンスを見ていると、贔屓目かもしれませんが、 ファイターズのダンサーよりも上手いと思いますし(笑)。 ただ、SSの特権としてメインスタンド側のみで踊ると、どうしても スタジアム全体の盛り上がりという点では、欠けますよね。 ドールズを増員して、ピッチ全体で踊るとか、 ピッチの真ん中で躍るとかにしたいですよね。 (※ボールボーイの微妙な踊りは、どうかと思いますよ(笑)。) ただ、前出のレラカムイ、 >チア&ダンスドリルチーム「ファンタマジック」で、新アイドルユニットのプロデュース。 おちまさと氏らしいといえば、そうなんだけど・・・(・・;) どういうレベルのアイドルかにもよりますが、難しいと思いますね。 まず、いい素材が見つかるか・・・。 それと、おそらく彼はアイデアを出すだけでしょうから、アイドルグループも含めて、 レラカムイに、それをどこまで実現できる能力があるのか。 また、長期に渡って彼がレラカムイに携わることは恐らくないでしょうから、 彼のアイデアを一過性のものにしない。ノウハウの蓄積と継続性を維持できるかに かかっているような気がします。 しかし、レラカムイの取り組みは、派手さを求めてるだけだとのご批判も お持ちの方もいるでしょうが、結果がどうなるにしろ私は、この姿勢を評価したいと思います。
2008年05月19日
結果からいえば、1-3で札幌の逆転負け。
しかし、私は若干の修正点はあるものの基本的にはこのままでいいと思う。
前半、期待のルーキー宮澤のルーキー初得点らしさを全く感じさせない
見事な利き足ではない左足でのミドルシュートで1-0で折り返した。
しかし、特に後半から、坪内が
>前半は非常に良い形で戦えていたが、後半は何故か動きが重くなってしまった。
>失点シーンも含め、自滅という感じ。
とコメントし、三浦監督も
>疲れというのはあったかなと思います。そういうエネルギー切れが
>2点目などのクリアミスにつながったと思います
言っていたように、前半飛ばしすぎてガクっと来たか。
いきなり選手の足が止まり始め名古屋の選手にプレッシャーがかからなくなり、
フリーで精度の高いロングボールをヨンセンやDFラインの裏に入れられ、DFラインが下がっていた。
(後半から、名古屋も単純にサイドからのロングボールを狙っていた節もある。)
1失点目は、DFラインがペナルティエリア内まで下がりきってしまったため、
右サイドで名古屋の選手にプレッシャーがかからなくなり、マギヌンに決められる。
また、DFラインの選手が、この時ボールにプレッシャーをかけられなかったことに
オフサイドのセルフジャッジをした可能性もある。
(※浦和*ガンバ戦の2点目でもあったが、セルフジャッジをして選手が
勝手に試合を止めても意味はない。文句があっても審判は試合中絶対だ。)
2失点目は、高木のミスキックもあり、交代した足の速い杉本にクロスを
入れられ玉田の技ありヒールキックで1-2と逆転。
この時も、DFラインはペナルティエリア内で下がりきっていた。
最後におまけで杉本へ吉弘がペナルティエリア内で後ろからタックルしてしまい
PKをヨンセンに決められ、1-3で札幌の負け。
前節大宮戦と試合の流れは似ていた。 ただ、大宮と名古屋の違いは最後の決定力の違いだったと私は感じている。 正直、個々の選手の力量差で押し切られた。 後半15分過ぎから、交代のタイミングだったと思うが、名古屋の杉本に比べると 札幌には、試合の流れを変えるような攻撃の決定的なカードがなかった。 しかし、全体的な流れ、戦い方はこれでいいと思う。 下手に体力温存を考えるほど、今の札幌に余裕はない。始めから飛ばして 先制点を奪い、1-0で勝つという去年の勝ちパターンに持っていくしかない。 改善点を挙げるなら、自分たちのポゼッションする時間を増やすためにも セカンドボールなり、相手のボールを奪ってからの最初のパスを確実につなぐこと。 ノープレッシャーでも、すぐに蹴ろうとしたりヘディングして前に出すことがよく見られる。 リーグ開始直後に比べれば、だいぶ落ち着いたプレイが 見られるようになってはきたが、まだ足りない。 そして、クライトンの言うように >いつもと同じようなミスばかりで、理解のできないところが多かった。 >クリアできるところでクリアできず、そこでボールを取られて失点。 危ない場面では、セーフティファーストのプレイをして試合の流れを切ること。 ハードワークができているときは、主導権を握れるが、 走れなくなると相手にペースを持っていかれる。 しかし、90分走り続けるのは無理なのだから、チームのポゼッションを増やし、 落ち着く時間を作ることや、カウンターで相手ゴールを脅かさないと、 DFラインは休めないしドンドン下がってしまう。 後半から、フレッシュな選手を入れて、前線からのプレスを継続するという のも一つの手段だと思うが、名古屋戦は、ベンチも含めた選手層の違いが出た。 ルーキーだけにまだ90分は辛い宮澤の代わりに、ほとんど仕事らしい仕事の出来なかった 石井を入れるしかないなど、攻撃の選択肢がほとんどない。 しかし、これは宮澤がどんどん良くなってはいるものの90分持たないのだから、 最初から割り切って併用する。宮澤を先発、その後に中山とエジソン、 もしくは、その逆パターンなど(宮澤+中山+エジソン)*ダヴィで、 状況によって使い分けることで、何とか乗り切れそうな気もする。 それと特筆すべきは、芳賀の運動量だ。中盤で激しくボールを追いかけ、 DFがボールホルダーに当たりに行った後のDFラインのスペースまで埋めていた。 本当に頭が下がる。 現状、芳賀のDF能力とクライトンのキープ力と展開力を上回らないとボランチの レギュラーはきつそう。もっと運動量や守備センス、攻撃センスなど総合的に あげていかないと上里、鈴木に出番はないだろう。 今後を見据えて、二人を武者修行に出すべき時期かもしれない。 西は、守備で頑張る姿が最近目立つようになってしまい、 本来の攻撃面のよさが出せていなかった。
前半の試合内容を継続するためにも、三浦監督が言うように、 >簡単にいうと怪我人が多すぎた。去年のレギュラーメンバーがひとりも揃わなかったり、 >そういうのが長かったというのが失点の多さに何となくつながっているのかなと思います。 >まずやはり、チームが万全な状態で臨めるかどうかというのは大事なのかな、と感じました まず、怪我人の復帰が中断空けの巻き返しのポイントになってくるのではないか。 そして、ハードワークを継続するためにポゼッションの改善、この辺りを良くして欲しい。
2008年05月18日
結果は、2-1で勝ちました!
パチ☆\\ ̄ー ̄)( ̄ー ̄//☆パチ
先発メンバーは、
FW ノナト、石井
MF 西谷、鈴木、マーカス、藤田
DF 上里、池内、西澤、鄭
GK 高原
前半は、ゴール前でノナトが粘って混戦になり、 左にいたどフリーの西谷に渡って落ち着いてシュートを決めて先制。 その後、再三、左サイドを駆け上がっていた上里、疲れていたか 左サイドを柏の選手に切り崩されて失点。 前半を1-1で折り返します。 後半開始から、西谷>岡本、ノナト>横野、西澤>堀田に代えます。 後半20分ごろ、池内に代わって、岩沼が投入。 その岩沼が左SBに入り、鈴木がCB、上里がボランチにポジションチェンジ。 後半終了間際、藤田がDFラインの裏に抜けて (この藤田へのパス良かったけど蹴ったの誰だろう・・・) 右サイドからクロス、それを横野がゴール前の混戦から押し込み、 GKが触ったもののコロコロとゴールへ転がり泥臭く決勝ゴールを決めて勝ちました。
戦い方は、3ラインをコンパクトにして戦うトップチームと同じ戦術。 トップと同じように、ハードワークできているときは、主導権を握れますが、 走れなくなると相手にペースを持っていかれるのも同じ(笑)。 あとは、バックパスが多かったですね。 高原が、「後ろに蹴るなら、(そっから前に大きく蹴っても)同じだろ!」と 愚痴っていたように聞こえましたが、確実に前につなぐことが課題だと思います。 選手の感想は、ノナトはダメですね。スピードもポストプレイも中途半端で微妙。 (強いわけでも弱いわけでもない・・・(・・;)) 前半の終盤ですでに相手DFラインよりも戻りが遅いとかスタミナもなさすぎ。 見せ場は、ある程度作るもののもっと走れないときつい。 シュートもペナルティエリアのすぐ内側の左、絶好のチャンスからシュートを打ちましたが、 枠を外していたので、ちょっと期待薄という印象を持ちました。 横野は、得点も決めましたし前線からめっちゃ一生懸命走ってましたね。好感持てました。 石井は、上手いんだけど、あとちょっと何かが足りない感じがします。 肝心なところでの、ボディバランスだったり、ボールコントロールだったり、 ファーストタッチの処理だったり、後ちょっとだと思うんですけどね・・・。 上里、前半は、左SBとして再三左サイドを駆け上がり、左サイドからの 失点の原因になりましたが、攻撃の起点になっていたと思います。 ボランチに入ってもハードワークしていましたし、左からの強烈なキックも見れました。 マーカスも守備で利いていましたし、しっかりDFラインのスペースを埋めていました。 ボランチは、鈴木が微妙という印象。もう少し、ボールを受ける時のポジショニングと その後のパスコースを考えてパスをもらわないと、ボランチから前に確実にパスをつなげないし、 DFラインへのバックパスが多く、DFも安心して鈴木にボールを預けられていなかった。 ボランチのレギュラー芳賀とクライトンに割ってはいるのは今のままじゃきつい印象。 藤田は、かなり積極的にボールに絡んでましたね。 ただ、最後怪我して足引きずってましたが大丈夫でしょうか? DFラインでは、ちょっとびっくりしましたが、CBの堀田いいですね。 ルーキーですが、プレイがすごく落ち着いています。 私の中では、CBの安定感は、池内<西澤<堀田という印象。 案外早く出てくるかもしれません。 鄭は、右SBで守備的にかなりきいていましたね。攻撃面で物足りなさは感じますが・・・ あとは、エジソンを見にいったのですが、まだ登録されてないのかな?(笑)
2008年05月16日
私は、HFCには今回の持ち株会の増資によって得た資金を、 選手補強に使わずに、観客動員増加(ファンサービス)に使って欲しいと思っていた。 なぜなら、『観客動員数の伸び悩み』が深刻になっているからである。 2008年5月13日付日刊スポーツによれば、 HFC児玉社長に「札幌の経営大丈夫?」 >リーグ戦の1試合平均動員数を1万9529人(札幌ドーム開催は2万5000人)と見積もり >興行収入予算を組んでいる。だが、ここまでの5試合平均は1万6881人 現在、今年度の見積もりを大幅に下回る観客動員数である。 このままだと2億円以上の赤字になってしまう。 それに対して、HFCの児玉社長は、 >平均単価は昨年の1人1500円が、2000円弱になっています。 さらに、佐藤専務も >昨年は1試合平均3000~3500人の招待券入場者がいたが、 >今年は有料のお客さまがほとんど。単純に予算3割減ではありません。 と述べ、観客動員数の伸び悩みが、数字で現れているほど経営にダメージがないことを 強調するが、そのことで観客動員の伸び悩みそのものが、問題でなくなるわけではない。 まして、チームを応援する層を厚くしていかなければ、経営がジリ貧に陥ってしまう。 観客動員の伸び悩みは、今後の経営面を考える上で最も重要かつ深刻な問題である。 そして、ひばりさんのブログ(『赤黒徒然草』)で、 大変興味深い観客動員の伸び悩みについての考察がされている。 観客動員の謎 >「負け続けているから伸びないんだ」という意見もある(中略) >本当に勝ち負けが動員にとって重要な要因ならば、もっと低くても良い >今会場を埋めているのはリーグが変わろうとも通い続ける固定客だけ J1に上がったことが、他のクラブと比べて新たな観客動員に繋がっておらず、 チームが弱いから客が来ないのだという意見に対して、 札幌の場合、昇格が新たな集客につながっていないと指摘している。 さらに、そこでのコメントとしてEBTさんが、 >CVSとしてクラブ運営の一旦に携わる者として特に最近感じますが >ドームに試合を見に来るお客様は日本ハムの試合の時の対応に比べて >コンサの試合時のHFCの対応に不満を感じていて、一回はドームに来てもリピーターになっていない。 と最近の感想を述べている。 前出の日刊スポーツの記事で、児玉社長も、 >日本ハムさんの移転などは多少、影響しているかもしれません。 という文言を見つけることが出来る。しかし、これは多少ではなく、 かなり影響しているのではないか。 私も、先日の川崎F戦の時に、こんなことがあった。 試合開始直前に、チケット売り場の前に長蛇の列が出来た。 その日は、夜開催だったので当日客が多数予測される中、 チケットの窓口はたったの4つ。そこで、20分近く待たされたのだ。 (私は、ローソンで買えば良かったと後悔したが・・・) そして、並んでいる時に、私の近くにいた男性がポツリと 「ファイターズの時は、こんなに待たされなかった。」 と言ったのだ。 実は、私はGW中に同じように札幌ドームでファイターズ戦を見たが、 その日は、4万人を越える観客が来ていたにもかかわらず、 圧倒的にチケット窓口の数が違うのが根本的な原因とは思うが、 チケット窓口で札幌ほどの長蛇の列をみることは確かになかった。 この間、緑戦に行くと、学生席と指定席のチケットだけ別窓口になっており、 対策を講じた後はみられたものの、 やはり、開始前のチケット売り場の前には、長蛇の列ができていた・・・。 観客は、知らず知らずのうちにファイターズとコンサドーレを比較している。 私が、札幌ドームのファイターズ戦で見たものは、過剰とも思えるほどの ファンサービスと演出であった。 野球とサッカーで、あまりこだわりがなく、スポーツ観戦を楽しみたい人にとって 現状は、「ファイターズ>コンサドーレ」であることは、想像に難くない。 サッカーと野球は、競合はしないが明らかに比較されている。 HFCは、この問題を真摯に受け止め対応しないと手遅れになる。 そして、何かをするにしても資金が必要なことは明白だ。 従って増資分を選手補強という、ある意味、博打のようなものに使うのではなく、 観客動員増加およびファンサービスとして堅実な手段で還元して欲しい。 (※児玉社長も、今のところ現場から補強についての要望はないと言っている。) 持ち株会の出資者が、一般市民であることを考えてもこれが最も妥当な 選択肢ともいえるのではないだろうか? まして、観客動員があがれば増収が見込めるわけで一石二鳥である。 (※具体的な集客増加策については、また別の機会に書こうと思っています。) このように、私はHFCにとって観客動員の問題が最大の問題であり、 現場が補強を望んでいない以上、持ち株会の大型補強の要望には賛同できない。 (※賛同できないので、私は出資しませんでした。私は、他の方法で貢献しようと思います。) 前出、日刊スポーツの記事より >12日にはサポーターズ持ち株会が債務超過解消のための増資として >1億1568万円を集めたと発表し、緊急の大型補強を訴えた。 5月13日付北海道新聞より コンサ再建へずしり1億円 持株会 出資募集の目標突破 >真木幸三副理事長は >「札幌はまだ三勝。集めたお金は大型補強に使っていただきたい」とチームに要望した。 持ち株会の組織形態が、如何なるものなのか未だ判然としないのだが、 果たして上記のコメントが出資した人たちの総意なのだろうか? そして、現状の持ち株会は、出資者の意見を集約する能力があるのだろうか? しかしながら、上記日刊の佐藤専務のコメントにおいて、 >債務超過解消のために減増資して、またすぐに債務超過にはできません >現在、社内で緊急の集客対策会議を開き、アイデアを精査しているところ。 >7、8月のホームゲームなどに、その企画を実施します。 と、当のHFCから、現実的な言葉を聴けたことに一縷の望みを感じるが、 補強という博打を打つのではなく、市民から集めた大切なお金なのだからこそ、 HFCには、堅実につかって頂きたいと切に願ってやまない。 (※児玉社長も、札幌ドームでも楽しさを演出できないか、ドームと 話し合っているとブログにありました。そういう使い方を是非。)
2008年05月15日
以前、空手をやっていた私が、サッカーでも応用できるテクニックを紹介した 動き出しを速くするコツ -膝カックン- に続くシリーズ第2弾です(笑)。 通常、相手にあたり負けしないためには、筋肉をつけてフィジカルを強くする、 体勢を低くして重心を相手より低くするなどが挙げられます。 一般的に、「あたり負け=フィジカルが弱い」という図式はあると思います。 あたり負けは、相手とぶつかった時にバランスを崩してしまい、次の動作への 対応が遅れたり、出来なかったりすることに大きな問題があります。 例えば、ボールをキープしている時に相手にチャージされてバランスを崩すとか、 ヘディングで競り合っている時に、相手にはじき出されるとヘディングできません。 屈強な相手に対して、力でぶつかっても勝てません。 わずかな力の差であれば、タイミングやポジショニングでカバーできますが、 圧倒的な体格差があると力でいっても、まず勝てません。 このような体格差の著しい場合は、勝負を諦めるしかないのでしょうか? そこで、タイトルの糠に釘、のれんに腕押しになるわけです。 柔よく剛を制すではありませんが、剛に剛で対抗しても勝てないのなら、 剛には柔で対抗するしかありません。 実は、人間の身体は、力んだ方がバランスを崩しやすいのです。 脳天から肛門に一本の棒が刺さっている感覚で、その棒を中心に身体を回転させる ことで、こちらのバランスを崩すことなく相手の力をいなすことが出来ます。 なぜかというと、全身力んでしまうと身体が大きな壁のようになります。 壁が強ければ相手を弾き飛ばせますが、それ以上の力で来られると壁は壊れます。 しかし、相手をいなせば風見鶏のようになるので、相手の力を殺し、 相手の力が関係なくなります。(※相手をヒラヒラとかわしていくイメージです。) 強風に対して、壁も一つの対策ですが、風見鶏のように クルクル回ることも有効です。(回りすぎに注意ですが(笑)。) いくら回っても、中心はぶれませんから、バランスは崩れないのです。 簡単に実感できる方法は、立った状態で二人で正対して相手の肩を片手で 押し合ってみてください。(※押し相撲の要領です。) 相手に負けまいと、力で押し返そうと力むとおそらくすぐに負けます。 力まずに脱力し、自分の身体の中心に棒があると思ってそこを中心にして 相手の力を受け流すように回ると、そう簡単にはバランスが崩れません。 ドリブル中、相手にチャージされてもバランスが崩れない、ヘッドで競る時も 相手に弾き飛ばされることはない。相手と力と力で当たってゴツンと接触する ことも減るので怪我も減ると思います。 ただ、これは理屈はわかっても実践で使えるようになるまでは、 ちょっと修行が必要かもしれません(笑)。 でも、「フィジカルに対する発想の転換」は有効かも知れません。 (※近年、特に体幹を鍛えることの重要性が言われていますが、 体幹を丈夫にすることで、あたりに強くなり怪我の予防に繋がる というのは、この理屈からも言えると思います。)
私事ではありますが・・・、 5月13日号 週間アクセスランキング 2週間ほど、まじめに毎日書き込んだ成果(?)がでたのか、 アクセスランキングに、初めてランクインすることができました。 今まで、ご覧になってくれた方、コメントを書き込んで下さった方、 ありがとうございます。 そして、今後ともよろしくお願い致します。 趣味と自分の文章力をあげるため、某氏の札幌サポはサッカー知らない発言にカチンときて(笑)ブログを始めましたが、私自身はブログを始めて良かったと思っています。 ブログを始める以前よりも確実にコンサドーレ札幌への想いは強くなりました。 これからも更新を頑張ろうと思いますので、よろしくお願いします!
2008年05月14日
昨日、オーウェンが千葉に移籍かっ!と報道されて、 「それはないだろー」という反応が多かったですね(笑)。 そこで、メディアが伝える価値観・イデオロギーなどをうのみにせず、 主体的に解読する力をつけるメディアリテラシーを考えてみたいと思います。 オーウェンの話は可能性は0ではないですが、来る可能性は極めて低いということはわかります。 しかし、日常の新聞報道も、気をつけてみると?なことってありませんか?
例えば、今日のスポーツ報知と北海道新聞で、似たような写真が使われています。 本日付スポーツ報知より 札幌・ノナト、丸刈りで登場 本日付北海道新聞より 中山、7戦ぶり復帰へ意欲 左ひざのけが完治間近 若手の台頭で闘争心に火 しかしよく見ると、ランニング中の似たような構図の写真を使っていながら、 一方は、ノナト、もう一方は、中山の記事を書いています。 そして、ノナトの記事を書いたスポーツ報知は、ノナトが精悍な顔つきで写り、 中山が下を向いて元気なさそうに写っていますが、 一方の道新の記事は、正にその逆、中山が上を向き、ノナトが下を向いています。 当然下を向いていれば、元気のないイメージを与え、上を向いていれば、 元気のあるイメージを読者に与えます。 (※中山の名前とは、無関係です・・・(・・;)) これは、メディアのイメージ操作のテクニックとしてよく行われています。 有名なものとしては、1991年の湾岸戦争での、「石油にまみれた水鳥」の映像です。 自分の記事の主張を裏付けるために、それに付随させる写真をどういうカットでどういう瞬間を 選択するかは、ある意味、記者、およびカメラマンの腕次第ということは、あると思いますが。 そして、今日の日刊スポーツによれば、 札幌外国人FW獲りへ ノナトの契約は解除し、新外国人を獲得すると書いています。 もし、日刊の報道が全て真実であれば、ノナトは試合に出ることはないでしょうし、 今後のノナトの活躍はないことになります。 好意的に全ての情報を考えると、新外国人の調査を進めつつ、 中断前の名古屋戦にノナトにラストチャンスを与え、その結果次第で 契約解除し、新外国人を獲得するという流れも考えられなくもないですが、 ノナトが丸坊主にしたというだけでは、そこまでは言えません(笑)。 中山については、まだ怪我をしたところが痛いといっているようですし、 次節、間に合うかどうかは微妙といった印象です。
次に、前出と同じ日刊スポーツの記事から、 >リーグ14位タイの11得点と低迷する決定力不足解消のため、 >得点力がある外国人FW獲得を第一に考えている。 この場合の決定力と得点力という言葉、要注意かと。 なぜなら、この場合の「決定力と得点力」とは、 何を指しているのかが曖昧だからです。 例えば、札幌のチームシュート決定率(得点/チーム総シュート数)は、 チームシュート決定率と被決定率で、札幌健闘というデータ で、検討していますが、10節までで上から数えて8位、11節までで7位です。 つまり、シュート決定率は低くありません。 そして、札幌のチーム総シュート数は、J1リーグで最低です。(これも上記リンク先にデータあり) ですから、このデータから考えると、 この場合の決定力と得点力は、シュートのことを恐らく指している ということが分かります。 しかし、「決定力と得点力=シュート」?という疑問は残りますが・・・(・・;) 私の場合、こんな感じで毎回読んでいます。 皆さんは、どのようにして読まれていますか?
2008年05月13日
日本とは開催期間の違う欧州のリーグが、2007-2008シーズンの佳境を迎えました。 いわゆる欧州4大リーグの状況を見ていきたいと思います。 まず、ドイツのブンデスリーガでは、イタリア代表FWトニ、フランス代表MFリベリ、 ドイツ代表FWクローゼと100億規模の補強をしたと言われる バイエルン・ミュンヘンがシーズン2敗とぶっちぎりで優勝を決めました。 スペインのリーガエスパニョーラは、日本でいうところの巨人のような全員4番を 揃えるという様な愚行を脱却して(それでもいい選手ばかりですが・・・)、 レアル・マドリッドが、2連覇を達成。FCバルセロナは、一時代を築いた 監督のライカールトを解任、後任に2006年に引退したOBのグアルディオラを起用。 スペイントップリーグでは、初の監督経験となるだけに吉と出るか凶とでるか。 それと心配なのが、バレンシア。01-02シーズンを優勝し、 近年はリーグの上位常連であったチームが、内紛と経済的危機で 一転、残留の危機とメンバー離散の危機を迎えています。 残留の方は決めましたが、大量のメンバー流出は避けられない状況のようです。GKカニサレス、FWヴィジャ、モリエンテス、うーんいい選手ばっかりだ・・・。イングランドのプレミアリーグは、勝ち点でロシアの石油王アブラモビッチがオーナーのチェルシーが 並んだものの、最終節でマンチェスター・ユナイテッドが勝利、チェルシーはまさかのドロー。 マンUが、序盤の不調から見事に復調し2連覇を達成しました。 MFで、突破してもよし、ヘッドも強い、視野も広いし、FKも鬼のように決めてくる、 マンUのクリスティアーノ・ロナウドの31得点、得点王の活躍は特筆。 おまけに、かっこいい(笑)。本当にすごい選手。ブラジルのロナウドは、恥ずかしい事件を起こしてしまったようですが・・・(・・;)イタリアのセリエAは、唯一優勝国がまだ決まっていない状況。 3連覇(※05-06シーズンは、八百長疑惑で上位2チームが順位剥奪のため繰上げ優勝) のかかるインテルが、勝てば優勝が決まる状況で足踏み。 かつて中田英寿氏もいたローマにも優勝の可能性が残り、最終節までもつれこみました。 マテラッツイは、PKをはずしたことをかなり後悔している様子。 インテルのマテラッツィに自責の念「PKを失敗してしまった」そりゃ、そうでしょうが、まあ、普通はこれくらい厳しく非難されるものです(笑)。そして、日本と中断期間が違うため、毎年この時期になると 海外日本人選手の出戻りや大物外国人選手の移籍の噂がでます。 出戻りだと鹿島に中田が復帰するのかな? それよりも何よりも、今年も来るか大物外国人選手! (去年の目玉であったFC東京のコスタリカ代表だったワンチョペは、 怪我の影響もあり期待はずれでしたが、彼どうやら引退したらしいですね・・・(・・;)) パウロ・ワンチョペ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 千葉が今夏FWオーウェン獲得か Σ(- -ノ)ノ エェ!? Σ(- -ノ)ノ エェ!? 移籍金15億円らしいです。リヴァプールで同じだった千葉のミラー新監督との 人脈があるとはいえ、さあ、どうなるか!? もし、来たらJリーグが全体的に盛り上がるだろうことは間違いないし、 個人的に生オーウェンを見たいから、とてもいいと思うのですが、 札幌的にはちょっときついなぁ・・・(・・;)
2008年05月12日
札幌の選手・監督に対して、 大別すると「厳しくいくべきだ」というのと「温かく見守っていこう」という 人たちがいると思うのです。HFCに対しては、厳しくで統一のようですが(笑)私の実感は、某掲示板に出没することが多かったので、 そこで感情をそのまま吐露したような一言書き込みが多く、 しかも、負けると決まって監督、選手批判が始まるので、 「厳しくいくべきだ」という人の方が、多数派だと思っていました。 一般的には、「厳しくいくべきだ」派が多いという認識ですが、事実誤認でしょうか?(笑) しかし、ここのブログは札幌の公式ブログなだけあって、「温かく見守っていこう」という人の方が、 多数派なのかなという気が今はしています。 札幌の公式ブログでブログを書くくらいですから、かなり熱心なサポーターが 多いでしょうから、札幌の熱心なサポーターの多くは、「温かく見守っていこう」派なのかなと。 しまふく寮でPCが壊れそうになった時に選手もこのブログを見ることがあると書かれていましたし、 そういうことを意識して書かれている方もいるかもしれません。 私は、今まで自分が少数派だと思っていたので、正直もっと私のブログも 叩かれるのではないかと思って内心ドキドキしていたのですが(笑)。 ここのブログによって形成されたコミュニティの雰囲気は、 「温かく見守っていこう」派が支配的なのかもしれませんね。 そう思った次第です。 ただ、私もそれなりに毒は吐いてるつもりなので、甘やかしてるつもりもないんですがね(笑)。 前向きかつ、建設的な意見を書こうとは心がけてはいますが。
2008年05月11日
ちょっとDFラインの守り方について考えてみました。 (※緑戦の後に書き始めたので、緑戦が中心です。)
京都は、柳沢と林がDFラインの裏を狙ってきていました。 緑は、外国人トリオがドリブルで突っかけてきました。 突っかけてくる場合は、誰もあたりにいかずトップスピードにのった相手をゾーンで 待ち受けて止めることは困難ですし後手に回ります。 (しかも、相手はゾーンのマークの受け渡しの困難を狙って斜めにダイヤゴナルランしてきます。) ですから、DFラインの裏をねらってくる場合は、オフサイドを狙うのが効果的ですが、 相手がドリブルで突っかけてくるのは、オフサイドを取れませんから、 ボールホルダーに対して、あたりに行かないと際限なくDFラインが下がることになります。 (※ただ、DFがあたりに前に出るとDFラインにスペースが出来る。) しかし、オフサイドを狙う場合も、ボールホルダーに対してプレッシャーがかかっている 状況でなければ、確実に狙えません。相手がパスを出すタイミングを見て DFラインを上げるので、パスの出し手が自由な時は、ラインは上げられません。 (※どのタイミングでパスが出るか分からないから。) 従って、オフサイドトラップを仕掛けるにしても、相手がドリブルで仕掛けてきたとしても、 基本的に、ボールホルダーを自由にしてはいけないことになります。 オフサイドトラップは、非常に難しい戦術ですし、裏を取られるのが 怖いとDFラインはまず上げられませんし、一人でも怖いと思えば失敗します。 DFラインが積極的に狙っていくためには、前線および中盤でプレスがかかっている必要があります。 ですから、チームが苦しいときこそ前線と中盤が守備に奔走することが重要だと思います。
ですが、マンマークで相手に付きすぎると、 以前指摘した↓の図。
〇味方 ●相手 ・・・ボールの動き ↓人の動き ● ・〇 ● ・ ↓ 〇 〇 ・● 〇 ・ GK
DFラインの選手が当たる場合は、自陣で危険なスペースを生み出す可能性があります。 そのためスペースを埋めるカバーリングの必要性が生じてきます。 (※↑図でいえば、あたりに行った選手のスペースを埋めるために全体的に中央に絞る必要がある。) そして、2ラインの間のスペース(バイタルエリア)を使われないために 出来るだけコンパクトにする必要がある。 ですから、組織的に相手にどのポイントで、どこまで付くかの意思統一を行う必要がある。 要は、バランスの問題ではないかと。 緑戦でいえば、前半は自陣に危険なスペースを作らないように ラインにギャップをつくらないことを優先しすぎた。 そのため、結果的にボールへのプレシャーが弱く受身になって、ラインが下がった。 後半、札幌は負けているので攻める必要があり前半より ボールへのプレッシャーを強め積極的になった。 その一方で、負けていたので攻めなければいけなかったが、 ボールにプレッシャーを強めたことで、自陣にスペースが出来てラインはガタガタになった。 大宮戦の前半は、前方で相手に上手くプレッシャーがかかっていたので、 DFラインも上げられた。しかし、後半は前方でのプレッシャーが弱くなり DFラインも下がり防戦一方になったこととも合致するかと。 ですから、12戦連続失点中の札幌ですが、 前線からのプレスと組織的守備を磨いていくことで活路は開けるような気がします。
2008年05月11日
J1で11戦して勝ち星なしと札幌よりも深刻な事態であった千葉は、 クゼ監督を解任、イングランドプレミアリーグ、リヴァプールでコーチを していたミラー新監督を就任させた。そのミラー新監督の言葉。 >「大切なのは、目の前の試合に勝ち続けること。 今の我々に中長期的な目標は意味がない。」 札幌にとっても耳が痛い話。我々も目の前の試合に勝っていくしかない。 ただ、HFCには中長期的な展望はもっていただかないと・・・(・・;) そして、監督交代の効果か、12戦目にして初勝利。 中心選手が抜けたとはいえ、いくらなんでもそろそろ勝たないとね・・・。 それにしても千葉のミラー新体制、「互いの距離感を保ち(コンパクトに)守れ」とか、 「球を奪ったらFWを見ろ」など、前者はゾーンディフェンス、後者はカウンターの指示でしょうから、 キーワードだけ見ると、三浦サッカーと似たサッカーなのかなという印象です。 実際は、世界クラブ選手権で2005年にリヴァプールが来日した時、 どういうサッカーをしていたか、正直覚えていないので、わかりません・・・。ミーハーに、ジェラードすげーとか思って見てましたし(笑)それに、今節の千葉と京都の試合を見ておらず、 まだミラー監督も来たばかりですから、さらに何とも言えませんが・・・(・・;) 千葉って、オシムもそうですが、すごいところから監督を呼んできますよね。 やはり伝統ある古河電工の人脈なんでしょうか。 翻って、こちらも伝統あるサッカー部であった東芝が前身である札幌。 東芝関係の人脈って今もあるのだろうか・・・(・・;)
引き続きまして、今日の日刊スポーツから 札幌ダビ頭でゴール“おわび弾”/J1 昨日、点数決めたことよりも何よりも、ダヴィが、 >ピッチでは「こっちだっていってるしょ」と北海道弁で指示を出す。 「こっちだっていってるしょ」 「こっちだっていってるしょ」!? Σ(- -ノ)ノ エェ!? マジデスカ?(笑)でも、スポーツ紙だしな・・・(・・;)もし本当なら、教えた人、GoodJob!です。
2008年05月10日
雨の降るナックファイブスタジアムでの大宮戦。 前半、クライトンのCKから大宮のオウンゴールで先制。 大宮の森田に決められ同点となるも、またしてもクライトンからのCK を柴田が戻して二アのダビィのゴールで勝ち越しに成功。 2-1で、札幌の勝利!勝利!勝利!勝利!勝利!しばらく、この言葉、書いてなかったので、書きまくってみました(笑)。相変わらずシュート6本(※大宮は10本)と少なかったですが、セットプレイからの得点で勝利。 前2節に比べれば、特に開始早々から気合が入り、後半少しばてましたが 選手が攻守にアグレッシブになっていたと思います。 宮澤も段々良くなってますね。これからが楽しみになってきました。 池内が、「後半に追いつかれてから、逆転されず、同点のままでも終わらず、 そこでもう一度突き放せたのは大きかった」と語っていますがその通りですね。
今節のスタメンおよび交代は以下の通り GK28高木貴弘 DF21平岡康裕(52分→33鄭容臺) DF32柴田慎吾 DF 2吉弘充志 DF 5池内友彦 MF 8砂川誠(75分→24西谷正也) MF15クライトン MF18芳賀博信 MF22西大伍 FW25宮澤裕樹(64分→7藤田征也) FW10ダヴィ クライトンをボランチに。宮澤をFW。両SHを前節と変えてきました。 坪内が累積ということもあり、DFラインも微妙にメンツが変わっています。 前節、後半から出場の柴田もスタメン復帰。 多くのサポが望んだ布陣での勝利、これで監督批判も多少収まるかな?(笑) まあ、勝ったから今日はこの辺でスポーツニュースを見まくって余韻に浸るとしましょう(笑)。 久々に勝つと何かすごく嬉しいですねぇ、ほんと。 三浦監督も舌好調の様子。 >試合中は大宮の選手に指示を出しそうになった・・・というのは冗談です 選手の青空会議も無駄ではなかったようです。
2008年05月09日
エジソン選手(ヴィトーリア)正式契約のお知らせ ■登録名:エジソン ■背番号:34 ■出身地:ブラジル ■生年月日:1990年2月26日 18歳 ■ポジション:FW ■身長/体重:181cm/75kg ■経歴:2003年~2008年 Esporte Clube Vitoria(ヴィトーリア) ■契約期間:2008年4月18日~2008年7月31日(C契約) ■プレーの特徴 強さと速さを兼ね備えたストライカー。18歳だけに、そのポテンシャルは計りしれない
上の文章で、一ヶ所気になった点があります。 それは、 >18歳だけに、そのポテンシャルは計りしれない 正直、ウルトラマン大百科などで、 怪獣を一撃で倒すことができるだけに ウルトラマンのスペシューム光線の威力は、計りしれない。 と書かれているのとほぼ同じような「えー、そんなすごいのかよ」というドキドキ感と でも、どれくらいすごいのかは実際よく分からないという胡散臭さを 同時ににおわす微妙な書き方です(笑)。 (※実際、ウルトラマン大百科にそのような記述があるかはわかりませんが、 ありそうですよね?・・・根拠なしwそれと、仮面ライダーでも応用は利きます!w) でも、この文章書いた方、秀逸です。GoodJobです(笑)。
ダビィ、カウェ、イタカレに続くブラジルのヴィトーリアからの助っ人第4弾。 恐らく、この選手もレンタルの後に、札幌が望めば完全移籍の特約ありだと思われます。 それにしても、エジソン、18歳になったばかりなんですね。 そんな彼に、札幌の命運を託さねばならない苦境でございます(*ノ-;*) そういえば、フッキも18歳のころに日本に来たんでしたっけね。 そんな彼も、今は銀髪ですけどね!w違う意味での東京デビューもしちゃいましたね・・・(・・;)
道新 コンサドーレ倶楽部 ブラジル人FWエジソン獲得 ダビと即2トップも(2008/05/08) >「パワーと決定力、空中戦に自信がある。ヘディングが好き」 待望の決定力のあるポストプレイヤーですかっ!攻撃は、緑のように外国人任せに拍車がかかりそうではありますが・・・(・・;)ポストプレイヤー不在に苦しむチーム状況ですから、理に適った補強です。 >三浦監督は「スピードが印象的。ブラジルには(このような逸材が)ごろごろいるんだね。 >もう少し早く来てくれれば良かった。 >(6月28日以降の)リーグ中断期間明けには使えるようになってくれるとありがたい」 すでに、指揮官も期待しているご様子。 全盛期のロナウドとまではいいませんが、 ちょっと太目のロナウドくらいの活躍を見せてくれれば、無問題です。太目でもすごかったですけどね(笑)。現在のロナウドは、大怪我をして引退の危機ですが・・・そんなにすごいんなら早く、み、見たい!w
2008年05月08日
古今東西、洋の東西を問わず「娯楽」は、日々の生活の憂さを晴らすという側面があります。 かつてローマ帝国の皇帝は、市民への「パン(食料)とサーカス(娯楽)」の提供を約束したり、 帝国領内各地に浴場(風呂)を作って市民からの支持を集めました。 そして、コロッセオで行われた剣闘士の戦いが、その最たるものでしょう。 同じような円形のスタジアムで行われるスポーツもローマ時代の娯楽の延長にあたるでしょう。 サッカーもスポーツであり、しかも、お金を取って観るプロスポーツです。 そこに求められるものは、究極の娯楽。 我々は、日々の鬱憤を晴らそうとそこに過大な期待を寄せます。 よくサッカーを知る観客が多くおり、サッカー文化を長く持つ地域として、 ヨーロッパをあげ、それを手本にすべきだという意見を見ますが、 ヨーロッパ経済とフーリガン(暴力的なサポーター)は、無縁ではありません。 今問題になっているイタリアのフーリガン。それは、現在不調のイタリア経済と無縁ではありません。 この間、マンチェスターUのテべスのスーパーミドルに古巣ウエストハムの 観客が今のシュートは仕方ないと拍手をしていましたが、 それも「イングランドの景気のよさ=観客の余裕」と無縁ではないと思います。 なぜなら、イングランドの景気が悪い時は、 イングランドのフーリガンは最悪とまで言われていたからです。 サッカーへのブーイングは、チームへの愛の裏返しだとか、 愛の鞭だとか、そのような言われ方もします。 サッカーについて色々と語ることは自由だと思いますし、大いに語るべきだとも思います。 しかし、ここ最近の流れを見ていると、負けたチームに対して 感情的になっているコメントが多かったように感じました。 相変わらずの北海道経済を反映しているのでしょうか、サポの心の余裕が あまり感じられませんでした。 それを見ている方もあまり気分がいいものではありません。 私は、宗教家でも占い師でもありませんから、 「愛とは何か」ということについて語る気はありませんが(笑)、 例えば、好きな異性(若しくは自分の子供)に君が好きだからもっと良くなって欲しい、だから、 君の事情はあまり考慮せずに自分が嫌なところを指摘しまくっているんだ。 それが私の愛情表現だといって相手に理解されるのでしょうか? 開幕前から戦力的にみて苦戦することは分かっていたはずです。サポが余裕を見せないで、 選手や監督に当り散らしても、さらにチームを苦境に追いやるだけだと思うのですが。 皆さん、いかがですか?
2008年05月07日
第11節ヴェルディ戦から一夜明けて、少し冷静になりました(笑)。 私もスタジアムで観ていたので、ちょっと熱くなってましたね(笑)。 多くの人が、今節で疑問を投げかけていることについて自分なりに考えてみました。 ①CBに柴田ではなく、平岡をつかった理由 ②マーカスの不甲斐ない守備 ③クライトンはボランチで使うべき ④監督は、このままでいいのか? ①については、前節からの流れが関係あると思います。 >前節京都戦完敗の内容から図ったテコ入れ 前節、京都に三浦サッカーの代名詞でもある3ラインをガタガタにされただけに、 某所にてMasaMaru氏も書いてましたが、 今節、ラインの建て直しをテーマにしていた可能性が高いですね。 そうすると、CBに柴田ではなく平岡を入れた意図が見えてくるんですよ。 マークの受け渡しに難のある柴田ではなく、戦術理解度の高い平岡をつかってきたと。 単純に、足の速いフッキ対策で高さより速さを選択したというのもあるでしょう。 だから、CBのスタメンは、柴田ではなく平岡だったんですよ!謎が解けました!見当はずれかもしれませんがw右SBの鄭も昨年からいますし戦術理解度は高かったでしょうし、 前半、彼はラインを重視するあまり前にいかなかったのかもしれません。 前半の守り方も、ラインを維持することに選手が汲々としてボールに全くプレッシャーが かけられなかったこととも符合します。 緑戦は、戦術に迷いが出たので原点に戻る。そういう試合だったのではないでしょうか? 負けが混むと原点回帰というのは、よくやる手法です。 今考えると、前半は、自陣に危険なスペースを作らないように陣形を維持することを 優先させ、ラインにギャップ凸凹を作らないようにした。 そのため、結果的にボールへのプレシャーが弱く、受けに回ったので消極的になってしまった。 後半、札幌は負けているので攻める必要がある、それで、前半より ボールへのプレッシャーを強め、結果的に積極的になった。 その一方で、ラインはガタガタになったが、自陣に多少スペースが出来ても(リスクをかけても)、 負けているのだから攻めなければいけなかったし、相手は自陣に退いてしっかり守って 少数でのカウンターしか狙ってこないので、ガタガタでも問題なかった。 結果論でしかありませんが、それが後半良かった原因ではないかと。 ですから、戦術が試合中に改善されたというよりは、多少無視してよくなったということでしょうね。 >②マーカスのボランチについて クライトンをボランチにすると、三浦式ゾーンディフェンスが 中盤で機能しなくなるというデメリットはあると思う。 彼はボランチに入っても、ゾーンディフェンスからある程度自由を許されている。 そういう意味では、マーカスの方がしっかりゾーンで守れている。 京都戦でラインをガタガタにされたので、 ボランチもその反省を生かしての緑戦のスタメン起用だったと思う。 そして、落ち着いて考えれば、彼、開始1分でフッキを止めようとして イエロー1枚もらっていたので、激しくいけなかったんですよね・・・(・・;) あれで激しく行って、もう一枚イエローもらって退場していたら、完全に試合終了です。 というわけで、私は、今はあまりマーカスを責める気はなくなりました。 >③クライトンのFW起用について これは、Ryosukeさんが、よくまとめているのでそっちに任せます(笑)。 座談会的提言 監督の采配が悪いの!? >④監督は、このままでいいのか? 三浦監督の試合後のコメントで、 >見に来た人の中には、後半頑張ったという印象を持った人もいるかもしれません。 >ただ私は今まで何百、何千試合と見てきたなかで思うのは、 >もし今日の試合で我々が前半3-0で勝っていたならば、 >後半は東京Vのペースで進んだだろうということです もし、後半の内容でサッカーをするなら、確かに札幌の監督が三浦監督である必要はないですね。 個の力を組織でカバーするような特殊な戦術を用いない普通の監督で良いと思いますから。 今まで札幌の戦術について色々と書いてきましたが、三浦監督の戦術は、 組織として非常に合理的な戦術だと思うので、 地力のない弱いチームが採用するには、良い戦術だと思います。 だから、今季はこの戦術を貫徹すべきというのが私の今までの意見でした。 ただ、今回の件で心配なことは、原点回帰を狙っての前半の展開ならば、 それでいて負けてしまったがために、監督や戦術に対する不満は選手に 芽生えてきている可能性があります。しかも、後半はライン維持を無視して ボールに積極的に行って、結果的に、それで試合が上手くまわった。 選手と監督の信頼関係が崩れることが、最も危惧する事態であると思うので、 そういう事態が起こっていないことを祈ります。 現状、私が感じる大きな問題点は、監督よりもむしろ 連敗によって選手が消極的になってはいないか?ということです。 ゾーンディフェンスだからといっても、決してボールにあたりに 行かないということではありません。 しかも、ゾーンの大前提は、ボールホルダー(持ってる人)を自由にさせない ということのはずです。 11節を見ても、特に前半は選手が失敗を恐れて後ろ向きでした。 今後、三浦監督は難しい舵取りを迫られると思いますが、 選手のメンタル面の改善も重要な要素なきがしてきました。 次節、監督に求めるとすれば、選手の積極性を引き出すような采配の配慮が、 必要になってくるのではないでしょうか? (※失敗をある程度、許すような戦術に予めするとか・・・難しいか・・・(・・;))
2008年05月07日
昨日、私は最後に選手に拍手をしました。あんな内容の試合をして選手に 拍手するのは甘いという方もいますし、以前の私もそう思っていました。 しかし、今ちょっと流行っている脳科学者の茂木さんも言ってますが、 人間は褒められたほうが脳内麻薬が出て、その行為を自然と続けようとするので、 褒めた方が、人間は伸びるんですよ!(笑) 若手の成長がJ1残留の鍵を握る札幌は、若手を成長させなければいけません。 村野GMが今年のサポ集会で、若い選手がゴール裏が怖いから行きたくないと 言ったとか、情けないと村野GMも思ったそうですが、最近の若い者は 軟弱者ですから、みんなで温かい目で見守りましょうよ(笑)。 選手への拍手は、他になんと言われようと俺たちは君たちの味方だ! というメッセージだと私は思っています。 北海道民は、都会のように結果ばかり求めギスギスしてブーイングするより、 北海道の大地と同じように大らかな心を示した方が、北海道らしいじゃないですか。 それに、特に若手は試合中も萎縮して失敗を恐れてなかなかチャレンジしないのに、 これ以上萎縮させても仕方ないでしょう。 というわけで、少なくとも私は、試合後、適当に拍手しているわけではありません(笑)。 褒めて伸ばそうとしてるんです!w もし、負けても拍手するのは、サッカーを知らないサポだという選手がいたら、 そんなサポの親心を感じ取れないような選手は、こっちから願い下げです。 そういう選手がもしいたら、負けて拍手をしなければならない、 サポの複雑な心情をわかってるのかと問いたいですね。
2008年05月06日
吉弘よ、あれが緑のフッキだ。緑のフッキは、化物かっ。 ということで、フッキに吉弘がマークに付くことが多かったですけど、 フッキに蹂躙されてましたね。一人で止めるのはやっぱりきついです。止めることが出来れば、日本代表なれるぞ!がんばれ!結果は、1-3で、15位ヴェルディにホームで負け。 7番レアンドロ、10番ディエゴ、9番フッキの3人にやられました。 開始早々の5分に、セットプレイから失点。右SBに鄭、ボランチにマーカスと芳賀という スタメンからみても、前半は守備的にいって後半勝負というゲームプランをいきなり崩された格好。 後は前に出てくる札幌に対して外国人トリオ以外が守備をしてカウンター狙い。 そして、まんまと前の外国人3人で点数をとられたという感じ。 セットプレイから得点し、後は余裕かましてカウンターって・・・ 本当は、 札幌がやらなければならないサッカーをヴェルディにされてしまった! という感じです。 後半、メンバーを入れ替えて積極的に出るも時すでに遅く、 反撃も1点止まり。4連敗とあいなりました。
前節と先発メンバーをかなり入れ替えてきました。
〇前節
GK28高木貴弘
DF 5池内友彦(33分→33鄭容臺)
DF32柴田慎吾
DF 2吉弘充志
DF19坪内秀介
MF 8砂川誠
MF29ディビッドソン純マーカス(45分*→9石井謙伍)
MF18芳賀博信
MF24西谷正也(70分→25宮澤裕樹)
FW15クライトン
FW22西大伍
〇今節
GK28 高木 貴弘
DF33 鄭 容臺(ハーフタイム→柴田)
DF21 平岡 康裕(後半25分→砂川)
DF2 吉弘 充志
DF19 坪内 秀介
MF7 藤田 征也
MF29 ディビッドソン純マーカス(ハーフタイム→宮沢)
MF18 芳賀 博信
MF24 西谷 正也
FW15 クライトン
FW10 ダヴィ
大きな変化は、DFライン。右SBに鄭、CBに平岡。
右SHに藤田。そして、FWにダビィの復帰。
CBの平岡は、相変わらず変なところでヘッドをかぶったり、
1対1で弱かったりしますが、大きな破綻はなかったと思います。
むしろ、問題は右SBの鄭。上がらずにロングフィードばかりなので、
右サイドでフォローがなく藤田が孤立。さらに、クライトンがボールをもらいに中盤まで
下がってきてしまい、藤田がFWの位置に上がったため、
なおのこと、鄭と藤田の位置が離れてしまい、前半の右サイドは
全く攻撃の基点になれず。
左サイドは、クライトンと西谷がボールを足元でキープするタイプなので、
誰もスペースに走りこむ選手(西あたりがいれば良かったか。)が
おらず、お互いにお前が走れよ状態(笑)。
それで、仕方がないので左SBの坪内が上がっていったが、今度はその
坪内があけた左サイドのスペースをカウンターでつかれるという悪循環・・・(・・;)
ボランチの芳賀は、カバーリング、チェイス、つなぎ、機を見て攻撃参加などで、
活躍しているのを見たが、マーカス、君は一体何のために居た?
2失点目もマーカスの甘いマークが原因。ゾーンが地域を守るからと
いってもそのゾーンに入ってきた選手に対しては、
マンツーと同じですから厳しく行くのが基本では?
(※ただ、2失点目と3失点目は、確かにマーカスの寄せが甘かったことはあるが、
開始1分でイエローもらってたから、強くいけなかったのかも。)
ボランチから横方向にしかパスが出ないので、ダビィ、クライトンの前線は完全に孤立。
問題の1失点目、セットプレイの守備。あれは、まず奈須が強かった。
札幌のDF二人に挟まれながら、ヘディングシュート。それを高木が
はじき、そのボールをディエゴがボレー。札幌の選手にあたって、
それがレアンドロの目の前に・・・(・・;)
問題は、最初の奈須のところで二人で挟んでおきながら、ヘッドされたという事実。
セットの守備をマンツーかゾーンかという以前の問題かと思われます・・・。
あと、DFラインの守り方ですが、
相手や状況に応じた守り方をする必要があるのではないでしょうか?
これについては、別のエントリーで詳しく書こうと思います。
前半は、フッキと吉弘がマッチアップすることが多かったのですが、
振り回され続けていましたね・・・(・・;)。
ただ、サポのブーイングの効果があったのか(笑)、フッキがかなり外してくれて助かりました。
宮澤は、J1のスピードへの慣れともう少し身体が強くなれば、
可能性を感じました。前線で攻撃の起点になれそうな感じです。
それと、クライトンはやっぱり中盤で使うべき。
最後に、すごく気になったのですが、札幌の選手は、
「セルフジャッジが、多すぎ!」
審判にファールを求めすぎです。笛が鳴るまでプレイを止めるな。
転んでないで、すぐに立って守備しろよ!
君たち、審判じゃないんだから勝手に判断して試合を止めたらダメですよ!
2008年05月05日
〇現在の順位 順位 Team 1 浦和レッズ 2 FC東京 3 名古屋グランパス 4 鹿島アントラーズ 5 川崎フロンターレ 6 横浜F・マリノス 7 大宮アルディージャ 8 ガンバ大阪 9 ヴィッセル神戸 10 ジュビロ磐田 11 大分トリニータ 12 京都サンガF.C. 13 柏レイソル 14 清水エスパルス 15 東京ヴェルディ 16 アルビレックス新潟 17 コンサドーレ札幌 18 ジェフユナイテッド千葉
〇総チームシュート数(得点) 順位 Team 1 川崎フロンターレ 173(16) 2 ガンバ大阪 150(13) 3 横浜F・マリノス 141(15) 4 大宮アルディージャ 130(14) 5 京都サンガF.C. 130(10) 6 柏レイソル 128(12) 7 東京ヴェルディ 127(11) 8 ヴィッセル神戸 126(16) 9 浦和レッズ 125(18) 10 名古屋グランパス 124(16) 11 鹿島アントラーズ 113(19) 12 FC東京 112(18) 13 ジュビロ磐田 105(15) 14 ジェフユナイテッド千葉 97( 8) 15 清水エスパルス 91( 9) 16 アルビレックス新潟 91( 7) 17 大分トリニータ 79(11) 18 コンサドーレ札幌 72( 8)
〇総チーム被シュート数(失点) 順位 Team 1 コンサドーレ札幌 165(18) 2 ジェフユナイテッド千葉 159(22) 3 ヴィッセル神戸 150(13) 4 アルビレックス新潟 137(15) 5 大宮アルディージャ 125(12) 6 柏レイソル 120(12) 7 FC東京 119(13) 8 東京ヴェルディ 118(16) 9 ジュビロ磐田 117(13) 10 鹿島アントラーズ 116(10) 11 名古屋グランパス 113(11) 12 浦和レッズ 110( 8) 13 清水エスパルス 109(11) 14 京都サンガF.C. 106(14) 15 大分トリニータ 101(10) 16 横浜F・マリノス 89(10) 17 ガンバ大阪 81(13) 18 川崎フロンターレ 79(15)
〇チームシュート決定率 「チームシュート決定率=得点/チーム総シュート」(少数第4位四捨五入) 順位 Team 1 鹿島アントラーズ 1割6分8厘 2 FC東京 1割6分1厘 3 浦和レッズ 1割4分4厘 4 ジュビロ磐田 1割4分3厘 5 大分トリニータ 1割3分9厘 6 名古屋グランパス 1割2分9厘 7 ヴィッセル神戸 1割2分7厘 8 コンサドーレ札幌 1割1分1厘 9 大宮アルディージャ 1割 8厘 10 横浜F・マリノス 1割 6厘 11 清水エスパルス 9分9厘 12 柏レイソル 9分4厘 13 川崎フロンターレ 9分2厘 14 ガンバ大阪 8分7厘 15 東京ヴェルディ 8分7厘 16 ジェフユナイテッド千葉 8分2厘 17 アルビレックス新潟 7分7厘 18 京都サンガF.C. 7分7厘
〇チーム被シュート決定率 「チーム被シュート決定率=失点/チーム総被シュート」(少数第4位四捨五入) 順位 Team 1 川崎フロンターレ 1割9分 2 ガンバ大阪 1割6分 3 ジェフユナイテッド千葉 1割3分8厘 4 東京ヴェルディ 1割3分6厘 5 京都サンガF.C. 1割3分2厘 6 横浜F・マリノス 1割1分2厘 7 ジュビロ磐田 1割1分1厘 8 アルビレックス新潟 1割 9厘 9 FC東京 1割 9厘 10 コンサドーレ札幌 1割 9厘 11 清水エスパルス 1割 1厘 12 柏レイソル 1割 13 大分トリニータ 9分9厘 14 名古屋グランパス 9分7厘 15 大宮アルディージャ 9分6厘 16 ヴィッセル神戸 8分7厘 17 鹿島アントラーズ 8分6厘 18 浦和レッズ 7分3厘
データの感想については、続きにて
現在の札幌は、チーム総シュート数は、リーグ最小。 (※1位のシュート数のすでに半分以下) チーム総被シュート数は、リーグ最大という結果になりました。 (※これも、18位と比べて2倍以上シュートをうたれています。) これだけみると札幌がぶっちぎりの最下位でもおかしくありません。 (※一応、最下位ではありませんし、15位のヴェルディとは、まだ勝ち点4差。 しかも、直接対決で勝てば、1差に縮まります!) シュート数だけから見れば、今の順位でも健闘している事になります。 私は、その健闘の理由を読み解くヒントが、「シュート決定率=得点/総シュート」と 「被シュート決定率=失点/総被シュート」にあると感じました。 札幌は、この両方の値で、良い方から数えて上から8番目と9番目になっています。 つまり、データの上ではリーグの真ん中で、実は、J1リーグの平均で 札幌は、意外と効率よく守り、効率よく攻めているということになるのです。 (※攻めは、やることがはっきりしているので迷いがないのかもしれませんがね(笑)) 従って、データから考え得る今後の札幌のチームとしての課題は、 いかに自らのシュートの本数を増やし、相手からの被シュート数を 減らせるかということではないでしょうか? これが、現在のデータから考えられる札幌の最大の課題だと思います。 これを実現するために最も良いと思われる方法は、 札幌のボールの保持(ポゼッションの)時間を長くすることです。 そのためには、マイボールを多くする必要があります。 セカンドボールを拾うフィジカル、ロングボールに競り勝つポストプレイヤー、 中盤は運動量と相手に当たり負けしないこと。DFラインは高く保つことが重要です。 現在、怪我のためポストプレイヤーがおらず、選手層の薄い札幌にとって 怪我人が続出する中で連戦が続くと体力的に厳しいということはいえると思います。 これらの要因のため、上手くボールを前線および中盤でポゼッションすることができず、 度重なる相手チームからのプレッシャーによって、DFラインがずるずると下がり、 DFラインは下がったままになっています。 現在17位の降格圏、失点で後ろから2番目の札幌に対して、 守備が問題である、もしくは守備が崩壊だという論調をよく見かけますが、 問題の本質は、DFラインより中盤および前線にあるのではないでしょうか?
2008年05月04日
〇総シュート数と総被シュート数の比較 (第10節まで J's GOALで調べました。)
総シュート数(得点) 総被シュート数(失点) 差 札幌 72( 8) - 165(18) = -93 大分 79(11) - 101(10) = -22 新潟 91( 7) - 137(15) = -46 千葉 97( 8) - 159(22) = -62 緑 127(11) - 118(16) = +9 浦和 125(18) 110(8) 鹿島 113(19) 116(10) 東京 112(18) 119(13) 名古屋 124(16) 113(11) 京都 130(10) 106(14) 清水 91(9) 109(11)
全部、調べる元気がなかったので下位だけ調べてみました・・・(・・;) 総シュート数が少なく、総被シュート数も最大っぽいですね。 調べてみると、千葉よりも悪いですね(笑)。 そして、緑は、途中からシュート数が爆発的に増えて+になってますね(笑)。 (理由は、書くまでもないでしょうけれどw) でも、このままだと比較しにくいですね(笑)。 そこで、 「シュート決定率=得点/総シュート」 「被シュート決定率=失点/総被シュート」 で、換算してみました。(少数第4位四捨五入) 〇シュート決定率と被シュート決定率(シュート阻止率)
シュート決定率 被シュート決定率 札幌 1割1分1厘 1割 9厘 大分 1割3分9厘 9分9厘 新潟 7分7厘 1割 9厘 千葉 8分2厘 1割3分8厘 緑 8分7厘 1割3分6厘 浦和 1割4分4厘 7分3厘 鹿島 1割6分8厘 8分6厘 東京 1割6分1厘 1割 9厘 名古屋 1割2分9厘 9分7厘 京都 7分7厘 1割3分2厘 清水 9分9厘 1割 1厘
当然ですが、シュート決定率は高い方が効率がよく、被シュート決定率は、 低い方が、より相手のシュートを防いでいることになります。 決定率に換算すると、札幌意外と健闘してることが分かりますね。 何か分かるかなと思って出してみたんですが、 予想以上にこのデータ使えそう(笑)まさまるさん、これ三浦札幌擁護に使えそうなデータですよ!wここまで書いて力尽きたので、続きは次回に!w
2008年05月03日
【J1:第10節 京都 vs 札幌】三浦俊也監督(札幌)記者会見コメント [ J's GOAL ] >今日の前半戦がこれまで今シーズンやった中で一番内容の悪いゲームだった 前半は、シュート0だしね・・・(・・;) >ラインもガタガタで、裏を何度も取られた部分もあります これは、前のブログでも指摘しましたが、確かにバラバラでした。 でも、より深刻だと思うのは、今後、この試合のビデオを見た他のJ1チームに、 こうすれば札幌崩せるんだというヒントを与えてしまったような気がするんです。 少なくとも今までのチームは、ここまで札幌の3ラインを崩してきませんでしたからね。 >セカンドボールを全く拾えなかったこと ポストプレイヤー不在、中盤の選手の運動量、DFラインが下がったことなどなど セカンドボール奪取にとって、どれ一つとして良い事がないので、 仕方ないといえば仕方ないけど・・・(・・;) >裏を何回か取られたので当然、ディフェンダーはラインを深くして、 >それが個人個人の判断でやってしまってラインが揃わなかった CBの二人は、ゾーンのマークの受け渡しの部分で不安定なところがありましたが、 それが露呈した格好ですね。DFラインにギャップをつくればそこにスペースが出来て 速い選手に裏取られますからね。 分かりにくいかもですが、実験的に図示を試みてみますw 〇味方 ●相手 ・・・ボールの動き ↓人の動き
● ・〇 ● ・ ↓ 〇 〇 ・● 〇 ・ GK
で、出来は、ど、どうですかね?(笑) わ、わかってもらえましたかっ・・・(・・;) >不満足ですね >メンバーが揃わなければ厳しい試合もありますし、 >勝点を取れるときに取れなかったのがこういう状況に響いた 取れる時に取れなかったというのは、新潟戦のことですね・・・(・・;) メンバー揃わないのは、開幕前にある程度予測は出来たでしょうけどね。 大塚、西澤、西谷の離脱は、決まっていたわけだし、曽田も怪我もちだった。 後は、ダビィの不在とノナトの誤算が大きかったかな。 中山と西嶋の離脱も現状かなり痛いですね。ポストプレイヤー不在と 右サイドバックは、毎試合のように試合途中で変わってますしね。 池内なんか前半で代えられてますからね・・・(・・;) ですが、ここで監督を代えたところで戦力不足は明白ですから、泥沼にはまるだけです。 私は、監督とそして、選手を信じて待つしかないと思います。
2008年05月03日
同じ昇格組みの京都に0-1で負け。 得点差以上に力負けした感じ・・・(・・;) シュート数、4対20という数字が物語っております。 (※前半に至っては、0ですからね・・・。) 同じ降格候補に負けるのは、浦和に負けるのとは訳が違う。 ライバルから勝ち点を奪い、相手に勝ち点を与えないことが重要なのに・・・(*ノ-;*) これで、次のヴェルディ戦は、絶対に負けられない試合になった。 DFラインからのロングボールをマイボールに出来ないので、 DFラインがずるずると下がるいつものパターン。 ロングボールを多用する戦術だから、 空中戦に強いポストプレイヤーが不在だとやっぱり辛い。 三浦サッカーの特徴である、3ラインによるゾーンディフェンスのラインが かなり乱れてましたね。原因は、マークの受け渡しのまずさと相手が そのラインの乱れによって出来たスペースに入り込んできたせいでしょうね。 京都とは、昨年J2で戦っていただけに、 札幌の戦術への対策も万全だったというところでしょうか。 (これから、他のチームにも研究されてくるときついよなぁ。 だから、昇格組は開幕ダッシュが重要とされているわけですけれど・・・) DFラインも守備ばかりで大変かもしれないが、隙があれば1Mでもいいから、 DFラインを上げていかないと際限なく下がってしまう。 まあ、ボールを持ってないところでの動き「オフザボール」に関してだけなら、 ワールドクラスの柳沢に、かなりDFラインの裏をとられていたので、 怖くて下がったんでしょうね。 唯一、明るい話題は、宮澤いいじゃないですかっ。 可能性を感じます。 でも、それだけだった・・・(・・;)
2008年05月03日
名物GKイギータ嘆く「最近は面白いGKがいなくなった」
5月2日18時2分配信 ISM 現地時間1日、奇抜なパフォーマンスで知られる元コロンビア代表GKレネ・イギータ(41)が、「最近は面白いGKがいなくなった」と語ったことが分かった。ロイター通信が報じている。 スコーピオンキックや、自陣ゴール前でのドリブル突破など、ユニークなプレーで知られるイギータは、ロイター通信との電話インタビューで「フットボールはますますビジネス化してきているね」とコメント。「監督が結果を求めるから、GKは面倒な事態になるのを避けようとして、クイックキックでボールを前線にフィードするとか、とにかくシンプルなことだけをやろうとする」と批判的な言葉を口にした。 イギータは「私の好きなGKとは、結果を求めてプレーし、自分のポジションを真剣に捉えているが、同時にお金を払ってチケットを買ってくれている人を楽しませようという気持ちのある人間」とコメント。自身に匹敵するほどのエンタテイメント性に優れたGKは現在いるかと問われると、「ひとりもいないね」と答えた。 自陣エリア内でドリブルをし、ときにはハーフラインまでボールを持って上がったこともある元祖「守護神兼スイーパー」のイギータ。1995年に行なわれたイングランドとの国際親善試合では、ジェイミー・レドナップが放ったシュートをクリアしようと、ボールの下に身体を投げ出し、ヒールキックでセーブ。これがいわゆる「スコーピオンキック」として、一躍有名になった。 また、1990年W杯のカメルーン戦では、ドリブル中にボールを奪われて失点し、カメルーンの2対1での勝利に“貢献”したこともある。 現在はコロンビア2部リーグ所属のクラブでプレーするイギータは、先ごろ、U-20およびU-17コロンビア代表のGKコーチの任を受けている。
この記事のコメントに書かれていたように、まず、イギータ、まだ現役だったのね!!(笑) そりゃ、あなたより面白いGKはいないでしょうよ(笑)。 スコーピオンキックwwwwww 他のコメントにも、 「観てみたいと思わせるGKだった事は確かだけど、自分のチームには欲しくないタイプのGK」 み、みんな、ヒドイヨ!w イギータといえば、草サッカーで、ジャンケンに負けてキーパーやってる時、 「イギータ!」 と言って攻撃参加したことが懐かしく思い出されます(大笑)。みんな爆笑して、許してくれたけど(笑)まあ、確かに最近、面白いGKが少なくなったのは事実ですね。イギータが面白すぎなんですがw札幌にもゴールキックを味方にあてるGKとか、 後ろにまだFWが居るのに気づかずにゴールキックしようとボール置いたら カットされて点数決められたGKもいましたけどね! 札幌の選手には、イギータとは違う方向でエンターテインメント性を プレイで発揮して欲しいところです。
2008年05月02日
ARCHIVE (2008年1月~4月分)
2008-01-14 ブログ始めました。 2008-01-14 2008年シーズンのメンツに関して 2008-01-15 流経大柏vs藤枝東について 2008-01-16 児玉社長のインタビュー記事を読んで 2008-01-17 日本代表候補トレーニングキャンプ-岡田流サッカーとは?- 2008-01-18 来季の陣容を考えてみる 2008-01-19 ぽっちゃりストライカー 2008-01-21 『サイドチェンジの罠』 2008-01-22 鈴井さんの記事を見て思ったこと。 2008-02-01 FC東京との練習試合について 2008-02-03 今季のキャプテンの行方 2008-02-03 ポスト三浦 2008-02-04 リアリズムを追求しろ! 2008-02-05 私のスタンス 2008-02-18 更新がっ(・・;) 2008-02-19 フィジカル重視のサッカー? 2008-02-20 ブーイングを考える。 2008-02-21 点が取れないのはFWだけのせいか? 2008-02-22 奇妙なカップル 2008-02-24 代表とともに攻撃の形の見えてこない札幌 2008-02-25 セットプレイは「攻撃の形」ではない 2008-02-27 私がブログを書こうと思ったわけ。 2008-02-29 今季もキャプテンは芳賀しかいない! 2008-03-02 ゼロックススーパーカップ-審判考- 2008-03-03 今季のJ1の行方。 2008-03-07 明日の鹿島戦 2008-03-08 下を向く必要はない! -第1節 鹿島戦- 2008-03-11 動き出しを速くするコツ -膝カックン- 2008-03-13 私はアウェイゴール裏(笑)。 2008-03-14 コメントへの返答 -サポーターを考える。- 2008-03-15 サポーターを考える -その2- 2008-03-16 ラストの二失点はチームとしての課題 -2節 横浜FM戦- 2008-03-16 GK佐藤のキック力がもったいない。 2008-03-17 オジェック解任と三浦監督 2008-03-18 祝 1万アクセス! 2008-03-19 オジェック解任と三浦監督 -その2- 2008-03-20 ファイターズ開幕戦に思う。 2008-03-27 日本代表バーレーン戦 -さようならオシムサッカー- 2008-03-28 オシムサッカーの終焉とフッキの行方 2008-03-29 フッキは札幌にフィットするか妄想してみる。 2008-04-01 バルサのロナウジーニョが、札幌に来る? 2008-04-01 道内TV局のスポーツ中継のレベルが低い 2008-04-02 曽田、GKデビュー・・・(・・;) -第4節 川崎フロンターレ戦- 2008-04-06 第4節 札幌 vs 川崎F -記者会見のコメントから- 2008-04-09 ピッチの上で、エゴイストになれ! 2008-04-10 西嶋の結婚、そして、骨折・・・(・・;) 2008-04-14 9対11の変則マッチ -コンサドーレ札幌vs札幌大学- 2008-04-17 「名選手、名監督にあらず。」 2008-04-18 日本代表候補メンバーを発表 -岡田色出るか?- 2008-04-21 回答への回答(笑) -札幌のチームカラー考- 2008-04-23 札幌のチームカラーを考える。 2008-04-24 最近のCMで、気になった言葉 2008-04-26 三浦サッカー考。 2008-04-27 西ブレイクの予感 -第8節新潟戦- 2008-04-28 頭突きっ ((((-o-)~☆~☆~☆~☆~☆ ((((@_@)ガゴーン 2008-04-29 ディフェンスラインが下がった時にどう上げるか -第9節浦和戦- 2008-04-30 ディフェンスラインが下がった時にどう上げるか -その2-
2008年05月02日
【相馬直樹&名良橋晃がサイドバックを語る!】[ J's GOAL ] ↑の記事面白かったです。お勧めです。 読んでたら、「ウイニングイレブン・プレーメーカー2008(略称=Wiiウイイレ)」 をやってみたくなった(大笑) 完全に企業の策略にはめられてる自分がいる(笑) どなたか、やった方居ますか?w
2008年05月02日
昨季J2で堅守と言われJ1に昇格したものの 今季の札幌は、9試合連続失点中で、総失点もリーグワースト2の17。 そして、毎試合のようにセットプレーで失点し、セットプレーをあくまでゾーンで守る 札幌に対して、多くのサッカー解説者が疑義を呈しています。 始めに、この問題に言及する前に一般的な守備戦術について整理したいと思います。 まず、守備の戦術には大きく2つの方法があります。 常に特定の相手選手に対して1対1でくっ付いて(マークして) ディフェンスするマンツーマンディフェンスと 特定の相手選手に付かず、自陣の守備エリアを各ゾーン(地域)に別けて、 それぞれディフェンスの選手が各ゾーンを受け持ち、自分の受け持つゾーンに 侵入してきた相手選手に対して守備を行うというゾーンディフェンスがあります。 ゾーンディフェンス(出典:Wikipedia) 「人に付くのがマンツーで、地域を守るのがゾーン」というのは、 二つの守備の違いを端的に表現する言葉としてよく使われます。 ただ、ゾーンは基本的な考え方が危険な地域に人を置いて守るというコンセプトなので、 状況が変われば当然、危険な地域も変わるので自分の守備地域が、 常に特定地域であるということではありません。 例えば、左サイドの選手にとって逆サイドの右サイドからボールを持った相手が侵入してきた場合、 左サイドの選手は、ボールサイド側の中央に(右に)ポジションを絞り(ずらし)ます。 (※ボールのない左サイドよりもボールのある右サイドの方がより危険な地域のため) ですから、当然自分が守るべき地域(ゾーン)は相手が侵入して来る前よりも中央寄りになります。 次に、ゾーンディフェンスのメリット(長所)とデメリット(短所)を検討したいと思います。 前出のWikipediaによれば、 〇ゾーンディフェンスのメリット ①ディフェンスの選手が存在しないスペース(空間)を作りにくい。 ②ディフェンスの選手同士の連携が上手く取れていれば、個々の選手の1対1における守備能力が それほど高くなくとも失点を防ぐことができるとされている。 〇ゾーンディフェンスのデメリット ①自分のゾーンから他の選手が受け持つゾーンへ出て行こうとする相手選手に対して マークの受渡し行うかマークの受渡しを行わずそのままついて行くかは そのときの状況やチームの方針などによって異なるが、 マークの受渡しを行うとオフェンスの選手とディフェンスの選手の間に 身長差や能力差といったミスマッチが発生しやすく、 それによってオフェンスの選手に有利になってしまうことがある。 ②マークの受渡しはゾーンとゾーンの境界で行われるため、 どちらのディフェンスの選手のマークなのかあやふやになってしまったり と隙ができやすい。 ③マークの受渡しを行わないとゾーンの配置が崩れ守備のバランスが悪くなり ゾーンディフェンスの利点が失われる。 また、本来は適していないエリアの守備を行わなければならなくなる。 ④それぞれのマークマンが決まってないためリバウンドが取られやすい等の問題が発生する。 以上が、ゾーンディフェンスのメリットとデメリットをまとめたものです。 最後に、セットプレイ時のゾーンディフェンスとそれ以外のプレイ中の 3ラインをコンパクトに保つ三浦式ゾーンディフェンスを区別して 考える必要があります。 ここからは、セットプレイ時のゾーンディフェンスについて主に言及していきます。 セットプレイの守り方として、全ての選手がゾーン、もしくはすべての選手がマンツーで守る ということは、普通はあまりありません。ミックスするのが普通です。 大体、CKであれば、まずゾーンで危険な地域に人を置きます。 ニアサイドに厚めに人を配置し、ファーサイドやペナルティアーク周辺にも人を配置します。 それ以外の選手は、マンツーかカウンター要員として前線に残ります。 札幌の場合は、浦和戦では、トゥーリオにだけ吉弘がマンツーで付いていました。 このように浦和だとトゥーリオ、FC東京だと今野など、セットプレイ時に 相手チームのヘディングが強い選手一人だけに、札幌はマンツーで付くことが多いのです。 (※残りの選手は、ゾーンで守っている。) 最初のセットプレイからゴール前に送られてくるボールで競り負けているのは、 ゾーンでもマンツーであっても基本的に1対1で負けているということです。 更に、当然相手がゾーンのデメリット①②をついてきているのもあるでしょう。 しかし、三浦監督は、恐らくですが、それでもゾーンのメリット①②を優先しているがために、 セットプレイ時にゾーンで守備する選手がほとんどなのだと思います。 あと、よく解説者に指摘されるのは、ゾーンのデメリットの④です。 マークが決まっておらず、セカンドボールに対してフリーな相手選手が多いので危なく見える。 セットプレイからワンタッチで直接狙われるのとセットプレイのこぼれ球(セカンドボール)の処理では、 当然、危険な地域が違うので、本来ならば、ゾーンも臨機応変に変えなければいけない。 しかし、実際、臨機応変にゾーンを変えるのは、かなり難しいので、それができていない。 上の二つの点から、相手チームの危険な選手に対して もう少しマンツーで人について守る選手の数を増やした方が 守備が安定するのではないか?と言われるのだと推測しています。 確かに、相手のヘディングの強い選手が一人ではない場合、マンツーの選手を増やした方が 良いと思いますし、セットプレイのセカンドボールの対応も 現状できていませんので、解説者の言うことは最もかと思います。 ただ、ゾーンの人数を減らしマンツーを増やせば、その分危険なスペースが 空く可能性があるわけですし、結局マンツーを増やしても1対1で負けていたら意味がありません。 まあ、三浦監督も信念でこの戦術をやってるんでしょうし、 万能の戦術というものは存在しません。もしあれば、どこも採用するわけで・・・(・・;) どれも一長一短なんです。今の札幌の監督は三浦さんですから、 周りがあーだこーだ言っても変わらないかも(笑) 不幸なことに、今季は怪我人が多いですし、私は、これまでの失点の多さは 三浦監督の戦術に綻びが出てきているためだとは思っていません。 更に、客観的に見て戦力の劣る札幌にとって合理的な選択とも思えるので、 今季は、この戦術を貫徹するしかJ1残留の方策はないとさえ思います。 ですから、チームがこの戦術を信頼して完成度を高めていくしかない と思っています。
2008年05月01日
浦和戦の敗戦を受けて、新聞各紙の論調は、↓の通り。 まず、道新 王者と個のレベル差、歴然 2度リードも堅守崩壊(4月30日付道新) >浦和相手とはいえ4失点は厳しい結果だ。 >昨季、チームのよりどころだった堅守が崩壊しJ2に陥落した >横浜FCの二の舞いを避けるためには、札幌も守備陣の一層の奮起が求められる。 そして、スポーツ報知 コンサ守備陣踏ん張れず逆転負け…J1第9節(4月30日付スポーツ報知) >昨季、鉄壁の守備でJ1昇格を果たした札幌がゴールを守り切れない。 >1点リードの前半24分、浦和DF阿部にミドルシュートを決められた。 >連続失点試合は9に伸び、DF吉弘は「反省しないといけない。 >ゼロに抑えれば負けることはないわけだから」と試合後、表情を曇らせた。 最後に、日刊スポーツ 札幌完敗、逆転4失点/J1(4月30日付日刊スポーツ) >攻撃陣が苦しい状況の今、守備陣の奮起は不可欠になる。 >開幕から9試合、いまだ完封試合がない。開幕から9試合連続失点はJリーグに参入した >98年以降、99年の8試合を超えるワースト記録となった。 >しかも1点目がGK高木のキャッチミス、4点目は相手のクリアボールを >追いかけた坪内がマイボールにしようとキープするも高原にボールを奪われての失点と、 >ミスも相次いだ。「1点差なら何とか追い付けたのに、あれでチームに迷惑をかけた。 >次は絶対にやらない」と坪内は次戦へ向け、自らを戒めた。
以前、くしくも点が取れないのはFWだけのせいか?という内容を書きましたけれど(笑)、 本当に各紙がいうように 「無失点で終われないのは、DF(とGK)だけのせい」 なのでしょうか? DFが守備をするのだから、失点するのはDF(若しくはGK)のせいだというのは、 とても分かりやすい論調だと思います。 しかし、J1で後ろから2番目の17失点(※ワーストは、千葉の21失点)は、 DFの能力不足、もしくは、三浦式ゾーンディフェンスが崩壊したことによって、 そこまでの失点をしてしまったのでしょうか? 私は、それほどことは単純ではないと思います。 確かに、最終的な失点の原因は、DFやGKにあることは間違いないでしょう。 ただ、彼らをかばう気もないのですが、正直、DFは開幕から良く頑張っていると思うし、 三浦式ゾーンディフェンスもある程度の弱点を見せながらも崩壊しているとは思えません。 (※あとは、完成度の問題だとは思いますけれど。) むしろ、課題はこれまたリーグで後ろから2番目の8得点という 「攻撃」の方ではないでしょうか? (※ワーストは、新潟の6得点) 現在の札幌は、上手く攻撃することが出来ていないので、結果的に守備も上手くいってない という悪循環に陥っていると私は思っています。 開幕の鹿島、横浜FM戦の時からずっと、後半になるとずるずるとDFラインが後退し、 防戦一方になるという傾向は変わっていません。 (※サッカーは、野球と違って攻守が一体ですから、その影響はより強いと思います。) DFラインが下がるとなぜいけないのかについては、 ディフェンスラインが下がった時にどう上げるか -その2-や三浦サッカー考。などで 書いてきたので、詳しいことは書きませんが、 少なくとも、まず、三浦サッカーは前線から積極的に守備をし、 3ラインをコンパクトに保つ三浦式ゾーンディフェンスという組織的な守備を しているのにもかかわらず、失点するかしないかは本当にDF次第なのか。 また、DFラインを上げるための時間を稼げていない点について、 それは本当にDFが頑張れば改善することなのか? みなさんも、やはり「失点するのはDFのせいだ」と思われているのでしょうか?
その他、気になるニュース。 〇明るいニュース エジソンが、C契約を結ぶようですね。ポストも出来るようなので、 加入となれば、いやがうえにも期待しますね。 〇暗いニュース 曽田が、手術で前半戦絶望らしいです。 今までの無理がたたったのでしょうね。しっかり治して欲しいと思います。
2008年05月01日
ちょっと時間を置いて、下の自分の文章を改めて読み返してみて、 自分でも、「なげー」と思ってしまった(大笑)。 しかも、公開してからも気づいたところをちょくちょく推敲するから、更に長くなっていく(笑)。 しかし、まあ、下の文章は、字ばっかで読みにくい・・・(・・;) (※まあ、ブログだから字ばっかだけど v(・_・) ) もう少し上手くまとめられたらと思う反面、誤解があってはいけないと 丁寧に説明しようとするから、結果的に長くなってしまう。時間もかかるしねぇ(笑)。まあ、能力以上のことはできないから、そのうち上手くなるかなぁ・・・(・・;)段々、長くなってる気もするけどね!Σ(- -ノ)ノ エェ!?
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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