一体何点取ったら良いのかこのチームは。勝ったのは良いが怒りが湧いた試合

2024年07月20日

 4対0の楽勝ムードも4対3で辛勝というミシャサッカーの象徴とも言える
試合だった。
 前半の序盤は一進一退。ただ、両チームの丁寧なビルドアップと言えば聞こえが良いが、あまりも手数をかける攻撃にスローモーな感覚を非常に覚える。
 ただ、相手が機動性があるワントップなのでたびたびそこにボールをいれられ裏をとられも大八がカバーしたり、菅野がナイスセーブだったり。
 こちらもパスを繋げて相手ゴールに迫るもシュートを打てず。
 ロングボールの精度は菅野を中心にいつものように悪い。
 相手のハイキックで髙尾が負傷もテープでまいて大丈夫
 青木が下がって駒井の位置に。駒井が上がる、
 そして先制点はコーナーから。青木のコーナーから大八のドンピシャヘッドが炸裂。1-0。
 そして追加点は思わぬ所から
   髙尾のロングキックがDFの裏にいた武蔵にフリーで渡り、敵味方ともオフサイドディレイだろうと思い込み、相手は武蔵を追わず。武蔵がそのままフリーで行って、左足でシュートは左のポストにあたってゴール。なぜか副審は手を上げず。これはゴールかと期待。VARチェックでゴールが認められる。2ー0相手のDFの足が出ていて、セーフ。
 そのまま前半終了
 そのすぐ後、会場に雷雲が襲来。45分の中断     コンサは円陣を組む
 20時45分から再開

 後半の出だしも良かった。そして雄也が髙尾にパス髙尾が中央でフリーの駒井にパス。駒井のシュートが決まる。3-0 

  これで増々有利と思った。
  そしてダメ押しだと思ったのが武蔵の2点目、チーム全体で4得点目

 青木と馬場ちゃんがワンタッチのパスをして通らなかったが武蔵の前にボールがこぼれ、武蔵のシュートがゴール。4ー0

 これで完全にこの試合はもらったと思ったが
 その後相手は4人代え。そのフレッシュな選手たちに動かれ、相手の攻勢場面が増えていく。相手のヘッドがバーにあたる。ようやくこちらも交代。雄也に代えて近藤。だけ?
 前半から高温多湿の中でマンツーマンで疲労していた選手たちの足がとまる。しかし、交代が毎回遅いミシャ。

 その後相手コーナーから失点。菅野が届かなかった。4-1。これで流れが完全に変わる。
 ようやくミシャは3選手を投入。

  しかしながら、相手の流れを止められない。
そして速めにマンツーマンからゾーンに切り変えないから、マンツーをふりきられ相手のスペースに抜ける動きをされて防戦一方
 そして、相手の左サイドからのクロスにニアをぶち抜かれ失点。

 さらには大八が相手をペナでけってしまい。VARでPKに判定変更

 それを当然のごとく決められる。4-3

 4点差を逆転される恥ずかしいチームにまたなってしまうかと思ったが、その後はなんとか守る。ロスタイムが9分という異常な長さだったが選手たちがなんとか、守って久しぶりに勝利した。

  まったくこのチームは4点差になっても危ない。

 ミシャはインタビューで70分はわれわれのゲームだったが。残りは相手のゲーム。サッカーではあることと言っていたが、それはあなたが監督だからだろう。

 ただ、良かったのは前半で髙尾が怪我をした時にミシャが青木を読んで、駒井に代えて青木を中盤に下がらせたことだろう。これで中盤のパスの流れが非常に良くなった。

 ここから前半2点をとれたとも言える。しかし、この人は自分でその流れを止めてしまう。

  普通の監督なら、4点とって流れが悪くなったら、直ぐ複数人交代し、マンーマンから、ゾーンに変えるだろう、と言うか、最初からマンツーマンをやらないか。

  得点が獲れたのはマンツーで相手のパスをカットしていったためともいえるが、その選手たちの努力を無駄にしそうなことをする監督だから本当に許せない。

  確かにマンツーで疲れた選手を複数代えても流れは変わらなかったが、もう少し前に変えていたら、マンツーからゾーンだいぶ前に変えていれば失点は1点位防げていたかもしれない、そう思うと本当に怒りしかわかない。
 
 今日は下位チームが勝って、降格圏チームが入れ替わった。まあ、いまさらここまで借金あるから仕方がないともいえるが、4対1と4対3とは2点違う。
  もう得失点差など意味がないという人もいるだろう。

 しかしながら、こういう所にも気を配って失点を抑えにいかないと奇跡は起きてこない。

   4点取って嬉しいが、3失点は全然嬉しくない。
 
  最悪の結果は、免れたが、今更言っても仕方ないが、ミシャが指揮を続ける限り得点をいくらとっても安全圏などないだろう。

 しかし、武蔵がなんとか無得点の呪縛を免れたことと、サンチェスが足元もうまく、これから期待できそうな選手だということ。

 今日のこの対戦は無用にパスをまわすチームの対戦だと思っていたが、そのとおりになり、前半などこの両チームはいまだにこんなサッカーをまだやっているなとさえ思わせたが。

  さすがに浦和はそれでも縦に速い攻撃も混ぜてきて危ないシーンが多かった。そこで失点しなかたのも勝利の一因だろう。

 この試合に勝てたのも武蔵が点を獲れたのも相手が浦和だったからということ言えるし、まったく霧が晴れたと思わない方が良いだろう。


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