相応に上がっているテンションを押し殺して第46節プレビュー

2006年10月20日

 横浜FC戦は完敗だったようです。さすがに3-0はショックです。それでもチームにできることは目の前の試合を精一杯闘うしかないわけだし、我々も信じてスタジアムに足を運ぶしかできない。
 明日は久しぶりのドーム。寒さの心配もないし、持てる力を存分に発揮して欲しいと思います。注目ジョカトーレも何も、明日はピッチに立つ選手全員に注目して見たいですね、もちろんサンクスゲーム出場の諸氏も。


 さて、イベント目白押しとはいえ、あくまでメインは「J2第46節」。ここのところ攻撃陣に調子が出ません。単純に言ってしまえば「砂川の穴を埋め切れていない」。彼がトップ下の位置からいろんなところに顔を出すことで攻撃の全てが始まっていたと言っても言いすぎではないと思います。上里のプレーには何だか迷いみたいなものがあって、砂川の代わりを務め切れていない。
 しかしだからといって上里一人に責任があるというわけではありません。そもそもトップ下だからこう、サイドだからこう、というポジションのしばりから自由なのが今年の札幌のサッカーのハズ。中盤全体での流動性をもう一度しっかり意識して、明日は良いサッカーを見せてもらいたい。どうやら中盤の構成を変えてくるのではないかという観測が流れていますが、これが良い方向に作用してくれることを期待します。

 守備については、ボランチと最終ラインの距離が、これはシーズン当初からずっと気になっていたのですが、この問題がまたぞろ首をもたげてきました。西澤にはもう少しラインを高く保ってもらって、ボランチが高い位置からプレッシャーをかけられるように手助けをしてもらいたい。本人には「自分は足が遅い」という意識があって後ろのスペースが気になるのかも知れませんが、そこは加賀あたりが快足飛ばしてカバーしてくれるでしょう。


 なんにせよ、ハレの日に相応しい試合を期待します。We are SAPPORO!


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