頭と体。

2010年05月27日

以前、頭の中で具体的にイメージできることは、実際に出来るようになると書いた。

(※良いイメージを持つこと。2010年05月21日)


実は、コレ、一方で、かなり危険をはらんだ発想だとも思っている。
だから、このこともあわせて書いておこうと思う。

実際、この技法をつかって宗教活動みたいなことをする人はいる。







人間は頭で物事を考えることが特徴の生き物だ。

だから、人間は頭によって自分の体を支配できると考えがちになる。


身近な例だと、集中力や精神力がないから体が動かないんだとか、
怪我や病気も我慢すれば大丈夫とか・・・。

他にも、体に穴をあけたり、刺青を入れたり“体を改造”するのも、
古今東西、どこの地域でも見られる人間の行為だし、他の動物はそんなことはしない。


しかし、一方で、人間は“体”がないと生きてはいけないという事実がある。

脳ではなく、“体が動かなくなること”が人の死を意味する。

だから、基本的に脳の活動も体に制約されてしまう。

最近の先端医療技術は、この体の制約を外そうとする試みのように感じています。






最初に戻って・・・

具体的に頭の中でイメージできれば、空が飛べるのか?


もし、これが可能だとすれば、“空を飛べる”のところを変えれば
何でもできることになってしまう。

確かに、それは無限の可能性を秘めていて魅力がある発想かもしれない。

しかし、人間は“体”という制約を超えることはできないという発想も
一方ではしっかり持っていないと、頭主導、イメージ主導で、
あらぬ方向へ進んでしまう可能性もあるのではないかと思っている。

例えば、竹やりで、飛行機がおとせるとか(-"-;A ...




post by whiteowl

13:00

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