今は、ブレない。

2012年04月01日

シーズン前から苦戦することは覚悟していましたが、
昨日の敗戦で、順位も降格圏に突入しちゃいましたね…

しかも、まだ最下位ではないとはいえ、
下にいるのが、あの鹿島ですからねぇ(苦笑)。
実質、勝ち点で考えても、最下位18位と変わりはない。

まあ、でも、シーズン前の各マスコミによる
予想通りの位置にきただけのことで、全く想定外のことでもない。

そして、このまま浮上することもなければ、周囲の予想通りの結果になって、
正に前回2008年と同じ結果に終わるだけのこと。


さて、それでは、今年は2008年と同じなのか違うのでしょうか。






2012年の今のところの成績は、4戦1分3敗得点2失点5得失点差ー3。

さて、前回のJ1の2008年の第4節までの成績は↓

1節 鹿島戦  0-4
2節 横浜FM戦 1-2
3節 柏戦   2-1
4節 川崎   0-2

4戦1勝3敗得点3失点9得失点差ー6でした。


確かに、前回は3節で初勝利をあげていますが、気になるのは失点の多さ。

今よりも守備的な堅守速攻型であったにもかかわらず、
この失点の多さが降格につながった最大の要因だと思ってます。
(ちなみに、2008年のシーズン終了後の得失点差は、全34節でー34で断トツ。)


それに比べれば、今年の成績は、

越えられぬ「善戦の壁」(04/01 道新)

>岩沼が話すように「(前回J1だった)2008年より手応えがあるし、勝てない試合はなかった」

というコメントにもうなずけます。


ですから、得失点差や2008年にも在籍していた岩沼の実感にも現れているように、
全く歯が立たないというような状況ではないので、
今のやり方を大きく変える必要はなく、精度をあげていく、改善していくことが、
現状を打開する一番の策だと思います。

札幌は、ガンバとは個々の選手の実力が違うので、より組織力をあげていくしかない。

負けがこんできても、個人プレーに走るのではなく、チームとして迷走せずに、
ブレずに選手がチームプレーに徹することができるか。

少なくとも私は、それが出来るかどうかが、
今後のチームの浮沈に大きく影響してくると思っています。




もっとも、これから他のチームも、
シーズンが進むに従って組織力をドンドン上げてきますから、
他のチームを上回って、上げていかないと勝つことはできない。


その時、キーになるのは、日刊が言うように、
若手のノビ だと思います。

札幌ヤングパワー結集でV字浮上だ![2012年3月31日 日刊]


相手の分析や想像を上回るノビがなければ、
これから周囲を驚かすような上昇をすることは難しい。

そう思っているので、前回のナビスコについては、
多くの控えがチャンスをもらったにもかかわらず
非常に残念な結果に終わったので、少し辛めに書きました。
「2012年03月21日“悪くない”ではダメ。 -ナビスコ杯 vs 新潟-彼らの躍進なくして残留はない。


これから、周囲はますます騒々しくなっていくでしょうが(苦笑)、
ブレるのが一番怖いし、選手もサポーターも信じてやるのが一番だと思うんですけどね。

少なくとも、俺は信じますよ(笑)。






話は変わりますが、サッカーの戦術を勉強したいという方のために
お薦めの書籍を何冊か。

『オランダに学ぶサッカー戦術』 林雅人 池田書店
『サッカースカウティングレポート』 小野剛 KANZEN

どちらも、どうやってサッカーの試合を分析するかが書いてあります。

もっとも、これらを読んだだけで、サッカーがわかるわけではありません。
ですから、これを読めばサッカーがわかるとかいう本は怪しい本だと私は思っています(笑)

これらを読んだ上で、分析的に試合を見る訓練をする必要がありますので、
悪しからずご了承ください。

私も以前のように頻繁にはここに出没できないので、
↑を読んで、サッカーの戦術のことなんか訳もわからんくせに、
結果だけ見て文句だけは一丁前の輩を撃退していただければ幸いです(笑)。



post by whiteowl

13:30

Consadole Sapporo コメント(7)