2024年06月16日
ミシャのことばかり書くのは本当はしたくないのだが、わがチームが降格へとまっしぐらへと進んでいるのでは書かざるを得ない。 この約8年間でミシャの采配をずっと見てきたが、ミシャをミシャたるゆえんの根本は1対1で勝つ前提で戦術を考えているということだと思う。 現に数年までのインタビューでは日本とは違い、欧州のサッカーはそうだというインタビューを聞いている。 確かに1対1で勝つことは求められることだろう。「球際で勝つ」とか「1対1でやれらない」ということはほぼ全ての監督がインタヒュー答えているし、それは当然なことと思う。 ミシャと三上さんは当然、それを前提にフルコートマンツーマンを始めたのだと思う。 確かに海外のチームでもフルコートマンツーマンのチームはある。 もちろん日本のチーム全体が1対1に強くなることが望ましいと思うが、毎試合のように出るけが人。このような状態で果たしてマンツーマンは妥当なのか?という疑問が常にある。 もちろん三上さんが言っているとおり奪う位置をだんだん低くしてあまり後ろにスぺースを作らないようにしているのはわかる。 しかし、そうは言ってもマンツーマンなので昨日の1失点目のような相手にパスで振られ2度追い状態の宏武や駒井にクロスを入れさせるなというも酷なことだと思う。 とにかく攻撃でも守備でも1対1に必ず勝つ前提のサッカーなど根本的におかしいのではないか。 1対1に勝てと言うのは当然としても、どんな選手でも何回もやっていたら勝てない可能性も出てくるだろう。 そういう危険性を一切無視して選手は1対1に勝つのが前提のサッカーなど危機管理意識のないサッカーとしか言えない。 1対1に負ける可能性があることも前提として誰かを常に余らせるとかしないと失点は永遠に減らない。 特に昨日の京都のようにロングボールでこぼれ球を狙う、サイドにロングボールを入れて背後を狙うチームにマンツーマン一択ではアップダウンをとてつもなくやらされる選手はたまったものではないし、選手たちのせいにするのはいくらなんでも可哀そうだ。 これは何度も書いているが、以前、大伍も本音を言っていたが相手の動きに併せて追いかける受動的な動きがかなりきついらしい。何の根拠もないか怪我人が続出するのも自分が思ってもいない動きを急にさせられる所に問題があるからではないかと疑っている。 コンサOBで介解説者の平川さんはスペースができにくい、5バックで守ることを考えた方がよいと言っていたらしいが、まずは5トップ自体やめるべきだし、フルコートマンツーマンをやめて中盤でゾーンで守ってボールを絡めとるという戦術が勝ち点をとる一番現実的だと思う。まあそんなことはミシャは死んでもしにだろうが。 こういう選手の力量を考えず。自分の理想を追求し、勝利は度外視とまでは言わないが、勝利する可能性の低いサッカーをやる監督などはチームにとって害悪でしかない。 三上さんは選手の総意がミシャのサッカーをやりたいと言ったからミシャに今シーズンは任せると決断したと言ったが、一部のベテランの声が大きく、若手は声を上げられなかったのではないかとさえ疑っている。是非選手たち全員の本音を聞いてみたものだ。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
Oimar
Re:選手の力量を考慮に入れず、自分の理想ばかり押しける監督は害悪でしかない。
2024-06-17 16:55
貴ブログを最近初めて拝見して以来、毎回更新を楽しみにしております。 >自分の理想を追求し、勝利は度外視とまでは言わないが、勝利する可能性の低いサッカーをやる監督などはチームにとって害悪でしかない。 上記コメントに尽きると思います。結果が出ないのも辛いですが、大幅に戦術&選手も変わらず毎回同じような展開から見慣れた顛末を見せられるのが本当に辛いです。壊れて同じ動きしか出来ないオモチャをずっと見せられてるような感覚。 今回の敗北で何か変わるかも!と毎回淡い期待を寄せますが、きっと今週末もいつも通りの"超攻撃サッカー"が待っているんでしょうね。。。
孔明
Re:選手の力量を考慮に入れず、自分の理想ばかり押しける監督は害悪でしかない。
2024-06-17 19:33
Oimarさん。 私のブログを見ていただきありがとうございます。 ミシャがよく言う「安い失点」というのは結局ミシャの戦術が招いていると思っています。 それを三上さんは十分わかっていながらミシャを切らなかった。彼の危機管理能力の不足はトップ不適格と言わざるをえません。 このままだと確実に降格すると思います。 ただ、天皇杯後、ある選手を起用することで監督がミシャでも選手にさほど上積みがなくても残留する可能性はあるかなとも思ってきています。それもミシャが起用するかにかかっていますが。そのことにつきましては明日のブログで書く予定です。 今後ともよろしくお願いいたします。
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名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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