「復習は大事」と言うけれど…

2009年08月02日

 テレビ観戦でした。あれだけ先制のチャンスを逃していてはこの結果は必然でしょう。

 キリノはフィジカルが落ちているのでしょうか。ひところの縦へのスピードがなりを潜め、初速が出ないものだから自信がなくなってボールタッチを必要以上に大きくしてしまい、その結果次のプレーの選択肢が狭まる、という悪循環に陥っているように思います。西の浮き球を受けて裏へ抜け出したものの右へ外したシュートなんかは重心が後ろに残っちゃってて、あれではコースは狙えない。もう一回身体を作り直さないといけないかなと思うくらい悪いです。

 守備については、一点目は仕方ないとして(それでもCKをはね返した後の羽田のプレーはファウルだと思う)、二点目はDFラインが集中力を欠き、三点目はボランチが死んでもやってはいけない自陣での横パスのミス、とこれで勝てという方がおかしい。

 攻めに話を戻すと、一点取った相手が引き気味にやっていたというのもありますが、相手の前でボールを動かしていても危険な攻めはできない。縦へボールを入れること、そこへのサポートを厚くすること、ボール保持者を追い越しDFラインの裏へ飛び出すプレーを増やすことが必要です。今の札幌は、狙い所が絞りやすく非常に守りやすい。

 もうわかりきったことです。なぜ自分たちのペースに持って行けないのか。先制点を与えるからです。ビッグチャンスを外し、こちらから仕掛けざるをえない状況を作り、無理がたたってミスが出る。いまさら高い授業料払って確かめることでもないだろうに。
 だから答えも簡単。失点するまでの内容は悪くなかったのだから、そこで得点すること、それだけ。恐れずに積極的に行こう。


この記事に対するコメント一覧

コメントする