ただパスを回すだけ。縦の速い攻撃ができなかったことで攻撃力が半減した。

2023年09月16日

 0対1で敗戦。チャンスがあるものの決定力もないし、打開力もない。

 ただただ、サイドにつけてそこからいったんスピードダウン。相手の守備の人数だけ増やしてそこに無理やりスペースをこじ開けさせようとする。

 しかし、正確なパスの精度がないからシュートすら打てず。この端的な例が開始早々のルーカスのシーン。右サイドで完全にフリーになってシュートを打てばゴールの可能性があったのに、シュートを打たず、真ん中に団子になっている集団にパス。案の定相手にとられる。

 得点の可能性があったのは桐耶が自力でドリブルし上がって左サイドを突破したシーンこのシーンは前線に入っていく人数が少なくコーナーに

 この日もコーナーはかなりの数があったと思う。しかし、まったく点にならず。そもそも工夫がない。ただ蹴るだけ、そして前線で突っ立っているだけゆえに、極端にいえばボールが来ても待っているところに頭に当たるのを待つしかないから、頭にあたる確率は少ない。当たっても、伸び切った状態でヘッドせざるを得ない状況にもなる。

 昨日のコーナーの練習ではこぼれ球を狙う練習だったがこぼれても前にスペースがなく、ほとんどが枠の上
 少しコーナーの攻撃を考えたほうが良い。相手はマンツーマンとゾーンの併用だったからマンツーマンにつかれている選手を横に走らせマークをずらしスペースを生じさせ何人か後ろからスぺースに入っていくとか。ただただ。確率の少ない待っている状態では確率的にはフリーでヘッドを打てる確率は50%以下だろう。
 
 そして今日は全体的に運動量がなく、相手のボールフォルダーにも寄せる出しが遅くボールが奪えない。遅れて行くからイエローを貰う。

 失点はいつものよく見る失点だった。左サイドからのカウンターから人数が少なく守っているところをスぺースに入られそこからシュートを許した。1点ならなんとかなるかと思ったがその後もほとんど遅攻だからよほどのことがない限り得点する可能性は低い。
 たまにカウンターを見せても小柏が持ち上がって荒野にパスをするがシュートは低くDFに当たってしまう。

 前半はシュートをうたず、ただただコネまわして時間を使ってしまった。

 後半、頭から2人くらいは代えたほうが良いと思うがミシャはいつものように動かず。

 宮澤はヘロヘロ状態だったがなぜか代えず。危ないシーンも何度かあったが相手のシュートミスに助かる。

 ミンテのミスからボールをもった雄也が1対1でGKに防がれたシーン。
 
 そして非常に惜しかったシーンは小柏がドリブルして自ら行ったシーン。相手にコースを切られシュートするも左ポストに当たってしまったシーン。
 
 また、浅野がゴール前で振り向きざまに打ったシュート。惜しくもGKに当たってしまうが。こういうような個人での思い切りさがないとゴールなど生まれない。

 ただただ、狭いスペースばかりで空けようとして狭いエリアで横パス縦パスを入れるサッカーばかりでは点などとれない。最後は途中出場の大八を前線に上げるが、いつものように後ろからただ前線にロングボールだけ。

 せっかくサイドにボールが行ってようやくサイドからクロスを入れるかと思ったらなぜか?ルーカスは横にドリブル開始、結局ボールを取られてジエンド
 こういうこともまったく依然として徹底されていない。

 ホームでなんのわくわく感もない試合をファン。サポーターにまた見せてくれた。

 今日の試合はとにかくスピード感がなかった。お約束のようにパスをただただつなげて サイドに持っていってた前線に高さがないのに工夫のないクロスや前線で待っているだけの選手にパスをする。ゆえに貰った選手は相手に簡単に寄せられてシュートすら打てない。

 前線5人がただ張り付くだけ。後ろに下がってスぺースを作ってそこに違う選手が入っていくような工夫もしないからスぺ-スなど生まれない。 

 前線から相手のDFの裏を狙ってのパスもまったくなかった。工夫ある攻撃はほとんどなし。
 
 また、順番はまだしも交代もいつものように遅く、効果的な交代とはならなかった。

 昨日の練習では紅白戦はしなかった。戦術練習では主力とサブを分けて低い位置でビルドアップをして、シャドーが降りて真ん中からワンタッチでサイドに振って中に入れてシュートという練習を繰り返していた。しかし、今日の試合ではまったくそんなシーンがなかった。

 そしてだれもマークに付かず、フリーでやっているからあまり実戦に向かないのではないかと思った。こういう練習は大事だが週の前半とかにやる練習ではないかとも思った。

 最後の練習こそはフルコートを使った紅白戦の方が良いと思う。
 
 そうすれば少しは実戦に役に立つだろう。まあ素人の考えなのでなんとも言えないが。

 もしかしたら湘南のスカウティングがその練習を見ていて、前線にマンマークでマークをつかせそうさせないように仕掛けていたようにも思う。

 いずれにしてもこちらのサイドにボールを寄せて、中をしっかり締めてサイド攻撃一辺倒にさせるという戦術だったんだろう。見事にそれにはまってしまった。

 それならドリブルを仕掛けるとかワンタッチで剥がすとか工夫のある攻撃をすべきだった。そういう攻撃ができない以上、引いた相手には点などとれない。
 とにかく攻守の切り替えが速い相手には縦の速い攻撃が必要。これがまったくできなかったのが敗因だったろう。


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