2011年04月30日
ゴールが依然として遠い。 アンドレジーニョが、宮澤が決定的なシュートを打ったが決めきれなかったのが痛かった。 それらのゴールが決まれば勝てた試合だった。 試合内容は前半は相手の攻勢に押されて後手後手を踏んだ。 前線で起点を作れず、ラインを押し上げられない状態で相手の攻撃にさらされた。 特にアンドレジーニョと周りの連携が合わずにアンドレジーニョが持ちすぎて相手にとられるパターンを繰り返していた。 後半、砂川がトップ下に入ってからは砂川の動きでチャンスを作っていた。砂川の動きが潤滑油となってチームの攻撃を活性化させていた。 そして忘れていけないのは前半は近藤の運動量。ふらふらになるまで攻撃に守備にと奮闘していた。よほどFC東京相手にいいところを見せたかったのだろう。気迫がテレビ画面を通じても伝わってきていた。毎試合あのくらいやってくれればいずれ得点がついてくるはず。今後も今日の試合のように動き回ってほしい。 芳賀はいつものように守備に攻撃に奮闘していた。前半失点がなかったのは彼の働きに負うところが大きかっただろう。 河合の守備も効いていた、最終ラインで奮闘して危ない場面では必ず顔を見せていた。 FC東京相手にアウェイでドローは健闘したほうだと思うが、相手はベストメンバーからかなり落ちていたこと、相手の調子が悪かったことやこちらの決定機の数を考えると勝たなければいけない試合だった。 また、3試合でまだノーゴールというのが問題。 ゴール前でシュートを選択せずにパスを選択した消極的なプレーもあった。 また、オフザボールの動きがまだ、乏しい。せっかく相手からボールを奪っても飛び出す選手が少ないと言った場面も多かった。 もっとラストパスの精度や連携をうまく合わせないと得点はなかなかとれない。少なくとも得点がとれなければ勝てないわけだから当たり前だが勝つためには得点が必要だ。 そして気になるのはアンドレジーニョのシュート能力。練習試合を合わせてもシュートのほとんどはキーパー正面にいっている。今後、彼に多くのゴールを期待するのは厳しいだろう。 ともかく、失点しなかったことを前向きにとらえて、次は初得点、初勝利をあげるために最大限の努力をしてほしい。次の試合こそは勝って喜びたいものだ。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2011年04月29日
明日のFC東京戦。 FC東京は今年のJ2の優勝候補の筆頭にあげられており、ここにきて平山と米本が長期離脱をしたが、それを割り引いても文句なく、昇格の最有力候補だろう。 前節は同じく昇格有力候補の千葉と対戦。 前半は右サイドハーフの鈴木達也と右サイドバックの椋原を中心にサイドから相手陣内に攻め込む場面が目立った。シュートも多く放ったが決定的な場面はほとんどなかった。逆に、オーロイにボールを集められ決定的なチャンスを作られていた。 そして米本が着地の際に左膝を痛め途中退場。FC東京のプランは変更を余儀なくされた。 後半は相手がDFを代えて修正を図ってきたが、依然としてサイド攻撃を活発化させて攻め込む。しかしシュートを何本か外して得点がとれない。 そのうち相手の交代選手が機能しだし、押し込まれるシーンも目立つようになってきた。そしてロングスローからオーロイのバックヘッドで失点。 その後も攻め込むがなかなかシュートまでもっていけない。今野を前線にあげるも得点がとれない。逆にオーロイのスルーパスで失点。また、終了間際、右サイドを崩されオーロイにヘッドをたたき込まれ3失点目。結果は0-3と完敗した。 しかし、オーロイとの対戦の初戦と言うことで戸惑った部分はあっただろうし、試合内容としては押していた時間が多かった。 FC東京は怪我人が続出しているが層が厚く、代わりの選手もレベルが高い。 攻撃は高松のワントップで機能しなくなれば2トップにしてロベルトセザーを入れてくる。 システムは4-2-3-1だが、ボランチを1枚にして初めから2トップして来る場合も考えられる。その場合はFWは高松、ロベルトセザー、怪我明けのペドロジュニオールのいずれかのうち2人か。 特にペドロジュニオールはJ1で実績があるだけに気をつけたい選手だ。 しかし、一番やっかいなのは鈴木達也と谷澤の両サイドハーフだろう。彼らはスピードもあり、シュートもどんどん打ってくる。そして特に右サイドの椋原は攻撃参加が多いので、注意しなければいけない。 また、米本の長期離脱を受けてボランチを誰にするか注目。羽生でくるか大竹でくるかそれとも上里ということも十分に考えられる。1枚なら徳永のワンボランチも考えられる。 守備では今野と森重のセンターバックが鉄壁 セットプレーでもこの2人の頭は危険だ。 高さはないがしっかり体を寄せてくるプレ-はさすがと唸らせるものがある。 はっきり言って穴はなさそうだが、やはりここは相手のサイドを下がらせることが肝要だ。 相手にサイド攻撃をさせないためにもラインを高く持ち、こちらがサイド攻撃を活発化させていきたい。 また、相手のDFのプレスの厳しい中トップはボールを自分のペースで扱えかどうかが注目点。トップでためを作ることができればずいぶんと楽になりラインも高く上げることができる。 後は各選手の連携だろう。どのくらい連携を密にして攻撃できるか。 そして流れのなかで得点できなければセットプレーで得点をものにしたい。そのためには単純な攻撃ではダメで、バリエーションのあるプレーを心がけてほしい。 前節よい攻撃の形は作っていたが、結果は無得点。まだ今シーズン得点がない。 この試合は苦戦が予想されるが、大方の予想を裏切って、勝ってホームの試合につなげてほしい。相手は強敵だけに押し込まれる展開が多くなるだろうが、とにかく素早く攻めて得点を重ねてほしい。 そのためにはどんどんシュートを打たなくてはいけない。勝利して巻き返しのきっかけとしたい。 勝手に叱咤コンサ外伝
2011年04月27日
今日、宮の沢に練習を見に行った。 午前中はフィジカルトレーニングとセットプレーの練習。 誰だ?ずっこけているのは。フィジカルトレーニングでは2人一組になって1人がボールを投げてそれをボレーで返す練習があったが、足を地面につけずに何度もボレーをしなくてはいけないシーンでは山下が足を長く浮かすことができなくて何度も地面につけていたいたのはおもしろかった。山下は案外バランス感覚に乏しいと見た。 選手達は思いのほか元気で、メニューの合間のランニングには芳賀が上原をふざけて蹴ったり、ホスンが今日帰ってきた櫛引と談笑しながらふざけあったりしていて、暗い雰囲気ではなかった。 午前中は攻撃時のセットプレーに時間をかけていた。何度も赤池コーチの指示の下、詳しくは書けないが、いろいろなプレーを試したり、確認していた。 FC東京のセットプレーの守りはマンツーマン。セットプレーの練習ではゴールも何本かあって少し期待を持たせてくれた。 午後の練習はボールを使ったフィジカルメニュー。狭いところでのプレスをかけられた状態での5対5のパス練習。こういった練習は局地戦でのボール回しの訓練になる。激しい当たりもあって監督からは「あきらめずに追え」という指示が何度も出ていた。 そして流れのなかでのゴールをめざす動きの確認や8対6の戦術練習など、寒い中で十分に時間をかけて練習をしていた。 練習はやはり戦術練習がおもしろかった。崩しのシーンでは個人技も必要で、アンドレジーニョや純平などが個人技で相手をかわすとビックチャンスが訪れていた。やはりブロックを作られた場合には個人技で仕掛けていかなければなかなか崩せない。これも一つの課題だけにみっちり行ってほしいと思う。 そしてなんだかんだ言ってもやっぱり仲がいいのは芳賀と中山。フィジカルメニューでも2人声を掛け合いながらプレーをしていた。また、中山は全体練習が終わっても一人ストレッチをしていてさすがに体のケアは十分に気を使っている。勝手に叱咤コンサ外伝
2011年04月25日
土曜日の湘南戦 試合としては反町監督も言っていたように「どっちにころぶかわからない試合」だった。 ただこれは多分に相手監督のリップサービスもあって、ボール回しのほころびをつくことはおそらくは彼の指示のなかにあったのだろう。そこにまんまとはまってしまった。そして1点取ったら守備を固めて逃げ切ることも作戦のうちだったろう。 いわば相手の作戦通りにいってしまった歯がゆい敗戦だったように思われるが、やはり一番の問題はさほど守備がよいとも思われない湘南から1点もとれない攻撃陣に帰するものが大きかったと言える。 多くの人が認めるように愛媛戦よりも攻撃の形が進歩していたことは確かだが、あと一歩、クロスの精度だったり、前線への人数のかけ方であったり、シュートの精度が足りなかった。しかし、これを克服することはなかなか難しいかもしれない。 希望はあった。一つは三上のワントップ。基本的にワントップには反対だが、今のチームでワントップを任せられるのは彼しかいないだろう。 ポストプレーはチームで一番うまい。彼の良いところはポストになって簡単に後ろにボールをはたくだけではなく、そこからターンして自分で前を向いてドリブルすることができる点。確かにそこからボールをつなげたり、シュートまでもっていくのがなかなかうまくいかなかったため得点にはつながらなかったが、可能性を感じさせるプレーだった。 後はDFの裏に抜ける動きが少ないこと、左右に流れてボールを受ける動作が少ないことをいかに克服するかだが、内村が復帰しても彼をワントップとすべきだろう。 もう一つが近藤のサイドでの働き。左サイドの動きがフィットしてきた。左サイドを突破する姿をたびたび見せてくれている。ワントップでいるよりも左サイドの方が生き生きして見える。 問題は突破してからの後の動き。個人としてはクロスの精度を高めなければいけないところと、チームでは近藤が勝負しているときにいかにゴール前に人数をかけて攻撃できるか。 チームとしては中断期間があったにもかかわらず連携のお粗末さも目立った。特に三上と近藤のパス交換では2度大きくパスが外れるシーンがあって連携の悪さを露呈していた。 アンドレジーニョと他の選手との連携もいまいちで決定的なシーンを作れないでいた。 いずれも課題があるが、なかなか一朝一夕に解決できるとは思わない。前の試合よりも今の試合、今の試合よりも次の試合と精度を高めていけば必ずよい結果が伴うと思う。 ただ、悠長なことも言っていられないことも確か。2試合で1点もとれていないし、次の試合で負けてしまえば最下位に沈むことも十分に考えられることから、早急にできるだけ改善しなければいけないだろう。 湘南がほとんど昨年とメンバーが代わったにもかかわらず、あれだけの連携を見せていただけにチームの完成度としてはやはり遅れていると言ってもいいだろう。 これをいかに改善するか。まずは次の試合で改善した結果を出さなければいけないだろう。
2011年04月23日
一つのミスが明暗を分けたとは言え、そこからの試合展開が一番悪い。 残り20分もありながら気落ちしたのか、個々がバラバラの動きになって連動したプレスがかからずに相手にボールを回させたのが一番良くなかった。また、見る見るうちに運動量が極端に落ちていた。本来ならそこから持ち直すこともしなければいけなかったはず。 そこから立ち直れないメンタルは相変わらず今年も変わっていない。 相手に簡単にパスを許しボールを回させなかなか攻撃のチャンスを作ることができなかった。 前半はやはりクロスの精度の悪さ、ラストパスの悪さが目立った。せっかくよい形になりながら、あと一歩のところで決定的なチャンスを演出できないシーンが多かった。 連携も悪く、特に近藤と三上のパスは何度か合わずにせっかくのよいチャンスをみすみす逃していた。 やはりJ相手だとスピードが違う。こちらもスピードを上げてパスをするもいかんせん、練習試合で厳しいプレスのなかで早いパス回しができなかったせいか、スピードに乗った正確なパス回しができていなかった。 それでも可能性はあった。特に左サイドの近藤の突破は得点の臭いを感じさせていた。しかし、やっぱりクロスの精度が低く、決定的なシュートを打てなかった。 三上も可能性を感じさせた。厳しいプレスのなかでもポストではボールを持ってなおかつ前を向けてボールを運んでいたシーンも多かったのは今後に繋がる。後はシュートの精度と強引さだ。 アンドレジーニョは一番目立っていた。ボールを前に持って仕掛ける動きがよかったがここもラストパスやシュートの精度が悪かった。 相手がこちらのミスを逃さなかったことで失点してしまったが、こちらも相手のミスでよい形でボールを奪ったシーンもあった。しかしなかなかそこから決定的な崩しができなかったことで差が付いてしまった。 また、シュート数がホームなのに少なすぎる。この結果を見るとやはり中断期間で何をやってきたのかと厳しく指摘されても仕方ないだろう。 とにかくホームで負けたことはまったくダメ。 そして気になるのは観客数。開催が延期されたとは言えせっかくの開幕戦だというのに1万人をようやく超えるとい少なさ。 チームも危機感を持たなければいけないだろう。それを払拭するのはやはり勝利。 次の試合はアウェイで強敵のFC東京とは言え勝たなくてはいけない試合になった。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2011年04月22日
明日のホーム開幕戦の湘南戦。 湘南はJ1降格チーム。メンバーも大幅に変わって、当初は連携の危うさが指摘されていたが、中断期間を含めてその不安は一掃されたのだろうか。開幕戦を見る限りでは結果も大勝しており、さほどその問題点はなかったようにも思われるがはたしてどうだろうか。 中断前の開幕戦は岡山と対戦した。 前半は3バックの岡山のサイドを中心に攻め、流れの中から先制点を挙げて、勢いに乗った。後ろからどんどんスペースに入り込みシュートを繰り出し、速攻から2点目。3点目は相手のミスを抜け目なく突いたもの。相手がサイドに人数をかけ、ケアしてからは攻撃のスピードが遅くなったが、得意のパスワークで相手を崩す動きを見せていた。 後半は相手にもサイドを使われたが、難なくいなして相手がミスしたこぼれ球を持ち込み蹴り込んで4点目。5点目は速攻の見事なパスワークからPKをゲットしたもの。 5点とれたことは相手が自チームのシステムに慣れていなかったこと、3点目からは相手も前掛かりになってきたものなので必要以上に恐れることもないが、3バックの相手の弱点をついた攻撃は見事だった。そして攻撃のパターンをいくつも持っていると感じた。 1週間前の練習試合では非公開の練習試合を行っており、メンバーははっきりはわからないが、トップにルーカスか巻を置き、右サイドアタッカーにアジエル、左サイドアタッカーに佐々木を置く4-2-3-1で来るのではないか。ファビーニョが震災の影響で退団したがほとんど影響はないだろう。 このチームの攻撃スタイルはサイド攻撃、そして2列目3列目の飛び出しが鋭いところ。さらにはそれどころか最終ラインのセンターバックが飛び出してくる場面もあって、その飛び出しには十分に気をつけて目配りをしなくてはいけないだろう。 また、アジエルがからむとワンタッチでボールをテンポ良くつなげてくる。 やはり注意しなくてはいけないのはアジエルの動きだろう。相変わらずチャンスの場面では顔を出してくる選手。そして決定的なパスを出してくることから、できるだけゴールから遠いところでプレスをかけてゴール前エリアには侵入させないようにしなくてはいけない。 また、佐々木は突破力がある選手。この選手の飛び出しには十分に気をつけてマークを外さないようにしなければいけないだろう。 また、サイド攻撃もかなり行ってくる。特に右サイドはサイドバックの臼井がどんどん攻め上がってくる。サイドの主導権争いで負けてはいけないだろう。 そして巻やルーカスには十分な体勢でポストプレーをさせてはいけない。そこで簡単にポストプレーをさせるとワンタッチで速度を上げてペナルティエリアに侵入してくる。 湘南の守備ではセットプレーはマンツーマンで守ってくる。がちがちに守ってくる印象があるので、セットプレーではマークを外す動きをしてフリーの状態を作りたい。 また、サイド攻撃にはラインを深くして守る傾向があり、プレスが遅れる場面があるので、そこが狙い目だろうか。 サイドを深くえぐって中に入れる。また、中に入れてからサイドに振るということをしつこく仕掛ければ自然と穴が空いてくるはず。 こちらはやはりサイド再度攻撃に活路を見いだしたい。特に左サイドは突破力があるので、その動きに連動してどんどんゴール前のスペースに飛び出していきたい。 そして1対1でどんどん仕掛けてほしい。仕掛けなければ分厚い相手の守備を破ることはできないだろう。 練習試合も満足にできなかったことで、練習試合を十分にこなした湘南に初めは攻め込まれるだろう。しかし、焦らず、相手の弱点をついていけば、勝てない相手ではない。しっかりとした気持ちをもって戦ってほしい。 ホーム開幕戦は2007年以来勝っていない。是非とも勝って勢いに乗りたい。 勝手に叱咤コンサ外伝
2011年04月20日
土曜日にいよいよリーグ戦が再開される。 開幕戦で完敗しているのでホーム開幕戦でもあり、是非勝ちたいところだ。 怪我人の話もちらほら聞こえるが土曜日の布陣はどうなるだろうか。 FWは内村が厳しいらしいので三上のワントップか。 トップ下は流動的。アンドレジーニョが間に合えばアンドレジーニョ。間に合わなければ宮澤が入るのではないだろうか。 アンドレジーニョが出られないと攻撃的にはちょっと厳しくなる。サイドを起点にして攻撃を仕掛けると思うが、とにかく連携に気を配ってほしいものだ。 サイドハーフは近藤と古田だろう。特に近藤はこのところ好調。一人でも崩せるが、コンビネーションでの崩しも成長している。左からの攻撃が肝となるだろう。 古田にも少々強引な崩しをしてもらいたい。古田にはまずは自分でゴールを狙ってほしいところだ。 ボランチはブルーノと芳賀で決まりだろう。芳賀は足の痛みを抱えているが本番になったら必ずでてくる選手。心配はいらないと思う。 DFラインの4枚は右肩上がりの布陣。 特に純平は攻撃の駒として攻め上がりを期待している。 センターバックの2人は守備ではあまり練習試合で実践ができなかったので気になるところだが、落ち着いてやるしかないだろう。 GKはぎーさんで決まりだろうか。今いるメンバーの中では経験もあるし安定感がある。 以下このような布陣だろうか。 三上 近藤 アンドレジーニョ 古田 (宮澤) ブルーノ 芳賀 岩沼 河合 山下 純平 ぎーさん
2011年04月18日
土曜日の練習試合。 翌日、マスコミはこぞって「攻守の切り替えが機能していた」と書いていたが全体的にはそうは思えないお寒い内容だった。 特に1本目のレギュラー組は結果が相手のミスによる1点と完全に得点力不足に陥っていた。 なにしろ前の4人の連携が良くなくて、まるで個人技で試合をしていたようにも思えた。 攻守の切り替えでは攻撃に転じる時の遅さがやはり目立った。 速攻でもなかなか素早くボールをもって行けないシーンが多く、ボールを戻して遅攻になってしまう展開も。 遅攻でももっと工夫して攻撃しなくてはいけないだろう。崩しのアイデアや前線の動きが足りなくてそこから攻撃がストップしてしまうシーンが多かった。 良かった点は近藤の崩しや、上原の運動量。近藤は自分で行くときもあったが、他の選手とのコンビでたびたびサイドを突破してマイナスのセンタリングを上げていた。マイナスのセンタリングはDFが背後も見なければならなくなり、かなり攻撃側の得点のチャンスが広がる。これに精度が加わればかなりの戦力になると思う。 心配なのは攻撃ではやはり連携不足な点 前の4人がゴール前でパス交換するのは良いのだが、互いに動きがない状態で相手が密集しているところでパスをするものだから簡単にパスカットされてしまう場面が多かった。 やはりこれにはトップやサイドハーフのオフザボールの動きが重要になる。トップは何度かサイドに流れる動きはあったが、相手DFの裏に出る動きも取り混ぜて行わないと、相手の脅威にはならないだろう。 その点では中山の動きが参考になる。練習試合ではオフサイドばかり取られていたが、前を向く意識は十分にあった。トップに入る選手には頑張って裏を狙う意識を多く持ってもらいたい。 守備では正直あまり参考にはならなかった。そもそも相手のシュートが少なかったこともあるのだが、攻め込まれるシーンも少なくて、この点がレベルの高いチームと練習試合をできなかったことで不安要素である。 特にサイドの守備は不安。どれだけ相手にプレスをかけてボランチとの連携でサイドに押し切るあるいはボールを奪えるか。 再開までには後4日あるが、連携をもっと深めないとかなり厳しい戦いになる。しっかり残り期間で調整して少しでも課題を解消してほしい。
2011年04月16日
レギュラー組はプレッシャーが弱いときにはパスがどんどん繋がるが、プレッシャーが厳しいところでは簡単にボールを失う場面が目立った。 そして悪いのはクロスの精度、せっかく近藤や純平、上原がサイドを駆け上がってもクロスの精度が悪くてシュートまでもっていけない場面が多かった。 そして相変わらず、パスばかり目立って素早い攻撃が形になっていなかった。また、一番肝腎なアンドレジーニョと他の選手との連携がよくない。三上とアンドレジーニョの連携もほとんど見られず、1本目はめぼしい場面はなかった。良かったのは近藤の突破だろうか。しかし、何度か突破する場面もあったがこれもクロスの精度が悪くて得点にならず。 レギュラー組が唯一とった得点も相手のパスミスから奪ったもので参考にならない。得点力不足は顕著と言っていいだろう。 もっとFWがスペースに抜け出す動きとか、シンプルなプレーも仕掛けなくてはいけないだろう。オフザボールの動きをもっと活発にしなければ得点に結びつかない。 プレッシャーが弱いところで簡単にパスが繋がるものだから厳しいところでも同じようなリズムでパスで崩そうとする意識が強すぎる。もっと緩急をつけた攻撃をしなくては攻撃の幅ができない。 そのなかでは左サイドが可能性のある動きをしていた。近藤は何度も左サイドを突破しており、もう少しそこからの攻撃に精度を上げれば得点のチャンスが増すだろう。 アンドレジーニョはまだ本調子ではないのか、決定的な形を作ることができなかった。 一方ブルーノは相手のパスをカットする動きも多く、割と動いていた感じ。 宮澤のセンターバックには驚いたが緊急のオプションとしてはありだろうが、器用貧乏にはなってほしくない選手だ。 上原は前の練習試合よりは思い切りの良さが出ていた。前に上がるシーンも増えていて、攻撃の意識は見えていた。ゴールになったシーンも思い切ったミドル。素晴らしい弾道でゴール右上隅に決まっていた。 しかし、全体的に攻撃のパターンが少なすぎる。ラストパスもなかなかつながらず必然的にシュートにもっていけず、シュートが少ない。課題が相変わらず解決されていない。 これでは来週のリーグ戦再開が心配だ。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2011年04月14日
明後日北海道教育大学岩見沢校との練習試合が予定されている。 天気が心配だが、おそらく中断期間最後の練習試合になると思うので、見学してこようと思う。 守備は前回の練習試合ではあまり参考にならなかった。今回も相手のレベルを考えるとあまり参考にならないかもしれないが、特にセンターバックの守備力を見ていきたい。 スピードに対応できるかどうか。余裕をもって捌けるどうか。 また、右サイドバック。レギュラー組は純平が努めると思うが、守備の面でどのくらいできるか。 攻撃では左サイドからの攻撃をどのくらいできるか。 監督は前回の練習試合の反省点として左からの攻撃が少なかったと言っていたが、どれくらい改善できているか。 そして一番気になるのはトップの三上とアンドレジーニョとの絡み。練習ではうまくいっていないらしいが、内村が足の痛みを抱えており、三上をスタメンでトップにもっていくことが有力だと思うのでどのくらい改善されているか。 トップとトップ下は彼らのコンビが現状では一番だと思うので、チームの浮沈を握るコンビと言っても過言ではないと思う。 そしてこれもアンドレジーニョとの絡みになるが古田との連携。前回の練習試合ではあまり連携が見られなかっただけにどのくらい攻撃に絡めるか。 DFからのビルドアップのスピードも注目したい。前回の練習試合の1本目では横パス、バックパスが目立ったが遅攻の場合にはどんな風にメリハリをつけた攻撃ができるのか。 また、バックアップメンバーでは怪我から復帰した砂川の動きがどうか。上原のサイドバックに進歩は見られるか。 再開までもう時間がない。どのくらい仕上がっているのか見たいと思う。
2011年04月12日
練習試合で見たアンドレジーニョとブルーノ。 アンドレジーニョはドリブルで仕掛ける場面が多かった。囲まれて相手に取られるシーンもあったが、結構自ら打開してボールをキープすることが多かった。 しかし、簡単にはたく場面が多く、さほど持ち過ぎと言った印象もなかった。 やはり課題は他の選手との連携だろうか。 個人技で攻撃する時間が多く、その意味ではもっと攻撃力は向上する可能性があると思う。 試合では古田とブルーノの位置をチェンジする工夫もしていた。ポジションチェンジをすることも攻撃のバリエーションを増やすためにはよいことだろう。 連携という意味ではトップやサイドとの連携をもっと見たかった。 トップとの連携という意味では内村とアンドレジーニョでは内村がポストを行わなければならず、窮屈な印象を受けた。残念だったは交代したので三上との連携が見れなかったこと。 おそらく三上と組んで、三上にポストをやらせればアンドレジーニョも相当働けるのではないかと推測する。 サイドとの連携で言えば、古田との絡みが少なかった。彼らが連携を深めてくれればかなり決定的なチャンスも増えるのではないか。 一方ブルーノは芳賀とコンビを組んだ。 このコンビは相性がよく、ブルーノのさばきと、芳賀の運動量がマッチしていた。 ブルーノのいいところは緩急がつけられるところだと思う。また、ゲームコントロールができるところ。試合を落ち着かせることができる選手 パスの配給も考えてパスしていることが十分に伝わってくるようなものが多い。 タメもできて、決定的な仕事ができる選手だと思う。 問題は運動量とスタミナだろうか。運動量ははっきり言ってそんなにない。 その分ポジショニングで補ってほしいのだが、相方との組み合わせにもよるだろう。 攻撃はやはりブルーノに負うとことが大きくなるのではないか。彼がどんな働きをするかによってその試合の結果が左右されるような気がする。
2011年04月10日
日刊スポーツとスポーツ報知では古田のことが大々的に取り上げられていたが、そういえば6点中3点が古田絡みの得点だった。 1得点目は古田のクロスから。 2点目は古田のコーナーキック 4点目は自らボレーを決めたもの。 ただ、新聞の論調とは違う印象だが昨日の古田は別段好調というわけではなかった。消えている時間帯も多く、エースと呼ぶには物足りなかった。アンドレジーニョとのコンビもあまり見られなかった。 もっとも要求するものが大きいからなのかもしれないが、決定的なチャンスも1度逃しており、本人も「満足していない」というコメントだったようだが、本番ではもっとしっかり流れを仕切る選手になってほしい。 石崎監督は昨日の試合は「1本目が良くなかった。まだユースとの慈善試合の方が内容が良かった」と言っていたらしいが、やはり相手が引いて守っていたとは言え、大学生相手にシュートすらほとんど打てなかった1本目は猛省しなくてはいけないだろうし、全体的にもミスが多かった。 パスの回数は多かったが、パス回しばかりで前にもっていけないシーンが多すぎた。昨年あった前半が悪くてハーフタイムに監督に焼きを入れられてリズムが変るといった悪癖のことが思いだされた。今年はそんなことを繰り返してはいけないだろう。 昨日の試合ではホーム開幕戦は心配なことは変わりない。このままでは、練習試合を十分にこなしている湘南には相当苦戦するだろう。 そんな中でゴンゴールは明るい話題。 他にもゴールキーパーがこぼしたボールを押し込むチャンスで右に外してしまったチャンスもあったが、怪我のことも忘れさせる元気な動きを見せていた。 とにかく後2週間で仕上げなければいけない。今ある状態を冷静に分析して修正していってほしい。
2011年04月09日
今日の宮の沢もたくさんの人が練習試合を見に来ていた。 3本で6-0と大勝したが、1本目の内容は乏しかった。 内村のヘッドで早く先制したが、良かったのはそれだけ。シュートも少なかった。 ラストパスが通らず、各自バラバラの動きばかりで連動性に乏しかった。 細かなパスを繋げるのは良いが、結局パスを繋げただけの展開が多く。まったくシュートにもっていくことができなかった。 それを変えたのは2本目のブルーノと芳賀 ブルーノは緩急をつける動きと、大きな展開でリズムを作っていたし、芳賀は厳しい当たりと、諦めない動きでルースボールを拾っていた。 1本目のボランチとは対照的。レギューラー候補はこの2人だろう。 もっともブルーノは軽い場面もあったし、だんだん運動量が少なくなり目立たなくなったのはちょっと心配。しかし、味方の動向を察知する目は正確で芳賀に通したスルーパスは垂涎もの。 そして1本目の上原の動きも気になった。ボールを失うシーンが多く、あれではサイドバックは任せられない。 ゲームの途中には古邊コーチから「お前は足は早いんだよな」とダメだしされていた。3本目は攻め上がるシーンも見えていたが、もっと思い切ったプレーが必要だ。 2本目になってようやく動きが良くなった。アンドレジーニョの個人技もフィットしてきたし、近藤がドリブルする姿もあってごりごり感も溢れていて見応えがあった。 三上のポストに当たるシュートや内村のオフサイドになったシュートもあって惜しかったがあれを決められるようになったらだいぶ楽になるだろう。 3本目はゴンゴールが出て会場を沸かせてくれた。コーナーからだったが、チアゴのヘッドが武器になってのゴール。 純貴のゴールも純貴らしかった。ゴール右隅に思い切ったシュート。ゴールが決まっての大喜びも彼らしかった。 よかったのは相手の力量もあるのだろうが中山のポストが効いていたこと。ゴンらしい落としも健在で可能性を感じさせてくれた。 一方、岡本は調子が悪かった。彼の良いときはドリブルに切れがあるときだが、切れがなくパスの判断も遅く、チャンスを潰していたのは反省しなくてはいけないだろう。 チアゴはあまり守備機会がなかったので正直あまり参考にはならなかった。フィードは素早かったのでその点ではストロングポイントはあるだろうか。 アンドレジーニョはやはりうまい。周りと連携が取れればかなりの戦力となるだろう。 アンドレジーニョと組ませるトップは内村だとどうしても、内村にポストをやらせることになるので、あまりよくないような気がした。アンドレジーニョと組ませるのは三上の方が可能性はあると思う。三上は体の強さを生かしたプレーも多く、決定機を何度か外し、得点は取れなかったが、やはりトップにおいておく方がいいのではないかと感じさせた。 宮澤はパスを多く繋ぐことができるのはいいのだが、それだけという感じ。もっと自ら仕掛けるとか思い切ったプレーをしなければレギュラーはとれないだろう。 今日は1本目を見た段階ではどうなるかと思ったが、2本目は可能性を感じさせてくれた。ただ、相変わらず攻撃のパターンが少なく。パスを繋げているだけのプレーが多かったのは反省点。 また、速攻も判断が遅いのとパスが不正確でせっかくのチャンスを生かし切れていない。もっとも外国人が2人入ると攻撃のパターンが増えるが、彼らに頼らないで攻撃のパターンを増やすことができればかなりレベルアップする。今日の相手では守備の練習はあまりできなかったが攻撃の方ももっとスピードアップしなければいけないだろう。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2011年04月08日
明日、札幌大学との練習試合が予定され、見学しようと思っているが、見学のポイントを考えてみた。 まずは守備の部分だが、レギュラー組のセンターバックはどんなコンビか。 バランスの良い守備をしているかどうか。 そしてチアゴの守備力はどうか。どの程度相手FWについて行くことができるか。 またボランチの組み合わせてよいのはどのコンビか。 おそらく何種類か組み合わせてくるだろう。そのなかでそのコンビが一番よいか。 アンドレジーニョの動きにも注目したい。先日の練習ではかなり能力が高い選手のように見えた。試合でどのくらいの実力が発揮できるか。古田と同じピッチにたったなら彼らのコンビを見てみたい。 実は先日の練習でも古田とのからみは少しあったが、なかなかおもしろいコンビに見えた。彼らがボールを持つとなかなかボールをとられない。彼らでパス交換をしてラストパスの精度が増すと計算できるコンビになるような気がする。 また、トップの選手のワントップとしての動きにも注目したい。 三上や内村、中山がトップをはると思うが、どれだけトップ下やサイドとのコンビでボールを持ちシュートに持っていけるか。 U-18との戦いでは得点が1点しかとれなかったが、どのくらい点を取れるか。やはり試合だから数多くの結果を出さなければいけないだろう。 練習試合はその後、あるかどうかはわからないが、しっかり開幕戦につながるように内容のある試合をしてもらいたい。
2011年04月06日
日曜日のチャリティーマッチでは、2本目は河合の働きが目立った。 愛媛との開幕戦ではセンターバックをやっていたが、河合のボランチでの奮闘ぶりを見るとやはり河合はボランチが適正ポジションのような気がする。 個人的には河合をボランチに置くのがベストと考えるが河合をボランチに置くことでどのような影響が出るだろうか。 問題の一つはボランチに河合を置くともう一人は攻撃の面を考えたいのでブルーノを置くことが濃厚。そうなると芳賀の出番がなくなる。 そして一番大きな問題は河合の代わりのセンターバックだ。 芳賀の場合には昨年の功労者。チームの心臓部分としても欠くことのできない選手で、本来ならレギュラーとして期待できる選手 しかし、河合と比べると、強靱さや玉際の強さでは河合の方が上だろう。それならば河合とブルーノのコンビで行きたいというのも理解できる。芳賀が控えであればかなり層が厚くなる。 そうなると一方、センターバックは山下は決まりだろうがもう一人はチアゴか櫛引か。 日曜日のチャリティーマッチでは監督は櫛引をレギュラー組に入れていた。 今や監督の中では櫛引> チアゴではないかという気がする。 チアゴは試合でも体は強いがすぐ振り切られる場面もあって、危なっかしい雰囲気がありありだった。 問題はチアゴが時間がたてばレギュラーに足りるパフォーマンスを見せてくれるかだが、来日して既に3ヶ月たとうとしていることから考えても厳しいような気もする。それならば櫛引をレギュラーにすることを選択した方がベターか。 チャリティーマッチでは守備をそつなくこなしており、特段の問題は無いような気がしたがまだまだ不安はある。Jリーガー相手にどれだけやれるかだが、やらせてみるのもおもしろいかもしれない。彼は才能がある選手。 気になるのは山下と櫛引のコンビだと経験に乏しいこと。いざ本番になった場合愛媛戦の山下の時のように緊張してふあふあとした地に足がつかない状態になってしまうことが、一番怖い。試合をこなしていくしかないのだろうが、コンサの場合には地理的な条件でJリーグチームどころかJFLチームとの対戦もできない立場。 既にハンデがあるのだが、週末は札大との練習試合も組まれているようでなんとかそこで経験を積むしかないだろう。 河合をボランチにするということはやはりいろいろと影響が予想される。はたして監督自身腹を決めてやるだろうか。大きな問題はセンターバック。経験にない2人に任せるかどうか。 今日、練習を見てきたが、戦術練習ではいろいろと試している段階。センターバックも河合と山下。山下と櫛引などいろいろ試していた。ボランチもパスを捌く、ブルーノ、宮澤と相手を潰す役の河合、芳賀を互いにパートナーにして試していた。 そのなかでは河合はやはりボランチで目立っていた。やはり河合をボランチで使った方が良い思う。 しかし、監督の頭の中ではまだどんな組み合わせをするのか検討中ということだろうか。 そして櫛引がU-20の日本代表に選ばれたとのこと。喜ばしいがこれでホーム開幕戦の出場はなくなった。そうなるとやはりセンターバックは山下と河合ということになるのだろう。 週末は練習試合が行われる。この練習試合も注目しなくてはいけないだろう。
2011年04月04日
1本目で出てきたサブメンバーは寒さと実戦不足が原因かどうかはわからないが動きが悪く、1点取ったがまったくダメだった。 2本目で出てきたレギュラーメンバーと比べるとやはり、プレッシャーに余裕あるパスが出せずに精度の悪いパスが多く、パスカットをされて不利な状況を作られていたのが目立った。 試合に出るのが2本目のレギュラー面だと思われるので、サブメンバーとはかなりの差があることが現時点ではよくわかった。 しかしレギュラーメンバーも結局は得点がとれなかった。 監督曰く道新では「後半はパスをつなぐ練習の成果は出ていた。残り3週間でシュートまでのイメージをつくりたい。」日刊スポーツでは「つなぎの部分はやろうとしていることが出せたがラストパスの精度が悪い。あと3週間でゴール前のイメージを詰めたい。」 いつも言われていることだが、パスが目的ではなくゴールが目的 確かにパスは十分につなげることができていた。スペースにパスを出し、フリーでクロスを打てる場面も何度かあった。しかし、やはりラストパスの精度が悪く決定的な場面を作ることがなかなかできなかった。 真ん中を割ろうとトライすることもいいが、中でだめならサイド。サイドがだめなら中にということを繰り返すなどしつこいくらいの動きが必要だと思う。 後の課題はいかにして良い形でシュートを打つか。 昨日は前の4人の攻撃が良かった。三上のポストプレー。古田のテクニック、岡本の思い切りのよさ、近藤のごりごりさ。また、宮澤のおしゃれなパスもあった。(宮澤には正確なパスこそきっちりと通してほしいのだが) もっともスムーズな攻撃がうまくいったのは河合の働きが大きかっただろう。体が強く、ルーズボールはことごとく拾ってパスを散らしていた。やはり河合はボランチに置きたいとの監督の意向は十分にわかる。 しかし、やはり得点できなければどんなによい形で攻めても同じこと。 ただ決定的な場面をもっと演出したかったところだ。 チームは後3週間でホーム開幕戦を迎える。 後3週間と言ってもあっという間にやってくる。 開幕の愛媛戦より良くなっている感じはするがこのままでは相変わらず厳しいままだ。 しっかりその間で得点が重ねられるように調整してほしい。
2011年04月03日
会場が狭くて多くのサポーターが寒さの中立って見ざるをえなかったチャリティーマッチ 気温が低く寒かったが試合内容も結果も寒かった。前半など横殴りのあられがふりかかり見る方にも過酷な試合となっていた。 前半はユースに序盤から押されぎみ。 足元ばかりのパスばかりでそこを狙われ速攻に持ち込まれあわてる場面が多かった。 チアゴは一時のふっくらした感じからだいぶ絞られたように見えたが、足が非常に遅いのが目立った。パスをもらえる範囲も狭く感じた。足元はうまそうで自分の動ける範囲ではさすがに強靱さを見せたが、ボールを持たせたら何かあぶなかっしい空気が溢れ出て、今のままではトップでは使えないだろし、これが彼のマックスならもはや厳しいのではないか。 攻撃は楔のパスが入らず。プレッシャーから逃れるパスも素早く出せないので前に向けず、攻撃のよい形などは当然に見えず、ほとんど流れの中でのよい攻撃はなかった。 そもそも前でなかなかボールが収まらないから他の選手がスペースに走り込むこともできない。 オフザボールの動きも乏しく安全なところでパスを回すじりじりとした展開が多かった。 前半セットプレーから1点をとったが、他は攻撃の形にならず。前半はまったく論外 ところが後半レギュラー組が出てきて展開は変わった。 古田の素早さや、チェックの早さ。前の方でボールが収まるのでサイドの上がりもできていた。何しろ良かったのは河合をボランチに起用したことでルーズボールを拾うことができて、また河合の体の強靱さでしっかりボールをキープできて河合からの展開が増えた。 しかし、決定的なチャンスをものにできなかったことで得点ができなかった。中で細かなパスをつなげることも良いが、もう少し大胆な大きなプレーもあった方がよかったのではないか。 守備での注目の山下はまだ、ばたばたしていた感が強かった。一方レギュラー組にも参加した櫛引は落ち着いていた。彼がレギュラーに定着すると河合をボランチに置くことができ、かなりの戦力アップになる。 攻撃ではスピードあるプレーも随所に見せていた。純平が上がったスペースを河合が埋める約束事もきちんとできていた。 ただ、やっぱり決定力不足。 ラストパスの精度の悪さやクロスの悪さも目に付いた。思い切りのよいプレーももっと見せなければ得点はなかなかできない。 相手がユースということで本来ならば大量点で勝たなければいけない試合だったろう。まだ、パスを繋げるという意識が強すぎ、素早い攻撃ができていない。 主力組は面白い攻撃も見せていたが、やはりこのままでは苦しい戦いが続きそうである。 ※ 試合の感想は勝手に叱咤コンサ外伝にもありますのでよろしければ御覧ください。
2011年04月01日
日曜日チャリティーマッチで行われる対U-18戦 宮の沢に見に行く予定だが、見る上で注目ポイントを考えてみた。 まずは外国人の動き。外国人のアンドレジーニョとブルーノそしてチアゴのできだ。 アンドレジーニョとブルーノは出場するのかどうか微妙だが、出場したらアンドレジーニョはおそらくトップ下になるのだろうが、FWとの連携がうまくいくかどうかを見てみたい。ブルーノは開幕戦では見たが、もっと彼の得意の動きを見てみたい。 また、全般的にサイドハーフを含めた前の4人がどのように連携をとって攻撃するかをみてみたい。古田の調子も怪我からどの程度回復しているか。 そして気になるのかチアゴの体型。そしてチアゴは動けるかどうか?スピードある選手に対応できるかどうかを見てみたい。 次に、DFでは山下の動き。 開幕戦では前日、寝れなかったこともあったせいかなにかふあふあした感じで動きが悪かったと言っており、失点の原因ともなったが、落ち着いてボールを捌くことだできるかどうか。 戦術ではビルドアップして攻撃するときにスピードある攻撃ができるかどうか。特に日本代表の攻撃ではないが、くさびは縦に早いボールが入るか否か。 また、横パス、バックパスで時間を潰さないように素早い攻撃ができるだろうか。 オフザボールの動きを活発化させてスペースにボールをどんどん送れるかどうか。 一方、U-18の方は残念ながら名前と顔が一致しないので正直よくわからない。 久しぶりの試合観戦なので日曜日が楽しみだ。
プロフィール
名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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