第39節・札幌3-1水戸

2006年09月14日

 まあ危なげない試合だったと言ってあげても良いのではないかと思います。以下、雑感。

【「せこい」セットプレー】
 先制点を取った。このことが今日の試合の全てを決めたと思います。
 2分、水戸のファウルで得たFK。「開始直後なので大事に行くのではないか」と水戸の選手も観客の我々も思う時間帯、しかもペナルティエリア左、直接狙うにも誰かに合わせるににも良い位置からのリスタートをあのような形でモノにするとは…。何とも狡賢い(たまらんなこの響きw)先制点でした。今シーズンは敵陣でのリスタートを可能な限り早く、というのがチームの方針になっているのは開幕からはっきりしていたので、横浜FC戦(西谷のスローインから砂川)以来久々に得点に結びついて良かった。
 2点目はエリアギリギリの所でのファウルからPK。今日はSB・アウェイ側で見ていたのでちょうどエリアのラインの延長線上におりました。かなりきわどかったのですがPKです。それよりも右サイドのタッチライン際で受けたときのフッキのプレーが遠くてはっきり見えなかったのがとても残念です。素晴らしい受け方をしていたように見えたのですが…。
 その後前がかりになった水戸に少しペースを握られ、前半の終わり方は正直あまり良くありませんでした。後半も、3点目の展開はまさに求めていた形だったのですが、その後セカンドボールへの寄せと組み立てでのパスミスが多く、ペースを奪い返され失点。ここまではまあ許せるのですが、4点目が取れないまま終了したのはいただけません。決定機を外した相川は言うに及ばず、クロスに精度を欠いた芳賀、強引な仕掛けが多く消耗したフッキは反省してもらいたい。

【各選手の評価-ゲストの目線視点】
 今日は同伴者二名(古いサッカー仲間。ウチ一人は鹿サポにして普段の教材は姉崎でのジェフの練習)の選手評を。

  • 加賀。スピードがあって良いDFだ。早く買い取れ。
  • 関。サイドでの上下動に加え、逆サイドにボールがある時の待ち方が良い。
  • 大塚。良くボールが集まる。(けれど相変わらず緩い横パスを狙われている、というのは私の感想。)
  • 砂川。ただボールを待つだけでなくて良く動いている。キープ力があって良いコンダクターだ。

 「ボールが良く回って良いサッカーだ」というのが二人の共通見解です。「でもリスクが大きいサッカーしているよね」とも。半ば強引に誘ったので、楽しんでもらえて何よりでした。で、何でヒーローインタビュー、関だったの?


【今節の結果】[ ]は出場記録・()内は通算得点
  • 注目ジョカトーレ・#15加賀:バツカトーレ[○](3)
  • 今節のマルカトーレ:#10フッキ(15)・#10フッキ(16)・#9石井(7)

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