『オフサイド』からいろんな競技を考える(ムダに長い)

2009年10月30日

自分の友人の中には
『オフサイドって何? もう全然ワケワカラン!』
といった方がいたりなんかします。

この『オフサイド』のルール。
現代の団体球技において最も多様に存在する、と感じるルールかと思います。
例えばある競技のオフサイドのルールが分かっていても、
別の競技になると『????』になるパターンは
良く見られるんじゃないでしょうか?

確かに細かい部分については競技ごとで違ったりはしています。
しかしオフサイドというのは、基本
『プレイしちゃいけない場所ではプレイしちゃダメですよ』
てなルールです。
コレについてはどのオフサイドも同じ意味です。

これからのシーズンは、雪上や氷上のスポーツだけでなく、
球技だって各競技が盛んに行われるシーズンです。
このオフサイドについてアバウトに知るだけでも、
それらをより楽しく観たり、又は参加したりする事が出来るんじゃないでしょうか?

という事で、素人レベルで基本だけをいろいろと羅列。

もし興味を持ったとすれば、あとは各自で調べてみて下さい。
興味がなければスルーが基本。




①『サッカー』の場合

20091030-00.JPG

サッカーについては、ココに迷い込むような方は大体が知っているものでしょう。
なので、終了(笑)




②『アメリカンフットボール』の場合

アメフトの場合のオフサイドは、基本的に
ディフェンスに対しての反則として良く聞く事でしょう。
別名(旧名)『エンクローチメント』とも言ったりします。
ニュートラルゾーンというエリアがオフサイドの反則対象区域となります。

20091030-01.JPG

特に相手に対して一番近い所に並んでいる選手たち(ディフェンスライン)は
 ・反則エリアに隣接
 ・相手側にスグにでも突っ込んでいくような状態
のために、チョコット動いた時点で前方へ動いてしまい
オフサイドを取られたりもします。
罰則としては基本5ヤードの後退です。

基本的にプレイ開始前にニュートラルゾーンへ侵入すれば反則対象とはなるので、
厳密に言えばオフェンスに対してもオフサイドの存在はあるのですが、
オフェンスの場合は、相手の動きをを止める理由だけでなく
『ディフェンスをダマすために動く』という誘導の理由もあるので、
オフェンスの選手に対しては、オフサイドではなく、別に
『フォルススタート』
という反則が存在します。

まぁ似てはいるんですけどね。




③『アイスホッケー』の場合

20091030-02.JPG

アイスホッケーの場合は、オフサイドのエリアが固定して決まっています。
反則対象区域はアタッキングゾーンとなります。
アタッキングゾーンというのは、相手側エリアの方に引いてある青い線(ブルーライン)
よりも相手ゴール側のエリアの事を言います。

まぁ選手で判断するか線で判断するかの違いはありますが、
これは一番サッカーに近いですし、しかもオフサイドラインが動く事はないので、
理解しやすいかも。
ですが、加えて『アイシング』や『ツーライン』(今はNHLだけか?)のルールが
あったりするので、トータルでは分かり辛さも少々あるかなぁ。

攻撃していて、このブルーラインよりも自陣側にパックが戻されてしまうと、
選手も同様に一旦自陣側に戻らなければ再びプレイに関与できないので、
このブルーラインの存在が試合においてはかなり重要になってきます。

ちなみに、サッカーと少し異なる部分として
ラインよりもチョットでも自陣側に残っている所があればオフサイドにはなりません。
(ならなかったハズ・・・汗)




④『ラグビー』の場合

ラグビーにおいては、他の競技と比べて複数のパターンがある分、
そしてオフェンス・ディフェンスどちらにもオフサイドがある分、
難しさレベルはチョイと高いかもしれません。

まずはボールがオープンであった場合20091030-03.JPG

この図の例はスクラムからオープンにボールが出たタイミングを意味しています。
この時はボールの重心(中心)にオフサイドラインが存在する事になります。
反則対象区域はココで書かれているラインよりも相手側のエリアとなります。
オフサイド該当選手は一旦ラインよりも自陣側に戻ってから
プレイに関わらないと、オフサイドを取られます。

ディフェンス側にとっても同じです。
オフサイドラインの基準がボールなので、単純に上下をひっくり返して考えれば
良いかと思います。

図の例でボールを蹴った場合、オフサイド該当選手はボールを蹴った選手よりも
自陣側に戻るか、蹴ったボールを取った相手側がプレイを始めた後(条件アリ)
ならばオンサイドとなり、再びプレイに関与できます。



それからボールが密集地の中にあった場合20091030-04.JPG

この図はスクラム時のつもりで書いています。
先程とは違って、この場合は密集の一番後ろにオフサイドラインが生じます。
ということで、ラインは攻撃側・守備側で別々に存在する事になります。
ココも分かり辛い理由の1つかなぁ。

試合において、密集からボールが出た時に、初めて相手DFが一斉にワァ~ッと
動き出すのを良く見たりするかと思いますが、あれは
ディフェンス側がオフサイドを取られないようにしている為です。
逆にスクラムハーフが密集からボールを出すタイミングを伺っていたりするのも
良く見るプレイでしょう。
あれもオフサイドの駆け引きが主な理由になるかと思います。
昔はスクラムハーフがボールを出す真似をして思いっきりフェイクをしたりもしていましたが、
悪質という事で今は禁止されています。


ちなみにラグビーにおいては、『10メートル規則』といった
ココで書いたオフサイド・オンサイドに関係しない
重要なルールもあるので注意。


まぁラグビーもアイスホッケーと同じく、
『ボールを保持している選手が一番先頭にいる事』
コレが基本です。




⑤『すすきの』の場合

20091030-05.JPG

・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。

ま、まぁコレは間違ってココに迷い込んだ方の中で
もしかしたら少しでも該当者がいるかも、と思い書いたまでです・・・(大汗)

ボーナス様、もし迷惑であればお知らせ下さい。
該当部分を削除致しますので。




という事で、もちろんコンサだってまだまだ試合が残っていますが、
さまざなまスポーツを知ることによって、その中に(今回の話は該当しないでしょうが・・・)
例えばコンサに対してフィードバックできる部分があったり、など
タメになったりもします。

なので、いろいろなスポーツを知ることは
個人的にはオススメです。



post by しゅ~ちょ~

21:20

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