神がスパイクを脱ぐ

2009年11月18日

絶対神ソダンの引退。
本人が悩みぬいた末の決断でしょうから、周囲からするとただただ

お疲れ様でした。

この一言に尽きます。



コンサのド底辺時代にチームの中心にいる事の辛さ
結果として彼にとって恵まれた監督は張さんとヤンツーのみだった事
ボールを持った時にやれ『危なっかしい』だのと理不尽に言われ続けた事


彼には嬉しい事をほとんど味わってもらう事が出来なかった。
こういった事からも、彼に対して個人的には
『何にも助けになれなくてスミマセン・・・』
と申し訳ない気持ちがイッパイ。
(別に自分が近いポジションにいたワケでもないのに)

始めはFWで、そしてその後はDFでしたが、自分としては
02年の対京都戦を見てから、ダントツで
最もアンカーの位置でプレイして欲しかった選手でした。




世界に名だたる一流選手は、優れた知性を持っているか
その優れた知性を上回る感性を持っているかと思います。
その中で、『感性があれば一流になれる選手』というのは
ほんの一握りだと感じます。

なので、ドコのレベルとか関係ナシに基本的に知性というのはホントに重要かと。
それをコンサの選手で最も持ち合わせていたのが絶対神ソダン。
(そりゃあ一般で筑波卒ですしね)
ある時期、ボールを持つ度に
ワーキャーと意味もなく味方のサポ・ファンから言われ続けても、
決して『その時』ではなく、、常に『その後』をイメージして彼はプレイしていたと思います。
少なくとも当時から自分なんかはそう感じ、汲み取っていました。

長年チームの助けになったこの知性というものを、
『受け継いで』もしくは『上回るモノを持っている』選手が
現状のチーム内で果たしているのか?と言われれば、自分なんかは
『現状ではほぼいない』
と答えてしまいます。
加えて彼はフランチャイズビルダーでもありましたし。

ハッキリ言って
ここ最近チームが失ったモノの中では、最も損失度の大きいファクターかと。
スポンサーがどうこう,といった話が出ても、わりかしノー天気でいた自分にとって
今シーズンで初めて,そして最大の危機感です。
ですから正直言うと、
『たとえどれだけ動きが鈍くなっても、たとえどれだけボロボロになっても
可能な限りチームにはいて欲しかった』
というのが大いなる本音ではあります。




しかし、やはり本人の決断は当然ながら尊重しないと。

本当に、本当に
お疲れ様でした・・・




一度でもいいから、箕輪や晟桓、ナオキらのバックスの1つ前で
プレイするソダンを見たかった・・・(涙)


post by しゅ~ちょ~

00:28

コンサ コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

菅利冬里

Re:神がスパイクを脱ぐ

2009-11-18 11:50

ネ申が帰ってくれば全てがプラスに転ずるはず! という何の根拠も無い確信を持って今期のコンサを見守っていた身としてはショック以外の何者でもない曽田引退... J1でもう一度輝いて欲しかったなぁ~と本当に思います。 ネ申の存在感と同等のものを持つ選手はもう現れないかもしれませんね。。。 (しかし別の意味で輝ける選手ならどんどん出て来てるので心配してません)

しゅ~ちょ~

Re:神がスパイクを脱ぐ

2009-11-18 19:03

>菅利冬里さん もしかして『菅莉透さん』と同じ方なのでしょうか? もしそうでなければスミマセン・・・ 個人的には 『引継ぎが出来ていない』 と思っているので、相当というかかなりの危機感です。 例えばジュビロあたりを見ていると、(前田をはじめ)輝ける選手がいるのに、 しっかりとした引継ぎが出来ていなかったが為に チームとしての方向性やバランスに乱れがあったり感じています。 鬼のように強かったチームでもこうなのですから、 鬼のような強さを見たことがないウチがそうなると かなりな絶望感も頭の中には浮かんできたりします。 それが杞憂に終わるような選手が出てこればいいのですが・・・ 少なくとも今シーズン出場した選手の中には (チームに在籍1,2年の選手は仕方が無いとして) そう感じる選手はいませんでした。 orz

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