称賛・勝ち点3

2007年08月16日

 テレビ観戦でした。素晴らしい試合だったと思います。内容ではなく、「闘い抜いた」という充実感。感じた印象の強さは前節の試合をアッサリと凌駕してしまいました。
 
 前半はほぼ完璧な内容でした。立ち上がり、京都が前から来ないと見るやDFラインから丁寧につなぎマイボールの時間を多く作り、非常に良いリズムで試合に入ったと思います。特に出色だったのは大塚。前節同様、持ち前の守備だけでなく周りも良く見えており、彼のところから左右にボールを散らすことで京都は取りどころがなくなっていました。だからこそ前半終了間際のミスは痛かったし、これが原因か彼が前半のようなプレーが出来なくなったために後半は苦戦したわけですね。
 
 後半は石井をおいて他にいないでしょう。リードされている場面で投入されたわけですが、ボールに対する集中力が素晴らしかった。相手のクリアミスを拾ってGKと一対一になった場面、藤田のクロスに良いポジションを取ってのスクリーンプレーを見せた同点ゴールの場面、素晴らしいコースに蹴った逆転ゴール。その前のドリブルも、ゴールに向かって仕掛ける姿勢があったからこそディフレクションが自分の方へ転がってくるわけで、やるべき事をきちんとこなしたことに対する至極正当な報酬だったと思います。
 
 1点目は仕方ないとして、リスタート時に集中力を欠いた2点目は猛省してもらいたい。同じようなミスがもう一つあったはずです。しかし、上記の二人は言うに及ばず、力を出し切った全ての選手に、今日は称賛を贈らずにはいられません。「自己主張」っつうと言い方悪いけど、選手個人の色がこんなにハッキリと出た試合ははじめてではないでしょうか。いやー、持ち味が存分に出ていたよ、カウエ以外は(笑)。……次は頼むぞヲイ。
 


 
【今節の結果】[ ]内は出場記録・()内は通算得点

  • 注目ジョカトーレ・#4曽田:バツカトーレ[○]
  • 今節のマルカトーレ:#6西嶋(1)・#10ダヴィ(11)・#9石井(4)

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