2023年10月04日
当ブログで前2つの投稿でチーム状況の悪化から会社の大きな変革が必要と書いてきた。 この第3弾は、応援スタイルの変更。はっきり言えばゴール裏の団体を解散させることも念頭に新たな応援のスタイルを構築した方がよいのではという意見。 この3つ目の考えこそこの中でも私が一番言いたい部分だ。 この問題については賛否両論というよりは否の方が多いだろう。少なくともJ開幕からゴール裏の応援団が誕生してチームの応援をリードしてきた。数十年の歴史だがこのような応援のスタイルが定着して、なにを今更、変えられないという意見が多いと思う。 こと応援についてはコンサの場合には現在のゴール裏はUSが中心になってリードしている。USに対する批判はコンサのサポーターの間ではかなり湧き出ている。ただ、これまでのUSの貢献度に異論をはさむつもりはない。個人的な生活をも犠牲にしてコンサの応援に傾注している人たちもたくさんいると思う。その情熱には敬意しかない。そしてこれまでチームの応援に対しての貢献度。例えばコレオなどでスタンドを一体化してチームの勝利に導いてきた。これには尊敬の念しかない。 ゴール裏の応援団を解散した方が良いのではないかという意見はUSに対する個人的な恨みではない。コンサのゴールを裏だけ、特にUSだけを解散すべきというような話でもない。Jリーグ全体でゴール裏の団体を解散させた方が良いのでないかという考えの流れからコンサのゴール裏の団体の解散と応援スタイルの変更もした方がよいという考えだ。 もっとこの意見は単なる1個人の意見に過ぎない。反対意見もたくさんあるだろう。 以下その理由を書きたい。 1ゴール裏が危険な場所として世間に認識されているということ 今年もいろいろなゴール裏の暴力行為等の案件があった。近くは天皇杯での浦和のゴ ール裏の暴力行為の事件。FC東京のサポの花火事件等々、過去にもゴール裏のサポーターの暴力行為や危険な行為を起してきた。サッカーをスタジアムで見たことがない人にとってはゴール裏は危険な場所=スタジアムが危険な場所という先入観がかなりあるのではないかと思う。それゆえにスタジアムに行こうとずる人が躊躇する状況が出来てしまっているのではないかと危惧している。 「差別、喫煙にスタンガンまで…」浦和レッズサーポーター暴徒化事件 テレビに映らない「暴力素顔」 ↓ https://news.yahoo.co.jp/articles/0e8f8eda459b2353e7965da429bc43369e9ddfe1 2ゴール裏とフロントの癒着を疑われる案件が続出していること。 浦和の事例ばかり出して申し訳ないが今回の天皇杯の事件でも当初の浦和のフロントは ほとんど調べずに「暴力行為はなかった」とアナウンスしたり、サポーターを異様に庇っているとしか思えない動きをした。 もっともフロントにとってはサポーターは大事なもの。というのはわかる。しかし、あまりにも擁護が過ぎる場合が多い。これらを推測するに会社とゴール裏の不適切な癒着の関係がやはり存在しているのではないかと思う。なれ合いになってどちらかに便宜を図れば片方も便宜を図らずを得ない。いずれ表にだせないことを互いにやり始める。こういったことが繰り返されてきたと推測される。 コンサの場合にはアウェイの神戸戦でのゴール裏の指定席をUSが自由席にした事件 その幕引きがあまりも不明瞭。いまだにUSに処分をしたのかしないのかさえはっきりしない。(HPでは処分はしないと書かれていたが道新では厳重注意したと書かれていた。道新の記事が間違いなのかさえ説明しない不信感)また、USに求償したのかどうかさえ説明しようとしない。これからの推測ではあるが、会社との良からぬ癒着を推測せざるを得ない。 日本においてJリーグの人気が上がらないのは、ゴール裏がそのような「恐ろしい」という印象をもつ人が多く、会場全体がそのような雰囲気と思い込み行かない人がかなりいるのではないかといういう理由もあると思う。 特にサッカーに興味があっても女性や子供はゴール裏の悪い印象が強くてまた、サッカーの会場へ行く人はコアな人ばかりで近づきがたく、ましてや危険なところだと感じ、会場に行くのに二の足を踏んでいる人も多いのではないかと思う。 また、土日の地上波の夜間のスポーツ番組でJリーグが取り上げられるシーンは滅多にない。一方新興のBリーグはほぼ毎回取り上げられている。なぜか?それはBリーグの方が若者に人気があるからだ。 そしてJリーグのゴール裏のこれまでの悪い行状がSNS等で拡散されているから新規に会場に行こうとする人々、特に若者(女性を含め)の観客が増えないのだと思う。 JリーグやJの会社(コンサを含め)が行わなければいけないのは、究極にはゴール裏の応援団を廃止して、今までのゴール裏との癒着に関して公にして次の段階に進むことだと思う。 そもそもゴール裏での応援が日本に合っているかの問題もある。申し訳ないが、ゴール裏は近年、排他的な思想や特権的な体質が強くなっているように思われる。 それらを考えると日本にはそもそも合っていないのではないかたとさえ思う。サッカーの応援は欧州や南米のゴール裏の応援をそのまま導入したということだろう。(間違っていたら申し訳ないが)これをそのまま導入して発生した問題点を根本的に改善してこなかったからこのような多くの問題が噴出してきているのではないかと思う。 このままでは、サッカーの試合で死者がでる恐れも懸念される。今こそJリーグの応援スタイルを考え直さなければいけないのではないかと思う。 ならばゴール裏の応援団を解散させたらいったいどうなるのかと当然問われる。これも個人的な意見に過ぎないが、応援はバスケの応援が参考になると思う。 何度もBリーグのレバンガの会場に行っているが、会場が狭いこともあるが、プロのMCの盛り上げ役がいて、ほぼ全員が拍手したり、声をあげたり、会場全体で盛り上げようとしている。もちろんBリーグとJリーグの試合の違いもあるのでそのままBリーグの応援を取り入れろとは言わない。良いところを取って、安全で安心な応援スタイルを構築していけば良いと思う。 もっともJリーグは自発的な応援を基本とすることで、Bリーグの応援はお仕着せの応援だという意見もあるだろう。 ただ、今までのゴールを裏の問題をそのままにしてはいずれ更なる重大な事件が起きる危険性が高いと思う。こうなる前に手を打って置くことが必要だと思う。 最近はコンサの試合でホームのスタジアムに現地に行っても、悪いが、ホーム、アウェイの応援も雑音にしか聞こえないようになってきた。これはここまでのゴール裏の問題点が頭にあるからかもしれない。単なる個人的な思いに過ぎないかもしれない。 ただ、最近のゴール裏は自己満足の意識がかなり強めになってきていて、ゴール裏の孤立化が顕在化し、他のファン・サポーターとかなり温度差ができるようになってきたと感じるのは私だけだろうか。 浦和の天皇杯での事件を踏まえ、日本サッカー協会も応援のあり方を改めて考えなければいけないという動きになっているという話は単なる噂に過ぎないが目にすることもある。 今後、このような意見が多くでるかもわからないし、ゴール裏の応援団を解散させる是非が議論の俎上に乗るかどうかのこともある。 また、解散させるメリットなどない。このままでできるだけいろんな対策でスタジアムの安心安全の配慮をするべきとの意見も当然多いだろう。 議論してもそのような検討が進むかどうかも、万が一このような検討が進むとしても果たしてゴール裏が解散するまで行くどうかもわからない。もちろんゴール裏を解散させても、応援を一から構築するのはかなり時間がかかる。 ただ、一サポーターしてはこのままではいけないという危機感をもっている。サッカー界全体も危機感をもたなければいけないのではないかと思う。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
プロフィール
名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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