2017年09月29日
明日のアウェイ広島戦 前節の新潟戦は2点先行しながら、後半、追いつかれドロー。悔しい試合だった。 順位は14位と変わらないが、広島と甲府が勝ったため降格圏の16位までは勝ち点差が3と縮まった。広島に万が一負けて甲府が勝つと降格圏に一気に落ちてしまう徳俵に足をかけている状況に。 この試合は厳しいアウェイの試合。前回広島にはホームで勝っているが、そのときから広島は監督が代わり、システムも変わっている。メンバーも入れ替わり難敵であるのはたしかだ。また、広島も残留を争うチーム。この試合は6ポイントゲームであり、ここで広島に負けるとかなり苦しくなる。 勝ち点1でもとりたいところだが、アウェイでまだ勝っていないことから、広島に勝って初勝利といきたい。正直広島のホームでもあり勝ち点3はかなり厳しいかもしれない。しかし、サッカーはやって見なければわからない。この勝敗は残留争いを分ける天王山とも言われる試合。必ず勝つつもりでスタートから集中力を保って戦ってほしい。 対戦する広島の成績は6勝8分け13敗の勝ち点26で15位。14位のコンサとは勝ち点でわずか1差だ。 広島は開幕から5戦勝ちなしからスタートしその後4連敗するなど下位を低迷。その責任から7月に森保監督が辞任し、ヤン・ヨンソンが就任。夏の補強でDF丹羽やFWパトリックやFWネイサン・バーンズを補強、システムも3バックから4バックに変更 新監督は「手間のかけない攻撃と」「コンビネーションを使った攻撃」をミックスさせることがテーマと言い、チームにも徐々に浸透している。 ここ5試合の成績は3勝2分け。特筆すべきは失点数。5試合で2失点しかしていない。かなり守備が強化されている。 ただ、この5試合のうち残留争いをしているチームが4試合。 かなり強くなっているが勝てない相手ではない。 前回はドームで3月18日に対戦 システムを前節の3ボランチではなくダブルボランチにして攻撃の姿勢を見せたことが幸いした。 高い位置でプレスをかけることで広島の出鼻をくじいた。 徐々にボールをまわされ、プレスをはがされて危ないシーンもあったが。なんとか耐えた。 得点は都倉が相手DFを吹っ飛ばしてGKと1対1 林の股抜けるゴールで先制。 失点は相手のコーナーから 水本をフリーにしてしまい、ヘッドで入れられた。 得意のFKから福森のFKがミンテのところへミンテが中にクロスをいれて相手がオウンゴール。このシーンは相手が触っていなくても宮澤が飛び込んでいてゴールだっだ。 2-1でリードした。後は引き気味に守ってカウンター 都倉がスペースに抜け出て惜しいチャンスもあったが決めきれず。 後半は途中から3ボランチにシステム変更して逃げ切った。 シーズン初勝利を飾った試合だった。 前節広島はアウェイで清水と対戦 6分、広島が右CKを獲得。キッカーの柴﨑が入れたボールにニアで水本が走り込みGKのニアを抜いてゴール。1-0 しかし、徐々に清水が押す展開に。20分に竹内が金子とのワンツーからシュート。しかし、これはGK中林がパンチング。そのこぼれ球をつないで白崎がシュート。これはゴールを外れる。清水はチャンスを作ってはいたが、ゴールを決め切ることができなかった。前半は1-0で広島のリード 後半も清水が押していた。52分は、右から直接FKでチアゴ アウベスが蹴ったがバーを叩いた。56分はチアゴ アウベスのクロスにファーでミッチェル デュークが合わせたが、GK中林がキャッチ。清水は69分にチョンテセを投入した。 84分清水の北川のクロスはいったんDFにはじかれたが、再び右サイドからふわっとしたクロスを入れると、ニアに走り込んだチョンテセがゴール。同点に追い付かれた1-1 後半アディショナルタイムに広島が得点する。清水が前掛かりになったところで広島のカウンター。フェリペ シウバのスルーパスから稲垣がGKと1対1のチャンス。ここは清水GK六反がセーブも、こぼれ球をパトリックが押し込んで勝ち越し。さらに終了間際にはカウンターからハーフウェーライン付近でボールを持った柏がペナルティエリア内までドリブルで持ち上がり、フェリペシウバに。フェリペシウバは右足を振り抜き、ゴール右隅に突き刺す。3-1。結局3-1で勝利した。 広島のシステムは4-2-3-1 ポゼッションを基本としながらも縦に速いカウンターを仕掛けてくる。また遅攻はじっくりとカウンターのリスクを避けながら前線の4人がパスをつなげてDFラインを崩してくる。4-2-3-1の3の横2人はサイドに張るのではなくシャドーとして中央に張って攻撃に厚みを持たせる。 サイドからの攻撃がメイン。サイドバックが高い位置をとってクロスや突破を図ってくる。 前線にタレントがいて個人技で突破してくる。 守備は4-4-1-1になり4人で2ブロックを敷いて堅く守る。 そして広島は相手によって戦術を変えてくるチーム。はたして明日はどんな戦術でくるだろうか。 ワントップのパトリックはとにかく体が強い。上背もあるし、ゴリゴリ力ずくでも前に出てくる。またスピードもあり、DFの裏に抜けるプレーも得意。こういうタイプには弱いだけにしっかりと守りたい。 トップ下のフェリペシウバはパス、シュート、ドリブルと全てに能力が高い選手。足元のテクニックがある。スルーパスが得意。チームにフィットしていなかったが、ここにきて攻撃の切り札になってきた。連続得点中なので気をつけて対応したい。 右サイドハーフのアンデルソンロペスは突破力があって、ドリブルが得意、サイドからどんどん中に入ってくる。パンチ力溢れるシュートを持っている。また前線に向けたスルーパスも得意。彼にはスルーパスを出させないようにしたい。そして1人でドリブルして突破できる選手。彼の前にスペースを空けてはいけない。 左サイドハーフの柏は運動量があり、突破力がある選手。クロスの精度もあるので、気をつけないといけない。とにかく彼には縦に突破をさせないことだ。 ボランチの稲垣は1対1に強く、セカンドボールを拾う能力がある選手。また運動量があって、いろんなところに顔を出すのでしっかりマークしなければいけない。 ボランチの青山は攻守の大黒柱。攻撃が彼のところから始まる。また彼の縦パスには注意。しっかりプレスをかけて縦パスを入れさせないことだ。 左サイドバックの椋原は上下動を厭わない運動量が持ち味。サイドをどんどん駆け上がってクロスを上げるか、中に入ってくる。彼のところの左サイドが広島の攻撃の中心なのでしっかり抑えたい。 右サイドバックの丹羽は本来はCBの選手。しかし、試合をこなしてサイドバックらしくなってきている。クロスの精度も上がっている。もともと守備が堅いだけにここを破らないと点は取れないと考えた方がいい。 控えのサイドバックの高橋は激しい上下動でサイドを突破してくる。またドリブルも得意で、縦に突破してくる。途中交代してきたら彼のサイドを抑えることが勝利につながる。 控えのMF柴崎は足元の技術をもった選手で、高い戦術眼を誇っている。途中交代で出てくるはず。広島の攻撃の要だけに彼を抑えることは広島の攻撃を抑えることにつながる。 控えのFW皆川は上背があり、力強いFW。ポストプレーが得意なので高い位置でボールを収めさせないようにしたい。 広島予想メンバー 39パトリック 10フェリペシウバ 18柏 44アンデルソンロペス 15稲垣 6青山 43椋原 4水本 5千葉 40丹羽 34中林 控え GK21廣永、DF3高橋、2野上 MF30柴崎、29森島、8森崎FW22 皆川 広島はボランチの青山からの縦パスが攻撃の合図。ここを抑えないと、危ない場面を迎えてしまう。青山にはしっかりプレスをかけて自由にパスを出させないようにしたい。 ワントップに3人のシャドーがからんで攻撃を仕掛けてくる。 両サイドは高く張り、特に左サイドのバックの椋原が突破、あるいはクロスを入れてくる。 左サイドの攻撃には突破力のある柏もからんでくるので十分に気をつけたい。 また、中央からの攻撃はDFラインやボランチからのロングボールでパトリックにあててくる。DFラインは裏をとられないようにしっかり守りたい。。 広島はカウンターが鋭い。 GKからやボールを奪ってからの動きが速いので注意しなければいけない。特に安易なパスミスはしないように徹底したい。、 また、パトリックは右サイドによく流れて攻撃してくる。 対応する選手は、パトリックのドリブルや突破に気をつけたい。 ただ、前線のパトリックとのそのほかの選手の距離が離れる傾向もある。 できるだけパトリックと他の選手を分断したい。 セットプレーは用心したい。拮抗した展開にはセットプレーで決まる場合が多い。 これまで広島のセットプレーからの得点は少ないが(4点)。上背のある選手が多く。良いボールがくれば危険。くれぐれも気をつけてほしい。 こちらは主にカウンターで攻撃していきたい。相手の守備は堅い。攻撃から守備に戻るスピードも速い。中盤でボールを奪って素早く、手数をかけずに攻撃していきたい。 また広島のサイドバックが高い位置をとるのでそのDFの裏を狙って飛び出して、そこを起点に中に折り返してシュートまでもっていきたい。 広島の守備は4-4-1-1になり2ブロックで守ってくる。 遅攻はサイド、中、サイドとボールを動かし、スペースを広げていき、隙を狙ってボールを入れて行きたい。 また、そのスペースに2列目、3列目の選手が入っていきそこにボールを供給していきたい。 右サイドのアンデルソンロペスの守備が緩いのでそこがウイークポイントか。 彼に厳しくプレスをかけてボールを奪いカウンターを仕掛けていきたい。 セットプレーはチャンス 前節の新潟戦ではFKから2点とった。 高い位置でドリブルでつっかけ良い位置でFKをとりたい。 コーナーは広島はマンツーマンで守る。 ニアに人を配置してすらしてゴールを狙うとかファーから折り返すとか工夫をしていきたい。 広島は強いが、勝てない相手ではない。 新監督になって組織力が上がっているが、まだ、連係は完璧ではない。またブラジル人と日本人数人の能力は高いが、空回りする傾向にもある。 とにかくハードワークをしてボールを動かして、チャンスをつくりたい。攻撃は最大の防御。守ってばかりではやられてしまうだろう。 先制点がポイント。早いうちに先制点をとりたい。 1点では勝てない。複数得点を狙っていきたい。 とにかく勝ち点3をとる。そのためにどんな手段もとる。目標は明確だ。 コンサメインの展望は勝手に叱咤コンサ外伝 孔明ツイッター
プロフィール
名前:孔明(まさあき) リンクはフリーです。 「あ」とか「ああ」、「あああ」 とかいうHNには基本的には削除するかコメントを返しません。 「通りすがり」も同じです。 また、ふざけたHNやコメントは削除します。 コメントはコテハンでお願いします。 そして誹謗中傷のコメントは有無を言わずに削除します。 コンサとの出会いは1996年6月2日の日本電装戦。 それまでコンサの試合はテレビでは見ていたものの、妻とスタジアムに見に行ってすっかり生のサッカー観戦にはまってしまった。 それ以来、アウェーにも何度か出かけ、妻と共々コンサを応援し続ける。 これまでのコンサの思い出は、 1996年9月12日の本田技研戦、ペレイラの負傷退場後の厚別にこだました救急車の音、 1997年5月25日川崎F戦、バルデス3連発の間で厚別のS席で自発的に出たすさまじい声援 1998年12月5日福岡戦、3点目をとられた時の室蘭の静寂 2000年3月12日、エメ3連発で鳥栖のサポータに「幼稚園児の中に大人がいるのは反則だ」と言わしめた鳥栖スタジアムでの開幕戦 2000年7月29日浦和戦、殴り込んでやろうか思ったお行儀の悪い狼藉ファンをだまらせた両サイドの得点 2001年9月15日清水戦、堀井の移籍後初試合でのVゴールに歓喜する劇場(ドーム) 2007年最終戦試合終了後ドームの電光掲示板に写ったCHAMPIONの文字 2011年最終戦で決めた内村の2ゴールで昇格を確信したこと。 など数えきらず。もうコンサなしではいられない。
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