自分は例外なんですか?

2011年12月22日

拝啓 つぶやき3104 熱烈サポから辛口の一ファンへ様

 2011年12月21日 数えてみたら1,642でしたが・・・

>筋道の通った批判なら
コメントの主旨が解るものなら
受け入れることも可能ですが
ただ、その時の感情にまかせたようなコメントには
ブログ主は落ち込むものです





↓当ブログに頂いたコメント

2010年11月01日 いずれにせよ、慎重な対応を求む。


Re:いずれにせよ、慎重な対応を求む。

最近のあなたのブログを読んでいると、なぜかヒステリックな感じがします。
 監督交代のデメリットに石川、高木の離脱を挙げていますが、そもそも監督が代わったからと、自分の思い通りに彼らが元のチームに復帰できると思うこと自体が可笑しい。
 彼らに古巣での居場所はありません。
 監督の試合後のコメントを聞いても、あなたはまだ支持しますか?
 私は幸兵衛さんの意見に近い考え方でいます。

 posted by nakano | 2010-11-01 19:17


>最近のあなたのブログを読んでいると、 “なぜかヒステリックな感じ” がします。


説明を求めたところ、↓の返事をいただきました。






Re:いずれにせよ、慎重な対応を求む。

私のコメントにご返事を頂き有難うございました。
 仕事をしている為にこのブログを見るのにも時間の制約があり、また、パソコンの操作も得意とする年代でも無いために、あなたの問いかけに対しての返答が遅くなりました。
 >なんで、他人をヒステリックと批判しながら、その根拠を示さないんでしょうか。
 根拠はありません、今まであなたのブログを読ませていただきましたが、この頃なんとなくそのように感じた、ただそれだけです。私はその都度、辞書を必要とはしません、ただ、感じたままを言葉にしました。それが、あなたを傷つけたのであればお詫びします。
 >選手の能力が足りないと思っていますから、、、
 能力のない部下を持った上司は、その能力に合った使い方をしなければ管理者として、失格の烙印を押されます。これが社会の常識だと思います。
 >むしろ選手のコメントを見ましたか?
 貴方はいつも自由な立場にいる人なのでしょうか?
 シーズン中のこの時期に、反旗をあげる選手がいると思いますか?
 戦術批判、監督批判など出来る訳がない。だから表向きは現状を肯定するに決まっています。
 監督を代えるべきという意見に対して貴方は、では誰をとか、他にも対案を求めていますが、監督に対してはフロントなどが考えるべきで、批判することがサポーターの役目ではないかと私は思うわけです。


 posted by nakano | 2010-11-02 19:23


>根拠はありません


>この頃なんとなくそのように感じた、ただそれだけ です。

>私はその都度、辞書を必要とはしません、ただ、感じたままを言葉にしました


ここで、最初の引用文をもう一度。

>筋道の通った批判なら
コメントの主旨が解るものなら
受け入れることも可能ですが
ただ、その時の感情にまかせたようなコメントには
ブログ主は落ち込むものです


ご自身がやったことは、例外なんでしょうか?


敬具



ウザくないと意味がない。

2010年10月04日

まず、あなたはHFCの今後について、どの方針を支持しますか?
という記事に、たくさんのご意見、ありがとうございました。
(※この先も、意見を書き込んで頂いて構いません。)

しかしながら、この先、議論を進めるにあたって、
なぜ議論をする意味があるのかを、まず書いておこうと思います。


このブログ、よくウザがられますが、
開き直ってるわけでも、喧嘩を売ってるわけでもないんですが(笑)、

私は、むしろ、ウザくないと意味がないと思っています。(笑)







この公式ブログは、例えるなら、あまり人の出入りがない“村社会”です。

その中では、その中でしか通じない村人のルールがあったり、
その中では皆が当然知っていると思っている知識があったり、
その中での人間関係を大事にしたりと
とにかく、その中で共有する「空気」を大事にします学校や会社もそうだと思います。

そういった見た目上争いがなく同じような“空気”をもつことで、
自分たちが、居心地の良い、
コンサドーレ札幌への愛着を感じさせる源にもなっています。


したがって、村の“空気”を乱すものは、
“空気”が読めない者としてウザがられたり、排除されたりします。


しかし、ここからが大事なのですが、
このように“空気”に異議を唱えるものは排除されますから、
異議を唱える人の方が悪いということになり、
これでは基本的に、“空気”が変わることはありません。

ですから、“空気”を保つことを優先すると、問題があっても
なあなあで済ませるので、原因が究明されず先送りされます。


だから、学校や会社で何か問題が起こっても、
徹底的に原因を究明して責任を明確にすべきだ!なんて人は、
いくら正しいことを言ってたとしても、大体ウザがられる訳です。


しかし、それでもこの“空気”を変えようと思うものは、
異議を唱え続ける必要がある。

しかも、“空気”を守ろうとする人たちを説得するためには、
何か説得できるようなことを言わなくちゃいけない。


10月からタバコの値段があがり、今では、喫煙者の方が肩身が狭いようですが、
昔は、例えば、列車の中のような密閉された空間でも、
タバコの煙を我慢しなくちゃならなかったのは、非喫煙者の方でした。

それが、受動喫煙の害や健康への悪影響が知れ渡るようになって、
世の中の空気が少しずつ変わっていったから今の流れがある。


ですから、寝た子を覚ます、腫れ物に触るような
“空気”を乱そうとする行為は、基本的にウザがられるわけですが、

空気を変えようとする者にとっては、
ウザがられずに、全く無視されるようでも意味がないわけです(笑)。


ウザがられて、その先、無視できなくなれば流れが変わります。






そもそも“空気”は漠然としているから“空気”なわけです。

“空気”はその村にいる人たちの多数派の意見なのかもしれませんが、
個々人の意見がまとまった“空気”でもない。

だから、個人をよく見ていくと、当たり前なんですが、個人で意見が全然違う。

要は、“空気”という漠然としたモノに自分たちの意見がまとまっている、
もしくは、まとめられると錯覚しているだけなのです。


私がマスコミ批判を繰り返すのは、
マスコミがこうした安易な“空気”作りに加担していると思うからです。

臭いものにフタをして、問題がさもないかのように見せる。

それで、本当に良くなってきたのでしょうか?

様々な人がきちんと問題に向き合わなければ、
問題が先送りされるだけで、解決にはつながらないと感じています。



確かに、色々な人が、色々なことを言いはじめたら、
収拾がつかなくなるという批判もあるかもしれません。

しかし、少なくとも全部ではなくとも、
ある程度の合意はできるんじゃないかとは思っています。

そうでなければ、話し合う意味がない(笑)。


私は自分が正しいと思うことを主張してきましたが、
それは賛同者を増やすために説得的なことを言わなければいけないからです。

自分の考えが絶対だとは思っていません。

もし本当にそう思っているのなら、話し合わずに“革命”でも起こしますよ(笑)。




懲りない面々。

2010年10月01日

おぢさんが、やっとこさ、
自分のブログで、カウンターサッカーを認めたまでは前進。

でもそこから先の理屈は、

まあ、おぢさんは偉いから何をしてもいいのだ
むしろ、年寄りなんだからもっと敬え
と思ってるのかもしれないけど、






金払ってんだから、 お客様は神様 だろ?

レストランで出された飯がまずかったら、
まずいと言って何が悪い。俺が説教してやる。


“シェフを呼べぇーい”


“お前は人格が歪んでるから、料理がまずいのだ。”

“でも、性根を入れ替えてこれから頑張れば、まだ可能性はあるかもな!”






(・-・)・・・ん?


ってさ、おぢさん、知らないみたいだから、教えてあげるけど、
世の中では、それを“客”というのではなく、


“クレーマー” というのですよ?

少なくとも、普通の人、人格批判したりしないしないからね(笑)







さて、北海道出身の精神科医、香山リカさんが、
『悪いのは私じゃない症候群』って本の中で、

「悪いのは私じゃない、あなたが全部、悪いんです!私は犠牲者、被害者です!」

と自分が他人に責められる前に、
自分から他人を先制攻撃する社会に、日本はなってしまったそうで。

こういう風潮が、昨今の
クレーマーとか、モンスターペアレンツの増加に繋がっているそうです。


ちなみに、その背景としては、効率重視、結果重視の価値観が
社会に急激に広がっていることにあるとも指摘してます。


おぢさんも、昔を懐かしむ割りに、
“ALWAYS三丁目の夕日”的な古き良き昭和のメンタルは
お忘れになられてしまったようで(;´Д`A ```






んで、もう一人の問題児。

あなたのとんちんかんな倫理を再構成すると・・・


>なぜ結果が出ないのか。その原因に対して石崎監督自身は日々のトレーニングでどのような対策を講じているのか。

しかし、

>石崎さんほどの実績を誇る監督がいい加減な指導をしているなど考えられない。

>でも、結果が出ない。一年半以上経過して進歩しているどころか劣っているようにすら見える

んで、その結論が、

>札幌とは相性が悪かったのかも。別のチームを率いればかつてのような手腕が発揮される可能性は十分あると思います


札幌との相性が悪かったのかも?



恋愛か?(笑)





“おぢさんが好き勝手にほざいてます” vs “whiteowlのチラシの裏。”

2010年09月26日

自分で解説するのもなんですが(;´Д`A ```


“おぢさん” vs “whiteowl” 論争は、

“カウンターサッカー” vs “ポゼッションサッカー”

“現実主義” vs “理想主義”。


“老い先短い人” vs “まだこれからがある人” ってのは言い過ぎか(笑)
生きてるうちに、J1優勝するときが観れる可能性の長さとでもいいましょうか(苦笑)。






まあ、より簡単にいえば、

“今日の10円派” vs “明日の100円派”


んで、おぢさんが俺を非難する論理は、↓

“いつ手に入るかもわからない明日の100円より、
 今日確実に手に入る10円だろ!”ってこと。


普通に論争したら、“今日の10円派”が勝ちますよ(笑)。

だって、まだ手に入れてもいない金で、
今日の飯が喰えるか!って言われたら終わりですから(゜口゜;)うっ・・・・・

おぢさんは、そんな甘っちょろいことで、飯が喰えるほど現実は甘いもんじゃない
っていうシビアな論理ですよ。

だから、おぢさんが“理想主義”だって非難されてるのが、
かわいそうでかわいそうで(*ノ-;*)


もし、本当に“明日の100円派”が多いのなら、サポがぬるいって評価も妥当でしょう。

俺がもし経営者なら、間違いなくカウンターサッカーさせますもの(苦笑)。


まあ、でも、立場がサポーターなんで、理想主義掲げたっていいじゃないと思うわけです。

それに、サッカーにまで弱肉強食の現実が反映されるなんて、
俺はつまんないと思いますしね。

弱いやつが、強いやつをぶちのめすのを見たいじゃないですか。

この厳しい現実を前にして、夢がないとやってらんねーだろと(笑)。

おぢさんも、実は意外とそういうのを観たい人なんでしょうけどね(笑)。
お互いちょっと斜め目線なところがありますので(笑)。


まあ、こっちが勝手に夢託してる奴らが、口ばっかり達者でJ1昇格するとか言って、
さっぱり実行できそうにないから、俺は選手が悪いっていうちょるわけです。




伝道師。

2010年09月25日

札幌上里&宮沢不在ボランチに三上[2010年9月25日 日刊]

メンバー不足で、まさか 強化部長 までっ
とタイトルを見た瞬間に思ってしまった、オレ(笑)。

いあ、最近は日刊の方が断然、好感持ってますよ(苦笑)


さて、また、おぢさんが構って欲しいらしいので・・・






>近藤の役割は抑止力です。

まあ、抑止力の話は今タイムリーな話ではありますが、
基本的に、相手が脅威を感じなければ、抑止力にはなりません。

だから、ダヴィみたいに一人で点数取れるなら話は別です。


>あの段階で3バックにしたことで宮澤の退場がなくても虐殺されたことは確実。

そこまでは同感。


>3-0、4-0 よりは 2-0で負けた方が良い

どうも、おぢさんになると、自分に都合の悪い事実は忘れてしまうようで・・・。

事実は、3-0でも4-0でもなく、5- “1” なんでそこんとこ、お間違いのなきよう。


>「ホームでは面白い試合を、アウェイでは負けない試合をする」
 
柏戦も、一応、“アウェイでは負けない”采配だったんじゃないですか?(笑)



>勝点1を取りに行く訓練がされていない(意識付けも含めて)

それもそう思います。
それに、それはどうやって勝つかというチーム戦術の話ですから監督の仕事です。

ただ、個別の技術(シュート、トラップなど)に関しては、基礎はユース年代で習うべきものだし、
プロになってからは、コーチが教えるのが普通だと言っている。

極端な話をすれば、GKの細かい技術指導まで監督の仕事だとでも言う気ですか?

たとえ、そこまで行かなくても、DF出身の監督は、
FWがどうやって点数取るのか指導できないということはいえそうですが、
そんなこといいだしたら、誰も監督できませんよ。

監督の仕事は、あくまで全体を統括するのが仕事で、
何でも出来なければいけないスーパーマンじゃありません。

それをお花畑の住人とかいうのは、どっちが現実を見ずに物事を語ってるのかと思いますね。


ただし、それでも、クラブの方針として育成を掲げているのだから、
監督に選手の育成に対して責任がないとは思いませんよ。


でもですね、今は“勝点1を取りに行く訓練”をするようなレベルでもないと思います。

まして、守備的にいって僅差で勝とうとしているチームでもないですからね。


そういう意識が必要ないとはいいませんが、
チームの完成度がまだそういう段階にあるとは到底思えない。

んじゃ、いつチーム完成するのかっていう質問は、
俺じゃなく、選手、監督 or HFCに直接してください(苦笑)。






ちなみに、ロジックな理想論を語っているのは、おぢさんより俺の方ですよ。


おぢさんは、これまでの話を総合すれば、現実的な勝ちを求めている。

いつ手に入るかもわからない明日の100円より、
今日確実に手に入る10円だろ!と言っている。


にもかかわらず、来季の監督は誰がいいとか、
こういうサッカーをして欲しいとは言わないんですけどね・・・。

未来を語ると、現実がなんちゃーわかっとらんと批判するだけ。

経営を考えれば、現実的なカウンターサッカーでいい、エレベーターチームでいいって言えばいいのに言わない。
それも発想としては十分ありえると思うんですけどね・・・。


“おぢさん”とは、厳しい現実を前にして自らの無力さを悟り、
よく知りもしないで具体的な代案を出すなどおこがましいことであり、
ただひたすらに文句を言うべきものだと
“正しいおぢさん”のあり方を説いて回っている有難いお方なのです(笑)。




サポーター舐めんな。

2010年09月20日

現実問題、勝たなければ注目もされないし話題にもならない。

景気の悪いことばかりを言っていては、
雰囲気がどんどん悪くなっていって、良くなるものも良くならない。

真実がそんなに偉いのか、むしろ真実とは時に残酷なものではないのか。

何とか盛り上げようとしているだけだ。
嘘はついていないし、見方の違いに過ぎない。






まあ、身近な例だと、末期のガン患者に、
告知すべきなのかどうか。


これ、とっても難しい問題です。


例えば、こういう場合、真実を伝えることが必ずしも良いとは言いがたい。

事前に家族でそういう話をしていたとしても、
実際にそういう場面になった時に、
その話通りにするかってのもまた別の話だろうし。

さらに、本当は治らないのに絶対に治るからって言うことにしても、
真実を歪める作業はしてるんだけど、相手に隠して騙した方がいいと思ってるからやる。

確かに、クラブの運営に比べればかなり深刻な問題ですが、
それはケースバイケースでしょう。






しかし、まあ、騙す方も悪化する状況を前に騙し切れんのかって問題もあるし、
騙したからって根本的な問題は良くならないわけですよ。


騙そうとする側は、辛い現実を前にして、
相手がそれを直視できない人間だと思っているのか、
どんな状況でも自分は騙し通せるという自信があるかのどっちかでしょうけど、
書きっ放しのマスコミに騙し通す覚悟なんか、サラサラないわけでしょう(笑)。

ということは、多くのサポーターは厳しい現実を
直視することが出来ないと思われてるわけですよ。


負けが続けば、すぐ感情的になってネガティブになる。
そんなやつらに現実直視できんのかと(苦笑)。


何かね、そこがムカつくんですよ(笑)。




コンサドーレに求めるサッカーは、何ですか?

2010年05月04日

世界中のどこのチームに対しても、ボールを圧倒的に支配して
自らアクションを起こすポゼッションサッカーを貫けるチームなんてものは、
世界中を探してもバルセロナくらいなものでしょう。


サッカーは相手チームとの力関係で、ポゼッションサッカーを志向していたとしても、
相手チームの方が上手ければ、ボールを支配され、
引いて守るカウンターサッカーを余儀なくされます。


まず、ポゼッションサッカーとカウンターサッカーは、基本的なチームの方針があるとしても、
それは相対的なもので、それがどのチームに対しても発揮される
というものではないと思っています。

時間帯、ホームorアウェイ、コンディションによっても変わってくるでしょう。


つまり、世界のトップでもない限りは、同じサッカーのスタイルは貫けない。
アクションorリアクション、ポゼッションorカウンターサッカーは、
絶対的なモノではないと考えています。


したがって、戦術がJ1で通用するとかしないとかは、チームの完成度、
選手の個々の能力の総和としてのチーム力が、高ければより多くの相手に対して、
自分たちのサッカーが出来るし、低ければ自分たちのサッカーは出来ない。

基本的にどのようなサッカーを志向するとしても、考えてみれば当たり前のことですが、
選手個々の能力が、大きく関わっているものだと考えています。




ただ、カウンターサッカーは非常に強力な戦術です。

基本的には、固められた守備を崩すのは難しいですし、
そこを崩そうと相手が人数をかければ、出来たスペースをつかってカウンターを喰らいます。

しかし、固めたはずの守備が、あっ気なく崩されてしまえば話は別です。
逆に、そうなってしまっては、最早カウンターのチームに打つ手はありません。






ここ数年の札幌は、監督の交代とともに戦術が、コロコロ変わっていますが、
チームとしての攻守の課題はあまり変わっていません。

守備では、1対1の強さ、カバーリング。攻撃では、スペースの使い方、判断の早さ。


しかもこれらの課題は、サッカーの方針に関わらず重要なことです。

なぜなら、守備戦術が発達し、狭い空間でサッカーを強いられることになっている
現代サッカーでは、“スペースをつくる、スペースをつかう”動きが重要になります。

(※裏を返せば、その出来たスペースを埋める守備の“カバーリング”も重要です。)


“人とボールを動かす”のは、パスを回すことが目的ではなく、
スペースを生み出し、それを使うために動かし、
そして、最終的には、それをゴールに結びつけなければならない。



こと選手の育成面に限っていえば、カウンターサッカーよりも
ポゼッションサッカーの方が、スペースということに関しては、
効果が期待できるということは言えると思っています。


ポゼッションサッカーを志向していた場合、
自らボールを持って相手を崩すことが多くなるため、
選手に対して、スペースに関わる能力の向上が期待できます。


一方、カウンターサッカーの場合は、自陣に引いて守るために
味方が密集しており、カバーリングもあまり必要ではありません。

攻撃に関しても、スペースを作る動きは、ほとんど必要とされません。

自陣に引いて守るために、前線には広大なスペースがあります。
そこにロングボールを放り込めばいいからです。

逆にいえば、そういった能力はあまり必要としないサッカーとも言えます。






今、カウンターサッカーに戻して、ある程度結果を出すことは可能だと思います。

ただ、J1で通用する選手を自前で育成するつもりなら、
ポゼッションサッカーでしばらく我慢するのが、
急がば回れで、近道なのかなとも思います。

しかし、そのサッカーをやっても、結果がでる保障もなければ、
いつそれが出るかもわかりません。一つの賭けです。


最終的には、一人一人のサポーターが、どういうサッカーを見たいのか、
最終目標は何なのか、それとも、今、勝つ試合が見たいのか
といったところで意見が分かれるのではないでしょうか。



私がコンサドーレ札幌を応援する理由。

2009年10月27日

スタジアムの野次問題の際、幸兵衛さんのいうように
サポーターがサッカーを観る目を養えば解決するという意見は、
直球過ぎるけれど(苦笑) 一理あるだろう。


また、サポーターを増やすという観点からも、サッカー好きを増やすことは有効だろう。
この公式ブログの傾向として、以前から
「選手>コンサドーレ札幌>サッカー」というのがあると感じている。

この公式ブログは、コンサドーレサポーターの集まりなので、
それがコンサドーレサポーターの一般的な傾向と考えても、それほど実態とかけ離れているとは思わない。

サッカーが好きでなければ、対象が他のものに移る可能性も高いと思っている。

確かに、道内の他のプロスポーツとは競技そのものは被らないが、
すべてを等しく熱く応援するのもまた無理な話だろう。

東芝が札幌に移転してきた頃と違って、応援する選択肢が多い分、
その時、一番熱くなる競技がサッカーである可能性は低くなる。


したがって、Ryosukeさんのいうようにサッカーそのものに楽しみを見出す観客の増加は必要だろう。
(※2009年01月17日 サポーター増強計画 向上編)






しかし、野次問題や観客動員増加のために、
サッカー好きをもっと増やすべきという論には“落とし穴”もある。

なぜなら、純粋にサッカーを楽しむだけなら、
レベルの高い海外サッカーを見た方が楽しいという結論に至る可能性も高いからだ。

この場合、サッカー好きが増えても、それが直接コンサドーレ札幌の観客増加につながらない。

実際、同じ現象は野球でも起こっている。
日本のプロ野球から、アメリカのメジャーリーグを観る野球ファンは増えている。


だから、コンサドーレのサポーターを増やすには、サッカー好きであって、
さらに、コンサドーレを応援する理由が必要になる。

コンサドーレは他都府県のサポーターも多く、応援する理由は様々かもしれない。
正直、特に、コンサドーレを応援する理由が個人にあれば何でもいいと思う。

私が野球は昔からドラゴンズファンなのは、一家でアンチ巨人ということもあったが、
親が“青い”という理由でドラゴンズの帽子を買ってきたことに始まる(笑)。






私も、かつて純粋にサッカーを楽しむなら、
海外サッカーを観る方が楽しいし、かっこいいと思っていた。

それが私の中で変わったのは、あるスペイン人のおっちゃんとの何気ない会話だった。


スペイン人にスペイン代表のファンだというと喜ぶが、
二言目には、「スペイン代表は強いけど、日本代表は弱い」といわれた。

正直、何かすごく悔しかった。


その時思ったのは、マンチェスター・ユナイテッドが強いとか、バルセロナが強いとか、
ブラジル代表が強いとか、スペイン代表が強いといったところで、
結局、“俺たちのチーム”とは呼べないということ。

彼らが長い年月をかけて作り上げたサッカー文化に、
私ものっかっているだけだということを痛感させられた。


そして、

「お前の地元のチームが弱いのは、地元の人間がちゃんとサポートしないからだ」

とそのスペイン人のおっちゃんに言われた。

悔しいけど、その通りだと思った。


普通のおっちゃんに、日本はサッカーが弱いといわれた挙句、
弱いのはお前らのせいといわれて返す言葉もなかった。

単純といえば単純かもしれないけれど、負けず嫌いの私としては、
私が生きているうちは無理かもしれないし、
そのおっちゃんの方が先に死ぬかもしれないけれど(苦笑)、
「スペインも強いけど、日本ほどじゃない」って、いつかいい返してやりたくなった。


そして、サッカーは野球と違って、世界につながっている。
野球もWBCがあるけれど、W杯とは比べられないだろう。

日本代表がスペイン代表を倒すことも、
コンサドーレがバルサやレアルを倒すことも今は0%に近いかもしれないけど、
不可能じゃないし、そこへ至る道はちゃんとある。


自分の“アイデンティティ”としての日本や北海道に誇りを持つことの重要性や、
地元に応援するサッカーチームのある喜びを改めて実感した。

プロチームすらなければ、話にならないわけだし・・・。

というのが、私のコンサドーレを応援する超個人的な理由の始まりである(笑)。






コンサドーレのサポーターを増やす、もう一つは、
今さらとは思うかもしれませんし、当たり前のことかもしれませんが、
自分が他のチームではなくコンサドーレ札幌を応援する理由。

そして、それが何であれ、他人にとっても魅力的であったとすれば、
共感される可能性もあると思うのです。





野次るサポーター対策。 -ほめる!笑う!-

2009年10月23日

ブログを書くようになって、以前よりスタジアムに足を運ぶようになったwhiteowlです、こんにちは。


観客動員が少なくなると、歓声にかき消されていた野次が聞こえてくるようになり、
ここのブログでも何度か取り上げたり、他のブログでもそういった内容を見ることも多くなりました。
(※野次をかき消す最善の方法は、観客動員を増やすことだと思います。)

これが、特に新規の観客の心象を悪くし、
新たな観客動員につながらないなどの問題点が指摘されています。

しかし、実際問題、野次を禁止することは難しいというのも実情だと思います。
(※野次の基準が問題になるでしょうし、そのためにコストもかかります。
野次禁止にした方が、観客動員が減る可能性だってあります。)


ですが、だいたい私は、アウェイ側のバックスタンド、SB席で見てるんですが、
私の周囲にたまたま野次将軍がいないだけなのかもしれませんけれど、
そこまでひどい野次を私の周囲で聞いたことがありません。
SBだからかもしれませんが、野次で揉めたというのを
少なくとも私の近くでは見たことがありません。

私の観に行く試合は、10試合くらい観てますが今年も非常に勝率が悪いので(苦笑)、
勝ち試合ばかりで野次が少ないというわけでもないと思います。






最近スタジアムで思うことは、“ほめる”サポーターが少ないこと。

そもそも日本人は、ほめるのが下手だとよく言われますけれど。



サッカーの場合、失敗は誰が見てもわかりやすい。
ボールを失ったら失敗だからです。
ボールをとられる。パスが通らない。シュートをはずす。
あと、野次が多いのは、審判の判定に対するもの。

審判の判定や失敗は誰が見てもわかるので、野次りやすいのに比べて、
ほめるのは、何が良いプレーなのか自分に基準がないとほめられない。


私のブログのプロフィールに“じっくり試合を観察”と書いてありますが、
実際は、試合中かなりうるさいと思います。(←自分が野次将軍の可能性もあり(-"-;A ...)

先日も、選手と同じ気持ちになって応援してるってボソっと言われました(笑)。


ドリブルで抜いた、良いところにパスが通った、シュートが決まったら、
「よし」とか「おー」とか言って積極的に拍手してます。

それ以外のトラップなんかの何気ないプレーでも、相手のマークのタイミング外して受けたり、
マークがついてるのに一発で前を向いた時に、思わず「うまい!」って言うと
“今のがいいプレーなの?”みたいな反応をされることもありますけれど(-"-;A ...


他には、例えば、

征也がサイドから相手ペナルティエリア内に積極的にしかける⇒
だいたいボールをとられるorシュートをはずす(苦笑)⇒観客一同ため息。


ただ、相手PA内に向かって積極的にチャレンジしたことは評価するべきで、
その成功率は元々高くはないわけです。何度も挑戦しないとそもそも成功しない。

だから、

「勝負!勝負!(シュートはずす。でも勝負したから、)OK、ドンマイ!(拍手)」

これやってると、シュートを外して、“へたくそ!”とか、“何やってんだ!”
ってそれまで言ってた人が周囲から不思議といなくなっていきます。
私の声が、ただでかいだけでしょうか(-"-;A ...


“良いプレーは積極的にほめる。”
それに、同じ失敗したプレーに関してでも、ネガティブな発言より、
ポジティブな発言の方が耳障りもいいですしね。

何気なくやってたんですが、意外とこれって効果あるのかなと最近思い始めました。






そして、以前、私のブログで、野次る人はウケを狙え!と書きました。

(※「2009年07月10日 野次を考える。 -野球との比較-」
「2009年07月12日 野次を考える。 -野次に一工夫を-」)


その後、私は周囲の面白い野次に対しては、おもいっきり笑うようにしてます。

コレも意外と効果があるようで、野次がエスカレートしないんです。

そのうち、たまに野次ってる人に話しかけられます(笑)。

やっぱり、野次ってる人も他の人にわかって欲しいみたいですね(苦笑)。


コミュニケーションが一方向だと、試合をテレビ感覚で観る人が多くなって
エスカレートしてしまうのだと思います。

でも、スタジアムで観ていると、実は周囲の観客との有形無形のコミュニケーションがある。
そういった双方向のコミュニケーションがあると意識されれば、
周囲の存在を意識せざるを得ませんし、また、それがスタジアムで観る面白さでもあります。






周囲の野次でお悩みの方は、選手のプレーを積極的にほめる面白い野次は、積極的に笑うというのを試してみてはいかがでしょうか。


効果がなくても、野次らないでください(-"-;A ...