本当に、“前半から後半のようなプレーをできるようにしなければいけない”のか? 【第15節 vs 富山】

2010年05月31日

ホーム厚別の開幕戦で、富山に3-1で快勝。


下位相手、厚別開幕戦、これで勝てなければ深刻だったところを何とか勝利。

宮澤、西嶋の今季初ゴール、古田はプロ初ゴールと
これから、何かのきっかけにして欲しい試合だった。






その一方で、3得点とはいえ、FWの得点がないと嘆く向きもあるようで・・・

日本では相変わらず、“DFは守る人”、“FWは点数をとる人”というイメージが強いのだなぁと。


だから、得点できないときは特にFWが批判され、

マスコミではよく、謎の “攻撃陣” なる表現が登場する。

是非、“トータルフットボール”といわれる現代サッカーにおける“攻撃陣”の範囲を教えて欲しい(-"-;A ...
時代錯誤も甚だしく、如何に “てきとー” に記事を書いているのかがわかる表現でもある。


だが、ピッチの上にいる11人、例えGKが得点したとしても1点は1点。
FWが得点しても、GKが得点してもその価値は一緒。

そして、サッカーは相手よりゴールをたくさんした方が勝ちといういたってシンプルなルール。

ゴールを奪うことが唯一の目的で、その目的のためにピッチの11人が協力する。
だから、結果的に決めれば、ゴールは誰が決めてもいいと私は思う。

むしろ、そういう意識がなければシュートを打つ意識は高まらないだろう。


そして、私が一番重要だと思うことは、

誰がゴールを決めるか、わからないサッカーの方が楽しいということだ。

サッカーまで分業による“縦割りの弊害”を受ける必要はない。






【J2:第15節 札幌 vs 富山】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(10.05.30)

>後半はある程度安定して戦えたんですが、
やはり前半から後半のようなプレーをできるようにしなければいけない。


この石崎監督の発言には、少し違和感がある。理想論としてはわかる。

しかし、現実問題として、プレスを90分続けることは難しい。


正に、昨日の日本代表のイングランド戦だ。

オウンゴールの2失点での敗北だけに善戦したという見方も出来るが、
両サイドでプレスがかからず、サイドから触れば1点という精度の高いクロスを上げられ、
DFが触らざるを得なくなり招いた失点だった。

両サイドのプレスがきかなくなった時点で、DFラインは下がらざるを得ない。
失点も時間の問題だった。W杯本番直前で、怪我を恐れてか、
強豪イングランドとはいえ、やる気のない相手に完敗した事実は変わらない。


前半善戦しても、後半(特に後半の後半)まで体力が続かないという課題は、
昨年のオランダ戦の時と何も変わっていない。


そして、代表と似たような戦術をとる札幌も、前半飛ばして得点できず、
後半ばてて失点するというパターンを昨年から繰り返しているように見える。

これが勝ちきれない要因の一つにもなっているようにも思う。


これから代表に期待することは、
残された時間で出来るだけコンディションを整えて90分プレスを続けること。

しかし、札幌の場合は、アウェイの長距離移動、夏の気温差を考えると、
常に最高のコンディションで試合に臨むことは期待できない。


奇しくも、前半抑え目で後半勝負になった今節。

西嶋のミドルで前半のうちに追いついたという心理状況も大きかったかもしれないが、
試合展開という点でも、今後のきっかけになって欲しい試合だった。



選手のメディア露出。

2010年05月28日

監督の交代もあり、メディアに露出して
積極的にアピールするように方針を転換してきたコンサドーレ札幌。


コンサドーレ札幌 選手がローソンで一日店長に! 2010年05月25日


私は、スポンサーに協力すること、メディアに露出して注目されること自体が、
悪いことだとは思っていません。


ただ、選手が露出する場合、結果がともなっていない選手を
メディアに露出させるのはどうなんだろうとは思っています。






世の中、何でもそうですが、結果を出している人間は、
大体何をやっても文句を言われることはない。

だって、彼のやり方で、結果を出しているんですから(笑)。

まあ、落ち目になると、持ち上げておいて、散々叩かれますけどね(-"-;A ...


でも、結果を出してもいないのに注目を浴びてしまうと、
今のままでも良いのか!?と勘違いしてしまう可能性がある。


その昔、ヤンツーが“選手が天狗になるからあかん!”と
選手を出さなかったのは、そういう理由だと思っています。


今回の二人が、“結果をだしているのか?”の判断は、人によって違うと思いますし、
この二人なら、天狗になるようなことはないとは思いますが、

プロサッカー選手として、 ファンの期待に、試合外ではなく、

まず、試合の結果でこたえて欲しいと思っています。



post by whiteowl

16:00

Consadole Sapporo コメント(2)

頭と体。

2010年05月27日

以前、頭の中で具体的にイメージできることは、実際に出来るようになると書いた。

(※良いイメージを持つこと。2010年05月21日)


実は、コレ、一方で、かなり危険をはらんだ発想だとも思っている。
だから、このこともあわせて書いておこうと思う。

実際、この技法をつかって宗教活動みたいなことをする人はいる。







人間は頭で物事を考えることが特徴の生き物だ。

だから、人間は頭によって自分の体を支配できると考えがちになる。


身近な例だと、集中力や精神力がないから体が動かないんだとか、
怪我や病気も我慢すれば大丈夫とか・・・。

他にも、体に穴をあけたり、刺青を入れたり“体を改造”するのも、
古今東西、どこの地域でも見られる人間の行為だし、他の動物はそんなことはしない。


しかし、一方で、人間は“体”がないと生きてはいけないという事実がある。

脳ではなく、“体が動かなくなること”が人の死を意味する。

だから、基本的に脳の活動も体に制約されてしまう。

最近の先端医療技術は、この体の制約を外そうとする試みのように感じています。






最初に戻って・・・

具体的に頭の中でイメージできれば、空が飛べるのか?


もし、これが可能だとすれば、“空を飛べる”のところを変えれば
何でもできることになってしまう。

確かに、それは無限の可能性を秘めていて魅力がある発想かもしれない。

しかし、人間は“体”という制約を超えることはできないという発想も
一方ではしっかり持っていないと、頭主導、イメージ主導で、
あらぬ方向へ進んでしまう可能性もあるのではないかと思っている。

例えば、竹やりで、飛行機がおとせるとか(-"-;A ...




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13:00

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今そこにある危機。 -HFCの経営を考える。-

2010年05月26日

開幕から3ヶ月が経ち、ホーム18試合中、3分の1に当たる6試合を消化した札幌。


開幕前、今季の観客動員を 23万人 と高く設定したHFC。

その途中経過を検証してみたいと思います。




※この目標とされる “23万人” については、

経営に対する危機感がまだまだ足りない。2010年03月26日

>観客動員はホーム18試合で合計23万人(1試合平均1万2700人)を目指す。

(※昨年の観客動員の平均は、10,207人)

以前↑で指摘したように、道新の報道が正しいとした場合です。


また、この23万人という目標は、単なる努力目標などではなくて、
過去の例から考えて、23万人という観客動員を前提にして予算を組んでいると思われるので、
達成できないということは、今期も赤字になる可能性が高いことを意味します。





さて、今季、周囲に様々な心配をかけながらも、
できる範囲で積極的な集客作戦をおこなっているように見えるHFC。


さて、そのこれまでの成果ですが、

2010Jリーグ ディビジョン2 クラブ別入場者数


6試合の観客合計が、77,784人、1試合平均は、12,964人となり、

ぎりぎりではありますが、

1試合平均観客動員12,700人の目標を達成しているように見えます。


さらに、J2では、1試合の平均観客動員数は、堂々のトップ です。

15位という現在の順位を考えれば、健闘しているといってもいいかもしれません。







しか~し、ここからが データの怖ろしい ところ。


まず、ここまでのドーム5試合の平均観客数は、14,115人(少数以下切捨て)です。

これが多いのかというと、昨季の観客動員は、ドーム平均14,816人、厚別7,017人ですから、
(※2010オフィシャルガイドブックより)

1試合当たりの札幌ドームの平均観客動員は、

実は、

昨年より増えているどころか、減っているというのが現状です。

順位の割には、減っていないということは言えるかもしれませんが(-"-;A ...



さらに、察しの良い方は既にお気づきのことと思いますが、
これから厚別での試合が始まります。

残りのホーム試合は、札幌ドーム3試合、厚別7試合、函館で1試合、
11月7日の千葉戦が未定、の12試合です。

厚別はドームより観客動員が落ちます。


さらに、昨年より1試合あたり2000人以上観客動員を増やさなければ、
23万人という目標を達成できない計算になりますから、

観客動員の目標を達成するのは、現状でもかなり厳しいと言わざるを得ません。


開幕からの札幌ドーム連続開催によって、観客動員数の問題が目立ちませんでしたが、
こっからJ2優勝でもしない限り、もうすでに、レッドランプが点滅している状態です。






さて、ここからは妄想の話になりますが、
今期赤字になると具体的にどうなるかというと・・・

ただの赤字ではなくて、持ってるお金より借金の方が多くなる
債務超過になる可能性が高いので、
経営を健全化するために、運営費をさらに圧縮する必要に迫られます。

そうしないと、お金を借りている立場なので、色々な人から怒られます(*ノ-;*)


その場合考えられるのは、

選手・スタッフの年俸の削減、選手・スタッフ数の削減、チーム内の高額年俸選手の移籍・放出

などの対策が考えられます。


このままの観客動員の推移が続けば、選手、サポーターにとって
怖ろしいオフが待っていることだけは言えるかもしれません・・・(・・;)

特に、選手が、どの程度自分たちの危機を認識しているかは知りませんが(-"-;A ...




やっちゃった・・・(・・;)

2010年05月25日

(-ω-;)ウーン

心配していたことが現実に(-"-;A ...


フルメンバーの韓国代表だけに厳しい戦いになると思っていましたが、
結果以上に、あまりにもひどい内容・・・(・・;)


後ろ向きのパス、目的化しているパス回し、前が空いているのに勝負しない、動き出しのない前線。


似たような試合を週末にも観た気がするけど、これは デジャブ か!?(苦笑)


俊輔と本田が途中交代させられてましたが、調子悪そうでしたね。


それに比べて、パク・チソンは一瞬ながらさすがの活躍を見せ、
サイドから崩さなければ、きちんとビルドアップしなければという呪縛に
がんじがらめになっている日本とは対照的に、
チャンスとあればダイレクトプレーで素早くゴールを目指す韓国。

日本のカウンターなど危ない場面は体を張って起点をつぶして攻撃を遅らせ、
守備の時間をつくると、しっかり自陣に守備ブロックを形成。
ブロックが形成されると必要以上のプレスはせず、日本にボールを回させる余裕(苦笑)。



代表は、今さら監督を代える方がありえないので、
このメンバーで頑張ってもらうしかないでしょう。

W杯が終わってから仕切りなおし!


デジャブの原因になったチームも手詰まり感があるので、
自分たちでどうにもできないのなら、ショック療法もありかもしれませんねぇ(-"-;A ...

W杯が終わってから仕切りなおし!?



良いイメージを持つこと。

2010年05月21日

“頭の中で具体的にイメージできることは、実際に動くことができる。”

といったら、じゃあ、イメージできたら空飛べんのか?といわれたこともありますが(笑)、
そういう発想の延長線上に、“ヨガ”はあるのかもしれません。

という実感が私にはある。


ただ、日本では、あまりイメージトレーニングの重要性が認識されていないので、
共感されることはあまりない(-"-;A ...


空手でいえば、稽古は、イメージと現実(自分の実際の動き)とのギャップを
埋めていく作業だと思っている。


>日本武術などの形練習においては
過去の達人であった先人の遣った理想的な形に近づべく修練することである。

http://ja.wikipedia.org/wiki/稽古



自分の中で理想の形がないのに、その動作を続けることは、
ただの体力トレーニングと同じになってしまう。


だから、手本となる良いイメージを持つことがすごく大切だ。






コンサドーレ倶楽部 決めた2試合連続弾 速攻キリノ、復調の兆し (舩本篤史)(2010/05/20)

>昨季19得点を挙げたストライカーが上向いてきた背景にはひとつの伏線があった。
5月に入ってから、沖田コーチは、いい形で相手守備の裏へ
飛び出せたシーンをまとめた映像をキリノと一緒に見た。
「こういう動きを増やそう。プレーの優先順位として得意な裏への動きを最優先に」
とチームの方針を伝えた。


ここ2試合、連続得点中のキリノの復調の裏にも、
“良いイメージを持つことの大切さ”が、関わっていたようだ。


良いイメージを継続してもち、さらに、高みを目指す。
そうすれば、相手の予想、相手の対応を上回っていける。


攻撃に限らず、イメージトレーニングは、守備のときもつかえる。

様々な状況を想定しておけば、ある程度、反応できる。
相手の予想外の動きや、相手が予想外に速いと体が反応しない。

逆に、攻撃側は相手の“予想外”を常に狙わなければいけない。

だから、攻撃側には常にアイディアが必要になる。




来月からW杯かぁ。

2010年05月20日

来月からW杯が始まるというのに、何となく気持ちが盛り上がらない。

最近、急激に情報量が増え始めたものの、
周囲も、自分の中でも、今までで一番盛り上がっていない(笑)。


一番の理由は、やはり日本代表への期待感があまりないからだろう。

それも、岡田監督が掲げるベスト4になることが望み薄と嘆いているわけではなくて、
アウェイのW杯で、1勝できるかというレベルで期待感がない(-"-;A ...


まず、W杯本番直前の練習試合で、本番で期待できるようなサッカーが見れるかが、
一つの試金石になりそう。


練習試合では、本気を出さずに本番までとっておくのか、
最後まで、本気を見ることなく終わってしまうのか(-"-;A ...



ただ、周囲の過剰な期待がないので、
選手に余計なプレッシャーがかからない初のW杯でもある。


やっぱり良い意味でのサプライズは起こして欲しい。



post by whiteowl

17:37

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whiteowlのひとりごと -その2-

2010年05月19日

追加点が奪えないから勝ちきれないというデータがあったとして、
それは、一面では事実かもしれない。

しかし、本当に追加点が奪えていないから勝てないのか、
それとも、失点が多いから勝てないのか、それとも、もっと別の要因があるのか。

それはもっと検討されなければいけないことなのではないか?


そもそも、データは自分の主張をフォローする時に恣意的に集められることが多い。
データは見方によっては、違う結果を導き出すときもある。


特に日本のマスコミでは、このような本質的な議論がなされることはない。







この傾向は、サッカーのことに限らない。


例えば、今話題の沖縄の普天間基地の問題は、
普天間にある米軍基地をどこかへ移せばすむ話なのだろうか?

これも問題を矮小化している。

うるさいし、危ないし、地元にお金でも落とさなければ、
日本中、米軍基地 welcome!なんてところはほとんどない。


じゃあ、アメリカ軍は日本に必要ないのか?

しかし、必要ないとするなら、日本をどう守るか考えなければならない。

隣国の中国、ロシア、北朝鮮は核兵器を持っている。


憲法9条の理念は、理想としてはわかるが、
歴史的にみても国際関係は、それほど甘くはない。

要は、こっちは丸腰で、頭に拳銃を突きつけられた状態で、
相手の要求にNOと言えるのか?
そんな肝っ玉の据わった国民性で、政治家はいるのか?

自衛隊を増強するとしても、政府は借金まみれで財政難。

普天間の問題は、日本の安全保障をどうするか
というところを議論しないと根本的には解決しない。


日本の国防上、アメリカ軍が必要だというなら、
基本的に、アメリカの要求を飲むしかないというところに今の政府はある。

今後も、日本の安全保障を日米同盟を基軸と考えるなら、
安全保障に関して、アメリカにおんぶに抱っこの日本は、
基本的に、自分の意思でどうこうできる問題ではないからだ。

今回の普天間基地の移設も、9.11テロで
アメリカが軍の再編計画を立てたところから始まる。

もし、根本的にどうこうしたいのなら、日米同盟を見直すしかない。

しかし、そのビジョンを民主党が持っているとも、
党として共有しているとも思えない。






わざと(?)なのか、このような問題の本質に触れられることはほとんどない。

“普天間基地の県外移設”は、公約だとかへったくれだとか、約束したことは守れとか、
そういう問題じゃないだろと(-"-;A ...


一部、偉い学者さんが語ってはいるものの主流にはならず。

マスコミでは、日々、世論という名の“空気”によって、
本質的な議論のないまま、
誰かが見世物として吊るし上げられるという構図を繰り返している。


というのが嫌で、今までサッカーの話題をずっと書いてきた(笑)。

まあ、しかし、考えてみれば当たり前なんだけど、
日本のサッカー界も日本社会の縮図なんだなぁと。


政治の話よりは、お互い妥協できそうな話題ではありますが(笑)。




post by whiteowl

12:30

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whiteowlのひとりごと

2010年05月17日

審判のせいにしても、勝てるわけでもない。

審判だって、人間だもの。



2点とって、“希薄なゴールへの執着心”?

じゃあ、点数取れないときは、選手のやる気がないってこと?


希薄な“サッカー”への執着心の方が心配。



最近の “道新”。

2010年05月14日

最近の道新のコンサドーレ関連の記事は、個人的に?なことが多い。

それとも、最早、ファイターズがあれば、
コンサドーレの記事は、どうでもいいということなのだろうか?


当ブログでは、今までも、ちょこちょこコメント欄などで指摘してきましたが・・・


例えば、

コンサドーレ倶楽部 最近7試合で4通り システム暗中模索 (2010/05/13)

>3-5-2は、欧州やJリーグでも使うチームが少なく、現代サッカーの主流ではない。


そもそも、主流派が偉いというわけでも正しいというわけでもない。

Jリーグでは、名将といわれたオシムも、シャムスカも3バックを採用していたし、
現在の広島も3バックだ。3バックのチームが、機能しないわけでも勝てないわけでもない。

要は、“初期設定”の問題ではなく、“運用”面の問題だろう。

まず、この記事で問題にしたいことは、
現在、なぜ3バックが主流派ではないのかという考察が不十分だということ。






これは道新の記者に限らず、日本のスポーツ記者の多くが、
サッカーを野球のポジションと同様、
固定的にとらえる傾向があることと関係があるのかもしれない。


それは、“フォーメーション”と“システム”という言葉を

しばしば同じ意味で使われるが、

区別しないことからもわかる。


http://ja.wikipedia.org/wiki/サッカーのフォーメーション

>しばしばシステムという言葉も同じ意味で用いられる。
両者は日本では同じ意味として用いられることが多いが、
ヨーロッパでは異なる概念として用いられることもある。
すなわち、システムはどのように選手を動かすかという形而上の概念であり、
それが実際に配置として現れたものをフォーメーションとして区別することもある。
こうした区別の下では、4-4-2から3-5-2にフォーメーションが変わっても
システムは変わらないということも有り得るし、
逆にフォーメーションの数字だけを並べてもそれがシステムを語ることには直結しない。
 ただし、あくまでそういう区別をすることもあるというだけであり、
ヨーロッパでもシステムとフォーメーションを同義で用いている例が多い。


“ボランチ”と一緒で、ブラジルと日本での意味の違いがわかっていて使うなら、
区別しなくてもいいし、より世間に認知されている方の言葉を選んだというのならわかる。

しかし、チームが今機能していない原因を、
フォーメーションの問題に矮小化していることからも、
“システムとフォーメーション”を区別していない可能性が高い。

色々とフォーメーションを試行錯誤しても、結局上手く行かなかったということは、
フォーメーションの問題ではないということではないのだろうか?


そもそも、フォーメーションは、監督の目指すサッカーを実現するために、
どのフォーメーション(初期配置)が良いのかという程度に過ぎない。

つまり、本来、石崎監督が目指すサッカーは何なのか?
(選手の適正は考慮すべきでしょうけれど。)
それを選手がピッチの上で、どの程度実現できているのか?というところが重要なのに、
そこに対する考察がすっぽり抜けているというのが、
システムを固定的に捉えたことによる、もう一つのより重大な問題点だ。


もし、この視点があったのなら、なぜ3-5-2を選択した方が、
他のフォーメーションを選択したときよりも、攻撃に関して、
チームが上手く機能したのかという考察も出てくるはずだ。


そうすれば、“暗中模索”以外に、もっと前向きな内容も書けたのではないだろうか?






よく、読者は難しいことはわからないとか、求めてないとか、

難しいことをわかりやすく伝えようという努力も感じませんけれど…

色々としがらみがあって、書きたいことも書けないらしいですが、


厳しいことを言えば、ジャーナリズムが一般大衆レベルのことを書いて、

存在意義があるのだろうか?

理想論ですかね?(苦笑)


道新は、エース級の記者がコロコロ代わってしまうのが問題なのかもしれませんが、
影響力があるメディアだけに、頑張って欲しいと思っています。




post by whiteowl

13:30

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最近の “Fの炎”。

2010年05月13日

別に今まで隠していたわけでもないけれど、

私は、元中日の 立浪氏の大ファン である。

もちろん、野球選手として(笑)


だから、おそらく諸事情からファイターズのOBでもないのに、

UHBの“Fの炎”の解説に出ていても、

個人的には大歓迎で、毎週出て欲しいくらいである。

実際、解説はわかりやすいし、詳しい!



そして、いつの間にか恒例となりつつある、
平川さんが人形を使った解説中にぶっ飛ばしたゴールを

先週、平然とそれが当たり前のことであるかのように拾って持ってきた時に、


素敵すぎます、“立浪さま”!


と心の中で密かに大喝采をした(笑)。


大人の対応をされて恥ずかしくなったのか、一応、北九州に勝ったからなのか、
今週は派手に飛ばさなかった平川氏(笑)。


スタジオにあるゴールをぶっ飛ばしても、チームは強くならないと思うんだ、俺(笑)。




コンサドーレ公式ブログと“バカの壁”。

2010年05月12日

数年前、ベストセラーになった脳科学者 養老猛司大先生の“バカの壁”。


“バカの壁”というと、“バカは難しいことはわからない”。

と理解している人も多いかもしれないし、確かに、それも壁の一つらしいが、

養老さんは、“バカの壁”は、誰にでも存在するという。


単純にいえば、そばアレルギーの人間は、そば屋の場所を知らないとか、
スポーツが嫌いな人間は、スポーツを見ないとか、
居酒屋に行っても、日本酒好きは他の酒には目が行かないとか・・・


つまり、“バカの壁”とは、自分が興味のないことに対して、
人間は“バカになる”ということらしい。

(※↓は、“バカの壁”の説明。飛ばしてもらっても問題ないです。)





人間の脳みそを単純化すると、“ Y=aX ”という関数でモデル化できるらしい。


“X”は、外からの刺激や情報という“入力”。

“Y”は、それに対する反応、“出力”に当たる。


情報“X”に対する、反応“Y”は、その人が持つ係数“a”によって変わってくる。


つまり、その人の脳内係数“a”が高ければ、
その情報にすぐ反応するし、係数“a”が低ければ反応は鈍くなり、
係数“a”がマイナスなら意図的に遠ざける。


極論すれば、

係数“a”が、∞(無限大)であれば、その情報はその人にとって絶対になり、
係数“a”が、0(ゼロ)であれば、その情報を無視する。


例えば、宗教全般が良いか悪いかは別として、
宗教というのは人間の脳内係数“a”が∞である可能性がある。
神がいうことは絶対というのは、この状況に近いからだ。


だから、養老さんは、話せばわかるというのは嘘だという。
その情報を信じて疑っていない人間を変えるのは難しいと。



あと、脳内係数“a”が、“0”の場合、
これを“1”にすることはすごく意味がある。

要は、今までその情報を無視していた人間が、その情報に興味を示すことを意味するからだ。

どうやったら観客動員を増やせるかというヒントにもなりそうですね。


(※↑までで、“バカの壁”の説明終了)





さて、この“バカの壁”理論(?)で、コンサドーレ公式ブログを眺めなおしてみると、
色々と納得のいくことが多い。


その一つに、タイトルとアクセス数の関係がある。

この公式ブログのアクセス数は、タイトルによってかなり変わる。


きちんとデータをとったわけではないけれど、
今まで3年ブログをやってきた体感としては、

このブログを見ている人の平均的脳内係数“a”は、

“欧州サッカー<W杯、日本代表<日常ネタ<コンサドーレ関連<選手ネタ”

(※ただ、その選手の人気による)

という傾向があると感じている。

まあ、“コンサドーレ公式ブログ”なので、当然の傾向かもしれませんが(-"-;A ...


ユーロの話題を書いたときは、更新していないときとほぼ同じくらいのアクセス数だったので、
常連さん以外は来なかったと考えれば、限りなく係数は“0”に近かったといえる。

また、昨日、日本代表の話を書いたら、普段の半分くらいのアクセス数だった。

この傾向は、3年間ほとんど変わっていない。


この現象を逆手にとって、脳内係数を利用して、
あまり内容と関係なくてもタイトルをコンサドーレ関連や
選手の名前を書くとアクセス数の増加も期待できるということもいえる。

ただ、あまりにタイトルとかけ離れた内容ばかりでは、
その内、読者に飽きられてしまうでしょうから、内容も重要でしょうけれど(-"-;A ...


最近、チームも元気がありませんが、公式ブログもあまり盛り上がっていないので、

というか、この状態で盛り上がるのはまずいのか?(苦笑)

今までも意図的にタイトルをつけていた方はいるかもしれませんが、
参考にしていただければと書いてみました。


ちなみに、私は、このテクニックを使う時もありますが、だいたいいつも自分が書きたい内容を書いております(笑)。




post by whiteowl

12:15

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W杯南ア大会 日本代表決定!

2010年05月11日

[ 10.05.10 ] SAMURAI BLUE(日本代表)2010FIFAワールドカップ南アフリカメンバー発表


昨日、神妙な面持ちで代表メンバー発表の会見に臨んだ岡田監督。


“ある意味、今後の選手の人生を左右してしまうような決定。”


確かに、そうだよなぁと。


しかも、その時、実力のあるベストメンバー23人が選ばれるわけでもない。

そこは監督が勝てると思うメンバーを選べる特権だし、そのメンバーを選んだからには責任もあるでしょう。






FWは岡崎を中心に、過去の経緯から玉田、大久保が選ばれるだろうと思っていて、
そこに、田中達也が選ばれるんじゃないかって報道があって、
そんなに似たようなタイプの選手ばかり集めて、どーすんだと思ってたわけです。

そうしたら、新潟の矢野が選ばれました(笑)。
確かに、磐田の前田より実績はないですが、高さでの選出と岡田監督も言ってましたし、
特に、背の高いデンマークあたりを想定しての選出だったのかなぁと。

とりあえず、上背のない選手ばかり選出されずに安心しました(笑)。

そして、個人的な期待は、“岡崎<森本”なんですが、
森本に期待せざるを得ない状況が苦しいなぁと。


MFは、特にサプライズはなかったのかなと。
今の代表は、良くも悪くも“中村俊輔のチーム”だと思うので、
そこを軸に他の選手が、どう彼をフォローしていくか。

毎度そうですが、日本は中盤が激戦です。



DFは、CBは中澤とトゥーリオで決まりでしょう。
CBについては、その控えをずっと探していたと思っています。
岩政も自身の選出について、そういう風なニュアンスのコメントをしていました。

SBは、ちょっと色々異論がある人もいるかもしれません。特に右SB(苦笑)。

試合展開によっては、今野の出番もあるのかなと思っています。


GKは、第2が川島で、第3が川口っていうのが、サプライズかもしれませんが、
出場機会がおそらくないだろう難しい役回りの第3GKを
ベテランの川口にしたというのは、上手い選出だと思いました。


私は、“ベスト4”なんて望んでいないので、
まず初戦のカメルーン戦で1勝して欲しいと思っています。

話はそれから(笑)。

アフリカのチームなので、地の利は向こうにありそうですが、
同グループで、攻撃はさておき、守備が一番弱いのは、カメルーンだと思うので、
ここに勝てないと正直、今回のW杯も参加するだけで終わりそうです(-"-;A ...




一応、北九州戦がメインのつもりだけど…。

2010年05月10日

今日は、LOBOさん風に色々なことについての雑感。

書こうと思ってたことが丸被り(苦笑)。


北九州戦については、


勝って良かった!


良くも悪くも、以上。



あとは、大伍がゴール!!



そして、この後、日本代表発表。

日本のサッカーを盛り上げるためにも、頑張って欲しいです。


ただ、世界で戦うのに、いくらそれが日本の長所だからって、
ちびっ子快足選手ばかり集めても勝てないと思うんだけどね!




post by whiteowl

12:59

Consadole Sapporo コメント(2)

これからの選手の奮起に期待。 【第11節 vs ヴェルディ】

2010年05月07日

昨晩、“すぽると”のインタビューで、カターニャの森本が、
4ヶ月ゴールできなくて、“ゴールの仕方を忘れた”、“当時は苦しかった”と語っていた。

そして、今は、あの苦しい経験が糧になっているとも。


今のコンサもゴールできない、勝てないという苦しい状況を乗り越えて、

“あの頃の苦しい経験が今活きている”なんていえる時期が来るのでしょうか。

それとも、このまま失速してしまうのか…


内容は悪くなかったと思います。でも、惜しい試合を繰り返しても評価はされない。

これからの自分たちのためにも、そろそろ結果を残して欲しいと思います。


総括してしまえば、ヴェルディとの試合はそんな感じ(-"-;A ...






以前、頂いたコメントの返事でも書いたのですが、指導者の指導不足を批判するのは、
“うちの息子の成績が悪いのは、先生の指導が悪いからだ。”と言っているのと同じだと。


実際、指導力に疑問をもたれる指導者がいることも事実ですが、
少なくとも、石崎監督は今まで実績を残してきた監督です。

それと、こういう不満の背景には、“うちの息子の実力は、本当はこんなものではない”という
ある意味、親の“過大な”評価があるとも思っています。

確かに、指導者の与える影響は大きいですが、チャンスを生かすも殺すも、
結局は、選手次第だとも思っています。

まして、大人の“プロの世界”なのですから、
自分が活躍できない理由を監督のせいにしても、給料はあがらない。

サッカーを実際にするのは、選手ですから、
これからの選手の奮起に期待したいと思います。



ただ、気になったのは、この試合に対する石崎監督のコメント。

【J2:第11節 札幌 vs 東京V】石崎信弘監督(札幌)記者会見コメント(10.05.05)

何かちょっと手詰まりを感じますね(-"-;A ...




コンサドーレに求めるサッカーは、何ですか?

2010年05月04日

世界中のどこのチームに対しても、ボールを圧倒的に支配して
自らアクションを起こすポゼッションサッカーを貫けるチームなんてものは、
世界中を探してもバルセロナくらいなものでしょう。


サッカーは相手チームとの力関係で、ポゼッションサッカーを志向していたとしても、
相手チームの方が上手ければ、ボールを支配され、
引いて守るカウンターサッカーを余儀なくされます。


まず、ポゼッションサッカーとカウンターサッカーは、基本的なチームの方針があるとしても、
それは相対的なもので、それがどのチームに対しても発揮される
というものではないと思っています。

時間帯、ホームorアウェイ、コンディションによっても変わってくるでしょう。


つまり、世界のトップでもない限りは、同じサッカーのスタイルは貫けない。
アクションorリアクション、ポゼッションorカウンターサッカーは、
絶対的なモノではないと考えています。


したがって、戦術がJ1で通用するとかしないとかは、チームの完成度、
選手の個々の能力の総和としてのチーム力が、高ければより多くの相手に対して、
自分たちのサッカーが出来るし、低ければ自分たちのサッカーは出来ない。

基本的にどのようなサッカーを志向するとしても、考えてみれば当たり前のことですが、
選手個々の能力が、大きく関わっているものだと考えています。




ただ、カウンターサッカーは非常に強力な戦術です。

基本的には、固められた守備を崩すのは難しいですし、
そこを崩そうと相手が人数をかければ、出来たスペースをつかってカウンターを喰らいます。

しかし、固めたはずの守備が、あっ気なく崩されてしまえば話は別です。
逆に、そうなってしまっては、最早カウンターのチームに打つ手はありません。






ここ数年の札幌は、監督の交代とともに戦術が、コロコロ変わっていますが、
チームとしての攻守の課題はあまり変わっていません。

守備では、1対1の強さ、カバーリング。攻撃では、スペースの使い方、判断の早さ。


しかもこれらの課題は、サッカーの方針に関わらず重要なことです。

なぜなら、守備戦術が発達し、狭い空間でサッカーを強いられることになっている
現代サッカーでは、“スペースをつくる、スペースをつかう”動きが重要になります。

(※裏を返せば、その出来たスペースを埋める守備の“カバーリング”も重要です。)


“人とボールを動かす”のは、パスを回すことが目的ではなく、
スペースを生み出し、それを使うために動かし、
そして、最終的には、それをゴールに結びつけなければならない。



こと選手の育成面に限っていえば、カウンターサッカーよりも
ポゼッションサッカーの方が、スペースということに関しては、
効果が期待できるということは言えると思っています。


ポゼッションサッカーを志向していた場合、
自らボールを持って相手を崩すことが多くなるため、
選手に対して、スペースに関わる能力の向上が期待できます。


一方、カウンターサッカーの場合は、自陣に引いて守るために
味方が密集しており、カバーリングもあまり必要ではありません。

攻撃に関しても、スペースを作る動きは、ほとんど必要とされません。

自陣に引いて守るために、前線には広大なスペースがあります。
そこにロングボールを放り込めばいいからです。

逆にいえば、そういった能力はあまり必要としないサッカーとも言えます。






今、カウンターサッカーに戻して、ある程度結果を出すことは可能だと思います。

ただ、J1で通用する選手を自前で育成するつもりなら、
ポゼッションサッカーでしばらく我慢するのが、
急がば回れで、近道なのかなとも思います。

しかし、そのサッカーをやっても、結果がでる保障もなければ、
いつそれが出るかもわかりません。一つの賭けです。


最終的には、一人一人のサポーターが、どういうサッカーを見たいのか、
最終目標は何なのか、それとも、今、勝つ試合が見たいのか
といったところで意見が分かれるのではないでしょうか。



ダメな時は、何をやってもダメ。 【第10節 vs 熊本】

2010年05月03日

昨日、更新もしていないのに、更新した日よりも多いくらいのアクセス数がありまして・・・(苦笑)、
どっかにリンクされたのか、GWだったからか(笑)、熊本戦、どぅーなのよ?ってことなのか。

チームの調子も良くないから筆も進まないし、GWなんでまったりしよう!
なんて思ってたんですけれども(-"-;A ...






日時:2010年5月2日(日)13:04キックオフ 会場:熊本市水前寺競技場
[入場者数] 6,806人 [天候] 晴、気温25.1℃、湿度39%
[主審] 佐藤 隆治 [副審] 相葉 忠臣 / 穴井 千雅


●得点

いない。


熊本 0-0 札幌


●フォーメーション

(多分、こんな感じ。)


      キリノ

 藤田       近藤

    上里 宮澤 

      芳賀

岩沼 石川 藤山 西嶋

      高原






道新によれば、前半は4-3-3で、FW3人だから攻撃的って話ですが、
はげおさんも書いてますが、結果的に、キリノの1トップの4-1-4-1
ってのが妥当かと。ポイントは、両サイドの征也と近藤の位置。

3-5-2の場合もそうですけど、サイドの選手がどこにいるかで、
攻撃的なのか守備的なのかは変わってくる。

札幌が、いくら 俺たち3トップだぜ! って言い張ったところで、
FWが中盤まで下がって吸収されて、前線に顔を出す機会が少なければ、
それを普通FWとは認識しないわけで・・・(・・;)

征也と近藤が上がれなかったのは、キリノの1トップ、
不得意なポストプレーでボールがおさまらなかったこともあるでしょう。

そこで、キープできなければ、上がれませんからね(-"-;A ...


後は、好調の上里さえ押さえておけば、札幌の攻撃は沈黙と(苦笑)。

何て、相手にとっては簡単なんでしょう(苦笑)。

実際、前半はシュート1本。


さらに、熊本が結構外してくれたので、助けられた側面も強かった。

前半はいいところなし。






後半は、3-5-2に変更。

札幌の3-5-2は、両WBが高めに位置するので、
両WBが最終ラインに吸収されて5-3-2になって守備的に成りがちな3-5-2でも、
攻撃的だといえます。実際、前半の“3トップ”より攻撃的だったと思います。

んじゃ、最初から3-5-2がいいんでないかい?とも思いますけれども、
今節の熊本のサイドの選手は、札幌のWBにお付き合いしてくれて下がってくれたのですが、
3バックの場合、DFラインの両サイドに出来るスペースをつかれてそこからクロスを上げられ、
中央で“高さ勝負”ってのをやられると今の札幌は耐えられるかどうか。

だから、試合の頭から3-5-2を使うのは、危険がいっぱいだと思うわけです。


おそらく、今回、4-3-3(4-1-4-1)にした理由は、
点数が取れないので、前で近藤とキリノを使いたかったっていうのと、
トップ下に宮澤だけだときついし、上里が好調だから、彼を前目で使いたかった。
これを両立させようとしたら、そうなったみたいな・・・。

まあ、あまりシステムをいじっても好転するどころか、
選手が対応できていないので、悪循環になっている気がします(-"-;A ...

ただ、もし、そういう意図だったのなら、
開幕の頃に比べれば、上里と宮澤も成長していると思うので、
開幕の布陣、4-4-2に戻すというのも手かと。

中盤を逆台形じゃなくて、ボランチ2、トップ下2のボックスにしてしまうのもアリかと個人的には思いますが。


チームとして、何か“きっかけ”が欲しくて、色々と動いてはみたが、
ダメな時は、何をやってもやっぱりダメなのねってことで、
そんな時は、原点回帰ってことで(-"-;A ...


前節は、北海道からの長距離移動と急激な環境の変化の影響で、
動きが悪いのかとも思ったのですが、
今節は、中二日とはいえ相手も同じ条件ですし、
熊本でミニキャンプをして臨んだので、その言い訳はちょっと厳しい。


今まで書いてきた攻撃の判断のスピードとかスペースとか、
あっさりカウンター受ける守備とか、セットプレーの守備とかの課題が改善されて、
惜しかったドローとかではなく、むしろ相手に助けられた試合ではあったのですが、
最早、3連敗しなくて良かったと前向きに考えるしかないのでは?