こんな所にダービー組むなよ-第11節

2007年04月24日

 さて、第11節は札幌は一回休みですが、可哀想に他のチームは平日だというのに試合をやらされるみたいです。というわけで一回休みをはさまないチームにとってはかなりの過密日程の幕開けを告げる今節のカードは以下の通りです。
 

  • 山形-仙台
  • 水戸-湘南:アウェイ連戦、ジャーン故障も勢いで乗り切るか>湘南
  • 東京V-徳島:攻撃のバリエーションに乏しい徳島は辛い。連敗脱出>東京V
  • 京都-鳥栖:DFラインをどう組むか悩む京都。危機感顕わな鳥栖が攻撃的に行く
  • 愛媛-草津:ホーム連勝を狙う愛媛。草津は先に失点してはダメ
  • 福岡-C大阪:森島寛を失ったままのC大阪。誰がチームを引っ張る?

 
 さて、今節最大の注目カードが山形-仙台であることは衆目の一致するところ。なんでミッドウィークに組んでしまったのか全くもって理解に苦しみますが、リーグ全体の現状を見渡すと、ある意味札幌-東京Vよりも大きな意味を持つ試合だと思います。
 「堅守といえば札幌」みたいに思われていますが、山形もここまで6失点。札幌の場合は2失点、3失点が一回ずつあるのに対し、山形は2失点以上した試合がありません。東京Vに対しても一失点負け。しかもほとんどサッカーさせなかったみたいです。札幌の場合は試合展開がアレだったので単純に比較はできませんが、僕は、こと守備に関しては札幌よりも安定しているんじゃないかと思っています。
 対する仙台は21得点と攻めが上手くいっています。失点は10。「1点取られる間に2点取ってしまう」というサッカーです。ロペスが出場停止明け、チーム全体が休養十分、山形が財前を欠いているというのも仙台にプラスに働きそうです。
 ここで仙台が勝ってしまうと、第1クールはホントに負けなしで乗り切ってしまうかも知れません。京都はちょっとアテにならない。できれば止まってもらいたいモンですが、まぁ鬼門の厚別でウチが止めるというのもアリかな、とも思いますね。何にせよ好ゲーム必至です。


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