飼い主がいない

2012年05月21日

ナビスコカップ予選グループB組第4節

NTT docomo  1-1  人




J1第12節

LIXIL  7-0  人




とりあえずは、この期間の練習場所を提供して下さった『さいたま市内』の方々に
お金をいくら分捕られたかはワカリマセンが感謝でございます。
そしてすごい結果で恩返し


水曜日の試合、脳ミソを使っていたスナマコの存在でウマイ事追いつきはしましたが、
大多数の選手があまり脳ミソを使えていなかった中での土曜日。
(加えてホスンのケガ)

別に『こんな結果、ウチにとって前代未聞だっ!』とかいう話でもないですし、
 ・水曜日の時点で容易に見て取れた思考停止の部分の改善ナシ
 ・ジェイドの3ポカ(水曜日の失点時にも1ポカ)
などのような中身があれば、不思議さはないです。
加えて4点目以降はもう惰性みたいなモンでしたから。


ケガ人の多さも手伝って試行錯誤が続いていますが、結論として
3枚の形でセンターにジェイドというのは難しい・・・という風になっちゃいました。
あの形・あの位置であれだけ信頼関係が築けていないと、
悪戯に失点を重ねる事に対しても納得してしまいます。
そりゃあ感情的には納得したかぁないんだけど
そして同じポカであってもより致命傷に・・・

1失点目のマークのボカしはともかく、
 ・2失点目の手出し(自分に対するカバーリングを考えればあんなに簡単に出ない)
 ・3失点目のカバーリングミス(自分が体を投げ出すか別の選手に投げ出しを指示するか)
を見ると、信頼関係が築けていないのがハッキリとorz




コレはもうウチの伝統みたいになっちゃっているけど、応援している側からすると
『ヲイ!、意図的にやってるだろ!』と言いたくもなっちゃうくらいに
ワンワンタイプの選手だらけ
な品揃えなんですよね。

フィールドの中に飼い主がいないと、そりゃあワンワンはみんな時間の経過と共に
野良犬と化しちゃいますよ。


飼い主さん1つとっても何種類かの分類はあるでしょうが、それが何であれ
結果や試合内容が伴うチームって
こういった飼い主さんの存在がちゃんとあります。
しかも人数として2~3人、そしてお互いの信頼関係が必要です。
究極の形をフルで絶対的に続けられるのならば話は変わってきますが、
人間がやっている以上それは『有り得ない』と断言できるので、
やはり飼い主がある程度はいなければ。




こういった前提がなければ、チームとしてプレイする以上
どんな人が指揮を取ったって、こういった事があったりするのに
不思議さはないんです。

飼い主タイプってフットボール技術のウマイ・ヘタに関係なく、
元々の性格や徹する意識の占める割合が断然多いというのがあります。
(まぁコレはフットボールに限らず)
だから今回のジェイドに対しても同情部分だってあったりしますよ。

コレは実際に選手を揃える方の役割がメイン。
ですから、今の強化担当に対して多くの皆さんが思っている程までの
評価の高さにはなっていないんです、個人的には。

というワケで、監督を擁護するならばこの部分。
(だって『この人だっ!』といった飼い主タイプの選手が見当たりませんし)
でも『なんで?』といった采配が見られたりするのもまた事実。

判断が難しい・・・
本人も言っている通り、本来
『コーチor下部組織』
が最も向いているとは自分なんかも思うんだけれども。




あとそれから変わらず特徴的なのが、無駄なトラップの多さ。
コレって判断の遅さの証拠になっちゃいます。
データとして1試合通しての総トラップ数とかいうのがあるのかはワカリマセンが、
そういったモノをMyボールの時間で割れば、多分
ウチが最も大きな数字になるんじゃないでしょうか。

まぁそれを笑い飛ばせるだけの鬼キープとか、例えばフットボールに
バスケットボールのような得点の入り方の前提でもあればいいんですが、
足メインでプレイをしているワケですから、なかなか簡単にはいきません。
(バスケットボールですら無駄キープからのスティールされ・・・はよくある)
また当然ながら確実さが必要な場面だって普通にありますから、
トラップ自体に悪が存在するワケでもないんですよね。

問題なのは、
確実にやろうとして『ばかり』で結果失敗して『ばかり』
になっている事。
コレだとプレイに対しての説得力がなくなってしまいます。
こういった選手がチラホラと見られるんです。
ココも何とかしないと得点が増えません・・・


染みこんだもの(例えばクセ)などもあってなかなか対策が難しい話でもありますが、
『出来る事から・・・』と考えた時に頭に浮かぶのは

チャレンジして失敗する事に対しての周囲の包容力を
今よりも少しでも高めていって欲しい・・・という事かな。

後はよく練習で見られる通称『鳥カゴ』。
アレを
ピッチ全体の範囲+11人vs11人+トラップ禁止
で出来ればなぁ。


まぁ凡人が考えればこんなモノくらいですが(爆)




とにかく、終わったモンはもう戻ってきません。
(また問題の根底はコンサに限定しないもっと別の部分にあったりもするので尚更)

後々になって
『昔はこんなボロ負けも見られたりしたんだよ』
とネタの1つにでも出来るように前向いていきましょ。
逆にこういうチームの方が応援し甲斐があるワ!!
なんて強がりなんかをいってみる


post by しゅ~ちょ~

00:20

コンサ コメント(5)

この記事に対するコメント一覧

フラッ太

Re:飼い主がいない

2012-05-21 01:07

 もしサッカーに(バレーやバスケのように)タイムアウトがあったなら・・・  こんなテーマでエントリーをしようと思ったことがあります。  (思っただけで書いてないけど) >加えて4点目以降はもう惰性みたいなモンでしたから。  緊張の糸が切れていたというのは本山のゴールでシロート目にも丸わかり。約束事がまるで通じず「何をすればいいんだ・・・」と選手たちは為す術がなかった。迷走ってのはああいうことを言うんだ、と。常に試合が動く中でアドリブで再構築を求めるのは酷というもの。  飼い主に近いタイプは強いて挙げるなら宮澤あたりですかね?河合に担ってほしいんですけど、「後ろは任せた、あと頼む!」っていう感じがするし(その意味では気が利く宮澤の離脱も痛い)。将来的には奈良&クッシーに柱になってもらいたいけど・・・。ウチにゃデュオやゴトビ・・・じゃなかった五飛ばっかりでカトルがいねぇってのは肯けます。  鹿島の2トップ対策で3バックにするというのはまあいいとして、  最後方にノースを持ってこざるを得ない苦しさが何とも・・・。  名塚がいたころが懐かしいです(泣)。    

SB住人

Re:飼い主がいない

2012-05-21 03:54

ディエゴとフランサがすべての面倒を引き受けていたのが 柏での石崎サカーですから

hiropiano

Re:飼い主がいない

2012-05-21 12:55

大宮戦で私の後ろにいたサポさんが、白い犬がいっぱいいるように見えると言っていたのを思い出しました…。 しょうたは確かにチョコチョコ動くから子犬っぽいなぁと。 でも、前しゅんは猫系ですよね。前しゅん同点ゴールを目の前で見て、一気に大好きになっちゃいましたよ(*´艸`) しゅんぴ~うちわの片面は前しゅんで俊介うちわにしよう計画浮上です☆ 今更ですけど、さくらチームに帰った山ちゃんを、戻ってこいって言えないですかね。。。 あっちで試合出られてないみたいですし。 間違いなく、DF犬の飼い主になってくれるかと思いますが。。。 まぁ、今いるメンバーで頑張るというか、この際、楽しんでサッカーして欲しいです。

まさひろ

Re:飼い主がいない

2012-05-21 18:00

1週間ぶりですね。 DFの飼い主といえば、ブルーノクアドロスを思い出します。高さはあるけど、スピードもポジショニングもよくない曽田と組んで、DFを安定させていたというイメージがあります。 鹿島戦を見た後、以前しゅ~ちょ~さんが書かれていたオフェンシブコーディネータのようなことを考えました。 3バック・4バックや1トップ・2トップといったシステムのことはよく話に出ると思うのですが、鹿島の本山のゴールのような、流動的な動きの練習の話は、少ない気がしています。選手の配置が決まれば、その選手でどんな相手の崩し方があるのか、スペースを作ったりDFを迷わせたりする動きなどのオフザボールの動きの練習が、コンサドーレには足りない気がします。そういうプレイの選択は能力の高い選手には、プロになる時点であるのかもしれませんが、コンサドーレの選手には足りないと思います。コンサドーレのカウンターが成立しやすいのは、1人までで、それ以上になると、ペナルティーエリアの前で減速するのが、物足りないです。 フィジカルを高め、基本的なボールタッチの技術を高めることが多い、石崎監督は、書かれている通り「コーチor下部組織」が向いているのだと思います。フィジカルやボールタッチの技術は絶対必要だとも思います。 少し話がとびます。 野球よりも練習で怪我をすることが多いサッカーでも、このけが人の多さの現実は異常だと思います。どこかにミスがあるはずです。フィジカルやボールタッチの技術は時間を多くさいて特訓すれば比例して高まるものではないと思います。現在の選手の能力を把握し、守備や攻撃の戦術を座学を含めてもっとやるべきだと感じました。それには、当然監督一人の指導力では不足だと思いますし、コーチ陣の力や連携も大切だと思います。 しゅ~ちょ~さんのブログで読んできたことを、鹿島戦後に思い出してみた感じです。 体調に気を付けて、次は厚別ですね。いざ、厚別へ!

しゅ~ちょ~

Re:飼い主がいない

2012-05-21 20:27

>フラッ太さん どーもでございます。 (´∀`)/ う~ん、タイムアウトですか・・・ ドッチが良い悪いではないですからいやはや何ともですねぇ。 まぁ確実なのは、タイムアウトがないフットボールとしてはその分 選手自身に掛かる比重が大きくはなりますね。 (伝達能力も含めて) 飼い主としましては、ワンワンを扱う能力そのものもそうなんですが 複数の飼い主のコンビネーションを縦のラインで作れると 格段に対応能力が上がります。 (野々村さんと名塚コーチが良い例ですね+あの当時はアウミールも) だから今回の3枚みたいな形であれば、今のコンサならば 芳賀のフル出場が絶対条件になってくるかと。 そうであればフラッ太さんの仰る2人を縦に配置して・・・みたいになって 野良犬の徘徊は減るかもしれませんね。 宮澤に関してはもっと口数を増やす必要があるでしょうけど。 今回のメンツであれば、個人的には櫛引を中央に持ってきて欲しかったです。 たとえ同じような結果になったとしても。 >SB住人さん コメントありがとうございます。 m(_ _)m まぁでもフロントが 『そういう流れが強くなったとしてもとりあえずは構わない』 となっていたからその2選手を実際に獲得したのでは? その時点で現場の話だって頭の中に入れながらの対等通信に捉えられもしますよね。 あとその話しっぷりだと特に大谷(今のキャプテン)あたりに対しての 大きな失礼にしかなりませんよ。 >hiropianoさん どーもでございます。 (´∀`)/  >白い犬がいっぱいいるように見えると言っていた あら、そんな事を言っている方がいたんですか。 もしかして白戸家のワンワンのようなタイプかなぁ(笑) 山下ですか・・・ 個人的にはアッチで普通にベスメンに入ってでもいない限り 戻ってきて欲しくはないです。 ああいった形で一度出て行ったワケですから(しかも完全の形で)、 『試合に出るため』を理由にして戻られても・・・ というか多分本人がそういう行動はしないでしょう。 『今いるメンバーで頑張る』という話の方が自分なんかは賛成です。 (´∀`) >まさひろさん どーもでございます。 (´∀`)/ ブルーノクアドロス、大好きでした。 あの当時、カウエと共にJ1のシーズンなのに契約更新ナシと知った時は フロントを相当恨んだ事を思い出します。 『ブルーノクアドロスなしでDF再構築とかアホ以外の何者でもないでしょう』 とこの部分に関しては監督さんに同情しました。 また結局クライ㌧も来たワケですから、もしカウエがいろいろとクライ㌧から学べれば カウエ自身だって相当化けたハズ。 ウチに限った話ではないんですが、 『常に周りを見渡す』 事をあまりしない選手が最近多いです。 以前の方がまだマシだったかも・・・なんて思っちゃうくらいに。 まぁ中田ヒデという生きた見本がいたのもありますけど。 中田はホントにスゴかった。 前や後,近い遠い関係なく見渡してイメージしていましたから。 そして技術的な練習についても必ずイメージや展開の前提があって。 (漠然とした『うまくなりたい』を完全否定) フットボールが1on1の競技にでもならない限り、この説得力が下がる事はないですよね。 以前書いたオフェンシブコーディネータですが、 中田のような選手がいない事に対する補完の意味合いも大きいです。 『代わりにやる』みたいな。 アメフトだとそもそも全体を1人で把握する事など不可能に近いので、 当たり前のようにオフェンスにもディフェンスにもコーディネータが存在します。 フットボールもアメフトとまではいかないかもですが、以前と比べて 競技の複雑性は確実に上がっているかと思います。 昔の試合で大差がついたりした場合には、純粋な技術も理由の主要部分として 考えてもおかしくなかったでしょうが、今はそれよりも技術以外の要因が グンと大きくなっています。 まぁクライフの頃からその傾向は強くなっていったんでしょうけど。 あとケガについてですが、もちろん全てではないとはいえ 自分なんかは基本『これはもう運の世界』だと昔から思っていて、そして その考えは一度たりとも変わった事はありません。  ケガする時は何をしたってケガする。  その逆もまた真なり。   これだけです。 (これは病気についても同じ) 『常にケガをしないようにやる』という事は、その分だけ 全力プレイを放棄していると判断しています。 それでもその状態で相手に対して制圧できるのであれば それもアリと言えばアリかもしれません。 ですが例えればイチローとかを見ると、個人的にはアリとは思わないです。 それがアリならば彼もMLBのチャンピオンリングくらい既に持っているハズですから。 確かにケガはしない方が良いです。 しかし、それに対して現場が頭でっかちになっちゃうと、それはもう 悪循環の入口に足を突っ込んじゃう事になります。 この部分はフロントの役割。 『動物なんだからケガだってする』といった前提を踏まえて、その上で 保有人数のバランスを取れるかどうかというのも フロントの有能・無能の判断材料の1つになってきます。 これについては、『そんなに能力が高くはない』というのが コンサの歴代のフロント評(今に限らず)として個人的に見ています。 P.S. 液体が後ろからも発射される事がなければ、いざ厚別へ!(爆)

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