ハイタッチにエラく時間が掛かっていたようで

2010年12月04日

参加しなかった自分なんかのようなアホゥは、驚くほどのスムースなスタ退出で
アッサリと帰宅。


J2第38節

人  4-0  陣太鼓


結果こういったスコアでしたが、
スコアだけ見てたら試合内容は想像できないですよ
な試合に分類できるかも知れません。
それだけDF時の後手後手っぷりにはビックリしていましたし。
(相手のダイレクトプレイや軽い緩急で簡単に揺さぶられやすい)
最近見慣れていなかった『これだけの決定力』に
相手様の『ラストパス以降のテキトーぶり』が加味された印象でした。
それでも試合が進むにつれての修正意図を感じた所もありましたので、
そこは良かったでしょうか。



人間がやっているワケですから、こういった事は
普通に可能性としてはあるのですが、その中で
先頭を切って修正を掛けようとしている選手の負担を
どれだけそれ以外の選手が減らしてあげられるかが大きくなるかと感じます。
そこのバランスがヨロシクナイ感じはしました。
それがあればもう2,3点くらいは取れていたかも知れません。
そして余計な疲労だって減らせただろう気も。




個人的には1点目が最高でした。
(3点目もあの場面近辺の形としては良かったんですが)
相手を崩しに掛かったのがコチラの左サイドからだったのが結果良かったですし、
(純平とスナマコで相手の行動回路をある程度ショートさせた感じ)
ニアで潰れた征也&同様にニアで潰れずにファーで”我慢した”三上というように
スナマコに対して両方の選択肢を作り上げていたのにはただただ関心。
その後の三上のボレーは遥か想像以上でしたけど。

もし右サイドからの崩しであったとすれば、今年のコンサの状況であれば
あんなに相手が戸惑う事も少なかったでしょうし、
これまでだとクロスを上げるタイミングで全員ニアになだれ込んだり、もしくは
ニアでなくともゴールの目の前に突っ込む選手”ばかり”で、
あのクロスも逆側まで抜けるだけ・・・というのが多かったでしょう。
対千葉戦に続いてその概念を崩してくれたのは素直に嬉しかったです。
だから自分なんかはこの1点目が今回のベストゴール。

まぁそれだけでなく
もしニアで潰れる側とファーで待ち受ける側の選手が逆だったら・・・
なんて考えて少々ガクブルにもなった自分もいますが(汗)
だって征也はあのニア潰れと4点目のキッカケ以外は要領の悪さ満載でしたから。
だから折角良い動き出しがあってもその時に肝心のボールが来ない・・・
こういった所が変わるだけでも彼は相当大化けすると思うんだけどなぁ。
あと三上は平均的にもっとパスのスピードを上げた方が良いかと思います。
そして、例えば
後半にスナマコが西嶋に出した思いやりの優先度を下げた鬼パス
(西嶋は受け取ろうとするのに精一杯で結局その時は相手に奪われましたが)
のようなモノを出していっても良いんじゃないでしょうか。
味方に出したパスが途中で相手にカットされる場面の数が気になった次第で。
それでも得点という中身に関しては『素晴らしい』の一言です。
あのボレーはもしホーム側のゴールにぶち込んでいたら
自分はオシッコチビっちゃっていたかもしれません。




そしてやはりスナマコを抜いて語れませんね。
名刺代わり(今回は惜別か)の切り返しも見せてくれましたし。

ところで、ブチ込んだFKを蹴る前、スナマコが
開いた手を横に振りながらの仕草(どけどけみたいな感じ)を見せていたのですが、
果たしてあれは誰が対象だったのだろう?
元々相手の壁の中にいた味方選手に対してだったのか、それとも
相手GK南の一番近くでいろいろ仕掛けようとしていた芳賀に対してだったのか。
いずれにしても、個人的感覚では
『いいって、相手のこの配置ならば余計な事ナシでブチ込むから』
といった雰囲気でした。
そして実際に相手の壁のエグイ隙間を通して決めましたから、あの時のスナマコは
どの世界の名だたるFKの名手よりも輝いて見えていましたよ。




まぁ何よりもシーズン最終戦として考えればトータルで見れば、
良かったんじゃないでしょうか。
継続していくべき部分と意識を変えていくべき部分が見えやすい試合でしたから。
4ゴール+完封勝ちという結果もついていますし。

とりあえず今回一番『アレッ?』となったのは、
終了後リアルにすすきのに行って、5点目を更に狙う人達
(チームのメンツもサポも)が多いだろう感じがしていたのですが、
『すすきのへ行こう』をやらなかった事かな(爆)


あと、帰宅してから見た神戸の完勝っぷりとFC東京の完敗っぷりに
少々驚いています。
(さい☆すたの試合の後半をTVで見ていました)
吉田が目立っていましたが、小川と石櫃の存在が大きいな、神戸さんは。


post by しゅ~ちょ~

22:15

コンサ コメント(6)

この記事に対するコメント一覧

まさひろ

Re:ハイタッチにエラく時間が掛かっていたようで

2010-12-05 00:57

三上の1点目の時の、征也のニアサイドでのつぶれですが、とても効いていたと思います。その前にも左サイドからの攻撃の時に、斜めに二アサイドに走りこんでその時は、ボールに届いていませんでしたが、その動きがあったからこそ、DFをひきつけられたのかなと見ていました。欲を言えば斜めから突っ込んでいった時に、(おしゃれに)ヒールとかでコースをコースを変えてゴールに流し込んでほしいです。 それにしても、セイヤクンは、馬にたとえると早熟で小回り苦手といったところでしょうか、もう少し足技を鍛えてほしいものです。 西嶋君ですが、病気です。得点を取ったことが目立ったことだと勘違いしています。見ていて社長のパスカットのほうが何倍もよかったと思います。1-0の試合ならまだしも4-0の試合で何を言っているのでしょうと思ってしまいました。 クラシック5つで少し言葉が、荒くなっていますので最後に、三上はあたりにも強く、ボーれーシュートもかっこよく、とても伸びていると思いましたが、 砂川選手が、サイドから中でおきていることが見えていることに驚きました。普通の選手は、見えるものなのでしょうか?

しゅ~ちょ~

Re:ハイタッチにエラく時間が掛かっていたようで

2010-12-05 02:21

どーもでございます。 (´∀`)/ クラシックを5つもだと、基本酒を全く飲まない(飲めなくはない)自分なんかがやると 確実にあの世行きです(爆) 全然文章が荒くも感じませんし、理解できていますから大丈夫ですよ。 ああいったニアサイドでの潰れがオプションの1つとして出てきた事は 意味があるかと思います、征也は。 しかしそういったような場面でのそういったようなポジション以外においては アイデアに欠けている感じなんですよね。 それにも増して、今回でも例えば中盤での何気ない動き1つ取っても あまりにも頭を使えていません。 個人的には彼は技術自体はある程度持っているが故に使われていると見ています。 もし常に考えて動けるようになれれば、 『なんであんなにうまくなったの?』 と周囲に思われる選手になれるのに・・・といった感覚です。 馬で例えればキングヘイローあたりでしょうか(爆) 西嶋については、やはり自分なんかはFWで見たいです。 あとは征也と似たような悪癖を何とかできれば、 見え方は相当変わってくる気がします。 スナマコの視野の話ですが、実際に見て確認する事100%ではなく、 信頼感などの部分も存在しているかと思います。 それについては普段の練習で高めていけるモノですね。 これも例えで出すとすれば、車の運転辺りで考えてみると良いカモ。 運転中における危機管理で見てみると、人間の基本的な視野であれば 全てを完璧にカバーする事は難しい、というかムリかと思います。 それを出来るだけ完璧に近づけていく為には、目で見える情報だけではなく 普段から運転する事によって大まかであってでもポイントを掴んでおく事や、 (絶対ではないですが)交通法規という信頼感などが不可欠です。 それがあれば、同じ視野の端っこ辺りで掴む情報であっても、 そういった情報に対する意識は大きく変わってくるかと思います。 このような感覚と似ていますかね。 普段から周囲の味方選手におけるポイントを掴んでおいたり、 『アイツならばココにいてくれる(動いてくれる)ハズ』 なんて信頼感があれば、同じ『見えている』であっても より短時間により確実な情報を得られるだろう、と感じます。 あの時のスナマコはそれを持っていた、という事かと。 ムダな練習はしていないという証なんじゃないでしょうか。 個人的にはこの事も非凡な選手であるか平凡(もしくはダメダメ)な選手であるかの 見極めの一要素であると捉えています。

フラッ太

Re:ハイタッチにエラく時間が掛かっていたようで

2010-12-07 01:02

 まさひろさんの征也評に思わず苦笑いしました。さながら征也は直線番長のフォースインディアで、古田はストレートスピードのないレッドブルか、あるいはルノーか・・・(笑)。  三上のボレーはマジで今年のベストゴールじゃないかと思います。トラップしてたら間に合わないですし。横浜FC戦(だったかな?)で丁寧に行ったがためにシュートブロックされていたのをフィードバックできているのかな、と。  砂川に関しては信頼感があるというのはわかる気がします。古いところでは“アイコンタクト”なんかがその手がかりになるんでしょうが、そういうつながりをどれだけ線で繋ぐことができるか、線の数をたくさん作れるかがクラブチームの進化の醍醐味なんでしょうね。そのベースとなるのは選手個々の技術だったり鬼パスに追いつけるスタミナだったり、閃きや反射神経だったりするんでしょうが・・・。  神戸の試合を少しだけ観ましたが、あれは神戸の作戦勝ちの面もあるような。  執拗に初スタメンの濱田の裏を狙っていましたし・・・。  石崎コンサとはまた違った地上戦攻略は参考になりました。

しゅ~ちょ~

Re:ハイタッチにエラく時間が掛かっていたようで

2010-12-07 20:37

>フラッ太さん どーもでございます。 (´∀`)/ F1チームで例えても選択肢が少ないですって(笑) ドライバーの方が良いかも。 という事で・・・ 征也は何となくジュリアン・ベイリーみたいなイメージで、 古田は何となくマーティン・ドネリーあたりかな? そうなんです、三上の1点目はダイレクトで決めたのが 自分なんかにとってもミソです。 一旦トラップしたとしても、先日のアーセナルのナスリのように出来れば それもまた1つの方法なんですが、今のところウチの選手の中で 『どちらもイケル!』と胸を張って言える選手の存在が如何せん・・・orz また、あの場面での流れですが、 ボールやそれに関与した時の選手の動きしか見ていないような方だと、 多分『只のタテポンの一種だろう』と考えるでしょう。 しかし、TVでは映らないであろう部分を含めて捉えれば、 言い換えると各所での駆け引きやダマシなどのプロセスが見えていれば、 この1点目は 『場面全体として素晴らしかった』 なんて考えられるんじゃないかなぁ、と思います。 チームや選手の進化において、自分なんかだと決して 選手個々のチカラがベースであるとは考えていませんよ。 フラッ太さんの仰っている前半部分の線の話の方がよりベースであって、 それを出来るだけ実現させるための『補助』(あくまでも補助)として 個人のチカラを必要とするに過ぎない、と考えています。 さい☆すたの試合については、神戸は何だか濱田の裏を狙っていた『みたい』ですね。 『みたい』なのは、ドームから帰ってきて見始めた時にはもう既に3-0になっていて、 濱田はピッチ上にいなかった・・・アリャリャ 浦和は今の坪井に波があると思っているので、相手の戦略以前に こういった結果になる可能性も普通にあるかと考えております。 神戸さんはもしあと1節分でも監督交代が遅ければ多分アウトだったんでしょうね。 コンササポ的には、 『前監督に干されている間に何とか石櫃を取れんものだろうか』 と実現の可能性は置いといて思っておりました。 そしてそれは完全に叶わぬ夢と化し・・・orz もう今は小川と共に適材適所で使われているのを遠い目で・・・(哀)

フラッ太

Re:ハイタッチにエラく時間が掛かっていたようで

2010-12-08 01:19

 あ、書き方が悪かったですかね。  あくまでもクラブチームが強くなる過程で重要なのは“線づくり”であって、選手の個々の能力は線づくりとの主従関係で言えば従です。じゃないと、外国人選手への依存度が高くなってしまうので。  線づくりにおいて外国人選手はいわばハブみたいなもので、そこが機能しなくなるor移籍などでいなくなるとまたやり直し。ユースから少しずつトップチームに選手が送り込めている現状であれば、強化の方向性がブレなければ外国人選手への依存度は相対的に減る傾向にもっていけるとも思いますし・・・。  神戸は和田監督になってから4勝3分け。交代のタイミングとしてはギリギリだったでしょう。あ、石櫃はたとえ神戸が降格になったとしても個人残留できたと思います。代表でさえ人材不足なポジションですから・・・。  あと、征也がジュリアン・ベイリーってマイナーすぎますって。  せめて条件が揃えば速いエイドリアン・スーティルあたりにしてほしかった・・・(泣)。  

しゅ~ちょ~

Re:ハイタッチにエラく時間が掛かっていたようで

2010-12-09 22:43

>フラッ太さん 再びどーもでございます。 (´∀`)/ あっ、そうだったんですか・・・(汗) コチラの理解度不足でスンマセンです。 m(_ _)m ビッツ石櫃はただでさえ通好みが多いであろうSBの選手の中でも 更にマニアが喜ぶ選手だと思っていました。 社長が1年前にウチに入団決定した時にも、結構知らない方が多かったですし。 だから『今のうちに・・・フフフ』なんて妄想でしたよ(爆) 自分なんかだとジュリアン・ベイリーは決してマイナーじゃないんだけどなぁ・・・ 下のカテゴリー時代は良い活躍をしていましたし、 日産やトヨタのクルマもドライブしていたので、地味に親近感はある方です。 (まぁスーティルも似たように該当部分があるのですが) またベイリーはGTのチャンピオン経験者ですし、個人的には 今の征也を精一杯評価しての例えなんですよ。 (´∀`) オッサンが例えるとこんなモンです(爆) そして、 『征也にはまだまだ奮起してもらわなくては』 といった意味も込めたつもりでございます。

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