2024年06月30日
まあ結果にはとりわけ怒らない。今の質の低い選手たちに同じサッカーをやらせても勝てるわけがないからだ。 最初のコーナーでがっくりした。祐希のショートコーナーだ。変えたいという気持ちは十分わかるが、上背の高い選手が多いのはうちのチームお方だ。最初はその高さを信じてキックを中に入れる方がよくなかったか? 前半は相手の方がパスの精度も高く、かなり攻めてきて危ないシーンの連続。こちらはボールを奪っても精度の低いパスとおまけに前線の人数が少ないのでボールをもっても迫力のない攻撃ばかり。 この原因は祐希だろう。彼がシャドーに入ると大体中盤に引いてボールを受けてパスを出すというスタイル。ゆえに前線は大森と長谷川2人だけになる。 もっともこれは祐希が悪いというわけではない。 会場で見ても右サイドの前線がぽっかり空いていた。 このシステムをやるには後ろからの押し上げが必要だ。祐希を追い越して何人か出で来ないとシュートにすらいけない。または祐希に縦パスを入れてそこを起点にサイドや前線、ボランチが走り出すか。 おまけにオフザボールの動きがないからまったく攻撃の形にならない。せっかく祐希が中盤にわざわざ下がって待っているのに縦パスがでてこない。縦パスがたまに出てもしょぼいパスばかり、そのくせ横パスだけは速くて正確、普段の練習の成果だろうか(笑) 案の定、長谷川1人がプレスに走り回り中2日の連続で疲労している上にさらに長谷川1人に負担をかけるシステム。 せっかく大森がボールを収めても胸で落しても誰も拾えないシーンが何度もあった。 相手の左サイドのDFにプレスがかからないから相手の左サイドは余裕でパスを出せることに。ゴメスに何度もこちらの右サイドを突破され危ないシーンを作ってしまっていた。 一体このチ-ムは試合前にどういう形で点をとろうとしていたのか?ミシャはしっかりこういう動きで得点をとるという戦術を選手たちにしていたのか、疑問 ミシャとしてはこういう配置ならこういうやり方をするということは練習を通じて徹底させているつもりだろうが、選手たちにはたしてどう伝わっていたのかはっきりよくわかなない前半だった。 危ないシーンはたくさんあった。菅野の好セーブもあったしポストにあてられて冷や汗をかいた場面もあった、こちらの決定機になりそうシーンは何度かあったが。 いつものようい良い形で相手ペナ付近でフリーになってもシュートを打たずにパスを選択した場面が2度ほどあった、 確かにシュートコースをDFに防がれていたかもしれないが現在のJ1ではそんな場合はシュート一択だろう。その場面からゴールを決めたシーなど今年にななっても何度もあるし。(もちろん他のチームだが)間違ってDFにあたってコースが変わってゴールするなどあたり前に何度もある。 その要因はやはり普段の練習からくるものだろう。パスをつないでつないで相手を崩してからシュートを打つ練習が多いので選手の頭もそれに洗脳されているのだろうと思う。 このシーンの一つが桐耶が持ち上がって個の力で前線に上がっていくプレー。この桐耶の持ち上がりだけが可能性があったが、良いところまでは行くがシュートを打たずパスを選択。 そしてやはり恐れていたことが起こる。あれだけ1人で前線で無理に動き回っていた長谷川が太ももに違和感ということで前半途中でピッチを去った。 代わりは武蔵、武蔵と大森の2トップにした。ターゲットが1人から2人に変わったことでこちらの攻撃が息を吹き返し始める。 菅ちゃんが深く切り込んでクロスに家泉がシュートも左枠に外すというシーン。惜しかった。 前半はほぼ相手のぺ-スで終了。この試合は前半に1点でもとれないと勝てないと昨日の展望で書いたかそのような展開になってしまった。 後半はメンバーを変えずにスタート 前にかなり出て相手のバイアルでパスを回すがシュートに行かず、結局、後ろにいた馬場ちゃんにバックパスして祐希がシュートもDFに当たってGKに渡ってしまう。 そして失点のシーン。良いところでボールを奪って武蔵が持ちあがり、宏武にパスをしたつもりだろうが、パスが相手に渡りカウンターを浴びる。相手はDFと1対1になるも躊躇なくシュートを選択、ゴラッソ得点を許してしまう。 惜しかったのは武蔵がボールを奪ってドリブルして1人かわしてもう1人かわして行くもシュートもDFに寄せられシュートが枠の外。DFに寄せられシュートコースを狭められた。 このシーンだかこれもシュートを打つタイミングがワンポイント遅いと思う。今のJ1でいかに思い切って素早くシュートを打つかが勝負のポイントだ。ゆえにDFに寄せられてしまう。 先に点を取られれば今の状態ででは完全に勝ち目はない。その後いつものように後手後手で時間をおいて大崎、原、克幸を投入。 原はこの連戦でもそんなに出場時間はなかったので先発でも良いと思っていたのにいつものようにリードされてから投入のお約束 克幸が良い態勢でシュートを打てるかというシーンでは相手のスライディングしてきてシュートをじゃまされる。 大崎から祐希への縦パスから克幸がスぺ-スに入っていってシュート打つもGK正面尾の惜しい場面も 桐耶がドリブルして持ち上るシーンを何度か作るもシュートにいたらず。 そのあと桐耶が相手選手との接触でたおれダメかと思ったら何とか立ち上がりプレーを続ける。その後大事をとってか岡田に代わる。 桐耶がいなくなり左サイドからの攻撃も迫力がなくなる。桐耶に代わって左CB入った菅ちゃんが持ちあがりクロスも武蔵にあわず。 この場面だがもっと速くクロスを入れるべきではなかったか、今や他のJ1チームはいかに速くクロスをいれるかに腐心してる。アーリークロスが今や一番得点に結びつくプレーだ。 守備では後半も危ないシーンが何度かあった、最終ラインにいた駒井のヘッドしたボールが態勢が悪く後ろに行ってしまい、相手選手2人が猛然と走ってきたがなんとか家泉と菅野で抑えたシーン。 またポストにも当てられた。 ロスタイムが7分と長かったので会場にも期待をよせる声も出たが、相手の時間を使うプレーにやられそのまま0ー1で終了した。 まあこのメンバーなら仕方ないだろうという面もあるうだろう。 しかし、このメンバーでも勝てる戦術はあったはず。例えば宏武を使うとすればGKに児玉を使い、シャドーにフィジカルの強い出間を入れて、素早いロングボールからサイドを走らせてアーリークロスをどんどん入れさせ、大森や出間を競らせこぼれ球を徹底して狙わせるとか。 それから今日の後半でもせっかく武蔵と大森がいるんだからそこに向かってロングボールを蹴ってそのこぼれ球をひたすら狙わせるとか。 実はこの戦術は多くのJチームではやり始めている。しかし、コンサの選手は今日も大森にロングボールが出てもそれを落とす位置にすぐに入ろうとしない。予測は狂う場合は当然あるが、いつもそれでセカンドボールを拾えない。こういうところは宮澤が上手いのだか… また岡田をいれたなら岡田に徹底してロングスローを狙わせるとか。もっとも岡田が入ってから左サイドのスローインの場面は1、2度しかなかったようにも思ったが。 例えばしそういうシーンがあったら岡田がロングスローができるという情報が恐らくは入っていないだろうし、知っていてもどんなボール投げるかなどもわからないだろう。こういうことをして相手をl混乱させるという手もあるあろだろう。(もっとも味方もどんなボールを投げてくるかもわからないかもしれないが) ミシャがダメな点はこういうところ。 誰が出てもほぼ同じ戦術、選手の特性を生かしたサッカーなどはしない。ひらすら夢物語を追いかける。 いわゆるドリーマーだ。ドリーマーは勝負事に弱い。 今日もジェイがミシャを批判していたが、同じ気持ちだ。ミシャはどういう状況でもメンバーの質を考えた勝つ確率の高い戦術は一切用意していない。 自分の夢。理想のサッカーだけを追求する。 これが今の選手にあった戦術をいろいろ試して努力しても万策つきてしまって負け続けるならこれほどは批判はしない。 しかし彼はそんなことなどしない。すべてを選手の質のせいにする。 今日の会見でも「選手は一生懸命やってくれた」でも質が悪いのでどうにもならなかったというような言い訳の内容に聞こえた。 「じゃああなたはその質の低い選手達の能力を最大限引き出し、勝利するための確率を少しでも高くする努力をしたのか」と問いたい。 私が言いたいのはこういうことだ。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
蹴球素人
Re:ミシャの言い訳に「選手たちの能力を最大限に引き出す努力をしたのか?と問いたい。
2024-06-30 06:52
テレビ観戦。 縦パスが貧弱に思えました。芝の帯2つ分では射程距離が短です。短いなら短いなりに何とかするのが戦術なんですが。現状は3つだと大方敵にカットされてます。距離もですが、角度も甘いのでしょう(敵寄りと推測)。 新潟は3つくらいは入れてました。面白いことに、前線の動きとマッチすると+0.5分射程距離が伸びたように見え、場合によっては+1に見えます。新潟は3~3.5のパスがバンバン入ってましたし、コンサの隙間ぐあいによっては時に3.5~4のパスが入ってました。
love2003
Re:ミシャの言い訳に「選手たちの能力を最大限に引き出す努力をしたのか?と問いたい。
2024-06-30 09:44
おはようございます 昨日はダゾーン観戦しその後は札幌駅へ行ったのですが 新潟サポーターさんたちと結構な数すれ違いました 画面からも伝わる大勢のサポーターさんたち 来てくれて感謝です 今節の感想はほぼ同じです 武蔵の突破も「なぜワンタッチ多い!」と思いました 前半のスタッツでパス数トップ3が 駒井・菅野・家泉 酷いもんです。ミスターバックパス。ここで一体何分消費した事やら バックパスを繰り返し結局最後はプレッシャーを受けて菅野がロングキック 何のための「後ろで回す」なのか?さっぱり分かりませんでした 後半前がかりになった時に受けたカウンターの連続など サッカーの質でも負けてました。スコアはウノゼロですが完敗と感じてます この試合で印象に残ったのは「後半に左サイドから武蔵が中にドリブルしてきた時に駒井が奪うような形でシュート打ったシーン」です 職人みたいに黙々とプレーする駒井がイラついてるように見えましたので このチームは空中分解寸前か?とまで思ってしまいました ミシャの求心力や選手からの信頼低下が出てきてるように感じるのですが主様はどう思いますか?
孔明
Re:ミシャの言い訳に「選手たちの能力を最大限に引き出す努力をしたのか?と問いたい。
2024-06-30 20:05
◎蹴球素人さん。 大崎も縦パスの少なさは言っていましたね。前半でそう感じていたのあえて縦パスを入れようと努力したと。 今のチームの戦術ではまずはサイドですから仕方のない面もありますがサイドが生きるのも中央を使ってこそですから。まったく今の戦術は理に適っていないと思います。◎love2003さん。 選手のなかでは勝てないイライラがあるんでしょうね。それゆえ駒井にしたらまだゴールがない武蔵に不満をもっているでしょうし、それがプレ-に出てしまったかと思います。私は三上さんの声明でミシャスタイルを続けるのが選手の総意のようなことを言っていたように受け取りましたが、今はけが人続出でサブもリーグ戦にある程度出してもらっていますがそのシャスタイルを続けるということを声高に言っていたのはやはり声の大きなミシャチルドレンが主で全員ではないと思っています。そういう形にした三上さんいは怒りさえ覚えています。
プロフィール
名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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