第22節・札幌1-1徳島

2007年06月16日

 さらに鬱憤の溜まる試合しやがって。以下、雑感。
 
【「動き出し」がてんでなっていなかった攻撃陣】
 疲れは言い訳にはならない。マイボールになった時の動き出しが少ないため、攻撃が一向にスピードアップしてこず、引いて守る徳島の思うつぼ。クロスにも突っ立ったまま、裏を狙ってラインを下げることもなし。これでは点は入らない。
 FWにボールがなかなか入らなかったのは、相手が上手く守っていたため仕方ないかも知れませんが、両サイドが機能しなかったのが気になります。西谷の「一発を狙う」パス、藤田の「縦への仕掛け」はだいぶ研究されてきたようです。まぁ今日に限っては受け手の問題も大きいでしょうが。もう少し仕掛けのバリエーションを増やさないと厳しい。
 
【急造ラインが招いた失点】
 高さでなかなか勝てないこと以外はそれなりに機能していた最終ライン。それだけに失点場面は悔やまれます。現場で見ていた時には完全にオフサイドを取ったと思っていたのですが、左サイドのカウエが余っていたみたいです。
 この場面、徳島が左サイド(札幌右サイド)にボールを展開する段階でDFラインは4人揃っているのですが、その前の右SHのポジションに選手がおらず、慌てて戻ってきた砂川と池内の間で受け渡しが上手くいかず裏へ走られています。ラインを崩して池内が早めに小山をつかまえに…って守り方はしないのでしょうねたぶん。つかまえに行って抜かれたらもっと酷いことになると考えるとあれで正解のような気もするし。難しいですね。
 


 
【今日のピカイチ君・イマイチ君】

  • ピカイチ君:高木。終了間際のあれは肝を冷やした。よく防いだ。
  • イマイチ君:カウエ。失点につながったミス以外にも軽い応対やパスミスが多かった。慣れないポジションとは言え、及第点はあげられない。

 
【今節の結果】[ ]内は出場記録・()内は通算得点

  • 注目ジョカトーレ・#10ダヴィ:マルカトーレ[○](7)

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