クラブW杯・エトワールサヘル1-0CFパチューカ

2007年12月09日

 家事をしながらの観戦だったので、細部についてはあまり覚えていませんが、サヘルの戦術にパチューカが嵌められたといった感じでしょうか。
 サヘルは4バックに中盤もフラット気味。今年の札幌によく似たサッカーだったと思います。スペースを消して、無理に入り込んできたところを引っ掛けて奪い、前線のスピードとテクニックを活かして攻める、ここが違うか(笑)。パチューカはやりづらそうでした。
 後半は両者とも運動量が落ち中盤にスペースができたためやや大味になった感があります。サヘルの守備的中盤が攻撃に絡むようになり、中距離のシュートを何本か撃つようになったのもそのあたりに要因がありそうです。最終的にそれが功を奏して、DFに当たってコースが変わったシュートが決勝点となったわけですが、まぁ内容的に見ても妥当な結果だと思います。
 
 一昨年と昨年のアル・アハリもそうですが、アフリカ代表のチームは非常に組織的なサッカーをしてくるという印象です。パチューカがいかにも中米、いかにもメヒコというサッカーだったのとは対照的。というより、「アフリカ」の一言で括ってイメージしてはいけないということですね。


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