一皮むけた?

2010年06月29日

今日は、W杯決勝トーナメント日本代表パラグアイ戦ということで、予定を変更して・・・


W杯始まる前は、どうなることかと心配してたんですが、
何かすげー盛り上がってますね。とりあえず、良かった良かった。

このままJリーグも盛り上がってくれればいいんですけどね(-"-;A ...


この間のデンマーク戦は、攻守ともに今までやってたサッカーも活きてた印象です。

守備では、プレッシングとゾーンを上手く使い分けて相手の攻撃をいなしてました。

札幌も状況にあわせてあれくらい臨機応変にできればいいんですが・・・

攻撃では、FK2発が大きかったですが、積極的に前線にも飛び出してましたね。


ここにきて、今までのプレッシングサッカーとカウンタースタイルが
上手く融合してきて、チームの完成度が高まってきた感じです。
やっぱり、初戦のカメルーン戦で結果が出たのが大きかったんじゃないでしょうか。


今日のパラグアイ戦は、やっぱりガチガチに守るんでしょうかねぇ~。

デンマーク戦と同じような試合が出来れば、良い勝負はできるんじゃないかと期待してます。



札幌低迷の原因は、FWの不調による決定力不足なのか? -その2-

2010年06月28日

最近、W杯にどっぷりはまっているwhiteowlです。


まさか、日本がデンマークに勝つとか、1試合でFK2本も決めるとか、
決勝トーナメントに進出しちゃうとか思ってもいなかった上に、
決勝トーナメントが始まってしまって目が離せなくなってきました。


というわけで、ブログの更新が滞り気味ですいません(-"-;A ...

もし当ブログを楽しみにされている方がおりましたら、
大変恐縮ではありますが、気長に待っていただければ幸いですm(_ _"m)ペコリ

今後も滞り気味になる可能性が高いです・・・(・・;)






さて、前回の記事からの続き。

中断前の札幌低迷の原因は、FWの不調による決定力不足なのか?

前回は、カウンターサッカーとポゼッションサッカーではFWの決定力の影響が違うこと、
札幌は一応ポゼッションサッカーを目指していること、
さらに、札幌には昨季得点ランクトップ10のFWが二人もいるが、
得点力不足なのは、FWに決定力がないのかor不調なのか?という話でした。






さて、当ブログでは、何度も指摘してきましたが、
FWは点を取る人という固定観念が日本には根強くあります。

確かに、FWは相手ゴールに最も近い位置にいますから、得点のチャンスは多いでしょう。


しかし、ポゼッションサッカーは、パス一本で前線に渡るカウンターサッカーと異なり、
パスを回して相手を崩すサッカーですから、どうしても時間がかかります。
その結果、相手のDFラインの裏にスペースがなくなることが多く、
FWは相手から厳しいマークにあっている可能性が高くなります。


その際、FWに求められるプレーは、
そのスペースのないところでもシュートまでもっていく強引さかもしれませんが、
前線でタメをつくって味方の上がる時間をつくるポストプレーも重要になってきます。

特に、4-2-3-1でポゼッションサッカーを目指す場合は、
ワントップの下に位置する両SHの得点力が重要になります。

両SHからのフォローや、スペースへの飛び込み、
サイドからカットインしてのシュートがないと
ワントップ一人で得点が取れなくてはいけない。


カウンターサッカーと違い、ポゼッションサッカーだとトップにスペースがありませんから、
このような状況で、FWが点が取れなくてもそれほど不思議ではありません。

むしろマークの厳しい中で、一人で何とかしてしまうような選手がいれば、
すでにその時点でJ2レベルを超えています。



そこで、今季SHに入った選手の得点を見ていくと、


古田1得点
藤田1得点

内村2得点


藤田は、SBへのポジションチェンジもありましたが開幕以来得点なし。
古田もJ初ゴールを決めただけ。

出場時間の割には内村は活躍しているといえそうですが、それでも2得点です。

SHの得点力不足もかなり深刻です。






先日、W杯でポルトガルが7-0で北朝鮮に勝ちましたが、得点者は6人 いました。

ポゼッションサッカーの場合、何処からでも点数を狙って取れる。
こういう状況が望ましいんじゃないでしょうか。

7点もとって、FWが誰もハットトリックしなかったから決定力不足だ!
なんていう人はいないでしょう。


得点はFWがとるものという固定観念が日本にあるから、
ゴール前でシュートコースが開いてるのに、
シュートではなく、パスを選択する選手ばかりになってしまう
一つの原因になっているのではないかとも思っています。

まあ、日本の場合はFWもシュートを打ちませんが(-"-;A ...


カウンターサッカーでは、FWにボールを集めるのでFWの得点力が重要になりますが、
ポゼッションサッカーでは、むしろFW以外の選手の得点が鍵になる。

したがって、今の札幌の低迷は一概にFWの決定力不足とは断言できないと考えています。
むしろ、FW以外の選手の得点力不足が問題なのではないでしょうか。


日本では、得点はFWが取るものという固定観念があるため、
得点が取れないとFWへの批判が高まる傾向にあります。

確かに、FWは得点を取ることで評価されます。

まれに、元気みたいにディフェンシブなFWとして評価をされる選手もいますが(-"-;A ...

しかし、それはカウンターサッカーのチームへの批判としては妥当かもしれませんが、
ポゼッションサッカーを志向するチーム対しては、的確な批判とはいいがたく、
むしろ、チームとして得点できないことを批判するべきだと考えています。


ただ、SHが得点力UPの鍵だとは思うのですが、
SHが得点できない理由は、SHだけにあるともいえないとも思っています。


次回は、それについて(一応)書く予定です・・・(・・;)



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15:40

Consadole Sapporo コメント(3)

札幌低迷の原因は、FWの不調による決定力不足なのか? -その1-

2010年06月24日

最近W杯のネタばかりなので、久々にコンサドーレの話題も(-"-;A ...


W杯中断前、19チーム中12位と下位に沈む我らがコンサドーレ札幌。


この低迷の原因として、FWの得点が少ない!
近藤が3点、キリノは2点、内村も2点しかとってない。

昇格するチームには、必ず得点ランク上位にFWの選手がいる。

だから、この低迷の原因は、FWの決定力不足 だ!FWがもっと点をとれば勝てる!


という短絡的な言説がまことしやかに、某紙辺りから流れております。






確かに、FWがもっと点をとれば勝つでしょう。それは間違いない。

ただ、FWの決定力がより問題となるのは、
堅守速攻のカウンター戦術をとっているチームなのではないでしょうか。

堅守速攻のカウンター戦術をとるチームは、FWにボールを集めますから、
FWの決定力が、そのままチームの浮沈に影響する。

昨年と今年を比べた時の水戸と草津なんかが象徴的なのではないでしょうか。
荒田と高崎が抜けた水戸と都倉の抜けた草津は昨年より下位になっています。

つまり、このような堅守速攻型のチームの場合は、
決定力のあるFWを引き抜かれるとチームに与える影響がより大きいので、
FWの決定力がそのままチームの浮沈の鍵を握ることになりやすい。


しかし、札幌の場合は、昨季19得点で得点ランク5位のキリノ、
(愛媛でですが、)18得点で8位の内村と昨年のJ2得点ランクトップ10の選手が二人もいて、
さらにFC東京から近藤も獲得していながら、12位に低迷している。


FWの決定力が問題なら、少なくとも実績は残しているFWはいるわけです。

では、今季の札幌の低迷は、
この3人の調子が揃いも揃って悪いからということで終わるのでしょうか?


まして、一応、札幌は堅守速攻型のチームからの脱却を試みているチームです。


これから、もう少し掘り下げて考えていきたいと思います。




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13:20

Consadole Sapporo コメント(0)

組織的な守備。

2010年06月23日

開催国の南アフリカは、フランスに2-1で勝利も得失点差で
予選リーグ敗退が決まってしまいましたが、
今大会、開催国の南アフリカを始めとして、
アフリカのチームが非常に組織的な守備をすることにまずびっくり。

今までのアフリカのチームといえば、欧州で活躍する選手も多くなり、
身体能力を活かした破壊力をもちつつも、
精神的な弱さ、そして、組織的な守備の脆さが指摘されてきました。

今まで弱点とされてきた守備がこのまま改善されていけば、
元々頭抜けた身体能力を持つだけに、これからアフリカ勢は
もっと強くなっていきそうな気配を感じています(-"-;A ...






アフリカ勢に限らず、スイスがスペインに勝ったり、
ニュージーランドにイタリアが引き分けたり、
と強靭なフィジカルと高さを持った、組織的な守備力を発揮するチームが、
サッカー強豪国を苦しめている今大会。


“高さ+フィジカル+ブロックを形成する組織的な守備”は、

どこかで見たことのある組合せですが(笑)

弱者が強者に立ち向かう時の有効な手段であるということが
改めて証明されている大会かもしれません。


ただ、守備戦術の発達が実力差を縮めたとしても、
そのサッカーが面白いかどうかは別の問題であるし、
基本的に、堅守速攻は、相対的“弱者”の戦術であることに
変わりはないと思うんですけどね。


目指すべき王道は、絶対的強者というのは理想論でしょうか(苦笑)。



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13:20

World Cup コメント(0)

最近、解せぬこと。

2010年06月22日

宇宙から7年の歳月をかけ帰還した探査機“はやぶさ”。

期待された小惑星からの1ミリ以上の砂粒は持ち帰れずも、
無駄を削るはずの事業仕分け人が、“国民の誇り”と言ったそうで。

何が無駄かは、価値判断を伴う作業であるということに気付いていただければ(-"-;A ...






野球賭博に揺れる日本相撲協会。

協会は、“国技”の“伝統”を守るのがその役割なのだから、
今までもやってきたことなのに何を今さらって感じだし、
その“伝統”を必死に守ろうとしているだけなのだと思う。

ただ、何が残すべき伝統であるかは・・・






只今、絶賛開催中の南アフリカW杯。
カメルーンに勝ち、オランダに0-1で惜敗したことになっている日本代表。

ベスト4を目標に攻撃サッカーを掲げるも、全く勝てずに監督は火だるま。
しかし、守備重視に切り替えて決勝トーナメント進出なら、岡田監督の続投もあるらしい。

次回のW杯に向けて何を継続するべきかは・・・



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14:30

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試合の解説。

2010年06月18日

W杯期間中、様々な人の実況、解説を聞く機会も多くなる。

解説者で試合を見たり見なかったりもする。


最近の密かな楽しみは、実況と解説のやりとり。


実況の振りに、一々全部答える人、間をおいて答える人、全部は答えない人。


実況が的外れなことを言ってるとやんわりと否定する人、
一応受けてそういう考えもあるがといってから否定する人、
頭ごなしに否定する人、質問そのものを無視する人(笑)。


色々なタイプがあるし、状況によっても対応が変わってくる。


解説にその人のサッカー観や人柄も反映するので、そういうところも面白い。

あー、だからこの人、監督のオファーこないんだなぁとか(笑)






基本的に、テレビの場合は、見ていればわかるので過剰な実況や解説は必要ないと思っている。

だから、四六時中喋っているより、適度に間がある方が個人的には好き。


無理矢理トークで盛り上げようというのは好きじゃない。
試合が面白かったら勝手に盛り上がる。

実際、すごいプレーの時の実況なんて、選手の名前連呼してるだけだ(笑)。


本当に面白い試合は実況も解説もいらない。あっという間に終わってしまう。

さて、これからそういう試合を何試合見られるか楽しみ。



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15:40

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予選リーグ突破の可能性。

2010年06月16日

“勝てば官軍、負ければ賊軍”じゃありませんが、
日本中が、日本代表に対して手のひらを返したような反応ですねぇ(苦笑)。


オシムが、日本に“舞い上がるな”といいたいと言ってましたが、

完全に、日本中、舞いあがってます (笑)。


これで、札幌にも大いに関係のある、
“サッカー人気の回復”に貢献してくれたと思います。

それに、3度目のアウェイのW杯にして、
今まで果たせなかった初勝利をあげたことも大いに評価されると思います。


ただ、ここから2連敗してやっぱりダメだったかというのも避けたいところ・・・。






また、2004の欧州選手権で、並居る強豪を堅守速攻で撃破していったギリシャの例もありますから、
今の現実的なスタイルを批判するつもりはないです。

むしろ、今の日本の実力で現実的に勝ちを狙えにいけば、
ああいうサッカーにならざるを得ない。


しかし、カメルーン戦、冷静にみれば、
攻撃の部分をどうするのかは結局見えてはこなかった。シュートは5本。

勝ったことはもちろんすごいことですが、実力で勝ったとも言いがたい。



次のオランダ戦は、カメルーン戦の終盤のように押し込まれる展開が多くなることが予想されます。

DFラインが下がりすぎては、世界屈指の選手たちから放たれる
正確なミドルを打ち込まれて持ちこたえられないでしょう。

これを防ぐために高めにDFラインを維持する必要がありますし、
DFラインをあげるためにも、守備疲れにならないためにも、
最悪でもシュートに結びつく有効なカウンターを繰り出していく必要があります。

ただ、実際、これはオランダ相手にはやっぱり難しい(-"-;A ...

昨年の練習試合のように、前半は押さえ込めたとしても最後まで体力が持つか。
しかも、引き分ければ大したもの、勝ちは期待できない。


また、予選リーグは試合間隔があまりないので、
予選リーグ最終戦のデンマークのことも考えなければいけません。

さらに、日本代表の試合会場は、“高地>平地>高地”という移動なので、
勝つ可能性の少ないオランダ戦でスタメンを固定して疲弊してしまっては、
最終戦のデンマーク戦、さらに高地でもありますし、
疲労の蓄積で動けなくなる可能性もあります。


そこで、2戦目のオランダ戦は大幅にメンバーを代えて主力を温存し、
予選リーグ最後のデンマーク戦に賭けるというのが、
決勝トーナメントに進出する可能性が最も高いように思います。

勝利至上主義の現実路線をとるとすれば、こうなる可能性もあると思いますが、
さて、岡田監督はどうしてきますか。




チームワークの勝利。

2010年06月15日

始まってしまえば、何だかんだですっかりW杯漬けの毎日を送っています(笑)。

個人的にも、W杯中断期間に入るかも(笑)。


個人的には、開幕試合で見たメキシコのサッカーがやっぱり好きです。

クラブW杯の時に、メキシコのチームもやってましたが、
左サイドで溜めて逆サイドに一気に展開、代表チームもやってましたね。

得点になったメキシコのマルケスのシュートフェイントもすごかった。
足はインサイドで左に蹴ってるのに、ボールの飛んでる方向が逆(笑)。

あの場面で、落ち着いて蹴れるところがまたすごい。


しかし、圧倒的にメキシコがポゼッションしながらも、南アフリカが組織的な
ゾーンディフェンスを敷いてきてスペースがなく崩しきれなかった。

全然実力は違いますが・・・、
まるで“三浦札幌(南ア)vs石崎札幌(メキシコ)”の試合を見ているようでした。


そういえば、三浦監督、W杯の解説もやってますね。

やたら ゾーンの説明が多い 気もしますが(笑)。







最後に、日本代表勝ちましたね。

とりあえず良かった(-"-;A ...


本当に、唯一といっていいチャンスをモノにして勝った。

今まで取り組んでたポゼッションからの崩しではなく、
守備を固める現実路線に転換しての勝利。

岡田監督、守備戦術に関してはやはりさすがといったところでしょうか。

W杯前の練習試合で負け続けたのが、
方針転換の踏ん切りをつけさせたのかもしれませんね。


得点になった本田のマークを外す動きも、
クロスに対してカメルーンはボールウオッチャーになりやすいという
スカウティングの事前情報があったんじゃないかと思ってます。


組織的な守備とスカウティングという、よく言われる“スタミナ”以外の
日本の長所が出た試合だったのかなと。

実力は圧倒的にカメルーンの方が上だったと思います。
しかし、カメルーンはチーム内外で様々な問題を抱えていたようで、
戦う以前の問題があったのかもしれません。

そういう意味で、日本は、中田が嘆いていたチーム内の温度差という
前回のドイツW杯の反省を活かした試合だったのかもしれません。


最後はもう終始押し込まれっぱなしで、決してかっこいい勝ち方ではなかったかもしれませんが、
今の日本代表の選手・スタッフのチームワークの良さが発揮されての
勝利だったのではないでしょうか。




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13:00

World Cup コメント(5)

W杯開幕。

2010年06月11日

何か今日、開幕するみたいってな感じですが(-"-;A ...


も、盛りあがらねぇ(苦笑)。



優勝予想は、ガチだけどブラジル。

理由は、ブラジルでは批判されているらしいけど、
かつての鬼軍曹ドゥンガのチーム作りは堅実さを感じるから。

リスクを犯しているのは、アロハシャツくらいか?(笑)



さて、サッカー人気の回復、22年のW杯日本招致と
サッカー関係者からは期待されている我らが日本代表。


本田のワントップと3ボランチって、今さら試すことか(-"-;A ...

オシムジャパン、見たかったなぁ・・・。



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14:53

World Cup コメント(0)

続・札幌のアウェイの戦い方。

2010年06月08日

昨日の記事で、アウェイの長距離移動を余儀なくされる札幌は、
アウェイの戦い方をもっと考えなければならないのではないか?
と書いたら、色々とコメントを頂戴しました。

個人的に、もう少し深めたい話題でもあったので、
昨日のお返事もかねて、もう少しお付き合いください。m(_ _"m)ペコリ






長距離移動による疲れ、気温差による体のだるさなどの不適応は、
前日入りしたとしても実際あるだろうし、当日移動ならなおさらだろう。

あのバルサだって、長距離移動の影響を受けたわけですし(-"-;A ...

ただ、これを理由に、走らなくても良いなどというつもりもなく。


問題は、“動きの質をあげること”だと思っていて、
長距離移動が必須の札幌は、これを他のチームよりも
追求していく必要があるんじゃあないかということが、
最も私が言いたいことです。



昨日の夜中、“Fの炎”で平川さんが指摘していた“サイドから裏への飛び出しがない”と。

これを聞いて思い出したのは、2008年のJ1三浦札幌。

カウンターサッカーをやるにしても、DFラインからのロングボールだけなら
前線のターゲットさえ抑えれば、セカンドボールが拾えず機能しない。

FWが“変態”の場合は別(笑)。

カウンターサッカーをやるにしても、サイド攻撃は必要。

元気をSHに置いたり、何とかやろうとはしていましたが・・・


しかし、最下位の草津相手にすら、後半防戦一方になってしまったのですから、
正直、このままカウンターサッカーに戻しても、
過去の繰り返しになる可能性は高いというのが実感です。

J2で通用したとしても、J1では通用しない(-"-;A ...


したがって、限られたスタミナを要所でつかう“動きの質”の向上が課題で、
これの参考になりそうで“ならなそう”なのが(笑)、鹿島のサッカーかなぁとも。

ただ、あのダイレクトプレーを“目標”にするのはいいんじゃないかと(-"-;A ...


選手の動きの質をあげるには、以前、コンサドーレに求めるサッカーは、何ですか?
でも書いたように、今のサッカーのスタイルの方がいいと思っていて、

だから、監督を交代させてカウンターサッカーに戻すべきというのは、
私は、まだ時期尚早だと思っています。


ただ、悠長に結果がでるまで待っていられるような経営状況でもないので、
結果も同時に追求していかなければ、最悪、監督解任、オフに大赤字になり選手も放出、
そして、全く来季に希望が持てないということにもなりかねない。

この辺りの危機感が、特に選手から感じられないのが残念。


つまるところが、折衷案 として、

長距離移動を余儀なくされるアウェイは完全に引いて、
タイミングを見計らってカウンターを仕掛けるサッカーをして、
ホームでは、積極的に前からプレスをかけて面白いサッカーをする。

それは就任当初、石崎監督本人も言っていたことですが・・・


結果的にそうなってしまっているだけなのか、
何となくそういう風にしているようにも見えますけれど、
もう少しはっきりと、戦い方そのものをがらっと変えてしまう。

例えば、ターンオーバー制ではありませんが、ホームとアウェイでスタメンを
入れ替えてしまうなどの工夫があってもいいのではないでしょうか。


長距離移動のハンデを逆手に取れば、
札幌は戦い方をホームとアウェイで180°変えたとしても、

他のチームに比べて、“移動がつらいから” といえば、

それほど反発されないんじゃないかというメリットもあるんじゃないかと(笑)。





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13:20

Consadole Sapporo コメント(3)

札幌に必要とされるアウェイでの戦い方。 【第16節 vs 草津】

2010年06月07日

日時:2010年6月5日(土)13:04キックオフ 会場:正田醤油スタジアム群馬
[入場者数] 9,382人 [天候] 晴、気温26.4℃、湿度40%
[主審] 岡部 拓人 [副審] 名木 利幸 / 唐紙 学志


21分 近藤祐介
56分 高田保則


草津 1-1 札幌





前節の感想が、奇しくも当てはまってしまった今節。

2010年05月31日 本当に、“前半から後半のようなプレーをできるようにしなければいけない”のか?【第15節 vs 富山】

>前半善戦しても、後半(特に後半の後半)まで体力が続かないという課題は、
昨年のオランダ戦の時と何も変わっていない。

>そして、代表と似たような戦術をとる札幌も、前半飛ばして得点できず、
後半ばてて失点するというパターンを昨年から繰り返しているように見える。


これは一朝一夕で克服できるような生易しい課題ではないし、
昨年から散々繰り返してきたことでもある。






しかし、札幌は、アウェイの長距離移動というハンデがある限り、
特に、アウェイの戦い方を工夫しないと勝てないチームだと思っている。

さらに夏場は、気温差というハンデがある。
暑いところから涼しいところへの移動は比較的楽なのに対し、
その逆、涼しいところから暑いところへは、体の適応が難しい。

真夏に、新千歳から羽田に降り立った時のまとわりつくような暑さは、何度経験してもなれない(-"-;A ...

前からボールを奪いに行くプレッシングサッカーは、
ただでさえスタミナを必要とするだけに、この環境の変化は厳しいといわざるを得ない。


それは、敵の指揮官にも読まれていた。

【J2:第16節 草津 vs 札幌】副島博志監督(草津)記者会見コメント(10.06.05)

>暑さの中でのゲームだったので慣れていない札幌は後半、動きがにぶることが予想できた。


確かに、走ることは必要だ。

しかし、某紙のいうように、人間の環境への順応を無視して、
アウェイでもとにかく走れというのは、精神論以外の何ものでもない。


まして、札幌のように前から積極的に奪う守備は、
草津のように前線のターゲットを狙ってロングボールを蹴り、
中盤の組み立てをとばしてくるようなチームに対しては効果が薄い。

相手が自陣の深い位置、DFラインから蹴ってきた場合、
そのパスの出所を止めるためには、敵陣深く走らなければいけない。






今の前線から積極的にプレスをかけるスタイルで、札幌で結果を残そうと思ったら、
プレッシングorゾーンディフェンスの臨機応変の対応は努力目標ではなく、
出来ない限り、後半にスタミナ切れをおこして“とりこぼし”を続け、
昇格圏にいくことはないのではないかと思っている。

長距離移動を避けて通れない札幌にとって、ハードルはさらに高い。


もし、選手が戦術に柔軟性を持たせるようなレベルにないというなら、
アウェイだけでも終始リアクションサッカー、カウンターサッカーをやるしかないのではないか。

状況にあわせたサッカーは、柏から移ってきた時に石崎監督も言っていたことだ。

頑なに同じスタイルを継続することは、確かにブレないチームの方針になるが、
結果が出なければチームの自信にもならない。


現実的にその“見極め”をしないと、
このままズルズル行くことになりかねないのではないだろうか。




サッカー人気低迷 と 2008札幌の体制再び。

2010年06月04日

日本のスポーツの人気に関する記事を発見したのですが、
詳しく見ていくとさらにブルーに・・・。

頑張れ、日本代表!


W杯直前なのに…サッカー人気ダウン[2010年6月4日 日刊]

>世論調査の専門機関である中央調査社が3日、毎年恒例の「人気スポーツ」調査の結果を発表。
好きなプロスポーツ部門で、03年から野球に次ぐ2位だったプロサッカーが、
大相撲に逆転されて02年以来の3位に転落した。






というわけで、元ネタを探しに行きました。

ネットだと、元ネタを探すのも楽です。


アリマシタ。↓


中央調査社 第18回「人気スポーツ」調査(2010/6)


好きなスポーツの詳しい順位と割合は↓

1位 野球  50.5%
2位 大相撲 19.1%
3位 サッカー17.8%
4位 ゴルフ 17.4%

(※複数回答可)


野球人気、しかも、巨人の人気が回復しているようです。

セ・リーグ3連覇は伊達じゃないか・・・


で、

サッカーって、相撲より人気ないの!?


サッカーが3位になったこともびっくりですが、

ゴルフにすら肉薄されてることに、もっとびっくり(-"-;A ...

遼くん、強し。

大相撲もあれだけ世間で騒がれていながら、安定した人気を誇っています。



そして、サッカー関係の人気選手が上位10以内に皆無。
11位にはいったのも中田英寿さん。

思いっきり、引退してる わけで・・・



あと、地域別の人気クラブもあるんですが、地域密着のJリーグなのに、

J1のチームしか調べねーとか

中央調査社の調査方法に一気に疑問が(笑)。



日本代表は、今日も試合ですが・・・、

今日負けてもいいから、頼むから、W杯で1勝してくれー。゜゜(>ヘ<)゜ ゜。






神戸GMに村野晋チーム統括本部長が就任[2010年6月3日 日刊]

元りょうぼ。こと奥様の方がメジャーかもしれませんが(-"-;A ...


村野さんが、神戸でもGMになったそうで、

これで、三浦監督ともども2008年の札幌とまったく同じ体制に。

W杯中断期間中に、助っ人を帰したりしないか心配ですが(苦笑)、

現在ギリギリ残留圏内、15位の神戸。
是非、あの時のリベンジを果たして欲しいと思います。




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12:00

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“ジャブラニ”は、ビーチボール?

2010年06月03日

W杯南アフリカ大会で公式球として使われる“ジャブラニ”が、選手の間で不評らしい。


最近のボールの傾向としては、ボールの縫い目が少なくなり、
より空気抵抗の影響を受けやすくなった。

その結果、クリスティアーノ・ロナウドや本田が得意とする
いわゆる“ブレ球”が蹴りやすくなった。


野球でも、ボールの縫い目が進行方向に対して横になる本数が多い方が球が安定し、
縫い目が少ない方が球はぶれやすい。多くの縫い目で空気を切ると安定し、
より少ない縫い目だと空気の影響を受けやすいとされる。


追記:ゴルフボールについてる細かいくぼみ(ディンプル)は空気抵抗を減らしているらしい。
速度が遅ければ遅いほど、ツルツルの球の方が空気抵抗が大きくなる。






ブレ球を受ける側は、予測不能の変化をするためキャッチしにくい。

そのため、当然、GKからは大不評のようで・・・

W杯公式球が大不評「ビーチボールみたい」デイリースポーツ(2010年6月1日)


>まるで雑貨屋で見つけてきたよう

とか

>ビーチボールのよう

とか

>こんな球を使うとは恥さらし

とか


ひ、ひどい いわれよう(笑)。


興行的には、点数がたくさん入ったほうが面白いですから、

道具の少ないサッカーで、得点が入りやすいように工夫するとしたら
ボールとスパイクくらいしかないので、これからも得点が入りやすいような
ボールの変化は続くんじゃないかとは思っていますが(-"-;A ...


しかし、今回の公式球、
ボールの変化で恩恵を受けるはずのGK以外からも不評のようで・・・


その理由は、あまりにも球が変化しやすいので、普通にパスをしても変化してしまうらしい。


まあ、でも、巧い人に限って変化への対応も早いし、
その特性を上手く活かすんですよね(-"-;A ...




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13:00

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2トップ。

2010年06月02日

某チームの2トップが、得点をあげるどころか失態ばかりを披露して、
サポーターの批判の的になっているので、
とりあえず、その批判をかわすために、2トップをすげかえてみるようで(-"-;A ...


ただ、得点がとれないのは、果たして本当に2トップだけの責任なのか?

周囲のフォロー、特に近くの2列目からのフォローはあったのか?

また、チームとしてどうやって得点するかのビジョンはあったのか?
そして、そのビジョンはチームとしてどこまで共有されていたのか?

各自がスタンドプレーで勝手なことをやっていては、まとまるものもまとまらない。


その根本的な原因が解決されない限り、
フォーメーションをいじってみたりと場当たり的な対応を繰り返すだけで、

誰が2トップをやっても同じ なんでないかい?




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13:30

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日本人に欠ける“戦闘能力”。

2010年06月01日

今は、某スポーツ番組で、女子アナから“やっひー”と呼ばれてはいるが、
実は、Jリーグが始まる前からドイツでプロサッカー選手だったという
すんごい経歴を持っている風間八宏さんの
『日本サッカーを救う「超戦術」』(ベースボールマガジン社新書)を読んだ。


感想としては、「超戦術」よりも(苦笑)、こういう考え方をする人が、
海外でも活躍できるメンタリティなんだなぁというのが第一印象。


例えば、まず、自分が楽しくサッカーするためにはボールを失いたくないから、
奪われたら、鬼の形相で ボールを奪還しに行くのは当然とか。

相手に勝つためには、監督の指示通りに自分ができずに、
監督の指示が悪いと監督の責任にするんじゃなくて、
指示通りにせずに自分の判断であっても、結果的にチームに貢献した方がいいだろとか。


よく番組でいじられてますが、温厚そうな印象とは裏腹に、

とんでもない芯の強さ を感じる文章でした。






文中で風間さんも書いてますが、海外で成功する選手は、
こういう風に自分の考えをしっかりともって、
それをきちんと周囲に伝えられる選手のようです。

プレー中も、とにかく常に考えて、アイディアがないときは、
ないということを自覚したなら、他に預けるなり
安全な場所でキープしてでも考える時間を作れと。

何も考えずに適当にプレーする方がまずいと。


こういうのをひっくるめて、風間さんは“戦闘能力”っていってるんですが、
日本人はこの“戦闘能力”が低いと(-"-;A ...






最近、とあるクラブチームに所属する男の子と話したことがあるんですが、
その子が、とにかくテクニックを向上させて上手くなればプロになれる!と
断言していたのが印象的だったのを覚えています。




post by whiteowl

12:00

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