思うところは変わりませんね

2009年06月15日

J2第21節

  1-1  POCARI SWEAT


それにしても変わらないなぁ・・・
前の試合で『おっ』となっていた部分も元通りになっちゃいましたしね。




このアホゥレベルで『どうにかならんかなぁ・・・』と感じる部分として、


①パスの受け手の意思のなさ

何度か示しているように、まずはこれがヤッパリ気になりますねぇ。
『ココにパスが来る!』という風に考えて自分自身がメインで動き出して欲しいですね。
出されるパスの軌道・到達点をイメージしながら。
パスが出てから『おっ』なんてそのパスを取りに行くばっかりでは
同じ走量・疲労であっても意味がかなり変わってしまいます。
それがないから結局、常にポストプレイか足元パスを待つばかりになってしまい、
相手DFが守りやすそうになっていて。
前線ももっとオフサイドに引っ掛かかるくらいでもいいのに。

もし動いてもパスが来なかったら、ボールマンに対して
『ドコ見てんじゃい!ボケッ!』
なんて言ってやればいいんですよ。
実際にそのルートが正しかったどうかは置いといて。

他の選手がクライ㌧を見習って欲しいのはその部分です。
決して俊足とは言えないクライ㌧がドリブル以外でも
フィニッシュまでいけたりするのが果たして何故なのかを。

ボールマンの方も
『もっとイメージ作って動けや!バカモノ!』
とか言って怒って欲しいです。
昨日でいえば、カズゥとDFラインがこれに該当。
特にDFラインは現在疲労が伺えるので、もっと野々村氏のように
口でプレイする部分も入れてもいいかなと感じます。
パスを受ける方があれではスルーパスなんて出せないですし。


石さんが攻撃時に求めている事の中には、オシムさんが言っていた
『考えながら走る』という言葉につながっている所もあるかと思うので、
選手にはそういったイメージを持って欲しいです。
別にボールを止める事や蹴る事ばっかりが技術ではないかと思います。
いくらリフティングが上手でも、いくらいろいろなキックが出来ても
こういったイメージのない選手はただの凡選手です。


みんな凡選手で終わらないでくれ!!




②征也の再劣化

せっかく前節の試合で良くなってきていた様に伺えたのに、昨日の試合に関しては
あれまぁ元通り。
内側に切れ込んできた時の選択肢も、後ろに軽く戻すばっかりでは
もうため息しか出ません。
『とにかくシュートを打て!』なんてオマヌケなことは思っていません。
と同時に『とにかくサイドをえぐってクロスを上げろ!』とも思ってません。

『教科書どおりのプレイヤー』の代表格になってしまっています。




③FWで使われる宮澤

コレについては、石さんが耐え切れずに綺麗さっぱり諦めるのと、
本人が変えていくのとドッチが早いか? という現状ですね。

今の宮澤はボールをもらってから次の行動までが、ダイレクトプレイを除くと必ず
  (トラップ)→2(次の展開の判断)→3(行動実行)
なんていう1、2、3のタイミングなんです。
ここで、変えるかどうかという話として、果たして
上記で言う2の部分をカットしたプレイも織り交ぜる事ができるかどうか
というのが大事になってくる、と感じます。

前線でプレイした場合と中盤でプレイした場合との大きな違いとして
相手のプレッシャーの違いがあるかと思います。
そして彼は、判断がハッキリした時・している時は
良いプレイ・超人プレイが出来ます。
(昨日のキリノへのパスなんかが例の1つですね)

ですから今の時点では、中盤の時の方が良く見えるんです。
前線でプレイするのであれば、こういったような変化をして欲しいです。
変化がないとすると、前線であれば
中山元気のほうが相手にとって今は何百倍も怖いかと。




とこんな感じが主でしょうか。
こうやって羅列してみると、結局のところどれも
空間認識能力というものが必要
という感じで落ち着いちゃいますね。




選手たち(特に攻撃陣)には
『J1の上位チームが何故強いのか?』
というのを考えてみて欲しいです。

ここで
『ボールを扱う技術がうまいから』
なんていう理由がもし一番最初に来るようであれば、少なくとも
今年の昇格はスッパリと諦めたほうが良いかと思います。



P.S.
芳賀の状況判断・視野はなかなか良かったかと思います。
今のチームを外から見ていて何か感じる事があったのかなぁ。


post by しゅ~ちょ~

22:45

コンサ コメント(2)

この記事に対するコメント一覧

ビーグル伝説

Re:思うところは変わりませんね

2009-06-18 11:54

お疲れ様でした。宮澤論争は私の所で書きましたのでここは別件にします。 今のうちの生命線は中盤で相手にいくらプレッシャーを掛けられるかに尽きているように感じます。クライトン、ダニルソンが居ないのは大きいけれど、攻撃の核としてより特にダニルソンの中盤での寄せと奪取が無かったのが今回の結果になったのかなと。いっその事中山を一つ下げて最初から走らせていた方が相手は嫌だったんじゃないかと考えたりもします。 個々の能力は論じても仕方ないですけれど、折角の能力を出し切っていなかったり、出す環境に無いのは気になります。 セイヤ、大伍の二人は特に物足りなさを感じるのはデビュー当時のがむしゃらな姿勢が無く無難を選択するようになったからなんでしょう。出場するのが当たり前空気を無くしちゃった方がいいかもしれません。荒治療かもしれませんが、前節の中山のように岩沼の方がモチベーション高いし刺激剤になると思うんですがね。 しかし昨日の代表戦は見ててつまらなかったですね。体格に劣るのに同じサッカーをしてるんですから勝てるとは思えませんでした。オーストラリアは高さだけでは無く寄せも早かったし強かったー。(>_<)

しゅ~ちょ~

Re:思うところは変わりませんね

2009-06-18 18:40

>ビーグル伝説さん ドーモお疲れ様でした。 なるほど~ 寄せの速さで相手が想定していないところでボールを奪えれば、 崩れた形の相手を攻め込みやすいですしね。 征也や大伍は、例えば猪木のような馬鹿エッセンスみたいなものを もう少し出してくれると嬉しいです。 100%お利口さんのままよりも・・・ 昨日の代表戦は、指導者の目線になって 『このやり方において、果たしてどういった人選・配置をしていくのがより良いのか』 なんて考えていると、個人的にそんなにはつまらなくはなかったです。 山口や槙野を見たかった気持ちは大きいですが・・・ 後々の進め方を考えた上での昨日の試合だったのかも知れません。 見切りをつけられそうな選手も居たでしょう、多分(笑) どうせ本大会で勝とうものなら手のひらを返す人々が多いでしょうし、 監督はある意味ストイックにやっているのかもしれません。 ちなみに、実は先日は『頭から同じ格好』とはいかなくとも、 首から下は同じ格好でした。 着替えもなく、最近老けてきましたし(笑) そして無理して探したり挨拶廻りしなくてもオケーですよ。 面倒なのは当然の感想です(笑) お互いに探して欲しい時は、自分から何かしらの宣言やアピールを さりげなくしていきましょう。 (´∀`)

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