2010年04月30日
J2第9節 はくばく 4ー1 白い恋人 常に一本道の考えで試合をしていたらうまくいかないのは当たり前。 たとえ世界レベルの技術を持っていても試合に勝つ確率なんてごく僅か。 果たしてその事を選手達が全体で理解できるまでどれだけの時間が掛かるでしょうか。 それがある程度叶うまでは、今回のような試合は当たり前のように 見ることとなるでしょう。 それでも自分なんかは普通に『今は耐える事も良し』と考えもしますが、 このくらい点を取られると耐えられなくなるような方々も 結構いるのは間違いないでしょうね。
たぶん多くの方が『ディフェンス崩壊』のような表現になるのでしょうが、
このアホゥなんかはそういう事はちっとも思っておりません。
この場では繰り返していますが、
問題はオフェンス
ハッキリ言ってこれに尽きるかと。
そして『パスがミスばかりで』というような話については
今時点であまり意味が無いだろう事も加えて。
今回の試合でより顕著に出ていた事として、 オフェンスの方法がまるで数式のように 『答えが決まった1つ』 なんていうような流れになっている といった事が考えられます。 相手のディフェンスが最もラクな展開になるパターンです。 他に気になる事としては、 味方のボールマンに対してみんながみんな距離を置こうとする事。 こればっかりだと逆にボールマンが実行できる選択肢は減ってしまいます。 こういったような話について解決していかなければ、相手の守備を惑わしたり 相手の守備に対してムダに多く考えさせる事は不可能でしょう。 そしてもう一つ大事な事として、この辺りについては 監督やコーチの言われるがままだとなかなか解決しない 事が考えられます。 『相手を崩しきるためには・・・』という話において 指導者の方から与えるのはあくまで【キッカケ】の部分であって、 それ以降は選手が主導となって一つ一つ解決していかなければ、 いつまで経っても身につくことは無いかと思います。 その時の指導者はあくまでもサポートの立場でなければ・・・ もしかすると今の指導者の皆さんは、 この事と『いいから今結果を出せ!』というような外野の声との ギャップでもがいているのかも知れません。 個人的には、このギャップが決して ”シマンテックギャップ”にならないように と祈る事が何より頭の中に出てきます。 P.S. 自分なんかは意外と今の状況を楽しんでいるのかも(爆) まぁチーム全体として考えれば、例えば 少なくとも2年前や3年前よりも楽しんでいますね。 別に一朝一夕に出来るような事をやっているワケではないですし、 目先の結果ばかり求めるよりは何万倍も意義を感じますので。
2010年04月26日
J2第8節 白い恋人 1ー2 ケーズデンキ こちらがまんまとハマった相手様のタクティクスによって負けた試合。 木山さんのコメントが分かりやすいですね。
もちろんしないというのが良いのですが、
人間が試合をやっている以上こういった失点をする事について
頭の中にデフォとして入っているつもりです、自分なんかは。
別にディフェンスをトータルで考えて話にならなかったワケではないですし。
ほっちゃんも良い意味で驚きでしたし、今回は社長がホント素晴らしかった。
ディフェンスラインをもう少し上げても・・・というのもないワケではないですが、
これについてはDFというよりも今回で言えば芳賀の位置の選手次第で
変える事は可能かと感じます。
失点の形自体の要因だって全くもって難しい中身ではないので、例えば
考えれば考える程に『何でだ?』と迷宮入りしてしまう
ようなものと比べれば短い時間で対策することは可能でしょう。
まぁ実際にウチの選手が短い時間でできるかどうかはワカリマセンが・・・orz
(ソレばかりで頭でっかちになられたら困りますので・・・というのを付け加えて)
それよりも、やはりオフェンスに難アリですね。
DFやGKの選手の中にはブチ切れになる選手がいてもおかしくはない位に。
最も難アリなのはやはり考え方。
コレがないと技術なんて単なる持ち腐れ。
監督はよく『もっとサイドを使って攻めよう』という感じの話をしますが、 どうやら選手達はそれを 『とにかく常に攻めはサイドからだ』 と間違って解釈しているようですね。 サイド:中央=100:0 というような感じで。 でなければあんな試合の流れにはならないでしょう。 コレがフルタイムで続いたワケで・・・orz 5~6人の相手DFがいる中で近藤と宮澤の2人で点を獲って来いというのは 現状あまりにも無理難題でしょうし、仮に出来たとしてもそれは 例えばエメルソン1人で攻撃し切ったとかいうような 以前からのウチの主たる問題である特定選手依存でしかありません。 それを克服する為のヤンツー時代じゃなかったのか? と自分なんかは思っているのですが。 当の近藤や宮澤にとっては、 これだけの人数差があると自分らがボールを持って攻め込むだけではなく、 それを布石として自らがスペースを作り出す為の要員となる なんて考える事もするでしょうし、 今回実際にそれが出来ていたりもしました。 例えばこんな感じとか(あくまで一例) 『コレによってできる可能性のあるオイシイ場所を使ってくれる選手がいてくれ!』 と彼らにしてみれば考えるワケですよ。 まぁサッカーやバスケなどでいえば基本ですよね。 ミドルシュートと並んで 木山さんが最もケアしていた部分がココであったのはまぁ当然の流れで。 それでも試合中にこういったような形もあったりはしたんです。 しかし・・・ 如何せんこのオイシイ場所を使う選手が誰もいない という有様で。 あったとすればボール保持中の岡本ヤスくんがドリブルで、といった位。 これだと近藤と宮澤は何も出来なくなってしまいます。 (だから試合後に宮澤に対して野次っている意味がワカラナイ) そうなると、 『あとはサイドからアバウトなクロスしか入ってきませんから』 という流れに実際になってしまいますよね。 というか今のウチでそうならない方が逆にオカシイかと。 自分が木山さんの立場だったとしてもおんなじ事を考えます。 相手DFからするともうこれは楽ですよ。 クロスに対して競り負けなければ良いんですし、例え競り負けたとしても ゴール前に詰めているオフェンスの人数がほとんどいないので、 それを押し込まれる心配がほぼないですから。 これだと、いくら見た目で試合の支配が出来ていたとしても 今回のような流れでこういった結果になってしまう確率が グンと高くなってしまうのは避けられないもので。
という事で・・・
今のウチには”サイド”ハーフは必要無いかと思います。
(”サイドも使える”ハーフならばムチャクチャ必要ですが・・・)
簡単にサイドに流れるような選手は試合に出ない方がよろしいかと。
問題の元凶が2列目である事を再確認するような試合でしたね。
まぁ岡本ヤスくんに対しては普通に可能性を感じたので、
彼とウッチーの2人を出して、中央とサイドの比率を7:3くらいで
イメージさせてあげると良い意味で変わるかもしれません。
2010年04月11日
J2第6節 白い恋人 1-1 HITACHI とりあえず6節目にして、ホームサポ,アウェイサポの両方に (全部参戦の方や逆に欠ける場合もありますが) 【完封勝ち】・【0-3負け】・【1-1ドロー】 の試合を全て披露した次第で。 まぁ何というムダの無い平等さ(爆)
結果としては、カズゥのゴールでは宮澤にも拍手ですし、 失点に関しては仕方が無いでしょう、アレは。 一生懸命止めに行った結果ですし。 (ゴル裏側からの視点だとえらくエグイ軌道になっちゃってました)
自分なんかはとりあえず 『試合を支配するためのアプローチとして何をやったか?』 に関する部分に対するメッセージとして 展開力 コレを感じ取りました。 カズゥが出ていましたから。 そして、カズゥがその期待に答えるものを見せていたとは思います。 (しかし、彼についてはオフザボールの時にジョギング程度でいいから 常に動いているような形が欲しいですね) そして、これまでと比べて征也の出来が良かったので、 こういった時に、征也の外側ないし内側を別の選手が回り込むような機会を 増やせられればもっと征也が活きてくるかと思います。 そういった意味では古田あたりは個人的にチョイト不満。 それでもまぁその事が些細な事に感じてしまいそうな位に 西嶋の出来の悪さが際立っていましたよ。 orz 社長がCBをやっている現状、補強でもない限り あのポジションにおける代わりの選手がいないだろう事も考えられはしますが、 DFの選手ではない西嶋をあの位置で使うのは心臓に良くないです。 社長がサイドにまで来てディフェンスをする機会が何度も見られるのは 問題としてもっとクローズアップした方が・・・ また、オフェンスにおいて 最高のチェンジサイドのボールを彼がアッサリと失ったその時、 サポ仲間は思わず舌を噛んでしまったそうです。 自分はまるでヒザカックンをもらったかの如く崩れ落ちましたよ。 まぁその場面だけではないですけど。 『たら・れば』にはなってしまいますが、 西嶋の所を最初から、もしくは前半の早い段階で代えることができれば、 追加点の可能性も上がったかと思います。 という事で、誰でもいいから早いトコCB復帰カモ~~~ン(切実) 宮澤については、今回の位置だと逆に基本ポジションが高すぎかと。 それはボールの失い方を見ればわかりやすいでしょう。 ベストかと思うのは、 『これまでの試合での位置』と『今回の試合での位置』との中間あたり になりますか。
ステップとしてのアプローチは感じましたし、選手の頑張りも同様に感じたので、 今回の試合はトータルだと決して悪い試合ではない、と思っています。 その中で、全体の問題として感じた事は 『ボールをトラップした場合に複数の選択肢を作ろうとしていない』 という事。 あっても1つ、そして相手からも想像しやすい選択なんですよね。 だからボールを奪われやすい。 相手からすると思いっきりチェイス&アタックができるでしょうし。 コッチからすると、それがイヤなら 例えばダイレクトプレイを多様したりなど、効果云々はともかく 対応できる事はあるかと思います。 しかし、それが見えないんですよね。 個人的には、なかなかボール支配が出来ないメインの理由として こういった事を妄想しております。 こういった事を実行できる時間が増えれば 試合の支配に関しても変わってくる可能性が大いにあるかと思います。
あとは、他に感じた事を箇条書き ・ナオキはやはり限界モードに近かったのかな? ・そういった意味では次節のBYEは大きい ・自分の左隣に陣取っていらした方、気持ちがスゴク出ていました ・『負けてられねぇ!』と思った自分、年不相応のハッスルを志す ・しかし無理『だけ』はするモンじゃないですね・・・orz ・『日テレスポーツテーマ』はもう流れないのかなぁ、柏さんは。 ・それとももしかすると流れていたのかな? ・こういうときに限って選手が同じようなタイミングで練習開始だし ・デルリス追悼メッセージ、書くことが出来ました ・デルリスのチャントも歌えました、ヨカッタ・今回の試合と次の試合、逆だったらなぁ・・・と思ったのは内緒です
2010年04月05日
J2第5節 REALWORLD 3-0 白い恋人 そりゃあね、インチキでもサポであればこういった負けに対して 悔しかったりするワケですよ。 しかし、結果に関する不思議さや驚きは全くもってありません。 やっている事が変わっていないですからね。 まぁ気持ち的に 『監督があ~だこ~だ言われても仕方がない』部分と 『辛抱強く使っても、その意味を汲み取らない選手の存在に対して監督に同情』 な部分と両方存在したりなんかします。 個人的に確実に言える事として、まず こういった状況だからこそ逆に応援し甲斐がある という事。 『勝つから,強いから応援する』 なんてアホみたいな考え、自分なんかはひとっつもありません。 いずれコレが世間の当たり前の考えになって欲しいんですが・・・ 果たして現状で根底の文化そのものがない日本が変わるのは いつになるのだろうか。 もう1つは 『CB4枚がケガ』というチームはあんまり聞いた事がないかな という事。 ナオキのケガは、今回の試合結果(勝ち負け関係なく)よりも チームに対するウェイトが大きい(泣) 出来るだけ大ケガではなかった、なんて事を今現在では祈っております。
中身としては、変わっていないというワケで 細かく話すことは大したありません。 そして個人的に特効薬になり得ると考えるのは、やはり 『征也を外す』もしくは『征也を使うならSB』 になります。 もちろん必ずしもソコが主原因といったら言い過ぎなのかもしれませんが、 例えば宮澤あたりに不満の中心(あくまで中心)を持っていったりする限り チームの前進はないかなぁ、と。 お金をいっぱい持っていて、凄すぎる選手をドカンと獲れるのであれば 話が変わってくる所もあるのでしょうが。 (ドゥンガのような選手とかね) まぁもし獲れたとしても、今の形だと大きく疲弊してしまうでしょうし、 自分なんかとしては、金のチカラをメインにして 解決して欲しい話ではないと思っています。 また、これまで何度も見てきた スゲェ選手が1人いて、ソイツが試合を決める!といったような 『1人試合支配』なんてのもこの先見たくありません。
今最も必要かと思われる考えとしてですが、 SBにどのような仕事をさせるか これがダントツで頭の中に出てきます。 オーソドックスに『サイドでのお仕事!』と考えれば 上記のような征也の扱いが必要になってくるでしょう。 逆に『征也については全く問題ナシ!』と考えるならば、 (シュートがどうこうは置いといて) SBに求められる事として、本職のDFの他に 『センターハーフでの試合支配』 『DFラインの統率』 といったような中身が含まれてきたりします。 サイド前方に主な仕事場はないですし。 果たしてどっちが必要か? と考えると、 シンプルに前者とした方がいいのでは? といった感想です。 なぜなら、コンサには今の時点で後者の条件を満たすことの出来る 素晴らしい選手は在籍していませんから。
SBの役割がしっかりすると、あとは2列目。 FWの2人に対するサテライト感をもっと強くする事も出来るかと思います。 そうなればセンターからのボールの出し所に困る割合も減るでしょうから、 見た目に感じる孤立感だけでも相当変わってくるかと思います。 個人的には岡本ヤス君とウッチーでの2列目が最も見てみたいですよ。 (調子云々はともかく)
まぁ一番良いのは、これまで言っている通りに
征也自身が変わること
ではあるんですけどね。
監督の使い方の変化 or 本人の変化
この先このどちらもなければ、今回のような試合内容が
しばらくは続くであろうと予想しています。
次の試合では、変えざるを得ない部分はともかく、
『試合を支配するためのアプローチとして何をやったか?』
といったような部分を改めて注視しようかと思います。
P.S.
決定的な場面については、『数少ない中で決めないと』というのがあれば
なかなか決められない事も普通に考えられます。
人間がプレイしているんですから。
コレを解決するためには
『少しでもこういった場面の数自体を増やす』
しかないでしょう。
シュート練習ばっかりしてりゃいいってモンでもないかと。
とりあえずしっかり考えてプレイできるようになれば、大チャンスの数だって
増えてくるでしょうし、決定率もかわってくるだろうと思います。
プロフィール
:しゅ~ちょ~ ゴル裏サルト中は常にヒザ痛と格闘しながらのインチキサポーター。 ココの所喉の調子が良くない札幌人。 最近新しいゲーフラを思案中。 (スグにはできないだろうが…) 捨てハンにつきましては、この場では好ましくない事は確かです。 なぜなら、管理人のコメント人識別能力が低いから (´・ω・`)
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