2024年03月12日
浦和戦は負けたが、いくつかの光明があった。 今シーズンは主力の流出が多かったが、なかなか思うような補強はできなかった。ゆえにサブメンバーや若いメンバーの成長に期待しなければいけない部分が多くなっていると思う。 その中でJ1で初出場のGK阿波加。宏武、大卒新卒の克幸、高卒の原はかなり期待感があった。 阿波加はこれまでの第3、第4GKに甘んじていたが、高木と菅野の離脱もあったが、ようやくこの舞台に立てた。ミシャと赤池コーチの相談でミシャが決めたらしいが、よい決断だったと思う。 阿波加は最初のプレーで前に出て行ってヘッドでクリアする積極的なプレーを見せた。このワンプレーで正直、阿波加はよいプレーを見せてくれると信じさせてくれた。1失点は喫したが、相手の決定機を手の先でタッチして防ぐことやシュートをこぼさずキャッチするなど、思っている以上の働きをしてくれた。 もっとも阿波加に欠けているのは、足元だろう。そのためなかなかチームとしてのビルドアップができなかった要因の一つともなった。しかし、試合では慣れない前半は特に割り切って寄せられたらロングボールという判断をしていた。下手なパスで相手にボールをとられるよりはという判断をミシャと赤池さんとで話したんだろう。これは返ってよかった。 負けたが阿波加の出来はかなり良かった。 克幸は初戦から良いものを見せていた。彼の良い所は判断力の速さ。自分のパスの精度にも自身を持っているからと思うが、ボールを持ったらまずは前へのパスを第1優先に考えている。 それがよい。また、ボールを奪われたらすぐさま奪いに行き、明治大学仕込みのフィジカルがあるので結構ボールを奪い切ることができる。 なにより良いのが積極性。浦和戦でFKのチャンスがあったが、結構距離があった。そこでも直接FKを選んだのは素晴らしかった。惜しかったし、下手に弱気になって味方にパスを出してもこのチームはほとんどこういう場面では最近決めたことはないと思う。 昨年までの福森がFKを担っていたが、ここ数年、距離が遠いと直接をさけて安全策をとるケースが増えてきていた。これが非常に不満だった。 克幸がもっている積極性はずっと忘れないでほしい。まだわからないのは守備の部分、浦和戦は攻撃の時間が長かったということがあって良い部分ばかり目だったが、先発で出た場合にはどのような守備をするかがポイントだろう。 原はとにかくドリブル。1戦目の試合を見て鳥栖や浦和が2人で彼の突破を防ぎに来た、これだけ彼のドリブルに脅威を感じたのだろう。 浦和戦ではさすがの原も縦に突破できず、横に行ったが、ダメだとわかったら無理に行かずにすぐさまこのような判断をしたことも評価できると思う。やはり頭が良い。 このような対処をされる以上はチームとしてもちゃんと対策を練らなければいけない。浦和戦の終盤では菅ちゃんがオーバーラップ祖して相手を混乱させていたが、このような仕掛けをすればもっと原はできるだろう。 もっとも原は守備が課題だと言われている。守備をやらなけばいけない場面ではどのような対処をするのかが非常に気になる。 宏武も原が刺激になっているのか右サイドで果敢に仕掛ける動きをみせて再三チャンスを作っていた。惜しかったのはゴール前での決定的なシーンを外したことだが、ゴール前に入ってきたことだけを持ってしても彼には進歩だと思う。 今年は結果を残すと言っていたがその思いを実行に移したシーンでもあった。彼にはかなり厳しい意見もかつてはあった。 リーグ戦でも出ても積極性を出せずに終わって、ベンチにも入れなくなったり、移籍した藤枝でも最初はある程度活躍したがその後はレギュラーをとれずで、J2でも活躍できなかった選手がJ1でなんて活躍できないと言われていた。 サポーター間ではこの4人を使わざるを得ない状況を嘆く人もいるが、選手の成長はどのような状況で伸びるかはわからない。 これからは私の持論だが、プロに入ってくる選手は誰でも一定の能力がある。それゆえにプロになれたのだから。その能力がいつ発揮させるかの問題だと思う。 その中には監督が思いを持って最初から機会を得る選手もいるだろうし、練習試合や紅白戦で頭角を現わす選手もいる。あまりそのようなこともなくても、他の選手のアクシデントで本番で力を突然発揮する場合もあり、その機会をものにしてブレイクした選手もたくさんいる。ゆえに最初から過大な期待は持たれずにプロになった選手もどう成長するのかもわからないとも思っている。 監督はそのためにもチャンスをある程度は与えるべきだと思っている。 もちろんどうやっても伸びない選手はいるだろう。それはそれで仕方ないが、どんな選手にもプロになった以上それなりの能力はある。その機会を与えることでチームの選手層を厚くすることも可能ではないかとも思う。 野球の話で申し訳ないが日本ハムの新庄監督は就任1年目で登録の選手全てを一軍の試合に出した。よくわからないので間違っていたら申し訳ないが選手の能力の見極めもあっただろうし、選手に一軍の試合の機会を与えることで選手がどのような能力を出すかのかを期待し、発揮するチャンスを与えたのだと思う。 サッカーでも選手はどのようなシュチィエーションでブレイクするかはわからない。 持ち前の特徴ある能力をもった選手は確かに監督として使いやすいだろうが、特徴のない選手にも良いとことに期待してその機会を与えるのもチームの層を厚くするのに必要だとも思う。 以上のことは阿波加や宏武らのことを念頭にして書いたが、もちろん、彼らがこのことによってすぐさま大活躍するとは一概に言えない。 しかし、今のチームの状況を考えるとこのようなこともしていかないといけないと選手層は厚くならないと思うし、そのことも模索しなければいけないと思う。 勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
豆板醤
Re:阿波加と宏武、克幸、原のこと、今年はサブをうまく使って層を厚することが肝心
2024-03-12 20:26
野球は降格が無いので。降格しても良いから○○を使うとか全員を使うって意思決定の難しさがかなり効きますよ。 典型的には降格すれば流出選手も増えますし、大抵は監督GMはクビ。予算が減るから年俸減選手も出る。 若い子にもポテンシャルはあるはずだから全員使う方が戦力アップするはずってのは例えば一昨年の小次郎見ててもそうでしたか? やはりそれぞれの才能が開花するには準備も準備期間も必要なことはあると考える監督を私は全面否定しにくいです。 さていまの状態であとは大森と近藤の復帰とすると、残留のためには田中克を使いたくなると思います。 ただ田中克の弱点が研究されても顕在化させない起用はボランチよりはシャドウでしょう。シャドウであれば奪われてもとりあえずボランチがカバーに入れるためです。あるいは2枚のボランチの上がり目側。 田中克を入れるといまより縦に速い攻撃のリズムは作りやすくなりましょう。となると浅野をシャドウに戻しても生きるはず。 ここで悩ましいのは小林でしょう。小林を生かすには近くに味方が寄る必要があり結果的に縦の速さ自体は抑えられます。 ただ小林こそが大切で、小林中心にサッカーをすべきで小林がキープレーヤーと去年から主張されてきた方もいます。それをしないミシャはサッカーをわかっていない云々。 私の予想では田中克が先発レギュラーになるときは小林が先発できなくなるときと思います。そしてその時期は結構、早いかもしれません。
剛蔵
Re:阿波加と宏武、克幸、原のこと、今年はサブをうまく使って層を厚することが肝心
2024-03-12 21:16
阿波加はともかく宏武、克幸、原ちゃんは他の選手より違いを見せれる点では スタメンもしくは長い時間プレーさせるべきと感じます。 マークは厳しくなると思いますが、それを経て伸びる可能性もあるので、 今後ミシャがどのように起用するのか?注目ですし、 まだ出番がない家泉や大和の起用法も気になります。
孔明
Re:阿波加と宏武、克幸、原のこと、今年はサブをうまく使って層を厚することが肝心
2024-03-12 22:20
◎豆板醤さん。 確かに野球は降格がないからそのようなことをやったんでしょう。 >降格しても良いから○○を使うとか全員を使うって そもそも私は降格してもよいから全員を使えなどとは書いていませんよ。 常に私への批判がありきだからあなたらしい、つんのめった文章になっていますね。(笑)いい加減気づいた ほうが良いですよ。 >若い子にもポテンシャルはあるはずだから全員使う方が戦力アップするはずって これもあなたの得意な悪意の切り取りですね。(笑) 私は >その機会を与えることでチームの選手層を厚くすることも可能ではないかとも思う。 と書いています。もちろんそうならない場合もあると思いますよ。 そして確かに一度使ってみた方がよいというような感じでは書きましたが、ずっと使えとは書いてありません。それぞれある程度使ってみて(期間はそれぞれ、1,2度の場合もあるでしょうし、失敗しても選手の個性を見てリベンジの機会をいつ与えるかという判断もあるでしょう。水準に達していなければその後は別なチームに移籍させるということもあるでしょうね。) そういうことやってチームの戦力を上げていけばよいのではという趣旨で書いています。得に今のような戦力が乏しい状態ではです。 小次郎に関してはすでにある程度現在の実力はわかっています。現時点ではチームになかなかプラスになるような存在にはなっていないと推測します。 それが早い段階で分かったので一昨年とかは私の希望先発予想でも小次郎ではなく松原を推してしました。 >ただ小林こそが大切で、小林中心にサッカーをすべきで小林がキープレーヤーと去年から主張されてきた方もいます。それをしないミシャはサッカーをわかっていない云々。 これは私の言葉をまた悪く引用していますよね。これに関してはまたあらためてあなたに言うのも面倒なので書きません。 そもそも今後あなたのコメントは削除すると書きました、今回は削除しませんがまた書いたら今度こそ削除します。それでは。
孔明
Re:阿波加と宏武、克幸、原のこと、今年はサブをうまく使って層を厚することが肝心
2024-03-13 16:18
剛蔵さん。 特に次の町田戦は思い切った選手起用が必要だと思います。ミシャも危機感は持っていると思います。この3試合でこのままの選手起用ではまずいと思っていると思います。それならちゃんとした起用をしてほしいと思います。とにかく次こそ勝利してほしいと思います。
D
Re:阿波加と宏武、克幸、原のこと、今年はサブをうまく使って層を厚することが肝心
2024-03-14 01:56
管理人さん レッズ8割ガンバ2割で、外部サポの荒らしでしょ。関係ない野球を出すポキポキ中折れシャウエッセンなんかの相手をせず問答無用で対応されれば良いかと笑 応援するもっともらしいフリして途中から、あるいは最後でレッズサポみたいなこと書いてひっくり返してスリ替える詐欺文章の手口はヤフコメでも見かけます。 例えばコイツFTXが常習犯です↓サムダウンがサムアップより上回るとコメントをすぐ消します。意図してやってます。 22年のセレッソに逆転勝ちして勝ち数をふやしまくったとき応援してるくせにコンサが勝利してコメントが減るのはおかしいと思いずっと監視しています。 https://news.yahoo.co.jp/users/rsJ36Gc3tOrSXMw-HgMVgvhgwUjZbDDI5VapDCdgdr-ujPms00 この手の当たり屋みたいな連中のコメント乗せる必要すらないですよ。色々おかしいんで。
孔明
Re:阿波加と宏武、克幸、原のこと、今年はサブをうまく使って層を厚することが肝心
2024-03-14 19:35
Dさん。ありがとうございます。 私は私にずっと粘着している人物だと思っています。他サポでもないような気がしています。 いずれにしても当ブログを見ていただく方が嫌悪感の持たないようにしていきたいと思います。
プロフィール
名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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