U-23代表v.s.オランダ戦

2008年08月13日

 北京五輪男子サッカー、残念ながら三戦全敗で終わってしまいました。

 相手のオランダは、ここまでの戦績もさもありなん、という出来の悪さ。ピッチの悪さとスタミナの問題からか、後半開始からはロングボールを多用して高さにモノを言わせた攻めに。これに対して冷静に守れていたので、間延びした中盤を制しいていた日本としてはこの時間帯に点が欲しかった。PKを取られたプレーは確かに微妙ですが、先制点を取れずにいるとああいうことが起こるのはサッカーの常。起こるべくして起こった事態と言えるでしょう。

 今日の試合に限らず、「勝負所をことごとく逃した」というのが今回のチームの印象です。良い時間帯にはあのピッチでもまずまずのボール回しはできていたし、守備も思ったよりも頑張っていたように思います。しかし、立ち上がりの気をつけねばならない時間帯、上手く行かない時間帯に耐えることができなかった。良い時間帯に点を取るしたたかさ、決めきる力がなかった。

 この辺はOA不在の影響は確かにあると思いますが、フル代表とて同じ問題を抱えているわけですから、日本サッカー共通の課題と言って良い。まずはリーグに戻って、この悔しさをぶつけ、9月のW杯予選メンバーに割って入るぐらいの活躍を見せて欲しいと思います。

 彼らの敗北は日本サッカーの敗北。もっと逞しく、もっと貪欲に、もっと激しく。観る方ももっとレベルの高いモノを選手に求めていきましょう。特に札幌(切実


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