代表v.s.オマーン戦

2008年06月02日

 まずは上々の結果だったと思います。相手の状態が悪かったことを考えるともう少し点を取っておきたかったところですが。
 オマーンのプレスの掛かりが緩い前半から日本がボールを支配。オマーンは守備的といっても引くだけで組織的な守備は見られず。好き勝手にボールに行くために次々とかわされて突破を許すばかり。そうしてサイドに寄せられたところにサイドチェンジを入れられてピンチに、というパターン。岡田が就任時に言っていた「接近・展開・連続」が遂行できていたと思います。っていうか今頃になってやっと出来るようになったってのはそれはそれで大問題だと思いますが。
 詰まったら裏に蹴ってみるというのも功を奏したと思います。慎重に進めねばならない予選ではこうした選択も必要でしょう。今日は前線が速い選手だったので結果的にDFラインの裏をつくことになり、かなり効果があったと思います。
 試合運びの面では、やはり最初にも書いたとおりにもう少し得点が欲しかった。厳しい相手に3-0からスローダウンしてコントロールに入るのならいざ知らず、これだけ出来の悪い相手に落とすことはなかったのでは。ただ、これからの連戦、ケガを抱えている選手が何人かいることを考えると、これもありだったかなとも思いますが。

 とりあえず求められた結果は出しました。新しく入った選手がフィットする時間も取れて、これでチームは落ち着くのではないでしょうか。次は暑いマスカットでのアウェイゲームですが、消極的になることなく勝ち点3を狙って欲しいと思います。


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