髙尾は4針縫ったが、元気に練習に参加。好守に安定してきた。期待大な選手

2024年07月26日

昨日の道スポは髙尾の記事
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https://www.doshinsports.com/article_detail/id=16707

 前節の浦和戦で髙尾がペナルティーエリア内に浮き上がったボールのヘディングクリアを試みたが、相手がバイシクルシュートを狙った足に頭があたり、流血した。
「僕も見えなかったので、正直何が起きたか分からなかったが、蹴られたんだなと」。

 ホッチキスで傷口をつなぎ留める応急処置を行ってプレーを続行。最終的にはフル出場を果たし、「最高にうれしかった」というチームの10試合ぶり勝利の瞬間に立ち会った。試合後に患部を4針縫ったが、「そんなにひどくなかったので」と、オフ明けのこの日からチーム練習に合流した。
武蔵の得点は
「前半の終わりかけだったので、近くでプレーするよりも、結構大胆なプレーの方がいいかなと思って。ちょうど武蔵くんが走っているのが見えたので、オフサイドっぽかったけど、蹴ってよかった」。

 シ-ズン序盤は不安定さも露呈していた髙尾だが、ここ何試合も安定した好守を見せている。特に守備はいつものようにロングボールで裏をとられるシーンが多いが、髙尾はうまく戻って対処しているシーンが多い。
 そして懸念があった1対1にもほとんど勝っている。この1点でも十分価値はあるが、攻撃参加もよくやっている。浦和戦でも2アシストを記録。その試合では攻撃でも爪痕を残した。正直、シーズン序盤ではこの選手は使えないなと思っていたが、ミシャ式がようやく身についていたのだろうか。
 安定感から言えば今はCBで一番ではないだろうか。最近では身体を張るシーンも多く、このような流血が起きてしまったのかもしれない。

 これは髙尾が相当なモチベーションをもって、試合に臨んでいる証左だろう。

 髙尾には今後、大きな怪我をせず、安定した好守を見せてチームを残留に導びいてほしい。


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