微妙なクラッシャー

2010年11月28日

現地では引退する久藤の背番号『7』のコレオをバックスタンドでやっていたんだけど、
結果的に
『7』の数字よりも『正』の字か『ホイッスル』の絵の方が良かったんじゃないの
と思わせるような審判団配置に個人的にまずはビックリしていましたよ。
二俣とセットだったし
更に昼間の他の試合で飯田や小川などが大暴れしていましたので、
ガクブルな気持ちで中継を見ていました。
まぁ終わってみれば他と比べて普通な方でしたが。
それにしてもまさか彼の引退興行の中の1つにコンサが絡む試合が入るとは・・・



J2第37節

皇潤  0-0  人


何と言いますか微妙な空気感を現地に生み出す事には加担したような感じですか。
コンササポ的には当然ながらもっと絶望的な空気感にして欲しかったですし、
相手からしても『ある意味最もやっちゃいけない状況』だったような気もするので、
単に両チームサポから喝を入れられる感じの試合といった印象。


純平をあんな前の位置に置いたらもったいない状態でしたね。
他の選手達の現状からどうしても仕事の種類・量が増えてしまう彼に対して
更に要求する事を増やすのは何だかなぁ(@阿藤快)
純平&征也&西嶋&カズゥをローテーションで動かすようなものが
見たかったですね。
選手交代が1枚も無かったワケですし。
やはり西嶋は前で使った方が良いですし、何よりもカズゥについては
今は低い位置からのロングボールを出来るだけ、そしてわざと封じるために
その上で相手からのプレッシャーの高い位置で判断力を上げるために
高めのポジションで使った方が良いかと思います。
だいぶ昔の中村憲剛の使い方に近いといった感じでしょうか。


相手様については、中町や永里の存在は結構見ている方が多いですが、
今回の試合を見て自分なんかだと末吉の偉大さを感じていました。
今回のようなパターン(出場停止やケガなど)の時に対する補完が出来れば
上でもある程度はやっていけるんじゃないでしょうか。
(まぁ中町や永里についてもそうですね)
それにしても城後はいつの間にあんな原始人ルックになっていたんだ(爆)
財前弟かと思った




今回チームとして感じたのは
『人の動きがボールを運んでいく動きと同方向ばかり』
という事。

例えばドームでの千葉戦の得点時に見せたような形があれば、相手DFだって
『そんなぁ・・・』となったりするのに。
(ニアへの飛び込み然り芳賀のタメ方然り)
オフェンスにおいて動き出しというのは基本的に相手を引き連れる場合が多いのだから、
『自分がこう動いたら相手の陣容はどんな感じになるか?』
とかいうのをイメージできるようになれば、
もっと相手からのプレッシャーの少ない状態でプレイできるでしょうし、
相手ゴール前での混戦からチョロッと出たボールを難なく詰めるとかいったパターンも
見られる可能性も上がるのではないでしょうか。



P.S.

練習参加予定のお2方。
『もし加入すれば歌うチャントはソッコーで決定』
みたいなお名前なんですね。
少しながらも最初にそんな事を考えてしまった自分に喝でございます。

それから久藤だけでなく田村や悠介など引退する選手の皆様、お疲れ様でした。
(最低あと1試合残ってますが)
特に田村は相当ヒザがボロボロだったんですねぇ・・・


post by しゅ~ちょ~

09:00

コンサ コメント(2)

今日のMVPは・・・

2010年11月23日

個人的には断然吉弘なんだけどなぁ。
あまりにもクローズアップされなさ過ぎる感じです。
もうこれは、
もしミツ同好会の会員の方が自分の目の前にいれば、
コッチはひれ伏してしまうであろう
位のレヴェルです。



J2第36節

人  1-0  POCARI SWEAT


あとは代打をこなした優也(高原の代打)と純平(芳賀の代打)ですね。
こういった選手達をもっと普通にクローズアップしていかなければ、
点を取る時のフィニッシャーになりたがる人が増えるだけかと思います。
これは未来の事を考えると単純にイクナイ!といった印象。
特に優也の場合だと『分かりやすいだろ』といった形なのに。




話は戻って、吉弘はホントにスゴかった。
まぁこれはTV観戦の方だと理解する事は難しいでしょうけど。
(ボールのないタイミングでのスゴさが主たるポイントでしたから)
相手のことは置いといて、とにかく間の取り方が絶品でした。
だから社長もまるでSBでプレイしているかのようなボール奪取の動きを
見せたりもしていましたし。

シーズン序盤からこういったプレイをもっと見せられていたらなぁ・・・
根本的にナオキとの相性が悪かったのかと勘ぐってもしまいます
もし今回のようなプレイを見せた後に契約しない通知をしたパターンであったならば
これはもうデモ行進ものでしたよ。




そして西嶋は使うならばやはりFWが良いです。
点を決めた以外の出来は良いものではなかった印象ですし。
また征也も相変わらず頭を使っていない、というか要領が悪い感じ。

しゅんぴーはもっと動く(特に周囲の為に)必要があると思いますし、
何よりも三上の出来が良くなかった・・・
(純貴投入後はチョットだけ生き返っていた感じでしたが)
『純平の位置次第でこれだけ変わっちゃうのか』という程。
高原のアクシデントで予想外の流れになったにせよ、これまで途中交代ばかりだった彼が
こういった時にフル出場になる監督の采配には大いに疑問でした。
ウッチーのカードももう8枚目なんだから、
この試合で完全燃焼させてやった方が良かったのに。


ところで高原。
『多分靭帯かなぁ』といった流れに個人的には見えたのですが。
高原もDFラインも『高く上げよう』といった流れでマイボールを失い、
相手に全部越えのループを狙われそうになって逆の動きになった瞬間に
突然倒れましたから。
それでも起き上がって本来のポジションまで一旦根性で戻ってきたのには
ホントにビックリしました。
コレはもう良い意味で裏切られる事(軽症)を祈ります。




次の試合のメンツは果たしてどうなるのだろう。
GKは優也で間違いないでしょう。
芳賀も戻ってくるでしょうから、個人的には征也右SB&西嶋FWで
右のWGに純平が入れば最も納得するパターンかな。
(まぁ実現可能性は低いでしょうけど)




些細な話(というかネタ)

 KAPPAのアクセントって前にくるのか後ろに来るのかどっちなんだろうか。
 (厳密な所は何ともいえないので疑問形)
 試合終了後にジャガDJさんが後ろにアクセントを持ってきて
 『最終節の熊本戦はオフィシャルサプライヤーの河童KAPPAが・・・』
 って言ってたんだよなぁ。
 自分なんかはこれまでずっとアクセントは前で理解していたんだけど。
 もし後ろで正しいのであれば個人的にはチトかっちょ悪いと感じる祝日の夜。

 それとも、
 『フェアスカイのサプライヤーはミズノだから、それ以外はどーでもいいや』
 てな感じなのか・・・(悲)

 それでもトータルでは悪くはない感じではありました。
 あとは相手チームの選手紹介をもっと棒読みにしてくれれば(爆)


 まぁ今回は
 主審のマユボンさんへのとばっちりまで与える
 ホーム側副審の体たらく
 があったので、あんまし気にはならないですよ・・・(汗)
 


post by しゅ~ちょ~

22:32

コンサ コメント(6)

3人目以降

2010年11月21日

J2第35節

LE  1-0  人


結果負けですが、今回の試合は前節や前々節の試合と比べれば
個人的には良い中身だったかとは思います(最初の20分程を除く) 
パス1つ取っても、成功失敗の前に存在しているべき
『意図』を感じたり出来る場面も普通にありましたし。

で、結果として点が取れなかった事やパスのミスが目立ったりした事で
完封負けとなったんですが、主だった理由として感じたのは

2メンゲーム主体のオフェンス

コレですね。
こういったのはカール・マローンとジョン・ストックトンに任しておけば良いのに・・・




言い換えれば
『3人目以降のオフェンス参加が少ない』
ワケですよ。
これこそが前政権時代の負の遺産のうちの1つなんですよね。
3人目以降になるべき選手が傍観者になっているパターンがこれだけ見られると、
本来通るべきパスですら通らなくなり
『パスミスが多い』と普通に感じ取られたりしますよ。

逆に言うと、2メンメインの形であれくらいのパスが通りさえすれば、
技術的のみで考えればそんなに下手クソではないんです。
より厳しい条件の中でパスをしているんですから。
(まぁ『上手い!』とも言いませんが・・・orz)
ここでうまくいかない主たる理由を
『純粋な技術』と捉えている選手がいたりするために、
どれだけそればかりを向上させようとしても
実際の効果がどうなるかが運任せ中心になってしまいますし、
それによってトバッチリを受けてしまう選手がいたりもするんです。
そんな厳しい形ばかりでパスをしなくても
もっと良い場面を作り出そうと考えてトライすればよい話なのに。

ウッチー,純平,芳賀あたりからはそういったトライが見えたりもしたんですが、
如何せん縦軸のセンターラインで
『この3人が全てサポートの立場』
というのがそもそもあんまり見られないから、
彼らからオプションを追加する事は難しかったでしょうね。
だから例えば純平があのような迷路に迷い込んだようなコメントをするのもうなずけます。
三上はボールを受ける立場の時は良いんですが、
ボールを持っている立場の時にはイヤハヤでした・・・




監督がヒントを出したりもしているのに(それも繰り返しで)、選手自らの立場で
自発的に考えていけなければ、選手としてはそれまでかと思います。
前政権時のような『言われた事をやるのみ』なのも形としてはあるんでしょうが、
それだと山の頂がエレベータークラブ多くが凡選手のレベルにしかならないのは
経験しているハズ。
(個人的にはエレベータークラブの例えで名が出てくるような状態はゴメンです)
コレが変わっていかなければ、誰が監督したって変わっていきはしませんよ。

まぁ今回の事を始めとする負の遺産を体感しちゃっている選手から
それらを払拭する(頭の中のメインから引き摺り下ろす)のは、
たかだか2年やそこらでは難しい話でもあるので、
自分は現状『待ちます』の立場。
もしクラブに湯水のように金があれば考えも多少は変わったりするかも知れませんけどね・・・



とりあえずは
『一部選手の脳内改革』もしくは『それにとって代わる選手』でも望みますか。
(後者はスグにはムリだな・・・orz)
何よりも主としてサッカー経験者ではない立場のオフェンスコーディネーターを
指導者と選手の間に存在させる事なんかが道としては近い感じがします。


post by しゅ~ちょ~

18:44

コンサ コメント(8)

どっちもどっちだからドローに不思議さナシ

2010年11月14日

J2第34節

ケーズデンキ  1ー1  人


まぁ点が入った上でのドローは可能性が低い方になるのか・・・






前節と全く変わらないサッカーをしていたワケだから、もうこれは
『点が入るかどうかの運任せ』
『高原が良いを飛び越えて神になるかどうかの運任せ』
の違いですね。
監督が何をしたとしても、肝心の選手達が頭を使わなければ(notヘディング)
誰が指導したって変わりゃあしません。

その中で唯一可能性のある部分が選手起用。
そしてココも変わらなかったワケですから、監督に対して『?』となる所も
モチロンあって然りでしょう。
個人的な理由としては、決して交代枠をフルに使わなかったからではなく
適材適所に欠けている印象だったから。
前節と全く同じ。




三上を下げずに西嶋or征也を下げるだけで全然変わってきますし、
征也を残すならばSBにしておいた方がマシだったかと。
ホラ、ちょうど毛獣王保崎(ポンデライオン)と一戦交えそうだったのもありますから(爆)
また彼は相手ゴール前においてもワンパターン満載なので、
あれだけ入らないんです。
身近な所にスナマコ等がいながら未だにアレなのはやはりガッカリ。

また西嶋を残すならばFWにして、その衛星にウッチーと純平をつける形の方が
可能性が高かっただろうと思っています。


何にせよ思考放棄な現状は変わらないワケでして。
という事で、今チームに最も必要と感じるのはオフェンスコーディネーターですね。
アメリカから誰か呼べればいいのになぁ~、と妄想。
(MLB以外であれば)
オフェンスの理詰めに関して限定ではヨーロッパ人や南米人よりも長けていると思います。
まるで電話帳かのようなプレイブックでも与えられれば
根本的な考えだって変わるかもしれません。






まぁこれだけタメ息要素ばかりながら、相手様も相手様だったので
黒星ではないといった所でしょうか。

ところで相手様、来年の監督はあの方なんですね。
個人的には可もなく不可もなくといった印象。
ウチのサポにはあの方に拒否反応が強い方が多いみたいですが、
自分なんかは全くそんな事は無く、それよりも
悪くない監督からチームを引き継ぐのは3度目の監督就任で初めてですから、
『負の遺産が背中に引っかかったまま』のスタートではなく、
その意味では注目な感じでしょうか。

あの年のコンサは別な方が指揮を執っていても上に残っていた可能性なんて
そんなに高くはなかったですし、
拒否反応を示すために単に『理由』を作りたかっただけなんでしょう。
根元から嫌っている方は。
往年のネ申の基礎を作ったのはあの方だという事を知っている人は
果たしてどれだけいるのだろうか。


あっ、話が脱線しすぎた・・・orz


post by しゅ~ちょ~

23:50

コンサ コメント(4)

高原はこれから『牛肉さん』と呼ばれるのだろうか

2010年11月08日

J2第33節

人  1-0  Fe富士


夕方の試合なのにまるでAir-G'を聞きながらの朝の時間のような空気の中、
(だから試合終わって外に出て暗いとやはり不思議な感じ)
まぁ勝ち点3だったのは良いとして。
書かれている方が多い通りに、中身としてはとても手放しで喜べるようなモノでは・・・

それでも
来年もお世話になる可能性がナカナカにある相手に勝っておく事
は、今後の事を考えると意義自体はあるでしょう。

01年近辺で脅威として感じていたのは、千葉(当時市原)に対してではなく
崔龍洙に対してだったのね・・・と改めて思った次第で。
当時のコンビの相方な村井も目立っていたと感じませんでしたし。
(出場時間が短かったのもあって)
また、山口を途中で引っ込めたアチラの采配にはホント助けられましたね。
ミドル1つとっても終盤の脅威は大いに減りましたし。
あと、10番さんは現状で(当時からの言葉で言えば)
姉崎マラドーナ状態
になっているのだろうか?
個人的には頭からずっと出ていた方が多分怖かったです。




相手のことはまぁ置いといて・・・

コチラについては書かれているのをあんまり見ないんだけど、
西嶋が出ている事(しかもフルで)に対して
果たしておかしいとは思わないのだろうか?

開始早々に相手のプレスに対して正直プレイで、簡単にそのチャージの餌食になったり
前掛かりになったタイミングで横に流れたボールを華麗にスルーしたり
DF時に吉弘のバックアップのポジションにて何故か吉弘と同じ動きをしていたり
(まるで吉弘を後ろから見ていてマネしているかのように)
股抜きも華麗にされたり
前掛かりでボールを奪われた時、相手のポストマンに対して無駄な距離を取ってたり
(だからその後相手に繋がれやすい)

などとネガティブ要素が盛り沢山。


相変わらず征也が『相手がいる』事を考えてプレイしていなかったり
カズゥがボールを引き込みながらのトラップしかしようとしなかったり
ウッチーから『責任を1人で背負い込み過ぎなプレイ』をプンプンに感じたり
とかあったりもしますが、個人的に『アリエネェ』と感じたのはもう西嶋がダントツ。
今は当然ながら普通に落ち着いていますが、現場ではある意味殺意さえ抱いた程。

もしココにハナから違う選手が出ていれば、
3-0くらいの可能性だって普通にあったかと思います。
まぁ実際にそこまで点が入っていなくとも、
高原があそこまで活躍の場を見せる必要も無かっただろう、と感じます。
もし高原に牛肉一年分をGETさせるためにああいうプレイをしていたのならば
違った意味でネ申になるのでしょうが。




高原を除いて考えると、
今回はもう『左サイド側の頑張り』に尽きるかと思います。
中での動きが多かった純平も
左サイドの選手と絡んだ方が充実していたのではないでしょうか。
しゅんぴーも左足でボールを蹴る事を前提にキープするクセを除けば
すごく生きていたと思いますし。
中盤も中央でのプレイをより絡めていたのは左の三上の方だったかと。
成功・失敗は置いといて、多分ウッチーと絡む機会が
彼は多かったと思います。
(あのワンツーがうまくいっていれば・・・というパターンもありましたね)
途中からのスナマコもうまく馴染んでいましたし。
あのクロスはそこまでの流れとともに脱帽です。

あとCBがボール奪取とともに上がった時に、
芳賀がしっかりとしたポジショニングが取れていたのはヤッパリ嬉しい中身。
あれがあると、相手ゴール前の枚数がうまく増える形が出来ますし。
この先絶対に必要になっていく中身かと思います。

そして宮澤はFWでも中盤の低い位置でもなく、フリーマンのような形でやれれば、
今回のこういったゴールも決してご褒美なんて事にはならないでしょう。
前節だってハズしはしましたが、あの決定機に
サクッとあのポジションにいたワケですし。
相手にとって『なぜあのポジションに・・・orz』と思わせるような形が
宮澤にとっては今はベストかと感じます。




相手に試合を支配される時間帯が多くなったりするのは、
精神的な優位性を持たない事とやはりオフェンスに一捻りがない事でしょうか。
例えばただ闇雲に相手に対して寄せようとするのではなく、トラップを作ったりして
『ホラホラこの形だとソコからボールを出すのはココからになるゾ』
といったような寄せで一度でもボールを奪ったりすると、
それ以降は相手に対して精神的に優位に立てる可能性が出てきたりもします。
また、やはりオフェンスに一捻りを加えることによって
ボールを支配できる時間が純粋に長くなったりもします。
そうなれば必然的にディフェンスに追われる時間だって減ります。

これらは頭の使いよう次第。
この使い方が基本として欠けている・もしくは出せない選手がいたりするから
支配されるような結果になっちゃうんです。
コレはもう今に始まった事ではないですし、
また容易に解消するような状況でもないでしょうから、
まぁ驚きはしないんですが・・・orz




とりあえず、勝ち点3で結果メインな方々が及第点を与えていて、
そして個人的には今回の試合の内容を、試合をする側も指揮する側も
次以降の試合に活かしていってくれれば(無駄にしなければ)良いんだけど・・・
といった流れになればこういった試合の意味もあるかとは思っています。
でも今の西嶋ならば自分なんかはもう試合では見たくはありません


post by しゅ~ちょ~

01:10

コンサ コメント(7)