ピッチを爆走するあの男

2008年04月28日

 世間様はGWに突入。商売柄、私にはほとんど関係のない大型連休ですが、過密日程・大型連戦を迎える選手のことを思うと、文句も言っていられません。成績もさることながら、是非ともケガ人ゼロで乗り切ってもらいたい。
 さて、その連戦の最初は浦和戦。劣勢が予想される今節の注目ジョカトーレはこの男、

「ハーレー」#29・ディビッドソン純マーカス

です。ここ数試合好調を維持している彼。開幕当初はファウルがやや多く、さながら大排気量を持て余してホイールスピンを繰り返すハーレーダビッドソンのように空回っていましたが、ようやくチームにフィットし、アメリカンサイズのダイナミックなプレーを見せ始めました。神戸戦、そして数的不利を強いられた新潟戦で、攻撃参加が何度も見られたのも彼に期待する理由です。クライトンが前線に入る形だと、彼が引いてボールを受けた後のスペースに中盤の選手が出て行くことで攻撃の形が作れる。芳賀共々そうした働きに期待です。爆音響かせ、俺達を揺らせ!


 まだまだ勝ち点差ぎゅうぎゅう詰め状態で迎える他会場のカードはこちら。

  • 柏-清水:ショックは払拭できたか柏。清水はホーム初勝利で波に乗る
  • 磐田-京都:田原不在がどう出るか。磐田は人が揃いはじめた
  • 新潟-東京V:頑張らなくてイイから引き分けとけって
  • F東京-大分:三連勝の後一休み。波はなくしたい>F東京
  • 横浜M-千葉:苦しい千葉。若い攻撃陣に期待
  • 名古屋-川崎F:勢いは持続するか>川崎F
  • 鹿島-神戸:疲労困憊の鹿島。ゲームの流れをコントロールしたい
  • G大阪-大宮:こちらも消耗G大阪。大宮は走り勝ちたい


 お子ちゃまの出場停止は二試合に決定。とりあえずヤツには出場停止明けの試合で爆発してもらうとして、目下の課題はこの二試合をどういうメンバーで、何を狙いとして乗り切るか。対戦相手とこっちの構成を考えると、「酷い内容でも勝ち点獲った」というのが現実的な期待か。厳しい局面、みんなで乗り切ろう。We are SAPPORO!


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