自分らしさが求められるあの男

2006年07月15日

 明日は鳥栖戦。ホームで上位に勝つのと同じくらいに重要なのがアウェイで下位に取りこぼさないこと。今のところ鳥栖は札幌とさほど勝ち点差がついているわけではないが、ハッキリ言ってこれぐらいの相手ならばきっちり勝ち点を奪ってこなければならない。なめるとかそういうのではなくて、今後の厳しい闘いに臨む為の必須条件。たとえベストメンバーを組めないとしても。そこで今節の注目ジョカトーレはこの男、

「札幌の頭技」#13・中山元気

です。6月から7月の好調の要因の一つに「出てくる選手が自分の持ち味を発揮している」という点があると思います。鈴木・大塚のかわりに出てきた金子・西嶋は、彼らのプレーを真似るのではなくて自分たちの持ち味を活かしてポジションを奪いつつあるように思えます。さすれば中山、彼自身が言っているように「フッキのかわり」ではなくて自分の持ち味をだして存在感をアピールすることが求められます。マイボールになった時に真っ先に体を張ってボールをキープし、味方の押し上げを助けることが彼の持ち味。目立たないがその献身的な働きで「フッキイラネ」とまで言わせてくれ。見せろお前の献身~♪


 札幌の6億分の1ぐらいしか気にならない他会場のカードはこちら。(一回休み:横浜FC)

  • 湘南-山形:なんだか確実に勝ち点を積み上げている山形。この辺で一休み希望
  • 草津-仙台:調子を落としている仙台は落とせない一戦。プレッシャーに呑まれろ!
  • 柏-神戸:注目の一戦。連敗の少ない柏に好調神戸が挑む。セットプレーがカギ
  • 東京V-徳島:なりふり構わず勝ちに行きたい東京V。1点をめぐる攻防か。
  • 愛媛-水戸:ひそかに行われる月曜日のナイトマッチ。愛媛がボールを支配する?

 7~9月は地味~な闘いで勝ち点を拾う試合が続く予感。その中で各選手は自分の持ち味を発揮して首脳陣にアピールする必要がある。個人プレーに走るという意味ではなくて。成績と同じくらい重要なのが第4クールで闘える選手の選定。闘える選手は多いにこしたことはない。一人一人がチームの一員であることを忘れずに闘え!"You" are SAPPORO!


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