2010年09月30日
こっちだって、分かりやすくするために簡略化、パターン化して説明してるわけだし、 その上で、色々な意見があって、 それぞれに一長一短の部分があるということも言っている。 にもかかわらず、根拠のない勝手な思い込みで他人を批判しておきながら、 それは相手が自分を理解してくれないからだと一方的に嘆いてみたり、 散々、対案を出せと言っているにも関わらず、あいつはダメだぁあいつはダメだぁと ただひたすらに念仏のように繰り返すことしかしない、おぢさんたち。
結果を見れば、誰だって今が上手くいってないことくらいわかる。
我々も熟慮の上で、解任を要求しているのだという割りに、
一向に、監督を解任しろ!以外に、どうするべきかはいわない。
まあ、今までそれらしいことで言ったことといえば、
今のままなら、武田氏を監督にしてネタクラブにすらしてもいいといったことくらいか(笑)。
だから、長期的な展望もなく、場当たり的な対応を繰り返してきたことが、
今のコンサドーレ札幌をダメにしたんじゃないかと言っている。
ただ、↑の意見には賛成のようだ。
そして、石崎監督は言行不一致だと批判する。ますます、わからん(笑)。
こっちは、カウンターサッカーにすべきか、ポゼッションサッカーを堅持すべきか、
そのために監督を代えるべきかetc.って話をしていきたいんだけど(;´Д`A ```
確かに、相手にしなきゃいいんだけど文句だけはいってくるしなぁ(笑)。
2010年09月29日
お花畑の住人だってまた言われそうなので書いておきますが(笑)、 私は、2年前、三浦監督の解任に反対しています。 たらればの話をしても仕方ないですが、 その理由は、脆弱な経営面を考えれば、大きくサッカーを変えることなく 再昇格を狙うというのが、一番現実味の高い選択肢だったからです。 だから、私は監督の交代に反対した。 少なくとも、あのままカウンターサッカーを続けていれば、 今の13位というような順位になることはなかったでしょう。 (※J2での実績は証明済みのはずです。) ところが、降格と同時にカウンターサッカーからポゼッションサッカーへと サッカーの方針を大きく転換した。 確かに、選手の力量不足が降格の原因で、 その力を養成するためにポゼッションサッカーに変えたのでしょう。 しかし、選手の力量ではなく、戦術でJ1に上がったチームが、 それを捨てて一からチームを作り直すことはかなり困難な課題のはずです。 しかも、カウンターサッカーよりポゼッションサッカーの方が難しい。 そんなサッカーが、今の選手の力量で一朝一夕でできるようになると考える方が甘い。 大きくサッカーを変えるには覚悟が必要で、 その覚悟がないなら、サッカーを変えない方がいい。 まして、短期的な結果を出そうとするなら、 ポゼッションサッカーは目指さない方がいい。
確かに、ポゼッションサッカーができないのは、選手が悪いのか、 監督の指導が悪いのか、どっちも悪いのかって議論はあるでしょうが、 少なくとも私は、“監督のみ”に原因があるとは思えません。 そうであるなら、よほどすごい監督を連れてでも来ない限り、 札幌でポゼッションサッカーをすぐに実現できないでしょう。 降格と同時にサッカーを変えたことで、今の事態は十分に予想できたことです。 これで再び方針転換するというのであれば、 HFCにどこまでその方針を支え続けていく覚悟があったのか疑わしい。 大きなビジョンもなく経営を理由にコロコロ方針を転換して、 場当たり的な対応を続けてきた結果が、今の低迷を招いている根本原因です。 しかし、この責任を社長、GM、強化部長、監督に着させて、 全て代えてしまえば、また方針がブレてしまいます。 短期的な結果に拘泥して、トップの首を切ってはその場しのぎの対応を続ける。 いつまでこの負の連鎖を続けるつもりなのでしょうか。
2010年09月28日
東京でニュースを読んでるときは真っ白だった、NHKの登坂アナウンサーの髪が、 最近、札幌に移ってきて黒くなってるのが気になるwhiteowlです。 (※NHK札幌放送局 アナウンサー・キャスター) 白黒で斑になるくらいなら染めれば?と思うものの、地毛で真っ黒になるのを楽しみに待つ日々です(笑)。 まあ、東京がどんだけ辛かったのかと(笑)。
さて、話は変わって、 “明日の100円”と“今日の10円”(理想と現実)のお話の続き。 昨年公開の『沈まぬ太陽』で、 http://ja.wikipedia.org/wiki/沈まぬ太陽 渡辺謙が演じる恩地と三浦友和が演じた行天という役が、 正に理想と現実の狭間に揺れる人間模様をあらわしています。 若かりし頃は、お互い組合運動という理想に燃えながら、 厳しい現実を前にして、片や組織から煙たがられて爪弾きにされ、 片や長いものに巻かれて出世していく。 映画では、行天が悪者にされ、恩地がヒーローってことになってますが、 どう考えても、世間一般の評価は、勝ち組は行天で、負け組みが恩地。 恩地なんか融通の利かないただの頑固親父(笑)。 それに比べて、行天は柔軟に対応して、世の中を上手く渡り歩いて出世した。 でも、映画でも一つのテーマになってますが、今までの日本を作ってきた人たちが、 その世の中を上手く渡り歩いて出世した人たちだとすれば、 頑固親父的な理想もなく、拝金主義の場当たり的な対応をしてきたことが、 今の日本の閉塞的状況を招いている遠因になっているんじゃないでしょうか。 今の子どもたちに将来の夢をきいたら、ほぼ間違いなく皆、 「金持ち」になりたいって言いますよ(苦笑)。 サッカー選手とか野球選手になりたいって子どもも、 よくよく話を聞いていけば、たくさんお金がもらえる職業だからって大体言います。 こういう子どもを量産するのは、 やっぱりこういう日本社会をつくってきた 今までの大人たちに原因があるんじゃないでしょうかねぇ。
2010年09月26日
自分で解説するのもなんですが(;´Д`A ```
“おぢさん” vs “whiteowl” 論争は、
“カウンターサッカー” vs “ポゼッションサッカー”
“現実主義” vs “理想主義”。
“老い先短い人” vs “まだこれからがある人” ってのは言い過ぎか(笑)
生きてるうちに、J1優勝するときが観れる可能性の長さとでもいいましょうか(苦笑)。
まあ、より簡単にいえば、 “今日の10円派” vs “明日の100円派” んで、おぢさんが俺を非難する論理は、↓ “いつ手に入るかもわからない明日の100円より、 今日確実に手に入る10円だろ!”ってこと。 普通に論争したら、“今日の10円派”が勝ちますよ(笑)。 だって、まだ手に入れてもいない金で、 今日の飯が喰えるか!って言われたら終わりですから(゜口゜;)うっ・・・・・ おぢさんは、そんな甘っちょろいことで、飯が喰えるほど現実は甘いもんじゃない っていうシビアな論理ですよ。 だから、おぢさんが“理想主義”だって非難されてるのが、 かわいそうでかわいそうで(*ノ-;*) もし、本当に“明日の100円派”が多いのなら、サポがぬるいって評価も妥当でしょう。 俺がもし経営者なら、間違いなくカウンターサッカーさせますもの(苦笑)。 まあ、でも、立場がサポーターなんで、理想主義掲げたっていいじゃないと思うわけです。 それに、サッカーにまで弱肉強食の現実が反映されるなんて、 俺はつまんないと思いますしね。 弱いやつが、強いやつをぶちのめすのを見たいじゃないですか。 この厳しい現実を前にして、夢がないとやってらんねーだろと(笑)。 おぢさんも、実は意外とそういうのを観たい人なんでしょうけどね(笑)。 お互いちょっと斜め目線なところがありますので(笑)。 まあ、こっちが勝手に夢託してる奴らが、口ばっかり達者でJ1昇格するとか言って、 さっぱり実行できそうにないから、俺は選手が悪いっていうちょるわけです。
2010年09月25日
札幌上里&宮沢不在ボランチに三上[2010年9月25日 日刊] メンバー不足で、まさか 強化部長 までっ とタイトルを見た瞬間に思ってしまった、オレ(笑)。 いあ、最近は日刊の方が断然、好感持ってますよ(苦笑) さて、また、おぢさんが構って欲しいらしいので・・・
>近藤の役割は抑止力です。 まあ、抑止力の話は今タイムリーな話ではありますが、 基本的に、相手が脅威を感じなければ、抑止力にはなりません。 だから、ダヴィみたいに一人で点数取れるなら話は別です。 >あの段階で3バックにしたことで宮澤の退場がなくても虐殺されたことは確実。 そこまでは同感。 >3-0、4-0 よりは 2-0で負けた方が良い どうも、おぢさんになると、自分に都合の悪い事実は忘れてしまうようで・・・。 事実は、3-0でも4-0でもなく、5- “1” なんでそこんとこ、お間違いのなきよう。 >「ホームでは面白い試合を、アウェイでは負けない試合をする」 柏戦も、一応、“アウェイでは負けない”采配だったんじゃないですか?(笑) >勝点1を取りに行く訓練がされていない(意識付けも含めて) それもそう思います。 それに、それはどうやって勝つかというチーム戦術の話ですから監督の仕事です。 ただ、個別の技術(シュート、トラップなど)に関しては、基礎はユース年代で習うべきものだし、 プロになってからは、コーチが教えるのが普通だと言っている。 極端な話をすれば、GKの細かい技術指導まで監督の仕事だとでも言う気ですか? たとえ、そこまで行かなくても、DF出身の監督は、 FWがどうやって点数取るのか指導できないということはいえそうですが、 そんなこといいだしたら、誰も監督できませんよ。 監督の仕事は、あくまで全体を統括するのが仕事で、 何でも出来なければいけないスーパーマンじゃありません。 それをお花畑の住人とかいうのは、どっちが現実を見ずに物事を語ってるのかと思いますね。 ただし、それでも、クラブの方針として育成を掲げているのだから、 監督に選手の育成に対して責任がないとは思いませんよ。 でもですね、今は“勝点1を取りに行く訓練”をするようなレベルでもないと思います。 まして、守備的にいって僅差で勝とうとしているチームでもないですからね。 そういう意識が必要ないとはいいませんが、 チームの完成度がまだそういう段階にあるとは到底思えない。 んじゃ、いつチーム完成するのかっていう質問は、 俺じゃなく、選手、監督 or HFCに直接してください(苦笑)。
ちなみに、ロジックな理想論を語っているのは、おぢさんより俺の方ですよ。
おぢさんは、これまでの話を総合すれば、現実的な勝ちを求めている。
いつ手に入るかもわからない明日の100円より、
今日確実に手に入る10円だろ!と言っている。
にもかかわらず、来季の監督は誰がいいとか、
こういうサッカーをして欲しいとは言わないんですけどね・・・。
未来を語ると、現実がなんちゃーわかっとらんと批判するだけ。
経営を考えれば、現実的なカウンターサッカーでいい、エレベーターチームでいいって言えばいいのに言わない。
それも発想としては十分ありえると思うんですけどね・・・。
“おぢさん”とは、厳しい現実を前にして自らの無力さを悟り、
よく知りもしないで具体的な代案を出すなどおこがましいことであり、
ただひたすらに文句を言うべきものだと
“正しいおぢさん”のあり方を説いて回っている有難いお方なのです(笑)。
2010年09月24日
アウェイの柏戦は、雨の中、1-5で気持ちの良いくらいの大敗。 これで奮起しなかったら、本当の負け犬。
さて、どの辺が“FORZA!”コンサドーレなのかと疑問だったので(笑) 札幌、要所でミス 後半5失点(09/24 10:00) >札幌は首位の柏をたたいて、前節ホームで負けた悪い流れを変えるはずだった。 前節の試合を観ていたのなら、 どこに首位の柏を叩けるような光明があったんでしょうか・・・ 勝手に“変えるはずだ”などと期待されても困るというものでしょうに(-"-;A ... >前半は柏に押し込まれながらも、しっかりと身体を寄せ、こぼれ球を拾うなど 「みんな身体を張って、よく守っていた」(石川)。 これに関しては、体を張るとかいうより↓ 【J2:第27節 柏 vs 札幌】レポート:雨水を含んだ重いピッチ状況でも、ポゼッションスタイルを貫いた柏がゴールラッシュで大勝。数的不利の札幌も気迫の反撃を見せたが、連敗を喫す。(10.09.24) >「イシさん(石崎信弘監督)のことだから前からプレスに来る」と柏の選手たちは、 かつての指揮官の出方をそのように予想していたのだが、 札幌は柏の陣形が整っていない状況では前からプレスを仕掛けるも、 柏のポゼッションの陣形が出来上がった時には無暗に前から獲りに行かず、 リトリートしたブロックの中で激しく奪いに行くというメリハリを効かせた。 雨の試合は、技術の差が出やすいとされます。 そんな状況の中、首位の柏相手に前半の0-0は善戦といっていい。 負け試合でも、こういうところはちゃんと評価して欲しい。 >後半は守ってカウンターという作戦に出た(道新) 後半、DFの藤山をFWの近藤に代えた3-4-2の采配は、 守って引き分け狙いというよりもむしろ、 前の人数を減らさずに勝ちを狙った積極的な采配でしょう。 柏との力関係でカウンターサッカーを強いられるのは織り込み済みだし、 さらに一人退場の状態で、ポゼッションサッカーを志向したところで出来ない。 カウンターは当たり前で、後ろに人数を確保して守りを優先するよりも 前線の人数を減らさずに、カウンターの威力をあげることを優先した 数的不利でも勝ちを狙った攻撃的な采配だったと思います。 そして、前半終了間際の上里のプレーに対して、 >警告1枚、滑りやすいピッチという状況を考えれば、やってはいけないプレーだった。 確かにそうかもしれないし、ミスなのかもしれません。 でも、ボランチとして体を張ることが少なかった上里が、 “ボールへの執着”を見せたシーンでした。 冷静な判断は持ってほしいけれど、このプレーでカードをもらったことで、 萎縮してせっかく変わり始めたボールへの執着心まで失って欲しくない。 まあ、こういう観方(viewpoint)もありますよってことで(苦笑)。
【J2:第27節 柏 vs 札幌】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(10.09.23) >前線でタメができる内村と宮澤を縦の関係のFWにしてスタートさせたんですけど、 なかなか前線でボールが収まらなくてタメができない分、 攻撃にかける時間が長くなってしまったんじゃないかなと。 (-ω-;)ウーン、最大の問題はここでしょうね。 でも、これも今に始まったことじゃなく(-"-;A ... 昨季は、クライトン>ハファエルと力のある外国人がここに居て、 今季、ここに外国人選手がいなくなった。 それなのに、今季、 マイクみたいなはっきりとポストが上手い選手は誰も補強しなかった札幌。 選手の成長でカバーできると踏んだのでしょうけれど、それが大誤算。 それでも選手の成長を待つのか、補強するのか、 今のサッカーそのものを捨てるのか。 そろそろ来季の展望をHFCには示して欲しいです。
2010年09月22日
現実は厳しいのだから、せいぜい文句たれて、 週末はパチンコで憂さ晴らしっていうのが、正しいおぢさんの在り方だそうで(笑)。 あ、最近は週末のサッカーが憂さ晴らしどころか、ストレス溜まるらしいですから(苦笑)。 いつも、おぢさんの言うとおりにしないから悪いんだっていうんですけど、 じゃあ、どうしたらいいかって、細かいことは言うけど、将来については、 何だかんだ理由つけて結局言わないでしょう。(笑) たまに言ったことがあたっちゃったりするとホレみたことかって言うんですけどね。
まあ、それでもですね。 私は、まだここで文句言ってるうちはいいと思うんですよ。 だいたい観るのも嫌になったって、 サッカーから離れてしまう人の方が大多数なわけですから。 そもそもサッカー含めてプロスポーツなんて、 どうしたって娯楽の側面がありますから、 楽しくなければ人は集まってきやしませんよ。 そういう意味では、文句を言いつつも、ブログを毎日更新するおぢさんもタフですよ。 私なんか、そもそも毎日更新してませんし、サッカーの事あまり書きたくないですからね(;´Д`A ``` まあ、でもこういう状況を楽しめるのは地元にチームがあるからな訳で、 チームが無けりゃ、おぢさんとも接点なんかないわけですよ。 まあ、こんなことをしつつ、チームを末永く応援できたらいいなと思うんですよね。 え、きれいにまとめすぎですか(笑)。
2010年09月21日
1つ不思議なことがあるんですよ。 サポがぬるいとか、ぬるいこというやつは現実っちゅーもんがわかっとらんとか、 選手がシュート打てないのは監督があかんからだとか、 文句ばっかいってるおぢさんがいますけど、 なんで、三浦監督が神戸から出されたのに、戻って来いって言わんのでしょうか(笑)。 おぢさんが求める現実的なサッカーで、J2で結果を出すってことにかけちゃ、 札幌での実績を十二分に証明済みでしょうに(笑)。 ( ‥) ン? 一回ダメになった奴を招聘するなど愚の骨頂? まだ見ぬ救世主に期待をかけるより現実的なのでは?
2010年09月20日
現実問題、勝たなければ注目もされないし話題にもならない。 景気の悪いことばかりを言っていては、 雰囲気がどんどん悪くなっていって、良くなるものも良くならない。 真実がそんなに偉いのか、むしろ真実とは時に残酷なものではないのか。 何とか盛り上げようとしているだけだ。 嘘はついていないし、見方の違いに過ぎない。
まあ、身近な例だと、末期のガン患者に、 告知すべきなのかどうか。 これ、とっても難しい問題です。 例えば、こういう場合、真実を伝えることが必ずしも良いとは言いがたい。 事前に家族でそういう話をしていたとしても、 実際にそういう場面になった時に、 その話通りにするかってのもまた別の話だろうし。 さらに、本当は治らないのに絶対に治るからって言うことにしても、 真実を歪める作業はしてるんだけど、相手に隠して騙した方がいいと思ってるからやる。 確かに、クラブの運営に比べればかなり深刻な問題ですが、 それはケースバイケースでしょう。
しかし、まあ、騙す方も悪化する状況を前に騙し切れんのかって問題もあるし、 騙したからって根本的な問題は良くならないわけですよ。 騙そうとする側は、辛い現実を前にして、 相手がそれを直視できない人間だと思っているのか、 どんな状況でも自分は騙し通せるという自信があるかのどっちかでしょうけど、 書きっ放しのマスコミに騙し通す覚悟なんか、サラサラないわけでしょう(笑)。 ということは、多くのサポーターは厳しい現実を 直視することが出来ないと思われてるわけですよ。 負けが続けば、すぐ感情的になってネガティブになる。 そんなやつらに現実直視できんのかと(苦笑)。 何かね、そこがムカつくんですよ(笑)。
2010年09月17日
コンサドーレ倶楽部 苦戦札幌 集客は健闘 (2010/09/16) >J1への昇格圏内から遠く離され、J2で12位となかなか波に乗りきれない札幌だが、ホーム開催の観客動員数は健闘と言える数字で推移している。今季ここまでホーム11試合の平均観客数は、昨季より約1800人多い1万2069人。今季加入した中山の“ゴン効果”に加え、北海道フットボールクラブ(HFC)側の集客策も一定の成果を挙げている。(原田隆幸) 今季、HFCの集客策が一定の成果を挙げていることは事実だろう。 スポンサーに依存した集客作戦から、野菜販売などスポンサーとコラボした企画や、 昨年から取り組み始めた、スタジアムグルメ、各種イベントなどの スタジアムのホスピタリティ向上が実を結び始めている。 『中期経営計画』に基づいた取り組みが、一定の成果をあげているともいえる。 しかし、道新が全く触れない、“集客は健闘”の前提を覆しかねない大問題がある。 というか、敢えて甘い見通しでごまかそうとしているとしか思えない。
この記事で挙げられている数字を見てみる。 >今季の1試合平均観客数の目標1万2700人 >今季ここまでホーム11試合の平均観客数は、昨季より約1800人多い1万2069人 確かに、平均観客数でいえば、目標まで@600人ちょっとということになり、 目標達成まで僅差であって、目標達成もまだまだ可能、 達成できなくても目標の数字を大きく下回ることはないように思える。 しかし、これは 数字のマジック で、 ちょっとしたデータを取り出しただけでも、実現はかなり難しいということがわかる。 札幌の今季のホームの残り試合は7試合。その内、厚別が4試合、ドームが3試合。 そう、まだ厚別での試合が4試合あるのだ。 2009年の1試合平均は札幌ドーム14,816人で厚別が7,017人だった例を挙げるまでもなく、 ドームより厚別は集客が低い。(※1試合平均の数字にすると、まずここでごまかしがおこる。) 今季、ここまでのドーム6試合の1試合平均は、16,242人と昨年比+1,400人と健闘しているが、 厚別3試合の1試合平均は、7,045人と昨年並みでしかない。 これを単純計算すると、7,045*4+16,242*3=76,906 という数字が出てくる。 つまり、今のままのドームと厚別の平均観客動員で単純計算すると、 132,760人(今季11試合)+76,906人(残り7試合)=209,666人(1試合平均だと11,648人) だいたい今季の観客動員数21万人という数字が出てくる。 HFCの今季の観客動員の目標は、23万人だ。 今までの1試合平均にすると、目標までたった600人ちょっとだった数字が、 なぜか目標とは2万人もかけ離れた数字になる。 これを数字のごまかしといわずに何というのであろうか。 確かに、今の順位で、21万人でも健闘しているということはいえる。 (※1試合の平均観客動員数で昨年より多い計算になる。) しかし、2009年決算時でのHFCの純資産額は、+2000万円強しかない。 (※株式会社 北海道フットボールクラブ 決算・予算) つまり、今季、2000万円以上の赤字を出すと、 わずか2年前、J1昇格時に解消したはずの債務超過の状態に再び陥ることになる。 (※そもそも、債務超過の状態では経営面を理由にJ1に上がれない。) このままだと、目標よりも2万人も低い観客動員になる計算なのだが、 本当にHFCの経営は、楽観できるような状況なのだろうか。 そして、こういう見通しの甘い、ごまかしの記事を書いておきながら、 平気でHFCが債務超過に陥った時は、“わずか2年で再び債務超過”とか “HFC再び経営危機”とか書く。こちらからすれば驚きでも何でもない。 どうして正しい情報を伝えようとしないのか。 その上で、どうすべきかという提言をしないのか。 怒りを通り越して呆れるばかりである。
2010年09月16日
2010-2011シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)で、 5人制審判が試験的に導入されている。 従来の主審と二人の副審の3人に+して、 各ゴールマウスの向かって左側に一人ずつ配置で計5人。 予備審判を入れれば、1試合に6人もの審判が必要に・・・。 審判集めるだけでも大変だこりゃ(;´Д`A ``` 事の発端は、ゴールにまつわる誤審。 W杯でも90%以上は正しい判定だったとFIFAが言ってましたが、 入ったはずのゴールが入ってないことにされたり、 明らかに手を使ってゴールしたり・・・ ほとんど正確なジャッジであったとしても、そのわずかな誤審が、 勝敗に直結する場合は“世紀の誤審”なんていわれて、 今までも問題にされてきました。 “世紀”の割に数が多すぎる感じもしますが(笑)。
そこで予てより言われていた審判5人体制の試験的導入となったわけですが・・・。 これが実際に見てみると見なれていないせいもあるのでしょうけれど、 結構違和感があったし、追加になった審判もほとんど動かないからか何だか暇そう(笑)。 それでいて、あくびなんかして一瞬を見逃せば、 ゴール前という勝敗に直接関わる重大なエリアの判定をするだけに責任は重い。 ただ、今までどうしても主審の死角になりがちだったゴール前で、 選手の目の前に審判がいれば、それが圧力になって ゴール前の不正な行為そのものが減るかも(笑)。 誤審を減らす工夫として、とりあえず審判を増やす判断をしたサッカー。 あくまで機械の力は借りずに人間の判断で行うことにこだわる。 今年から日本のプロ野球でも、ホームランの判定に限ってビデオ判定が導入された。 ただ、試合の途中でビデオ判定に入ると、数分のことなのだが試合が途切れる感じはやはりする。 これが攻守の切り替えが絶え間なく行われるサッカーであれば、 数分でも、かなり興醒めになりそうではある。 誤審が注目されるようになったのと映像技術の発展はおそらく無縁ではない。 審判が判定を下した直後に、観衆はスローで鮮明な映像を確認できる。 最近はオフサイドラインまで表示してくれる(笑)。 人間の判断だけで、どこまで正確性を高められるのか。 5人制審判の試み、果たしてどうなりますか(;´Д`A ```
2010年09月14日
菅さんが再選。
気になるのは、これに関する巷のコメント。
『政治のことはよくわからないが、国民のために頑張って欲しい。』
これ系の無難な発言をする人をよく見たり、聞いたりする。
でも、政治に無関心な大人が増えちゃ、政治が良くなるわきゃあない。
サッカーに無関心な大人が増えては、コンサが強くならないってのと多分同じ(笑)。
まあ、政治を国民生活から乖離させて、今回の代表選に関しても、
『政治=権力闘争』というイメージを植えつけてきたマスコミの責任も重いと思う。
サッカーに興味のない、サッカーを野球と同じようにしか語れない、
サッカー選手を芸能人か何かと思っているマスコミの責任も重いと思う。
何かを期待する方が間違いですか、そうですか(苦笑)。
2010年09月13日
「“上手い”と“強い”は違う」となかなか哲学的な香りのするお言葉。 (※今宵も完封勝利! 2010年09月12日『上手い』と『強い』は違う) ひとみさんのブログで紹介されていた、 今のコンサを表した時の曽田さんの言葉らしい。 格闘技なんかをやってるとそういうことを考える機会が多いので、 どうしても反応してしまう。スンマセン(笑) 私がこれを読んで思ったのは、あくまでイメージですが、 この場合は、“上手い”より、“巧い”なのかなぁと。 “巧い”は、技術的な“巧さ”を表しているように思うし、 “上手い”っていうと、自分の良さを発揮しつつ相手の良さは消すような 駆け引き上手、相手を圧倒するような“うわて”というイメージがある。 例えば、空手なんかも、相手がいくら技術的に“巧く”ても、 技術を相手に発揮させなければ勝つことはできる。 また、何らかの要素で相手より精神的に“うわて”に立てれば、 試合を有利に進められる。 精神的に安定して自分の技術を発揮できて、 尚且つ、相手の良さも消せれば尚いいみたいな感じが ここで言ってる“強い”ってことなのかなと。 だから、“強さ”って、プレッシャーのかかる場面で、 如何に普段通りの自分の力を発揮できるのかってことなんだろうと思う。 ただ、これは私の勝手な解釈なので引きずられないでください。(笑)
2010年09月10日
今月、名門ヴェルディの行く末が土壇場を迎えるらしい。 スポーツナビの記事から もしあなたのクラブがなくなったら 東京ヴェルディの土壇場勝負 存続への道筋は? 運命の9月21日を前に 東京ヴェルディの土壇場勝負2 >筋の通った正しさだけを追求するなら、とっくに答は出ている。 自助努力で立ち行かなくなったクラブは退場するほかない。 この言葉が、とても対岸の火事には思えない。 市場原理に照らせば、経済的に立ち行かないクラブは存在する理由はない。 コンサドーレ札幌も似たようなもの(;´Д`A ``` 経済的に立ち行かないクラブが存在する理由はあるのか? ヴェルディも支援を要請する際に、そこをアピールポイントにしているらしい。 当然、経済的に自立することは重要だが、多くのクラブが赤字に苦しむ実情を考えれば、 経済的な自立と共に、市場原理では計り切れない アイデンティティ(≒存在理由)も必要なのだと考えさせられる。 HFCも自己の存在意義を周囲にアピールできる組織になっていけるのでしょうか。 コンサドーレ札幌強化計画 北海道フットボールクラブ 中期経営計画2009-2011
さて、ヴェルディは現在昇格圏の3位と勝点6差の6位。 >「志向するパスサッカーが形になるまで、3カ月か、半年か、それとも丸1年かかるか、手探りの状態から始まった。思ったより早く、選手たちがモノにしてくれたね。最初のころは『ここにいるメンバーでJ1に行くぞ。シーズン中の補強は一切ない』と話しても、本気にするのは少数だったが、徐々に増えて今はみんなその気になっている。この苦しい状況で本当によくやってくれているよ。心から感謝し、彼らを尊敬している」(川勝監督) 札幌の前身である東芝で石崎監督の1年後輩だった、ヴェルディの川勝監督。 存続の危機にあるチームの切羽詰った状況が、 選手のやる気に火をつけているのかもしれませんが、 それと比べると、どうしても悠長な感じが・・・(;´Д`A ``` 【道スポ】主力組ら自主ミーティング(09/09)
2010年09月09日
昨日頂いたコメントで、 よくポゼッションサッカーとカウンターサッカーの話をする際に出てくる質問が多かったので、 その代表者ということで今日の記事にさせていただきました。 まず、昨日の記事で、ポゼッションサッカーとカウンターサッカーの2つに大別しましたが、 世の中に、ポゼッションサッカーとカウンターサッカーの2つしかない というわけではなく、その両者を両極に配したグラデーション、 “どっちかというとポゼッション志向”とか、“カウンター寄りの戦術”といった感じの意味です。 (※元日本代表コーチ小野剛さんのスカウティング方法を参考にしています。) また、当然、ポゼッションサッカーを志向していたとしても、 相手よりポゼッションで上回ることができなければ、 カウンターサッカーを余儀なくされます。 (※詳しくは、ここ。)
さて、ここからはコメントのお返事。
>「スタイルに貴賎なし、されど物事には一流から三流まである派」
私もどっちかといわれれば、ポゼッション派ですが、
ヤンツーの解任の時も反対してますし、
三浦監督の時も反対していることからもわかるように、
どっちでもいいから、スタイル固定してそれを極めろや!派でもあります(笑)。
個人的には、ポゼッションサッカーが観たいですが、
それ以前に、チームが如何なるスタイルでもコンサドーレを応援します。
>ところで、ポゼッションサッカーを指向すればJ1定着を望めるのでしょうか?
これ、非常に多い質問です。
まず、何でもそうですが絶対はない。もし絶対があればどこもそれをやります。
ヤンツーの時も、某掲示板の議論で話題になりました。
今の私の結論は、ポゼッションサッカーだからJ1に必ず定着できるとはいえないし、
カウンターサッカーだからJ1に定着できないとも思わないということ。
ただ、スペースのない現代サッカーにおいて、
相手のスペースを攻略する機会はポゼッションサッカーの方が圧倒的に多い。
したがって、選手の育成を考えた際は、
ポゼッションサッカーの方が向いているということはいえると考えています。
予算規模の小さいチームがJ1に昇格して残留できるだけの
戦力をそろえるためには、出来るだけ自前で選手をそろえるしかありません。
育成を柱として昇格を目指す場合は、ポゼッションサッカーの方が
都合が良いということはいえると思っています。
また、甲府をポゼッションサッカーで昇格した失敗例のように仰っていますが、
あの断トツのJ1での予算規模の少なさで、
札幌が果たせなかったJ1残留を1年成し遂げているともいえます。
むしろ、甲府は経営規模の問題で、
>ポゼッションサッカーでも強化費が乏しいと、
>カウンターサッカー同様にJ1定着への壁があるのではないでしょうか。
経営規模もJ1仕様にならなければ、サッカーの方針だけでは残留は難しい。
今も生きているはずの5段階計画も、
チームと経営を車の両輪として発展していく計画だったはずです。
要は、J1に昇格して定着できるための戦力を自前でそろえるのか、
他所から借りてきたり、買ってきたりして集めるのではどちらが金がかかるかということです。
ユース強化費も結構お金かかってますけどね(;´Д`A ```
予算規模が少ないチームが、どちらをとるかは明らかなのではないでしょうか。
>監督を交代するなら石崎監督以上の実績の人物とのことですが、
>そんなことを言い出すと誰も札幌に来てくれませんよ。
だから、他にいないからでは本人に失礼であり、
多少上から目線になるかもしれませんがと
断ればいいというものではないことは重々分かっていますが(苦笑)、
現状、チームが上手く回っていないことも事実であって、
このような形でしか擁護できませんが、
結果的、婉曲的に石崎監督擁護派になると自認しております(笑)。
>現状では石崎さんがかつて発揮してきた手腕は札幌で生かされているとは言いがたいですよね。
そうですね。
>厳しいようですが、肩書きが仕事をしてくれる訳ではないですし、
>選手同様に指導者にもピークが存在するのではと。
石さん、もう限界だって言われてますよ!(笑)
残り試合で、そうでないことを証明してもらいましょう!
>イバンチェビッチのサッカー自体は悪くなかったということと、
サッカーの内容云々より、“ノーアイディア”と言って去っていくのが、
私はトップとして責任あるやり方だとは思えません。
>石崎さんをポゼッションサッカーで括っていいの? という感想と疑問
この質問も多いですが、少なくとも今はポゼッションを志向したサッカーをしており、
これからできるのかとか、ポゼッションサッカーの実績あるのかとかじゃなくて、
現状はそれを目指しているということしか言えねぇっす。
だって、実現できていないんですから(苦笑)。
2010年09月08日
月曜に頑張りすぎた反動がっ(;´Д`A ```
少し頭を整理したかったというのもあるので、間をおきました。
古来より慌ててことに臨んでもあまりいいこたぁない。(笑)
しかしまぁそれにしても、公式ブログでこんな堂々と
選手・監督批判ができるようになったことに隔世の思いがします。
私はおぢさんのその愛すべきキャラクターが大好きなんですが、
一部で喧嘩してると思われているようなので、そろそろまとめましょうか(笑)。
まず、監督を解任する場合、とにかく今の状況を変えたいから 誰でもいいから代えるというのは賛成できません。混迷を深めるだけです。 第二の“イバンチェビッチ”を増やすだけです(笑)。 したがって、監督を代えるにしても代えないにしても、 来季以降、どういうサッカーを目指すのか という長期的なビジョンが必要でしょう。 その際に、大きく、ポゼッションサッカー(アクションサッカー)と カウンターサッカー(リアクションサッカー)に分けます。 (※それぞれのサッカーの特徴については↓の記事を参照してください。 2010年05月04日 コンサドーレに求めるサッカーは、何ですか?) まず、ポゼッションサッカーを来季も継続するなら、 当然、代えるなら石崎監督以上の実績のある監督を連れてこないと意味がないので、 そういう監督をつれてこられるのであれば代えるのもありとは思いますが、 そうでないならば、このままの体制を維持したほうが良いと思われます。 次に、来季以降は、カウンターサッカーを目指すというなら、 監督を代えることには意味がある。 ただこの場合は、J1に時々昇格するかもしれませんが、 HFCの予算規模がJ1仕様ではないため、J1昇格に合わせてチームの強化ができず、 カウンター向けの外国人FW(エメルソン、ウィル、ダヴィ…)と J1に対応できる守備力が維持できなければ、運良く残留できても、 次の年に引っこ抜かれる可能性が高いので長期の残留は厳しい。 したがって、当たりくじを引き続けない限り、 長期間J1に残留し続けるのは基本的に難しくなります。 ですから、J1とJ2を上がったり下がったりのエレベーターチームで良い、 勝てばつまらなくてもサッカーの内容には文句はいわねぇ という人は監督を交代してのカウンターサッカーを主張するのはありかと思います。 さらに、もう1つカウンターサッカーには利点があり、 夏のアウェイの長距離移動、気温差が避けられない札幌にとっては、 過去の例をみても、省エネサッカーであるカウンターサッカーの方が 地理的条件との相性がいいということはいえそうです。
つまり、 ポゼッションサッカーで今いる選手を育成して、 時間はかかるかもしれないがJ1で長期残留できるようなチーム力をつける。 or カウンターサッカーで目先の現実的な勝利を追求し、 J1とJ2を行ったり来たりするかもしれないが、 札幌の予算規模を考えるとそれでいいというか仕方ない。 実は、これとほぼ同じ議論を、ヤンツーのときにもやりました(苦笑)。 したがって、常に古くて新しい議論だともいえますが、 現状、選手の実力がないまま再びカウンターサッカーへ移行しても、 2007~2009あたりの『ヤンツー⇒三浦⇒石崎』を繰り返す可能性は高い。 まあ、何が起こるかわからないので、一概に絶対そうなるとはいえませんが、 まとめると大体そんな感じになるかと思います。 それで多分、おぢさんがカウンターサッカー派で、 私がポゼッションサッカー派だと思ってもらえればわかりやすいかと思います。 細かく分ければ他の立場もあるとは思いますが、 わかりやすくするために敢えて二分しました。 どちらの立場か表明してコメント頂けるとわかりやすいかと思います。
さて、ここからはおぢさんへの個人的な返答。 >三浦さんのサッカーそんなに評判悪かった? おぢさんの2008年のエントリー「両さん型エヴァンゲリヲン」とか 意味不明なの多いからどういう評価だったのかわかりません(笑)。 まあ、ここで4-4-2のゾーンが欧州で流行ってるって書いたら、 そんなヨーロッパかぶれのサッカーはうちには合わんから、 “選手の個性に合わせた”サッカーをしろって、沢山コメント頂戴しました。 >あれは様式美を堪能するもの 三浦さんのサッカーは勝つことのみをひたすら合理的に追求したサッカーでしたからね。 だからこそ、当時、5~6番手の強化費でもJ2を優勝することができたと思うんですけどね。 本人もかつては、守備的なサッカーなんか糞喰らえって言ってたんで、 勝利に対する監督のプレッシャーって想像以上のものがあるんでしょう。 >最初に言った言葉と「戦術クライトン」はものの見事に矛盾 石崎監督のサッカーと岡田監督が日本代表でやろうとしていたサッカーは、 かなり似ていると思っていて、そうなると攻撃のキーマンが必要なサッカーになる。 岡田JAPANでいうところの俊輔。 W杯後の岡田さんの言動を追いかけていくと、明言はしてませんが、 俊輔のコンディションが上がらなかったので、 W杯直前に本田中心のチームに作り変えざるを得なかったというようなことを言っている。 ポゼッションサッカーとはいえ、石崎サッカーも 攻守の核になる、攻守のタクトを振るピッチ上の指揮官のような選手が 必要なサッカー~柏で言えばフランサみたいな~なんでしょうね。 そして、周囲の選手と核になる選手の実力が違いすぎると 核に周囲が一方的に寄りかかったサッカーになってしまったのだと思っています。 つまり、クライトンがいるのといないのでは、 良い意味でも悪い意味でも、かなり違うのだと思うわけです。
2010年09月06日
まあ、世の中まだまだ暑いんで暑苦しくやりましょう(笑)。
基本的に、「チームの成績が悪い⇒監督交代しろ!」っていうのは、居酒屋で酒飲みながら、
「だから言っただろ、俺は前から石崎はダメだって言ってたんだよ。」
って、おぢさんたちが愚痴ってるレベルのエモーショナルな発言だと思うんですよ。
ただ、やっぱりおぢさんが、他のおぢさんと違うと思うのは、
>もしかしたら今より悪化するかもしれない。
“代えても良くなるとは限らない”というのが分かってて言ってるから。
まあ、そこから先は意見の相違だと思います。
>魅力のない(監督のみの)自己満足サッカー 観客動員の落ち込みの主な要因は、サッカーの内容というより、 単に順位が低いからなんじゃないでしょうか。 散々面白くないと言われ続けた三浦監督時代もJ2で優勝すれば客は入りました。 ただ、今、仰るように客を呼べるような魅力あるサッカーはしていないでしょうね。 それで、大して勝ちもしないし面白くもないサッカーやるくらいなら、 面白くなくても勝った方がまだましだという意見が強くなっていって、 だいたい、またカウンターサッカー待望論が巻き起こる。 そして、カウンターサッカーに戻したらつまらないサッカーといわれ、 J1でも通用せず、やっぱり選手の実力を養成せにゃならんと ポゼッションサッカーを目指す。 それをここのところ2回ほど続けてます(;´Д`A ``` 方針をコロコロ変えてもそれについていけるほど優秀な選手では残念ながらない。 ポゼッションサッカーからカウンターサッカーへの移行は、 その逆と比べてしやすいですから、 監督交代と共にカウンターサッカーへの変更はありだと思いますが、 2007~2009年の流れを繰り返すことになるのではないでしょうか。 >選手の技術面・メンタル面(頭脳含む)の弱さにしたって、恐怖政治により萎縮している 選手と監督の関係がそれほどまでに悪いという話は聞いたこともないですし、 その辺りは、選手からの信頼は厚いという評判の監督だったのでは? >思い込みのパスサッカーとやらに従わないと全く使ってもらえませんから。 選手は試合に出てなんぼ。その為には自分を殺してまで といった状況 逆だと思いますね。 三浦監督時代は動きがほんとんど機械的に決まっていた。 だから、自分の頭を使わずに、自分を殺して、監督の言うことを聞いていれば試合に出られた。 しかし、今は、今まで頭を使っていなかった人間に、 自分の頭を使ってサッカーをしろと180度違う難しいことを要求しているわけです。 むしろ、自分を殺すというより、もっと自由にやっていいといわれて 何をやっていいいのかよくわからなくて戸惑っている状況だと思います。 >アイディアなんてのは日頃の練習がベースになるものなんじゃないですか。 それはそうだと思いますよ。練習で出来ないことが試合でできるわけがない。 >そこを飛ばしていきなりアイディアの無い選手はと言われても可哀想なだけ。 ノーアイディアな練習のみで、型にはめる事ばかりしているのが問題なのではないでしょうか。 選手のイメージを膨らませるような、 ゴールを強く意識させるような練習が行われているのかは、 試合を見る限り、確かに仰るとおりかなり疑問です。 ただ、選手がノーアイディアで、いきなり応用をやってもできないから、 型にはめた練習をして基礎を作っているとも言えます。 毎度言うておりますが、監督を代えることに反対はしてません。 ただ、少なくともこれからどういうサッカーをするのかという方針も それを実現するのに相応しい人物の目星もない状況で、ただ代えろいうのは、 >もしかしたら今より悪化するかもしれない。 可能性が高まるだけだと言うておるわけです。
2010年09月05日
愛の公開往復書簡の続きです。 お付き合いいただける方は、リンク先もよろしく!m(_ _"m)ペコリ (※『幸兵衛のひとりごと』) おぢさん、言ってることは感情的なんだけど、対応は感情的じゃないから素敵です。
>HFCならいざ知らず、コンサドーレ札幌が消滅することは回避したいという基本姿勢は共通している。 (; ̄ー ̄)...ン? あー、HFCも無能だから、それならどっかの道楽社長さんに、 コンサドーレ札幌を買い取ってもらった方がいいってことですか? また、救世主待望論ですか(;´Д`A ``` >これはHFCが選手の実力を見極められずに必要以上のムダ金を払っていたということでしょうか。 そういうことになると思いますよ。 札幌を戦力外になった選手で他のチームに行って活躍してる選手って、 頑張ってる選手もいますが、“ほとんど”いないんじゃないんですか? >もしそうだとしたら、もはやHFCの存在理由がありません。 とっとと解散すべきでしょう。 HFCが解散しても、コンサドーレ札幌が消滅することは回避したいんですから、 やっぱり“救世主”の出現を待っているわけですね(;´Д`A ``` おそらく、それで札幌がなくなるんなら とっくに他のクラブもなくなってんだろうって高をくくっているんでしょうけどね。 ポジティブですねぇ(-"-;A ...
>もし選手がトラップできなきゃ、できるようにするのが監督の仕事です。コンサでは。・・・ まあ、それは普通、ユース年代に教わるべきことなんですよ。 ヤンツーが来た時、あまりにも基礎が出来てないって嘆いてましたっけ・・・。 そして、選手の技術に問題があるとしても、 本来、それは監督じゃなくてコーチの仕事なんですよ。 まあ、一般的にはそうかもしれんが、コンサではそれが求められるというのはわかります。 でも、監督にも選手の育成を求めている時点で、 選手にポテンシャルはあるのかもしれないですが、現時点の実力はないんです。 さらに、選手の基礎的な技術も問題ですが、 それより問題なのは闘争心がすぐ萎える激弱なメンタルと ピッチの上で走らずにボーっとしてるサッカーインテリジェンスです。 元日本代表監督のオシムがこう言ってます。 『アイディアのない人間もサッカーはできるが、サッカー選手にはなれない』 確かに、教え方の問題はあるのかもしれませんし、 石崎監督が世界でも有数の指導者であるとも思いませんけれど、 よっぽど優秀な先生を連れてこないと一筋縄ではいかないのでは?
2010年09月04日
"\( ̄^ ̄)゛ハイ!! こちら、一部の〇〇です(笑)。 幸兵衛のおぢさんにまじで感謝(笑)。 本当、俺のやる気を出させてくれるエントリーを書いてくれるから大好きです。
しかし、今の監督だったら、他の監督に任せた方がましだと。 わかりやすい“救世主待望論”。 果たして、今まで信じるものは救われてきたんでしょうか? まあ、また2年後くらいに同じこと言ってる気がしますが(;´Д`A ``` 前任の三浦監督の時も、解任論を叫ぶ人たちの主な論調もこんな感じ。 監督の戦術云々の前に、 監督を代えれば、選手のトラップが上手くなるとでもいうのでしょうか。 三浦監督の時も、今の石崎監督の時も、選手の実力不足は明らか。 その問題の本質を棚に上げて、いくら監督を代えても意味がない。 素材が悪ければ、どんな優秀なシェフでも美味い料理は作れない。 そして、素材を吟味することもせずに、料理が不味いのはシェフのせいだと決めつけ、 同じ素材でも、どこからか別の優秀なシェフを連れてきたら美味いものが食えるという。 ただ、前回の三浦監督の時もそうだったんですが、 私は監督を代えることに反対してるわけではないんです。 誰でもいいというわけではなくて、 本当に適任者がいるなら代えてもいいと思っています。 しかし、監督を代えることで選手の実力不足という本当の課題が なかったことにされてしまうことが、“真の問題”だと思うわけです。 まあ、それでも、その監督交代の無限ループを これからもずっと繰り返せるのならまだいい。
なぜなら、このまま無限ループを続けても 赤字が増えていっていつか続けられなくなる。 わずか2年前、J1昇格時に、 減増資をしてなくしたはずの債務超過に再び陥ろうとしています。 コンサドーレ札幌の運営会社であるHFCの根本的な赤字体質の問題は、 “予算策定の甘さ”にあります。 まず、その原因はチームの強化費でいえばJ1昇格圏にいないのに、 観客動員の多さから昇格圏にあるチームだと勘違いされていることにあります。 そして、その勘違いに合わせるために、 HFCは毎度“昇格を前提とした”予算を組む。 確かに、強くなければ観客もスポンサーも集まらないことは事実です。 しかし、サポーターやスポンサーの過大な期待に応えるために、 HFCは、昇格を前提とした博打的な予算を組んでは、 ほぼ毎年、その博打に負けて目標を達成できずに 赤字を増やす構図に変化はありません。 それは、そもそも昇格を前提とした観客動員数で過大に出した予算であっても 予算規模が昇格圏にないのですから、ある意味当然といえば当然なのです。 始めから、チームに実力以上のものを出せと周囲が無理強いしているのに、 周囲はそれに全く気付くことがないのか、敢えて無視しているのか、 本来のチーム力からいえば難しい課題のはずが、さも当然クリアされるべき目標にされ、 強くなければ観客もスポンサーも集まらないと強者の論理を振りかざされる。 こんなことをいつまで続けるつもりなんでしょうか? むしろ、そもそもこんなことをいつまでも続けられません。 しかし、始めに根本的な問題は、HFCの予算策定の甘さにあると書きましたが、 このような状況を常にHFCに強いている要因として、 サポーター、スポンサー、マスコミの影響がないわけではありません。 ですから、完全にHFCだけが悪いとは言えないとも思っています。 つまり、チームが弱いのはチームだけの責任とも言いがたいのではないでしょうか。
2010年09月03日
週末に試合をやって週の初めはその試合結果に一喜一憂して、 金曜辺りになれば、次の試合に期待を膨らませる。 ( ̄へ ̄|||) ウーム いつものルーティンのはずが、オラ、ひとみさんのようには強くなれねぇ(苦笑)。 だめだ、モチベがあがってこねぇ(;´Д`A ``` 考えれば考えるほど、ネガティブ要素満載。 サッカーの内容よりも、監督交代と経営陣の刷新とかやったら、 また、元の木阿弥だなぁと・・・。 今まで積み上げてきたものをまた一からやり直すことへの徒労感。
監督交代しても、来季の予算、選手が誰が残るかもわからないのに 今監督代えても意味があるとは思えない。 大きくサッカーを変えれば、またチームの強化方針がぶれる。 赤字を出しながらもスポーツクラブの経営の経験を積んでいる人材を 経営の責任をとって腹を切らして、また、スポーツクラブの経営のド素人を社長にする。 そんなことを繰り返しては、最終的には辞めればいいんだろとトップが責任を放棄する 一貫性のない短期的な利益のみを追求する組織になってしまっている。 まあ、別に監督やHFCの擁護をするつもりもないんですが、 こういうことを書くと組織のトップが責任を取るのは当然だとか それが現実だとか、お前は甘ちゃんだとかよく言われますけど、 それで今まで良くなっているんでしょうか? 今のダメな状況を変えてくれる救世主を待つ気持ちはわかりますが、 救世主なんざホイホイ出てこないから救世主なわけであって、 救世主待望論は、正に宗教と同じなんじゃないでしょうか。 俺からすれば、まだ見ぬ救世主を望むこと自体がまったく“現実的”じゃない。 今ある現実をきちんと見つめて、 1つずつ問題点を改善していくことが現実的な解決方法だと思ってます。 そのためには監督も経営陣もコロコロ代えるべきじゃないと思うんですが、 また、人を代えることで問題が解決したと錯覚する事態が起こりそうで、 この繰り返しがいつまで続くのかと思ったら未来が見えないんです。 お金がないんだから、しっかり準備して腰据えて取り組まなければならないはずの組織が、 短期的な利益を求めて毎年博打のような予算を組んでは赤字を出す。 今までコンサドーレ札幌にこのブログで関わってきて、何がいやかって、 サッカーの内容云々より、その構造的な問題が一向に改善されないのが、 ものすごく絶望的なんです・・・。
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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