2008年05月21日
三浦監督が昨年の堅守が崩壊し、失点数が増加した要因にあげた DFラインは、怪我で昨年のレギュラー不在。 両SHは、ただでさえ選手層が薄いところに、西谷と藤田が怪我で出遅れ。追い討ちをかけるように、一向に調子の上がらないノナト・・・(・・;)怪我人続出の札幌。総ファール数は、今のところ磐田、京都に次ぐ3位。 ポゼッションできず、守る機会が多ければ必然的にファールは増えるだろう。 そして、激しいボディコンタクトの機会も増える。 開幕前に、フィジカル重視のサッカー? をするということで、怪我人の増加を心配したが、現実になってしまった。 (※ここでいうフィジカルは、肉体的能力、特に筋力・心肺機能のことを指す。) 当たりの強さは、J1とJ2で見るからに違う。 札幌の180センチオーバーのCBを4枚並べたDFラインを平気で越えてくる。 フィジカルの強化は、重要だ。選手には日々鍛えて欲しいと思う。 しかし、しまふく寮で村野さんのおいしいご飯を食べたとしても(笑)、 一朝一夕で筋骨たくましい身体になれるわけではない。 しかも、柔軟性を伴わずに筋力を増加すれば、逆に怪我を招く。 (※柔軟性を伴わない筋力の持ち主の代表例は、現オリックスの清原選手。 よく筋肉の鎧というが、格闘家特に、総合格闘技の選手はあんな筋肉のつけ方はしない。) 以前、私の記事でも書いたが、怪我や当たり負けに対しては、 フィジカルに対する発想の転換が有効だと思う。 あたり負けないコツ -糠に釘、のれんに腕押し- そして、その発想の転換に参考になる記事があった。 5月20日付朝日新聞で、川崎の中村憲剛がフィジカルについて考えを述べているのだが、 彼は高校に入るまで154センチで身体も細かったため、普通にプレイしていたのでは、 大きな相手に簡単につぶされてしまっていたという。 そこで、 >相手にぶつからなければいい。いかに相手の視野から隠れて球を受けるか。 >相手から逃げる動きをしながら、いかにゴールに近い位置にポジションを取るか。 >相手が左に動きそうなら右へ、下がりそうなら上がる。 >そして、ボールコントロールは正確に行う。特にトラップ。ドリブル、パス >シュートという次のプレーを判断する時間や気持ちに余裕を生み出してくれる。 そして、最後に >フィジカルの差は何とかなる。 >大切なのは、日頃から意識して頭を使いながらプレーすること。 >「考える頭」は毎日使わないと身につかないと思う。 特に、札幌の若手は参考にすべき点が多々あるのではないか。 今季5位に沈み、CL出場を逃してしまったイタリアセリエAミランだが、 レジスタ(攻撃的ボランチ)のピルロは、まさにこの点でお手本になる選手だ。 早くからそのテクニック面は評価されてきたが、ピルロも長くフィジカルの弱さ、 運動量やボール奪取力などの守備面を指摘されてきた。 しかし、今やミラン、イタリア代表でも不動のレギュラーである。 (※相方のガットゥーゾが、インコントリスタとしてすごすぎるというのもあるけれど(笑)。) 朝日の前回の中村憲剛の記事でも、クラブW杯の時、来日したピルロをずっと 見ていたらしいのだが、彼のポジショニングの上手さが大変勉強になったと言っていた。 「フィジカルで劣るなら頭を使う。」 札幌の選手も、クレバーにプレイしてもらいたい。
普通のサポ
Re:フィジカルを考える。
2008-05-21 15:21
あのー、そのぐらいのことは選手達もとっくの昔に気づいていると思いますが・・・。 それに札幌の選手はクレバーにプレイしていないような感じで書かれていますが、外野のあなたなんかより、選手達は何倍も考えてやっていますよ。練習を見てもらっても容易にわかると思いますが。若手が頭を使っていないというのは失礼極まりない。頭を使えば3ヶ月で格段にうまくなるなんてものじゃないのは言うまでもなく(今だって頭を使っているわけですから)、考えることにしてもフィジカルにしても今以上のものになるように日々練習しているのは明らかです。結果が出ていないからと言って、考えていないというような表現は、ただあなたが偉そうに語りたいだけなのではないでしょうか。何か斬新な切り口でお話されているつもりなのかも知れませんが、ただ選手達を上から見下ろしている態度にしか見えません。 清原選手の話にしても清原選手は総合格闘技をやっているわけでもなくあなたの知識を見せたいために書いているようなものではありませんか?清原選手が体作りの難しさについて語っていた時に言っていたことがあなたのような方に大変さが伝わっていなくてこんなところで皮肉に書かれていると思うと、清原選手に同情しますね。 中村憲剛選手の話だって、口に出すかどうかだけど、実際プレイをしていれば中学生だって気づくことですよ。何も珍しい話ではありません。アイマールはこのことについて興味深いことを言っていたこともありますが、引用するならそちらのほうが・・・(知識の豊富なあなたなら)。 あなたが考えるクレバーなプレイとはどのようなものなのでしょう。例えば名古屋戦でPKを与えてしまった吉弘選手。あれだけ見てダメと言われる方も多いでしょうが、実に上手いかけ引きやポジショニングで、何度も素晴らしいと思わされました。その前には逆を突かれて体を振られ、シュートを決められたプレイがあり、オフィシャルブログでもさんざんに書いている人がいました。 あなたはスポーツ経験者なのかどうかはわかりませんし、もしそうなら考え方が残念でなりませんが、このことにはどういう意見をお持ちですか。 傍から見ればどうしてこうしなかったと言えるでしょうし、選手にしても後から見ればこうしたほうが良かったなんてことは当たり前のようにあるわけで、そういうことを日々反省しながら選手達だってやっているわけですし、結果が出ているところも多くあります。試合としての結果が出ていないのは当然承知の上で言っていますが、あなたの言っているようなことを怠っているから負けているというのでは全くありません。ゲームや新聞雑誌の記事などのように観念だけで動くものではないので、もっとスポーツの本質を理解してスポーツ選手に敬意を持って発言すべきだと思います。選手達も気づかないような上から言えるようなものがあるなら、漠然とではなくぜひ具体的に指摘してチームのためになるような発言をされてはいかがでしょうか。 自分のウンチクを言いたいがためにその矛先をコンサに向けて選手達を上から目線で偉そうに蔑むような記事は、何のプラスにもならず、あなたの自己満足で終わってしまうだけでなく、本当にスポーツを愛する人の気持ちを逆撫でするだけのことですから。
りんご
Re:フィジカルを考える。
2008-05-21 17:20
現実にコンサドーレでは失点が多くて降格の危機を感じる位置にいるのですから、なるほど中村選手のように小柄な人はこのように頭を使っているんだなと感心して書いたことがそんなに逆鱗に触れることなのでしょうか。サポーター同志?が言い合いをする暇はないはずです。
Ryosuke
Re:フィジカルを考える。
2008-05-21 17:53
1人ではできないことなんですよね。中村憲剛だからこそですよね。 パスもいいですが、キープできますし、視野も広いから信頼もうまれ、 必死にパスコースを作ってくれて、彼の選択肢を増やしてくれていますよね。 彼も周りも共に生かしているのかなって感じます。 ただ、パスの理想はJでは遠藤だと思います。 何気ないですが、シンプルにパスを選択する場合がありますが、 少しつっかけてパスを出すのが上手い。 小さいことですが、コレでチェックが遅らせられるので、 数的優位の場合の状況では効果絶大ですからね☆ 私も小さいけど効果的なプレーをもっともっと見つけていってあげたいですね。
whiteowl
Re:フィジカルを考える。(普通のサポさんへ)
2008-05-21 21:52
長文コメントありがとうございます! でも、相手の文章にコメントする時は、その文章を よくよんでからにしてくださいね。 そうでないと、ただの言いがかりになりますよ? >若手が頭を使っていない まず、あたたの仰るように「若手が頭を使っていない」と私の文章のどこに そのような言葉があるのでしょうか?「参考にすべき」とも「クレバーにプレイして欲しい」とも 書きましたけど、「使っていない」とは書いていませんし、書いたつもりもありません。 論理を御自分で勝手に飛躍されて、私が書いていない ことに対して勝手に憤られても当方も困ります。 もう一度、私の文章をお読みになって頂いて、どこに「若手が頭を使っていない」と 書いてあるのか、ご指摘いただけないでしょうか? >あのー、そのぐらいのことは選手達もとっくの昔に気づいていると思いますが・・・。(中略) >外野のあなたなんかより、選手達は何倍も考えてやっていますよ。 私は素人で、向こうはプロ選手ですから、そうでないと困りますね(笑)。 私は、 >フィジカルに対する発想の転換が有効だ と書いているのであって、「若手が頭を使っていない」と 書いていないですよ? それと、普通のサポさん、あなたこの文章に付いてる リンク先読まれましたか? 「あたり負けないコツ -糠に釘、のれんに腕押し-」のところに、 武道で使う身体の使い方で、サッカーに応用できそうなことについて 書いてますが、その内容が「何も斬新な切り口がない」というのでしたら、 大変失礼いたしました。そのような身体の使い方が、常識になっているとは、 露知らず、私はそのような知識が普及しているなら大変喜ばしいことだと思います。 >あなたはスポーツ経験者なのかどうかはわかりません でも、私は、このリンク先に空手をやっていたと冒頭に書いているのですが・・・ そして、私は一応黒帯の有段者であるとだけ言っておきますね。 空手は、スポーツではないと仰るなら仕方ないですけど・・・。 >清原選手の話にしても清原選手は総合格闘技をやっているわけでもなく 確かに、清原選手は総合格闘家ではありません。 そして、スポーツによって必要な筋肉は違います。 ただ、スポーツ選手にとって「しなやかな筋繊維」を持つことは、 怪我の防止に繋がるということは、常識だと思っていたのですが・・・ 普通のサポさんの知り合いに理学療法士でもいれば、聞いてみてください。 硬く盛り上がった筋肉は、関節の稼動範囲を狭めてしまうので、 怪我に繋がりやすいというと思いますよ。そして、なぜ、清原選手は、あのような立派な 「筋肉の鎧」をつけながら、膝に爆弾を抱え怪我が多いのでしょうかね? >あなたが考えるクレバーなプレイとはどのようなものなのでしょう。 難しい質問ですが、吉弘なら危険を察知してポジショニングをとることは 上手いと思いますし、ライン統率は頑張ってると思いますよ。 >例えば名古屋戦でPKを与えてしまった吉弘選手。 >あれだけ見てダメと言われる方も多いでしょうが、 >実に上手いかけ引きやポジショニングで、何度も素晴らしいと思わされました。 >その前には逆を突かれて体を振られ、シュートを決められたプレイがあり、 >オフィシャルブログでもさんざんに書いている人がいました。(中略) >もしそうなら考え方が残念でなりませんが、このことにはどういう意見をお持ちですか。 他の公式ブログで散々書かれているから、ここでも散々書いているという 論理なのでしょうか?何度も言いますが、「私のブログの」 どこに若手のプレイが散々だと書いているのでしょうか? あなたの持論を展開するのは勝手ですが、ご自身のブログでやっては いかがですか?URLを提示いただければ見に行きますよ。 >選手達を上から目線で偉そうに蔑むような記事 ですから、そんなことが、私の文章のどの辺りに書いているのでしょうか? 反論するのでしたら抽象的ではなく、是非、具体的にお願いしますね。 それと、 >スポーツの本質 とは、何でしょうか?一言で語れるようなものではないと私は思いますが、 普通のサポさんは、スポーツの本質をご存知のようなので 是非、ご教授願えませんでしょうか?お願いします。
フラッ太
Re:フィジカルを考える。
2008-05-21 22:30
結局は意志の疎通というか、あうんの呼吸というか、チームとしての熟成がどこまで出来るかということになってしまうんでしょうね。 フィジカル、と聞くとどうしても持久力とかガタイの強さとかを想像しちゃうんだけど、これは今から鍛えたとしても大きな上積みは望めないような気が・・・(するなってワケじゃありませんが)。 個々の能力で劣るから組織で戦う。全員で動いて優位性を作る。 でも、90分全力で走り続けるというのは現実味が薄い(もちろんできりゃそれに越したことはないんだけど)。 アタマもカラダもJ1仕様にしなくてはならない。 ハードワークの「質」をどう上げるかが課題なのでしょうね。
whiteowl
Re:フィジカルを考える。(りんごさんへ)
2008-05-21 23:30
りんごさん、はじめまして! そして、コメントありがとうございます。 >サポーター同志?が言い合いをする暇はないはずです。 もう少し、観客動員を上げる方にその熱意使って欲しいと思いますね・・・(・・;)
whiteowl
Re:フィジカルを考える。(Ryosukeさんへ)
2008-05-21 23:47
確かに、遠藤の出すパスのタイミングは絶妙だね。 >私も小さいけど効果的なプレーをもっともっと見つけていってあげたい 俺も基本は、そういうスタンスなんだけどなぁ(笑)。 whiteowlは選手に甘いと言われる一方で、 選手のことを蔑んでるとか、色々言われて、大変ですわ(笑)。
whiteowl
Re:フィジカルを考える。(フラッ太さんへ)
2008-05-21 23:54
>アタマもカラダもJ1仕様にしなくてはならない。 >ハードワークの「質」をどう上げるかが課題 さすがフラッ太さん、まとめが上手い!(笑) 仰るとおりかと思います。 まあ、選手にはフィジカルが弱いことを言い訳にして欲しくはない という想いはあって上の記事は書いたつもりですけどね。 「金がないなら、知恵を出せ!」っていうのと同じかと(笑)。
akoakuts
Re:フィジカルを考える。
2008-05-22 23:56
しばらく、whiteowl さんのブログを覗くのを怠っていたら、ボヤ騒ぎ? 相変わらず、コンサ・ブログでチームまたは選手を批判すると感情的な書き込みが多いなぁとあらためて実感します。 whiteowl さんも頑張っていらっしゃるようですね(笑)。 でも、いつも残念に思うのは、ブログに対するコメントにブログを書かれた方が反論しても、コメントを書かれた方から再反論があまりないことです。どちらもコンサドーレ札幌を愛するからこそ、自分の意見を言っている訳ですから、お互い敵対する必要はないと思うし、お互い歩み寄れれば、また新たな地平が見えてくると思うのですが・・・? チームを愛するあまり、冷静にコメントを読まない方が多いのがこのブログの特徴なのかなぁ? いずれにしても、愛するチームの負けが込むとこういうやりとりが多くなるのも仕方ないとは思うんですが・・・。
whiteowl
Re:フィジカルを考える。(akoakutsさんへ)
2008-05-23 00:57
akoakutsさん好みのコラム紹介しておいたんで、 自分のブログもたまにはチェックしてくださいね!(笑) >whiteowl さんも頑張っていらっしゃるようですね(笑)。 ありがとうございま~す(笑)。 >コメントを書かれた方から再反論があまりない 普通のサポさんが、スポーツの本質をご存知のようなので、 是非拝聴したかったのですが、残念でなりません・・・。 >チームを愛するあまり、冷静にコメントを読まない方が多い 最低限、こちらも無駄にリンクを貼ってるつもりはないので、 リンク先をチェックしてから、コメントを書いて欲しいと思うのですが・・・
プロフィール
当ブログは、ただのサッカー好きが、地元北海道のプロサッカーチームであるコンサドーレ札幌の情報を中心に、サッカーの話やそうでないものをチラシの裏的に書いたものです。 “whiteowl”の由来は、“ドーレくん”から何となく。 特に、サッカーの戦術やプレーに興味があり、他のスポーツも観ます。空手は、黒帯。 最近は、気分転換も含めて、スタジアムの色々なこところで観てます。 始めは純粋にサッカーだけに興味があったのですが、このチームは経営がもっとしっかりしないと強くならないと感じるようになってからは、HFCの経営に関する記事も書いてます。 尚、記事が長いのはデフォルトです(-"-;A ... コメントについて: 当ブログでは、長文コメント大歓迎です。 頂いたコメントに、すぐ反応できない場合が多くて申し訳ないのですが、極力返事をする方針です。 ただし、感情的なコメント、悪意が感じられるものについては、スルーするかブログ主権限において削除する場合があります。 ※当ブログはリンクフリーですが、コメント欄にでもこそっと書き込んで頂けると嬉しいです。
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