代表v.s.ウズベキスタン戦

2008年10月15日

 確かに痛い星を落としましたが、それ以上に内容の低調ぶりが心配です。

 前半、攻めでは足元でボールをもらうばかりでスペースへ出て行く動き、三人目の動きがほとんど見られませんでした。サイドチェンジも上手く行ったのは18分頃の一本だけじゃないでしょうか。ズベキスタンの2ラインの堅さに手こずったという印象です。MFがサイドに張りすぎて、SBの上がるスペースを消していたようにも思えました。
 後半は、最初のパスをスペースに入れることのできていた立ち上がりはペースを握りましたが、あとは焦ってミスを繰り返すばかり。徐々に中盤にスペースができはじめていたので、落ち着いて横にボールを動かして、ブロックがずれたところで縦にボールを入れるという攻めが欲しかったところです。急ぎすぎ。

 気になったのは、足を取られたり何でもないショートパスがミスになる場面が多かったこと。全体的に選手の動きが重そうでした。コンディションが悪かったのでしょうか?
 さらに深刻なのは、プレーが重なることが多かった点。CKで重なるのはまぁいいとして、ハイボールに対してCB同士、CBと周囲の選手の連係が上手く行っていないように見えました。チャレンジとカバーの関係ができておらず、競りに行った選手に対して取るべきカバーのポジションが取れていなかったり、二人で一緒に行ったり。コーチングの欠如が原因だと思いますが、こんな大事な試合で基本的な所ができていないのは大いに問題アリ、です。

 まだ3節しか終わっていない段階なので、勝ち点についてあれこれ言うのはちょっと早いと思います。確かに拙い結果ではありますが、0よりましだし、2位を狙うチームであるバフラインからアウェイで勝ち点3をすでにとっているわけですから。ただ、これでウズベキスタンが首の皮一枚つながってやる気を取り戻してしまったのは面倒です。できれば3連敗で「ドアマット」にしておきたかった。
 とにかく、これを糧にして、次の試合に向けて良い準備をしてもらいたいと思います。


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